「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本を教科書にして、

引き寄せの法則についてまとめてきました。

次のステップとして、

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本があるので、こちらをご紹介したいと思います。

 

脳内妄想やきっと叶うで納得できるのか?(エイブラハム) 

古いストーリーの例(エイブラハム) 

新しいストーリーの例(エイブラハム)

 

お金と引き寄せの法則まとめ1(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ2(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ3(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ4(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ5(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ6(エイブラハム) 

お金と引き寄せの法則まとめ7(エイブラハム) 

お金と引き寄せの法則まとめ8(エイブラハム) 

お金と引き寄せの法則まとめ9(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ10(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ11(エイブラハム) 

 

 

★注意喚起★

暴力的な場面に遭遇しない方法補足・赤ペン 

悪質なパクリは赤ペンします

引き寄せと鏡の法則について

悪質なパクリの赤ペン(引き寄せ界隈)

引き寄せの法則は無料です

 

という記事の続きです。

 

ここまでは、

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本の、

転換と肯定的な側面の本と、

お金を引き寄せ、豊かさを実現するという箇所を、

ご紹介しました。

 
長くなったので、一旦区切る為に、まとめています。
 
こちらでお伝えしているのは、
宇宙法則の引き寄せの法則です。
潜在意識をどうこうする引き寄せではないです。
解釈が真逆になりますので、
潜在意識系の方は読むのをご遠慮下さい。
(ちなみにこういう風に書くのも法則が働いているからです)
 
 

あらゆるものには二極あるという法則がありますが、
これについてエイブラハム達は、
 
すべての物事は実は二つの事柄だ。

望むことと、
望むことが満たされていないことである。

これは棒の両端のようなものだ。

一方の端はあなたが望むことで、
もう一方の端は
望むことが満たされていない状態だ。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
という風に棒で例えていました。
病気の場合だと、
 
だから「身体的な幸福」という
棒の一方の端は「元気」で、
もう一方の端は「病気」である。 
 
しかし「身体的な幸福」という棒の
ネガティブなほうを見たからといって、
すぐに「病気」になるわけではなく、
たくさんの棒の
「望んでいないと知っているほうの端」を
何度も何度も見ていると病気になる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
一本の棒の病気の方の端を見たから、
すぐ病気になる訳ではなくて、
沢山の棒の望んでいない方の端を何度も何度も見ると、
病気になります。
波動の預託口座という例えも出てきました。
 
人生を生きて望むことと
望まないことに気づくなかで、
あなたは一種の「波動の預託口座」を開設する。

その口座には、
あなたが望むことと
あなたの波動がマッチして
体験が実現可能になるまで、
願望の対象が預けられている。

しかし、望んでいることが実現する前に、
それについて
明るくていい気分になる方法を
見つけられなければ、
それは閉じたドアの向こうにあるだけで、
ドアは開かない。

だが、考えていることの肯定的な側面を探せば
─そして思考プロセスを占領している
さまざまな可能性のなかで、
肯定的な側面を意図的に選べば
─ドアは開いて、
望むすべてが簡単に
経験のなかに流れ込んでくる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
あらゆる物事のポジティブな方、
肯定的な側面を探して、
思考を向ける様にし続けているなら、
願望も実現しますよということでした。
 

自分は欲しくないと言い出す人は、
それまでさんざん欲しがって欲しがって、
それでもすべての物事は
実は二つの面を持つと理解していないので、
欲しいものより欲しいものの欠乏のほうに
関心を向けていることが多い。

それで、欲しいものの欠乏ばかりを
引き寄せている。

そのために、ついにへとへとになる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 
すべてのものごとは二つの側面があるということは、
望むこと、欲しいものに思考を向けているのか、
望まないこと、欲しいものの欠乏に思考を向けているのか、
そのどちらかしかありません。
どっちかを選んでいる時は、反対側は選べません。
望むこと、欲しいものの方に思考を向けていれば、
望まないことや、欲しいものの欠乏が、
実現することはない、ということでもありますよね。
 
望むことというのは、
いい気分がする考えのことです。
いい気分がする考えは、
内なる存在と一致した考えになります。
 

あなたが差し出すどんな思考も言葉も行動も、
より広い視点という背景のなかに置かれている。

それどころか、
これは望むことではないと
はっきり気づいた時点で、
それでは何を望むかが明確になるのは、
あなたが望むことにその大きな部分が
集中的に関心を注いでいるからだ。

望むほうへ思考を方向づけようと
日々意識的に努力しているうちに、
あなたはだんだんと明るくていい気分になっていく。

明るい思考で活性化された波動は、
もっと大きな「見えない世界」のあなたの波動と
だんだん一致していくからだ。

明るいことを考えたいという願いが、
「内なる存在」のより広い視野に
調和する方向へと
あなたを導いていく。

それどころか、
考えていることの波動が
「内なる存在」の思考の波動と
一致しなければ、
本当に明るくていい気分になることはあり得ない。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

明るくていい気分になる考え方というのは、

内なる存在と一致しているということで、

言い換えると、

”「内なる存在」の思考の波動と
一致しなければ、
本当に明るくていい気分になることはあり得ない。”

ということでした。

 

明るくていい気分になる考えを選び、
自分が望まないことではなく
望むことを語るようにしているうちに、
より広くて賢い「内なる存在」の波動と
だんだん周波数が合うようになる。

