【言志耋録 25条より】
志を持するの工夫は
太(はなは)だ難し
吾れ往往にして
事の意に忤(さか)うに遭えば
輒(すなわ)ち
暴怒(ぼうぬ)を免(まぬか)れず
是れ
志を持する
能わざるの病なり
自ら恥じ
自ら怯(おそ)る
書して以て警と為す
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志をまげずに
持続することの工夫は
大変難しいものである
自分は時折
事柄が自分の思い通りに
ならないような場合に出会うと
あらあらしく
怒り出してしまう
これは
志を持続することの
できない病である
自ら恥じ
自ら恐れるものである
ここに
これを書いて
自分のいましめとする
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あなたは
志通りにいかない時でさえも
自分を戒めながら続けていきます