「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本を教科書にして、

引き寄せの法則についてまとめてきました。

次のステップとして、

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本があるので、こちらをご紹介したいと思います。

 

脳内妄想やきっと叶うで納得できるのか?(エイブラハム) 

古いストーリーの例(エイブラハム) 

新しいストーリーの例(エイブラハム)

 

お金と引き寄せの法則まとめ1(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ2(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ3(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ4(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ5(エイブラハム)

お金と引き寄せの法則まとめ6(エイブラハム) 

お金と引き寄せの法則まとめ7(エイブラハム) 

お金と引き寄せの法則まとめ8(エイブラハム) 

 

★注意喚起★

暴力的な場面に遭遇しない方法補足・赤ペン 

悪質なパクリは赤ペンします

引き寄せと鏡の法則について

悪質なパクリの赤ペン(引き寄せ界隈)

引き寄せの法則は無料です

 

という記事の続きです。

 

ここまでは、

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本の、

転換と肯定的な側面の本と、

お金を引き寄せ、豊かさを実現するという箇所を、

ご紹介しました。

 
 
長くなったので、一旦区切る為に、まとめています。
 
こちらでお伝えしているのは、
宇宙法則の引き寄せの法則です。
潜在意識をどうこうする引き寄せではないです。
解釈が真逆になりますので、
潜在意識系の方は読むのをご遠慮下さい。
(ちなみにこういう風に書くのも法則が働いているからです)
 
 
お金がないことに
ピントを合わせても、
時間がないことにピントを合わせも、
欲しいものが欠落していることに
ピントを合わせて、
望むものの実現に抵抗していることに
変わりはない。

時間がないから
ネガティブな気分になっても、
お金が足りないから
ネガティブな気分になっても、
どちらもネガティブな気分でいることで
願望の実現に抵抗し、
本当に欲しいものを遠ざけている。

しなければならないことや
したいことをするのに時間が足りない
と感じると、
欠落に向けた関心が
あなたがの想像以上に悪い影響を及ぼす。

どうにもならないと感じるのは、
望みの実現を助けてくれるはずの
アイディアや出会いや条件
そのほかさまざまな協力的な事柄に抵抗して、
それらへのアクセスを
自分で拒否しているからだ。

時間が足りないと感じると、
過密なスケジュールに関心が向き、
ますますどうにもならないと感じる。

これは悪循環だ。

そしてその間中、
あなたは状況の改善を不可能にする
波動を出し続ける。

違うストーリーを語り始めなくてはならない。

しなければならないことが
こんなにあると思い続けていたら、
支援は遠ざかる。

「宇宙」の協力はいつでも得られる。

「宇宙」はいつでもなあたが思う以上の
さまざまな方法で助けようとしてるのに、
しなければならないことが多すぎると
不満を言い続けるあなたは、
「宇宙」の協力を拒否している。

お金が足りないと感じると、
お金の不足に関心が向くので、
もっと多くのお金が入って来る道が
閉ざされる。

自分が望むのと
反対のほうを見つめながら、
望むことを実現させることはできない。

まず違うストーリーを
語り始めなくてはいけない。

豊かさが実現する前に、
豊かだと感じる方法を
見つけなくてはいけない。

時間やお金の使い方について、
自分が自由だと感じるようになったら、
ドアが開いて
あなたを助けてくれる人が現れ、
新鮮で生産的なアイデアが生まれ、
あなたのためになる状況や出来事が展開する。

感じ方を変えると、
世界を創造している「エネルギー」に
アクセスできる。

その「エネルギー」はいつでも、
あなたがアクセスするのを待っている。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
違うストーリーを語る、というのを、
繰り返しイブラハムたちは伝えています。
 
ネガティブな思考のループにハマってしまう時は、
いつものパターンの考え方をして、
いつものパターンの反応をしていて、
惰性で創造しているということで、
同じストーリーが繰り返されることになります。
これは望まないなと分かったら、
違うストーリーを語るようにします。
 
”自分が望むのと
反対のほうを見つめながら、
望むことを実現させることはできない。
まず違うストーリーを
語り始めなくてはいけない。”
とありますね。
 
”豊かさが実現する前に、
豊かだと感じる方法を
見つけなくてはいけない。”
というのがポイントで、
今、経験している現実は、
それ以前に考えたことが元になっているので、
今、別の考え方をする様に、
変えて行かないと、同じストーリーが続くのです。
 