物質世界で生きて経験を重ねながら
「内なる存在」の「より広い視野」と
波動を合わせられれば、
それはなによりも素晴らしいことだ。

そうなったら
「より広い視野」と波動が調和して、
「より広い視野」で世界を見ることができる。

自分の世界を「源」の目で見る眺めほど、
素晴らしいものはない。

すべてが見通せるこの波動の見晴らし台に立てば、
世界のなかで

これこそ最高と感じるものとだけ調和する

─したがってそれを引き寄せる─
プロセスが始まる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 
いい気分になるような考え方を選ぶ
というのを続けるうちに、
”より広くて賢い「内なる存在」の波動と
だんだん周波数が合うようになる。”
ということです。
 
気分よく感じることほど重要なことは
何もない。

明るくていい気分は、
あなた自身のより大きな意図と
調和しているということだから。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
感情というのは、
自分の進むべき方向を指し示す、
羅針盤になるんですね。
 
何を考えるかを意図的に決めることは
そう難しくない。

あなたがたは食べる物や運転する車、
身につける衣類にこだわる。

意図的に思考しようとするのも
それと同じで、
そうしたこだわり以上に大変なわけではない。

だが、自分が最高の気分になれる側面に
思考を向けることを学べば、
食事や車やワードローブを選ぶより
はるかに素晴らしい人生が実現する。

この文章を読んで、
そうだ、確かにそのとおりだ、
と共鳴するものを感じたら、
これからはネガティブな感情がわくたびに、
これはもっと生産的で自分のためになる方向へ
思考を導く大切な指標だと気づくだろう。

言い換えれば、ネガティブな感情がわいたのに、
今望まないものを引き寄せていると
わからないままでいることはなくなる。

自分の感情とそれが示す指標を意識すると、
とても重要なことが起こる。

なぜなら、自分のネガティブな感情が
何を意味するかに気づかなくても、
その瞬間ネガティブな引き寄せは
起こっているからだ。

だから、感情を理解すれば
人生経験をコントロールできる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
他の記事でも何度も書きましたけれども、
感情というのが霊的な進化発展の鍵になります。
 
「人間の感情って、随分、厄介なのですね……」

マヤはポツリとつぶやいた。

「この宇宙空間において、地球人類の『感情』というものは、
重要なファクターのひとつです。

宇宙の進化の歴史をひも解いてみると、
この広大な宇宙のある時空領域では、
感情というものは進化の妨げになるという理由から、
感情を切り離してしまった者たちが存在します。

しかし、彼らはある一定のところまで進化した後、
それ以上先へは感情というファクターを
使わなくては進めないということに、
ようやく気がづいたのです。

ある一面からとらえれば、
理性的な判断を邪魔する感情というものが存在しますが、
それは感情というものが持つひとつの側面に過ぎません。

よろしいですか。

方向性を指し示す羅針盤となるものもまた、
感情なのですよ。

目先の進化の邪魔になるからという理由で
排除するのではなく、
感情を自分の意思でコントロールして
有効活用することが大切になるでしょう。
 
そのためには、自分自身のパターンを良く知ることです。
 
自分の心の闇をも、淡々と見つめることです。

感情という流れを押さえ込もうとしても、
発露を見出せない感情は凍りつき、
集合意識の底で氷の柱になり、
いずれは巨大な水量となって決壊することでしょう。

ごらんなさい、この正二十面体のように、感情にも、
さまざまな側面があるということを理解してください」

「自分自身のパターンですか……?
長所は短所、短所は長所になるのかな」

マヤは自分のパターンについて考えをめぐらせていた。

「よく覚えておいてください。
心を物差しではかるのではなく、心で世界をはかるのですよ」

アヌビスの凛とした声があたりに響き渡り、
その声に呼応するかのように、正二十面体は
キラキラと輝きながら回転を続けていた。

それはまるで記憶の扉のように、
一つひとつの三角形から、さまざまな感情へと
アクセスできるようだった。

同じひとつの現象でも、
いろいろな見方、感じ方があるように、
感情は人と人をつなぐ接続点になる。

共感をいだき、多角的にとらえることを助けてくれるのだろう。

「人は忘却のヴェールで心の痛みを覆いつくし、
しばし闇のなかで自分を取り戻そうとします。

しかし、ご自分の心の闇を恐れていては、
同じことを何度も何度も繰り返してしまうでしょう。

この正二十面体は、言えなかったこと、伝えられなかった気持ち、
流せなかった涙の結晶でもあるのですよ」
 
「宇宙の羅針盤・上」(辻麻里子著)より
 
宇宙的な歴史から見ると、
長く続いた宇宙戦争の中で、
自分達の弱点を知られない為に、
感情を抑えつけてしまった種族とか、
進化の為に感情を切り離した種族とかがいるそうです。
その為、ある程度進化したところで、
それ以上進めなくなってしまったということがあり、
感情の使い方というのも、
進化する為の課題になっています。
”感情を自分の意思でコントロールして
有効活用することが大切になるでしょう。”
とある様に、まず自分の感情に気付く必要があります。
 
ちなみに「フラワー・オブ・ライフ」第1巻

(ドランヴァロ・メルキゼデク著)には下記の様な説明があります。 

 

