【言志耋録 33条より】
得意の事多く
失意の事少なければ
其の人知慮を減ず
不幸と謂う可し
得意の事少なく
失意の事多ければ
其の人知慮を長ず
幸いと謂う可し
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平常得意の事が多く
失意の事が少なければ
真剣に考えることがないから
思慮分別が減少してゆく
実に
不幸といわなければならない
これに反して
得意のことが少なく
失意の事が多ければ
まずい事をはねのけようと
種種思いめぐらすから
智慧や思量が増えて行く
却(かえ)って
幸いであるといってよい
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あなたは
どのような状態を
幸と捉えるかで
人生は好転していきます