”時間やお金の使い方について、
自分が自由だと感じるようになったら、
ドアが開いて
あなたを助けてくれる人が現れ、
新鮮で生産的なアイデアが生まれ、
あなたのためになる状況や出来事が展開する。”
とあります。
 
 
娘がバイト先の女性の先輩と仲良くなったので、
SNSを交換したいと思っていたそうです。
先輩のアカウントらしいものを見つけたので、
フォローしたのだけれども、反応がなく、
よく確認したら別人だったことが分かって、
解除してました。
「本人に直接聞いたら?」と言っても、
間違えてしまったことで心が折れたとか言い出して、
聞けないそうなので、
「いい流れが来た時に自然に聞けると思うから、
タイミングを待ったらいいよ」
と言いました。
 
そしたら次の日のバイトで、
その先輩と、既にアカウントを交換した先輩と、
三人で休憩が一緒になったらしくて、
その時に交換できたと。
その時の会話がとても自然だと感じて、
いい引き寄せのパターンだったので、
シェアしますね。
 
休憩の時に、
交換したいなと思っていた先輩が、
娘とバイト帰りに会った時に、
学校の制服を着ているのを見て、
「すごく可愛かったー」と褒めてくれたそう。
それを聞いた、既に交換している先輩が、
「SNSの写真もなかなか可愛いよ!
でも、私たち(先輩同士)は、
アカウント交換していないから、
教えてあげられないね!」と言ったので、
「じゃあ交換しよう!教えて!」となったらしい。
それで三人で交換出来たということでした。
 
前日に話していたら、
すぐ交換出来た、
娘からその話を振った訳ではないのに、
自然にその話題になった、
不思議だ―!と驚いていたのだけれども、
多分、娘が
「いい流れが来た時に自然に聞けると思うから、
タイミングを待ったらいいよ」
という私の話を、本当にそうだなと、
納得して受け入れたから、
それが実現したんではないかな?と思いました。
 
自分であれこれ先輩に働きかけようとするのは、
緊張するから、
タイミングを待とうと決めたのね。
娘自身がそうだと感じられたから、
”ドアが開いて
あなたを助けてくれる人が現れ、
新鮮で生産的なアイデアが生まれ、
あなたのためになる状況や出来事が展開する。”
ということが起こったんだなと、
法則は完璧だなと思った出来事です。
 
恐らく、引き寄せの法則をあれこれ調べている人たちが、
望んでいるものって、
こういう自然になんか上手く行く!みたいなものだと思います。
何もしないということではなくて、
行動は最終的には必要なんだけど、
無理しないで自然に流れに乗る感じを求めていませんか?
 
その場で感情を見ながら、
思考をコントロールすることも、
必要な場合もありますが、
娘の例の様に、
事前に思考をコントロールして、
準備しておくと、
いい流れが創れるということを、
下記でご紹介しました。
 
ジェリーとエスターがわたしたちといっしょに
仕事を始めた最初の年、
二人はテキサスの自宅から
300マイル(約480キロメートル)以内にある
いろいろな街の小さなホテルの会議室を使って、
人々が安心してわたしたちと個人的な問題を話し合える
セッションを開いていた。

そのなかにオースティンのホテルもあったが、
ここはエスターが予約し、
契約書にサインし、
数日前に確認の電話を入れても、
セッションがあるのをしょっちゅう忘れた。

それでもホテルは(到着した二人を見てびっくりしても)
いつも会場を提供してくれたが、
ジェリーとエスターにとっては、
参加者が来る前に急いで会場を準備してくださいと
スタッフをせきたてるのは嫌なものだった。

ついにエスターが言った。
「どこか別のホテルを探さなくちゃね」

わたしたちは言った。
「それもいいかもしれない。
だが忘れないように。
あなた自身はいつもついてまわるよ」

「それ、どういう意味ですか?」
エスターはちょっと心外らしかった。

わたしたちは説明した。
「あなたが欠乏という視点から行動するなら、
その行動はきっと非生産的なものになる。
それどころか、
たぶん新しいホテルも
前のと同じだってことになるだろう」

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
というホテルの例をご紹介しましたが、
この時は、
 
わたしたちは、新しいノートを買って
表紙に「肯定的な側面の本」と書き、
1ページ目に
「オースティンの〇〇ホテルの肯定的な側面」と書きなさい、
と助言した。

そこでエスターは書き始めた。

「設備がきれい。
清潔。
場所がいい。
高速道路に近くてわかりやすい。
いろいろな大きさの部屋があって、
参加者の人数に合わせて使える。
ホテルのスタッフはいつも感じがいい……」