その時に介入してきたもう1つの種が
大いに問題を生じさせたのです。

これらの存在は
近所にあたる火星からやってきました。
(これが奇妙に聞こえるのは
わかっていますが、
リチャード・ホーグランドの
ような人たちが語り出す前であった
1985年頃にはもっと奇妙に聞こえたものです)。

世界中に展開してきた状況から、
この種族が
大きな問題の原因となっていることが
明るみに出てきました。

秘密政府と
世界中の兆億長者
(億万長者のはるか上をいく)
たちは火星人の一族か、
または感情・感情体をほとんど
あるいはまったく持たない
火星人の遺伝子を
受け継いでいるのです。
 
「フラワー・オブ・ライフ」第1巻
(ドランヴァロ・メルキゼデク著)より 

 

所謂支配者層は、

感情がないので、進化発展の道には進めません。

 

以前ご紹介しましたが、

望まないことで、成長しなくなるパターンがあります。

 

ジェリー わたしたちの社会では、
ほとんどの人が25歳から35歳くらいになると
成長や発達が行き止まりになるように思われます。
念願のマイホームも手に入れた。
ライフスタイルもそなりに決まった。
仕事でも落ち着いた。
信念や政治的意見や宗教的な信条も
ほぼ固まっている。
個人的な経験ということでも、
ほとんどすべきことはなし終えた。
そんな感じです。
どうしてそういうことになるのか、
教えていただけますか?

エイブラハム それはなすべき経験をすべて
なし終えたというよりも、
もはや新しい経験を引き寄せなくなった、
ということだろう。

新しい経験をすれば興奮も欲求も高まる。

だが、そのような人たちの多くは
もう欲求を意識して差し出すことをしなくなる。

多かれ少なかれ現状であきらめているのだ。

現状にだけ関心を向けていれば、
現状維持になる。

望むことに関心を向ければ、
変化を引き寄せる。

それに、
要するに「法則」がわかっていないことから生れる、
ある種の自己満足もあるだろうね。

ほとんどの人が意図的に成長を望むことを
やめてしまうのは、
「宇宙の法則」を理解していないからだ。

それで矛盾した考えを提示してしまい、
求める結果が得られない。

自分に何ができるかという信念と
自分が達成したい欲求とが一致せず、
いくらがんばってもいい成果が出ないと、
いつかはくたびれて嫌になってしまう。

「宇宙の法則」をきちんと理解し、
自分の考えを穏やかに
自分が望む方向へと向ける練習を始めれば、
すぐ前向きの成果が生まれる。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

”もう欲求を意識して差し出すことをしなくなる。
多かれ少なかれ現状であきらめているのだ。
現状にだけ関心を向けていれば、
現状維持になる”

とあります。

逆に、”望むことに関心を向ければ、
変化を引き寄せる。”

 

地球さんは進化発展の道に進んでいるので、

欲求を意識して差し出す生き方、

いい気分になる様な思考を選択し続けないと、

後方に置き去りになります。

 

例えばあなたの「内なる存在」は
あなたの価値に焦点を定めている。

だから、あなたが自分の欠陥を気にすると、
波動が一致せずに衝突して嫌な気分になる。

あなたの「内なる存在」は
愛を感じられることにだけ焦点を定めることを選ぶ。

だから、あなたが誰かあるいは何かの
嫌な部分に焦点を定めると
「内なる存在」と波動がずれてしまう。

「内なる存在」はあなたの成功にだけ焦点を定めている。

だから、自分がしていることは
失敗だという見方をすると、
あなたは「内なる存在」の視点から外れてしまう。

 

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 
自分や自分以外の誰かの嫌な部分に焦点を定めると、
望まない方に思考を向けていることになります。
 

望むものが得られないのは、
望んでいないからではない。

望む対象の欠落に焦点を定めているからだ。

だから「引き寄せの法則」によって
思考の対象(望むものの欠落)が
引き寄せられてくるのだ。

何かを望み、そのあとで
「だが、前にも望んだが得られなかった」
と考えれば、
あなたの関心は望むものの欠落に向けられる。

だから「法則」によって
欠落が引き寄せられてくる。

望むもののことを考えれば
気分が高揚し、ワクワクして前向きの気持ちになる。

だが、望むものの欠落のことを考えれば、
ネガティブな気持ちになる。

失望を感じる。

その失望は
「感情というナビゲーションシステム」が
「あなたの求めるものに思考を向けていない」
と教えてくれるのだ。

だから試しに少しだけ望んで、
その望むもののことを考え、
前向きな気持ちになればいい。

そうすれば失望は消える。

そして望むものに思考を向ければ、
その対象が引き寄せられる。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

という箇所を以前ご紹介しています。
 
どっちかしかないので、
”望むものが得られないのは、
望んでいないからではない。
望む対象の欠落に焦点を定めているからだ。”
ということになります。
 
よく、引き寄せ界隈で言う、
願いが叶う、叶わないというのは、
望む対象の欠落に思考を向けている状態ですね。
叶っていないという表現は、
あまり相応しくないと思います。
 
