【言志耋録 64条より】
「悪を隠し善を揚ぐ」
人に於ては
此くの如くせよ
諸れを己れに用いること勿れ
「善に遷(うつ)り過を改む」
己れに於ては
此くの如くせよ
必ずしも諸れを人に責めざれ
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他人に対しては
「その人の悪を隠し、善を揚げる」
ことがいちばんよいが
これを自分に適用してはいけない
自分に対しては
「善に移り、過を改む」
ようでなければならないが
これをもって
他人を責めることは間違っている
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あなたは
自分の間違いは
すぐに正し
善の行動をとることができ
他人を見つめるときには
良い部分をみることが
できます