こうして書いているうちに、
エスターがホテルに抱いていた気分は
ネガティブなものからポジティブなものへと変化し、
気分がよくなったとたんに、
ホテルから彼女が引き寄せるものも変化した。

エスターは「いつも準備を整えて待っていてくれる」
とは書かなかった。

そんな経験はしたことがなかったからで、
そんなふうに書いたら矛盾した感情か
抵抗する気分、
自分を正当化したい気分がわいてきただろう。

明るくていい気分になりたいと考えて、
ホテルの感じのいいところに
意図して関心を向けたために、
ホテルについてのエスターの
引き寄せの作用点が変化した。

その結果とても興味深いことが起こった。

ホテルはもう二人の予約を忘れなくなった。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
肯定的な側面の本というのを書いて、
経験したこと、ホテルの感じのいいところに、
意図して関心を向けたとありました。
 
こうだったらいいなと思いながら、
でも実際はそうではないと、
現実的なことを思い出して、
いい気分になれないこともありますよね。
感情を動かすのがポイントになるので、
実際に経験した中から、よいと思えることを探し出して、
関心を向けてみるというのも、
引き寄せの作用点を変えるのに有効だということです。
 
エスターは「肯定的な側面の本」を書くのが
楽しみになり、
いろんな事柄について書き込んだ。

わたしたちは、
もっと明るくていい気分になりたい事柄だけでなく、
既に明るくていい気分になっていることについても
書いたほうがいいと勧めた。

そうすれば
明るくていい気分になる思考が習慣化し、
明るくていい気分になる思考を楽しむことができる。

これはすてきな生き方だ。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
大事なのは、
”明るくていい気分になる思考が習慣化し、
明るくていい気分になる思考を楽しむことができる。”
と言う部分で、
こちらではコントロール出来ない事、
どうしようもないこと、
起こってしまったことについて、
あれこれ考えてネガティブな気分になっても、
どうしようもないので、
思考を選択する様にします。
 
私自身もこの思考を選択する、
というのが難しく感じる部分で、
逆に言えば、これさえ上手に行なえれば、
かなりうまい事色んなことがコントロール出来る!
と感じます。
 
いつもの自分を思い返してみて、
思考をコントロール出来ていると自信がありますか?
私は気が付くと、嫌な気分になる様なことを、
ネチネチ考えていた!ということが結構あったので、
もっと注意深くなろうと思っています。
 
 
また、もう一つの例もありました。
 
ある女性がこんなことを言った。
 
「休暇中に三度か四度、
パーティーに呼ばれています。

招待を聞いたとたん、こう考えたのです。

『ああ、メアリもきっと出席するわね。
彼女はきっとゴージャスなかっこうで行くんだわ』

すると、たちまちわたしは自分と
ほかの人を比べだしました。

でも、本当はそんなことはやめて、
自信を持って出かけ、
誰が来ていようともパーティーを楽しみたい。

こんな自意識を転換して、
肯定的な側面を探す方法を教えてもらえませんか。

こんなふうじゃ、
パーティーにも行きたくない気分です」

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
パーティーに行きたいなという気持ちはあるのだけれども、
行く前に、
あれこれとネガティブな想像をして、
嫌な気分になってしまい、
パーティーに行きたくない気分になってきてしまう、
というものでした。
 
そこでエイブラハムたちは、
下記の様なアドバイスをしました。
 
あなたにはたった今
肯定的な側面と否定的な側面を見つけ出す
─望むことを考えるか
望まないことを考えるかを決める─
力がある。

そのプロセスをたった今初めても、
最初のパーティーの数日前に始めても、
あるいはパーティーに出かけるまで待っても、
するべきことは同じだ。

そこにピントを合わせたら、
明るくていい気分になることを探しなさい。

自分の心のなかで起こることは
コントロールしやすいから、
たいていはパーティーの最中よりも、
その前に状況の肯定的な側面を見つけるほうが簡単だ。

こうなるといいなという状況を想像して、
ポジティブな反応を練習すれば、
実際にパーティーに行ったとき、
数日前から練習していたように
自分をコントロールできるだろう。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
パーティーの最中に心の中をコントロールするより、
パーティーに行く前に、
こうなるといいなという状況を想像して、
ポジティブな反応を練習するというものです。
 