ほかの人がどう評価しようと、
自分がその評価を気にしなければ、
引き寄せの作用点にはなんの影響もない。

自分の経験とほかの人の経験を比較し、
ほかの人たちのほうが成功していると考えたら、
自分のなかの欠乏感が増幅される。

すると自分のほうが「下だ」
という感情が活性化する。

また、ほかの人の豊かでない経験に
注目していても、
豊かさを引き寄せる場所には行けない。

あなたは自分が考えていることを
引き寄せるのだから。

あなたが引き寄せること
─あるいは押しのけること─は、
ほかの人の行動とはいっさい関係がない。

豊かだという気分が大きくなれば、
たとえ現在はそれにふさわしい豊かさが
実現していなくても、
常に豊かさが引き寄せられてくる。

自分がお金についてどう感じているかに
注目するほうが、
ほかの人の行動に目を向けるより
はるかに生産的だ。

経験のなかにさらに多くのお金を
引き寄せることは、
多くの人が考えているよりも
はるかにやさしい。

必要なのは
自分自身の思考の波動バランスを
整えることだけだ。

もっとお金が欲しいと思い、
でもお金が手に入るかどうかを
疑っていれば、
バランスはとれていない。

もっとお金が欲しいと思い、
自分より豊かな人に腹を立てていれば、
バランスはとれていない。

自分はダメだ、不安だ、ねたましい、
不公平だ、腹立たしいなどという感情を抱くのは、
「感情というナビゲーションシステム」が
あなたに自分の願望と同調していないよと
教えているしるしだ。

たいていの人は、お金についての
自分の波動を整えようと努力していない。

その代りに不公平を指摘し、
お金いついて何が正しくて
何が間違っているかを決めようと試み、
それどころか
文明社会のお金の流れを調整する代わりに、
法律を押し付けようとして何年も、
それどころか一生を過ごしている。

実は
─外的環境をコントロールする試みに比べれば─
ほんの少しの努力で、
非常に大きな見返りが得られるのに。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
”望むもののことを考えれば
気分が高揚し、ワクワクして前向きの気持ちになる。
だが、望むものの欠落のことを考えれば、
ネガティブな気持ちになる。
失望を感じる。
その失望は
「感情というナビゲーションシステム」が
「あなたの求めるものに思考を向けていない」
と教えてくれるのだ。”
とありました。
また、
”自分はダメだ、不安だ、ねたましい、
不公平だ、腹立たしいなどという感情を抱くのは、
「感情というナビゲーションシステム」が
あなたに自分の願望と同調していないよと
教えているしるしだ。”
ともあります。
 
ネガティブな感情が湧く考えは、
求めるものに思考を向けていない、
願望と同調していないということですよね。
”言い換えれば、ネガティブな感情がわいたのに、
今望まないものを引き寄せていると
わからないままでいることはなくなる。”
ということでもあります。
 
どうも明るい気分じゃないなと感じたら、
そこで立ち止まって、
「明るくていい気分になる以上に
重要なことは何もない。
明るくていい気分になる
理由を見つけたい」
と自分に言えば、
思考はいい方向へ向かうし、
そうなればさらにいい思考へつながっていく。

明るくていい気分になる思考を探す習慣がつけば、
周りの環境も改善される。

「引き寄せの法則」によって必ずそうなる。

明るくていい気分でいれば、
宇宙があなたに協力し、
扉が開くのを感じる。

嫌な気分でいれば宇宙は協力をやめ、
ドアが閉じると感じるだろう。

ネガティブな感情がわくときは必ず、
自分が望む何かに抵抗しているし、
その抵抗が悪影響を及ぼす。

身体に悪影響を及ぼすことも、
あなたが経験に引き寄せるはずの
素晴らしいことに悪影響を及ぼすこともある。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
すぐにいい気分に転換出来る訳ではなくても、
いい気分ではないと自覚する→
明るくていい気分になりたいと思う
ということだけでも、
思考の方向をポジティブな方に向けることになります。
”明るくていい気分になる思考を探す習慣”をつける様にすれば、
”周りの環境も改善される”
ということです。
 
 
先日、娘と学校で使うものを買いに行った話を書きました。
暇だなと思っている時に、
買うつもりがない商品を見ていたら、
いつの間にか、高いから買えないわ!と考えていました。
 
この時、激しく感情が動いた訳ではなくて、
商品を見て、高いなーと考えていたのだけれども、
じゃあ、いい気分か?いい気分ではないか?と考えると、
いい気分ではないですよね。
漠然と嫌な気分になっているのだけれども、
気を付けて感情を観察していないと、
見過ごしてしまう程度の感情の動きなので、
そのままスルーすることが多いパターンです。
 
”だが、そのような人たちの多くは
もう欲求を意識して差し出すことをしなくなる。
多かれ少なかれ現状であきらめているのだ。
現状にだけ関心を向けていれば、
現状維持になる。”
という箇所をご紹介しましたが、
こういう感じで、惰性で同じパターンを繰り返している、
ということが多いなと思いました。
だから大きな変化が起きて来ないんですね。
(ここをずっとガイド達に変えなさいと指摘されています)
 
その後に、他のお店に寄って、
娘がお腹が空いたからお茶したいと言うので、
いつも行く喫茶店へ向かうと、
閉店していて改装中になっていました。
駐車場が商品を購入した分の2時間は無料なんだけど、
飲食すれば更に1時間分無料になるから、
寄ることが多かったんだよね。
でも、他のお店を探しに行くと時間がかかるから、
パンかお菓子を買って、家で食べなさいと言うと、
「えーどっかに入りたい!」と。
 
