【言志耋録 15条より】
学を為すの初めは
固(もと)より
当(まさ)に
有字の書を読むべし
学を為すこと
之れ熟すれば
則ち宜しく
無字の書を読むべし
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学問のし始めは
いうまでもなく
字のある書を
読まねばならない
学問が上達してくれば
字のない書
即ち
天地自然の理法
社会の実態
人情の機微などを
読みとらなければならない
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あなたは
書物を読んだ後に
目に見えないものを
読んでいきます