肯定的な側面の本で、
嫌なものの肯定的な側面を探すという方法がありましたが、
こちらの場合は、
日にちが決まっている様なもの、
やらなくてはいけないことに対して、
こうなるといいなという望みについて、
考えるという方法です。
 
実際に試してみると、
あれが心配、これが不安とか、
どうしてこんなことをしなくてはいけないのか、
みたいなことを考えて実行した時より、
ポジティブな思考を維持し続けて実行した時の方が、
ずっと上手く行くということが分かると思います。
やってみると、
こんな簡単なことだったの?と、
びっくりするのです。
 
 
よく引き寄せ界隈の人は、
嫌なことはやらなくていいし、
嫌いな人とは会わなくてもいいといいますが、
ちょっと嫌な事の為に、
他の楽しみまでも諦めたり、
たった一人の嫌いな人の為に、
他の人との出会いのチャンスまで手放したり、
というのは、本当の望みなのかな?と思うのです。
嫌なことを遠ざけようとしても、
また別の場面でも、
嫌なことはあるでしょうし、
嫌な人もいるでしょう。
何故なら、あらゆるものには二極あるので、
好きな事、好きな人が居る限り、
その反対のものも必ず生ずるのです。
毎回、毎回、避けて、
自分の世界を狭めて生きて行けばいいのでしょうか?
 
明るくていい気分と
嫌な気分に同時になることはあり得ない。

望むことと望まないことに
同時にピントを合わせることはできない。

パーティーに出る前にいいことや望むことに
思考を向けるように心がけていれば、
「引き寄せの法則」によって
明るくていい気分になること、
望むことが引き寄せられてくる。

単純なことだ。

これからパーティーで今までとは
違う気分になりたいなら、
今までとは違うストーリーを語るように
しなくてはいけない。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
別に物理的に避けなくても、
思考を望みの方に向ければ、
現実として経験することはありません。
これが許容し可能にする、というエイブラハムたちが、
伝えている部分です。
 

あなたが思考を通じて(あるいは関心を向けることを通じて)
他者を自分の人生に招き入れなければ、
他者はあなたの経験の一部にはならないし、
あなたが思考を通じて(あるいは観察することを通じて)
ある状況を人生に招き入れなければ、
その状況はあなたの経験の一部にはならない。

 

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

これが法則なので、

思考をコントロールするだけで、

上手くいくんですよ。

そんなはずはないと思いますか?

嫌な事、嫌なものはそこにあるだけで、

嫌なだなと認識しただけです。
 
あなたは自分の人生経験の創造者である。

そして経験の創造者として
理解すべき大切なことは、
創造は行動を通じて行われるのではないし、
何かをすることによって行われるのでもない
─さらには何を語るかによって行われるのでもない─
ということだ。

そうではなく、
創造はあなたが差し出す思考によって
行われる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

創造は行動を通じて行なわれるのではなくて、
差し出す思考によって行なわれると、
何度もエイブラハムたちは伝えていますよね。

 

自分の人生経験を創造するのは
自分だと気づき、
思考を方向づけることによって
意図的に経験を創造できることを学ぶこと、
それはほとんどの人にとっては
生き方の修正を意味する。

ほとんどの人は、行動を通じて
物事を実現するのだと長い間、
信じてきたからだ。

物事を実現するのは行動だと間違って
信じてきただけでなく、
望まないことに圧力を加えれば
望まないことは消えるだろうと
考えてきた。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
引き寄せの法則で商売している人の多くが、
”行動”をまず重視して、
嫌な事はしなくていいと、
望まないことに圧力を加えようとするのには、
驚きます。
わざとだとしたら、とても悪質ですよね。
 
パーティーに出席することを考えて、
あなたの自意識が拡大されて嫌な気分になったとしても、
それはパーティーのせいでも
メアリのせいでもない。

ほかの人との関係は複雑すぎて、
子ども時代にさかのぼってみても
整理しにくいことが多いが、
そんなことは実はどうでもいい。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
とありました。
自分の思考を変えれば、
別のストーリーが展開します。
 