車で他の場所に移動するか、
歩いて近くの別の店を探すかと迷って、
他の場所に車で移動する場合は、
慣れないお店だと運転に自信がないので、
近場で探すことにしました。
 
娘が希望した車で移動する必要のあるお店は、
そこから向かうと、
信号のない混雑した道路で右折、右折を繰り返すことと、
駐車場の空きがいつも少ないのね。
でも、思い返せば娘に会う前に、
そのお店に久しぶりに行きたいなと考えていたので、
あーこれも引き寄せたんだなと思いました。
いつも車を運転する時は、
左折か、信号で右折出来る様に遠回りするので
右折、右折をする場所は無理だと感じたのだけど、
流れに乗って、思い切って行ってみても良かったのかな、
とも思います。
 
この時、自信がないよ!というのもネガティブな方に、
思考が向いている感じです。
自分としては些細なことなんだけど、
あー否定とか拒否だなと感じました。
あのお店に行きたいな!
何とかなるよね、取り敢えず行こう!とは思えなかった。
 
車では移動せずに、ウロウロ歩いていると、
すぐ近くにイタリアンレストランがあったので、
そこでデザートを食べました。
 
美味しかったし、
お店の雰囲気も良くて店員さんも感じ良くて、
とっても満足したのだけれども、
結局、駐車場は無料の2時間には間に合わなくて、
(10分くらい過ぎていた)
150円支払って駐車場を出ました。
 
で、その時も、
あー150円が勿体ないと考えているなと、
気付きました。
 
この状況では、
150円だけで済んだ!と言う風に、
考えることも出来る訳ですよね。
でも、勿体ない、損した!みたいな気持ちになる。
これはやっぱりネガティブな方の、
棒の端ばかりを見ているからです。
 
最初のお店で高い!と考えた時から、
あんまり転換出来ていなかった、
ということでもあるし、
こうやって、深く意識せずに、
漠然とネガティブな思考を積み重ねてきたんだな、
ということでもあります。
 

自分が何について考えたいか
というはっきりした意識を持たずに、
自分が欲していない周りの世界の出来事の思考という刺激に
文字どおり爆撃されていると、
自分が選択しなかったものをたくさんの経験のなかに
取り込んでしまう。

これが惰性によって創造する、
ということだ。

はっきりした意図もなしに
何かに思考を向け……それについて考え、
したがって、それを─欲していてもいなくても─
引き寄せてしまうのだ。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 
という箇所をご紹介していますが、
はっきり意識して、
ポジティブな側面を見て行こう!と決めないと、
否定消極の法則があるので、
どうしてもネガティブな思考に陥りやすくなります。
 

(十六)否定消極の法則

人間そのものは、否定的力によって
自己が断続的奴隷状態にある責任をとる、
唯一の表現物である。

否定消極は、否定消極の上に育ち成長する。

だから人間の否定的想念が
自分自身の中に否定消極を育て成長させ、
それに応じて自己を強く、より強く束縛する。

この問題を解決するには、
自分のこころをいつも積極的調和的思念で
充満しておくことである。

 

「秘教真義」(M・ドーリル博士著) より

 

”自分のこころをいつも積極的調和的思念で
充満して”おかないと、

ネガティブな方、ネガティブな方に、
引っ張られてしまいます。
 
だからエイブラハム達は、
意図的に選択して創造しようと伝えていますよね。
 

あなたがたは思考への刺激が多い社会に
暮らしているから、
その刺激をオープンに受け入れていると、
ますます多くの思考を引き寄せることになる。

あなたがたが対処する時間もなく、
また対処したいとも思わないほど
たくさんの状況や出来事や
人々が襲来するだろう。

メディアに1時間触れているだけで
とんでもない刺激を受ける。

すっかり圧倒されてしまい、
完全にメディアから自分を切り離し、
すべてに対して
自分を閉ざしてしまう人がいるのも不思議ではない。

あまりに多くの刺激が短時間にやってくるからだ。

そこで「節目ごとの意図確認プロセス」が
問題の解決策になる。

ここで書かれている言葉を読んでいるうちに、
混乱は消えて絶対的な明晰さが現れるだろう。

コントロール不能だという気持ちはなくなり、
コントロール可能だと思えるだろう。

そして多くの人にとっては、
よどんだ停滞した気分がなくなって、
生き生きと輝かしく前進しているという感覚が
生まれるだろう。

混乱が起こるのは一時にあまりに多くのことを
考えるからで、
一つの思考に絞れば明晰でいられる。

そしてどの思考にも
「引き寄せの法則」が作用する。

一つの思考を提示すれば、
「引き寄せの法則」が直ちに働いて、
その思考にさらに多くの刺激が与えられる。

思考から思考へ、思考から思考へと
飛び移れば、「引き寄せの法則」によって、
それぞれの思考にまずます多くの思考が
与えられる。

だから、あなたがたは圧倒されてしまう。

「引き寄せの法則」によって
とんでもなく大量の情報が集まってくるからだ。

情報はあなたがたの過去からやってくることも多いし、
近しい人たちからやってくることも多い。

結果はいつでも同じだ。

あなたがたはあまりに多くのことを考えて、
どの方向にも進めない
─もちろん、結果として苛立ちや混乱に襲われる。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

節目ごとの意図確認をご紹介していますが、

一度に沢山のことを考えないで、

節目ごとに一つに絞って行こう、

という方法です。

 

いちばん優先して考えたい事柄を選べば、
「法則」つまり「宇宙」がその特定の思考に関する
思考や情報をさらにたくさん与えてくれる。

あちこちから
─対立したりぶつかりあったりする方向からも─
やたらに思考がやってくるのではなく、
最初に提示した思考に調和した
思考や出来事が訪れるだろう。

だから明晰で曇りのない気持ちになれるし、
もっと大事なことに、
自分の創造が前進していることが理解できる。

同時にたくさんのことを考えていると、
焦点の定めどころも力も拡散してしまう。

だが、その瞬間に最も重要なことに
焦点を定めれていれば、
力強く前進できる。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 
一番大事なものに焦点を定めて行く、
ということですね。
一日を節目ごとに分ける(エイブラハム) 
という記事で、
どういう風に過ごすかの例をご紹介していて、
私も一日中、常にポジティブな思考を維持しようと、
挑戦してみたのだけれども、
結構気疲れしてしまいました。
 
日によっては、
意識しなくても自然と、
ポジティブな思考を維持できることもあります。
一日中、楽しい様ないい気分で過ごせることもありますよね。
でも、私の経験では、それは、
”いいこと”があったから、ずっとご機嫌になっている、
という感じでした。
 
何故、気疲れするのかなと振り返ってみると、
例えば洗い物をしている時に、
洗い物に集中していることもあるし、
別のことをぼんやり考えている事もあって、
ぼんやりも割と私にとっては、
必要な時間なんですよね。
その時間にブログの記事について考えたり、
その後の段取りを考えたり。
そのぼんやりの時に、
”はっきりした意図もなしに
何かに思考を向け……それについて考え、
したがって、それを─欲していてもいなくても─
引き寄せてしまうのだ。”ということが起こるよ!
とエイブラハム達が伝えているので、
もっと!意識して!意図的に!とやろうとすると、
無駄なく効率的に決めたことだけ考えよう!
みたいに極端になり過ぎてしまう感じです。
思考を監視するのではなくて、
基本は、いい気分になるか?いい気分にならないか?
というところで選択するんですよね。
でも、思考を監視するという風に、
感情より思考をベースにしてしまうのです。
 
一日中、思考を選択し続けるというのは、
難しいかもしれないのだけれども、
(私の場合はそうです)
朝起きた時と、夜寝る前だけでも思考を選択すると、
ポジティブな方向に、
修正することが出来ますよね。
 

全然望まないことに
思考の焦点を定めているときには、
もっとポジティブな見方に移るよりも
望まないことをそのまま考え続けるほうが簡単だ。
(それどころか、その思考を裏づける
証拠まで見つかったりする)。

思考はそれに似た思考を引き寄せる。

だから、ネガティブな望まない事柄から
自分が望むポジティブで楽しい事柄に
いきなり飛躍しようとしても
難しいだろう。

二つの思考の波動が違いすぎるのだ。

自分の波動を改善しようと思ったら、
いちばんいい方法は望む事柄のほうへ
徐々に穏やかに、
しかし確実に移行していくことだ。

何時間か(望まない事柄の波動から離れて)
眠って朝目が覚めたとき、
あなたの波動はもっともポジティブな状態にある。

そこでベッドのなかで
人生の肯定的な側面を探してから起き上がれば、
一日を肯定的な流れで始めることができるし、
明るい気分のいい思考に
「引き寄せの法則」が働くから、
明るく元気に一日のスタートを
切ることができる。

言い換えれば、
朝はその日の思考の流れを左右する
新しい波動のベース(設定値)を作る
チャンスなのだ。

一日のどこかで
そのスタートからずれる出来事があるかもしれないが、
いずれは自分の思考、波動、引き寄せの作用点を
─そして人生を─
完璧にコントロールできている、と気づくだろう。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 
”朝はその日の思考の流れを左右する
新しい波動のベース(設定値)を作る
チャンスなのだ。”
ということです。
 
眠っている間は
─身体が意識的に
思考の焦点を定めていないので─
身体は何も引き寄せない。

眠っている時間に「内なる存在」が
あなたの「エネルギー」を再調整し、
身体をリフレッシュして不足分を補充する。

「今夜ゆっくり休もう。
眠っている間はこの身体の引き寄せが停止し、
明日目が覚めるときには再び
物質世界の経験へと
文字どおり生れ直すのだ」
と思って眠りにつけば、
睡眠を最高に生かすことができる。

朝目覚めるのはこの世に生まれ出るのと
あまり変わらない。
この物質世界の身体として
最初に生まれ出た日と同じようなものだ。

だから朝、目を開いたら、
こう言ってみよう。

「今日は明るくていい気分になることを探そう。
明るくていい気分になる以上に
大切なことは何もない。
『宇宙』の肯定的な側面と
共鳴できるくらい波動を高める思考、
そういう思考を
次々と引き寄せる思考を選ぶ以上に
大切なことは何もない」

あなたの波動は眠りにつく前のままだ。

だから眠る前に
心配なことを考えていたら、
朝起きたときの思考と波動は前夜と同じで、
その日の思考は否定的なところからスタートする。

そこに「引き寄せの法則」が働くから、
似たような思考が引き寄せられてくる。

だが、眠る前に努力して
人生の肯定的な側面に目を向け、
眠っている間は引き寄せを停止して
リフレッシュすることを思い出して
意図的に思考を方向づけておき、
朝、目が覚めたときに
「今日は明るくていい気分になることを探そう…」
と考えれば、
思考も人生もコントロールできるようになる。