今まで感じたすべての不安を
解消する必要はないし、
このパーティーで自意識の問題を
解決しようとしなくてもいい。

何かポジティブな面にピントを合わせて
気分が明るくなるのを
感じさえすればいい。

そのうちにメアリを見ても
いら立たなくなるし、
友達になれるかもしれない。

どっちにしても決めるのはあなただし、
あなたの波動がそれを実現するのだ。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
嫌いな人を無理に好きになる必要はないのです。
相手は相手の思うままに生きているだけで、
それに嫌悪感を感じるのは、
相手の問題ではなくて、自分の問題です。
 
嫌いな人を排除しなくても、
嫌いな人を避けて逃げなくても、
”あなたが思考を通じて(あるいは関心を向けることを通じて)

他者を自分の人生に招き入れなければ、
他者はあなたの経験の一部にはならないし、
あなたが思考を通じて(あるいは観察することを通じて)
ある状況を人生に招き入れなければ、
その状況はあなたの経験の一部にはならない。”

というのが法則なのです。

 

自分はずっとついて回るので、
別の場所に行ってもまた、
同じ様な別の嫌いな人が登場することになります。
 
そのとき何に関心を向けていても、
意図的に肯定的な側面を見ようと
心がければ、
あなたの波動はすべての肯定的な側面と
同調するようになる。

もちろんネガティブな側面と
同調することも可能だ。

多くの人は親や教師や仲間の言うままに
ネガティブな比較をしては
自己批判モードになり、
苦労している。

自分自身にネガティブになるほど、
ポジティブな引き寄せの能力を損なうことはない。

そこで、
ネガティブな思考になりにくいテーマを選んで、
よい波動に切り替えるといい。

そして、明るくていい気分になったところで
思考を自分自身に向ければ、
自分のことでもいつもより
ポジティブな面を見つけられるだろう。

周りの世界でポジティブな面を見つければ、
自分自身についてもポジティブな面を見つけられる。

そうやって一度切り替えれば、
周りの世界でポジティブな面を見つけることは
さらに簡単になる。

自分について気に入らないところが見えたら、
他人の同じところも目につく。
「一度悪くなると、どんどん悪くなる」
わけだ。

だが、自分や他人のポジティブな面を
意図的意に見つけるようにすると、
いろんなことが
「一度よくなると、どんどんよくなる」
のがわかるだろう。

肯定的な側面を探して
望むことに焦点を定めるのが
どれほど重要か、
いくら強調しても足りないくらいだ。

あなたに起こることのすべてに、
この単純な表現があてはまるのだから。

「あなたは考えていることを
次から次へと引き寄せる
─それが望むことでも
望まないことでも」

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 

”自分について気に入らないところが見えたら、
他人の同じところも目につく。
「一度悪くなると、どんどん悪くなる」
わけだ。”
さらっと、鏡について触れていますが、
誰かを嫌いな時には、
それなりの理由があります。
相手のせいではありません。
これを受け入れることが出来ないと、
下記の、
”だが、自分や他人のポジティブな面を
意図的意に見つけるようにすると、
いろんなことが
「一度よくなると、どんどんよくなる」
のがわかるだろう。”
というのを実行するのが難しいかもしれませんね。
 
嫌だなと思う人について、
いいなと思えるところが見つかる様になると、
視野も許容範囲も拡がると思います。
 
嫌いな人や嫌なことに思考を向けるのではなくて、
”何かポジティブな面にピントを合わせて
気分が明るくなるのを
感じさえすればいい。”
 
”明るくていい気分と
嫌な気分に同時になることはあり得ない。
望むことと望まないことに
同時にピントを合わせることはできない。”
とありましたが、
二つの選択肢のうち、
選択出来るのはいつもどちらか一つです。
 
嫌な事があるのなら、
その棒の反対側の望むことについて、
考える様にするのです。
もっといい経験をしたいと思うのは自然だし、
だから解決策を求めるのも当然だ。

だが、まじめに解決策を求めることと、
問題を強調して
解決策の必要性を正当化しようとすることは、
まったく別の話である。

何かが自分の望むとおりになっていないと気づくのは
大切だ。

だが、それがわかったら、
早く解決策のほうへ関心を向けたほうがいい。

問題をしつこく探っていたのでは、
解決策の発見が妨げられる。

問題の波動と
解決策の波動とでは周波数が違うのだ。

「転換のプロセス」の価値に気づいて、
何を望まないかを上手に見分けられるようになったら、
あとは何を望むかというほうへ
すぐ関心を転換すれば、
自分が基本的に
素晴らしいことばかりに囲まれていることがわかるだろう。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
望まないものが分かるからこそ、
本当に望んでいるものも分かるのです。
嫌いな人や嫌な事というのは、
自分の望みを知る為のコントラストです。
 