世界の問題を心配してくよくよしたり、
今日しなければならないことを考えたりするよりも、
ベッドに横たわったまま、
その瞬間の肯定的な側面を探せばいい。

「このベッドはなんて気分がいいんだろう。
寝具もとても心地いい。
身体もゆっくり休んで元気いっぱいだ。
この枕も寝心地がとてもいいな。
それから空気のおいしいこと。
生きているってなんて素晴らしいんだろう!」

あなたはもう明るく前向きな気分の
ロープを引き寄せ始めている。

「引き寄せの法則」は
なんでも拡大する巨大な虫眼鏡のようなものだ。

だから、目を覚まして
明るくていい気分になる(ごく身近な)ことを探せば
「引き寄せの法則」が働いて
似たような明るくて気分のいい思考が
引き寄せられ、
さらにまた似たような思考が引き寄せられてくる。

これこそが正しい目覚め方というものだ。

少しの努力と
明るくていい気分になりたいという決意があれば、
思考をどんどん楽しいシナリオのほうへ
向けることができるし、
やがては思考の習慣も
引き寄せの作用点も変化する。

そしてすぐに思考の改善の結果が
具体的な経験となって
現れ始めるだろう。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
一日中思考をコントロール出来なくても、
朝起きた時と、夜寝る前に、
リセットする習慣をつけるのは取り入れやすいのでオススメです。
 

行動中心の人生を送っていると、
何かを実現するには
大変な努力がいると信じてしまう。

だが、思考を意図的に方向づけることを学べば、
思考にはとてつもなく大きな「てこ」の作用と
パワーがあることがわかるだろう。

望むことだけではなく
望まないことも考えると
思考のパワーを薄めてしまうが、
望むことだけ思考の焦点を定めておけば、
わたしたちが何を言おうとしているのか、
経験を通じて理解できるはずだ。

行動中心の人生では、
だいたい必死にがんばって必死に働くことになる。

その結果あなたがたの多くは
望むほうへ関心を向けるよりも、
望まないほうへ
(あるいはなんとか改善したいと思うほうへ)
関心を向けてしまう。

「肯定的な側面に目を向けるプロセス」を
応用するよい方法がある。

ベッドに入ったらその日あったなかで
いちばん楽しいことを思い出すのだ。

もちろんいろいろなことがあっただろうから、
少し考えなくてはならないだろうし、
あんまり楽しくなかったことも
思い出すかもしれない。

それでも楽しいことを探して、
見つかったら
それについてしばらく考えていよう。

こんなふうに言ってみるのも呼び水になる。

「よかったなあと思うことは……
いちばんうれしかったことは……」

それからポジティブな糸口が見つかったら、
それをたどって一日でいちばん楽しかったことを考え、
ポジティブな思考の影響が感じられたところで、
今の一番大きな意図に焦点を定める。

「さあ、ゆっくり眠って明日の朝は
リフレッシュして目覚めよう」

自分にこう言ってみよう。

「さあ、これから眠るぞ。
眠っている間は思考が働かないから、
引き寄せは停止し、
身体のすみずみまで完全にリフレッシュできる」

それから身の周りの、
例えば寝具の心地よさ、
枕の柔らかさなど、
この瞬間の幸福に関心を向ける。

そのうえで静かに自分の意図を指し出す。

「さあ、眠ろう。
そしてリフレッシュして、
またポジティブで明るい
引き寄せの作用点とともに目覚めよう」

そんなふうにして眠りに就けばいい。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

”こんなふうに言ってみるのも呼び水になる。
「よかったなあと思うことは……
いちばんうれしかったことは……」”

とあります。

実際に行なってみると、

思考がポジティブな方向を見ようと切り替わるので、

過去を思い出す場合は、使うといいと思います。

 

翌朝あなたは
明るくて前向きな気分で目覚めるだろう。

最初にこんなふうに考えるのではないか。

「ああ目が覚めた。
この物質世界にまた戻ってきた……」

そこでしばらく心地よく横になったままで、
こんなふうに考えてみよう。

「今日はどこへ行くにしても、
何をするにしても、
また誰といっしょに行動するにしても、
明るくていい気分になることだけを探そう。

明るくていい気分でいると
波動のパワーが高まる。

明るくていい気分でいると
明るくて気分のいいことと調和する。

明るくていい気分でいると、
楽しいと感じることだけが
引き寄せられてくる。

そして明るくていい気分でいると
─明るくて気分がいい!」

(引き寄せられてくるのは
そのときの気分に似合ったことだけだとすれば、
明るくていい気分でいるだけで素晴らしい。
でも本当はもっといいことが
引き寄せられてくる)。

2、3分(それで十分だ)
ベッドに横たわって、
周りの肯定的な側面を探すといい。

それから一日を始めて、
さらに肯定的な側面を見つけ出し、
そのときの関心が何に向いていようと、
明るくて気分のいい側面にだけ
目を向ける。

ネガティブな感情が起こったらすぐに
─たとえ明るくて気分のいいことだけを
探そうと決めて一日を始めても、
ネガティブな気分になることはあるだろう。
どんな事柄にも多少は
ネガティブな勢いが働いているからだ─

ネガティブになったと気づいた時点で
立ち止まり、
「明るくていい気分になりたい。
今なんだかネガティブな気分になっているようだが、
これは何か望まないことに
ピントを合わせているしるしだ。
では、望むことはなんだろう?」
と自分に問いかける。

そして直ちに望むことに関心を向け、
ポジティブなエネルギーが
再び身体を流れ出すまで、
新しい思考、ポジティブな思考に
焦点を定めておく。

一日を過ごすなかで、
笑えること、楽しいことをどんどん探そう。

明るくていい気分になりたければ、
物事を深刻に考えないことだ。

物事を深刻に考えなければ、
望むことが欠けているという面には
気がつかないだろう。

望むことが欠けている
という面に気づかなければ、
明るくていい気分でいられる。

明るくていい気分でいれば。
望むことがもっと引き寄せられてくる。

そして人生はどんどんよくなる。

そうすれば夜ベッドに横たわって、
その日に起こった
たくさんの素晴らしいことを考えながら
眠りにつくことができる。

そして、明日はさらに
明るくていい気分で目覚めるだろう。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
”ネガティブになったと気づいた時点で
立ち止まり、
「明るくていい気分になりたい。
今なんだかネガティブな気分になっているようだが、
これは何か望まないことに
ピントを合わせているしるしだ。
では、望むことはなんだろう?」
と自分に問いかける。”
いきなり転換出来なくても、
いい気分になりたい!と考えるだけで、
思考の方向が変わってきます。
毎日をこんなふうに宣言して
始めるといいい。

「今日はどこに行くにしても、
何をするにしても、
誰といっしょにいるとしても、
きっと見たいことを見つけるぞ」

朝起きたとき
あなたは生まれ直すのだということを
覚えていてほしい。

眠っている間は引き寄せは全部停止している。

眠っている時間は
─あなたの意識は引き寄せをしていないから─
隔離されているようなもので、
だから目覚めたらリフレッシュして
新しく始めることができる。

朝起きたときに
前の日のトラブルを
また反芻したりしなければ、
新しい一日、新しい誕生、
新しい始まりが曇ることもない。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

朝は、”「今日はどこに行くにしても、
何をするにしても、
誰といっしょにいるとしても、
きっと見たいことを見つけるぞ」”

と考える。

こういう形で、自分なりにアレンジして、

朝と寝る前に習慣にすると、
浮き沈みするのがおさまってきて、
ポジティブな思考を維持できる様になります。
 
 
引き寄せで商売をしている人は、
本当に多いですけれども、
心理カウンセリング+引き寄せとか、
漢方体質相談+引き寄せとか、
ヒーリング+引き寄せとか、
占い+引き寄せとか、
引き寄せをプラスすることで、
お客さんを集めようとする人もいますよね。
 
占いについて気になったので、
ある方の記事をご紹介しますね。
 
●占いは当たらなくなる
ここでいう占いとは、統計学のことです。

統計学としての占いは、
これからの時代、ますます当たらなくなってきます。
なぜならば、地球の、そして自然のエネルギーが、
人のエネルギーを超えてしまったからなのです。

占星術でいえば、
天体の配置図が大幅に変更してきていることによります。
近い将来、冥王星は太陽系の軌道から外れてしまいます。
人工衛星である月については、
地球のアセンションに伴い、地球から離れて、
火星の衛星になることが予定されているそうです。
現在の太陽も近い将来には燃え尽きてしまい、
その役割を終えてしまいます。

本来、占いに当たっているということは、
統計上の規格に沿って生きているということであり、
自分自身の人生を生きていないということが云えます。

人生や運勢は、人の数だけあり、
人によって様々であるはずだからです。

また、人の将来について占うとき、
地球のアセンションのことが念頭に置かれていなければ、
まったく無意味だということです。
今までの概念で占えるのは、
せいぜい西暦2012年末ぐらいまででしょう。

いま現在、地球で生活されている人類においては、
これまでの人類の歴史や価値観で計ることは出来ないのです。

私たち地球人の多くは、
グレゴリオ暦のカレンダーを元にして生活しています。
それは宇宙のリズムにはそぐわないものです。
宇宙のリズム、自然のリズムに最も近いと云われる、
マヤ暦のカレンダーに沿って生きることで、
私たち地球人は、より自然な姿に戻っていくことになると云えるでしょう。

それは、私たちが忘れかけていたものを思い出し、
初心に帰っていくということに繋がるのではないでしょうか。

宇宙の周期、自然のリズムに立ち返ったとき、
もはや、占いは当たらなくなるのです。
 
引き寄せの法則を宇宙法則として理解している人が、
占いを行なうだろうか?と思うんですよ。
法則や真理について語る占い師もいますけど。
多面的な自分の、ある側面は、占った結果だろうし、
沢山ある可能性の一つとしての未来もあるでしょう。

でも、自分で人生を創っていて、

いくらでも変更可能だということが、
本当に理解出来ている人が占いをするのかな?と。
ほんの僅かなパターンで、
人を分類出来るのでしょうかね?
これは占いを批判する人自身が、
別の教えを信じて人を何パターンかに分類している、
というケースもありました。
 
引き寄せの法則と占いって、
矛盾が生じるものですよ?
情報発信者を見極める時に、ちょっと考えてみて下さいね。