「転換のプロセス」と
「肯定的な側面の本」は、どちらも
─創造のごく早い微妙な段階で─
自分がネガティブなひもの端を引っ張っていることを
気づかせてくれる。

そのときには直ちにそのひもを手放して、
ポジティブな思考のひもをつかむことだ。

気分が少しでも明るくよくなる思考へ、
さらにもう少し
明るくなる思考へとだんだんに移行していくほうが、
素晴らしい気分になる思考へと
一気に飛躍するよりやさしい。

なぜなら、すべての思考(あるいは波動)は
「引き寄せの法則」に影響されている(律せられている)からだ。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
ネガティブな気分になったり、
嫌いな人がいたり、
嫌なことがあったりというのは、
それ自体が悪い事ではないのだけれども、
それについて考え続けている時は、
ネガティブな気分になっているのだから、
似たようなものを引き寄せて来て、
現実的に経験する様になります。
分かった時点で、
じゃあひっくり返してみようと思考を転換すれば、
望む様な経験を引き寄せて来ることになります。
 
 
ときには不快な状況のただなかで、
なんとか肯定的な側面を探そうと
苦労するかもしれない。
     
耐え難いこともあるし、
影響が大きすぎて、
ひどすぎて、
ポジティブな面なんか
まったく見つからないと
思うこともあるだろう。

だがそれは今ピントが合っている
ひどいことから、
望む解決策へといきなり大きな飛躍をしようと
思うせいだ。
     
言い換えれば、
今すぐに解決策となる
行動を見いだそうとしても、
今の状況ではどんな行動も
適切とは思えないだろう。

それより、この瞬間の行動に
肯定的な側面が見つからなくても
─どうすればいいのか、
どうすれば明るくて
いい気分になれるのか
わからないとしても─
自分がどう感じたいのかは
いつもわかっている、
ということを覚えておくことだ。

例えばこんなふうに言うのと似ている。

「今、飛行機から飛び降りたところで、
パラシュートはない。
どうすればいいだろう?」

どんな行動も思考も今すぐに迫ってくる
結果を変えることはできない、という状況がある。

どんな行動も解決策にならないし、
どんな思考も
即座に状況を変えることはできない。

だが、
一貫して気分のいいことを考えているとき、
その思考には信じられないほどの
パワーと「てこ」の作用があることを理解し、
気分や感情が示してくれる
ナビゲーションを活用して
明るくて気分のいいことに
焦点を定めて意図的に思考を選んでいくと、
いい経験でいっぱいの人生が
簡単に実現する。

意図的に思考を選ぶことで、
ほんの少しでもホッとして
気分が明るくなれば、
解決への穏やかな道が開けるのだ。

ある状況で何をすればいいかは
わかりにくいかもしれない。
     
ときには自分が何を望んでいるのかさえ
はっきりわからないかもしれない。
     
だが、どう感じたいのかを
(ある程度まで)
知ることができないような状況は
あり得ない。

言い換えれば、
幸せを感じたいか
悲しみを感じたいか、
さわやかな気分でいたいか
疲れた気分でいたいか、
意欲満々でいたいか
無気力でいたいかは、
いつでもよくわかる。

生産的な気分でいたいか
非生産的な気分でいたいか、
自由な気分でいたいか
鬱屈した気分でいたいか、
成長していると感じたいか
停滞していると感じたいかも
よくわかるはずだ。

いくら行動しても
間違った思考の埋め合わせはできない。
     
だが
─思考の方向を意識的に
選ぶことで─
自分の感じ方をコントロールするようになれば、
思考がどんなに強力な
「てこ」の作用をするかがわかるだろう。

自分の思考を意図的にコントロールすれば、
人生経験も意図的にコントロールできるようになる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
”ときには自分が何を望んでいるのかさえ
はっきりわからないかもしれない。
 だが、どう感じたいのかを
(ある程度まで)
知ることができないような状況はあり得ない。”
とあります。
絶体絶命だ!と追い詰められた気分になっても、
私は幸せを感じたい!と、
望みの方に思考を向けるだけで、
それが突破口になります。
今、辛い気持ちなのは、
望まないことについて考え続けていたからなのです。
この転換するということを、
忘れない様にすれば、
何か嫌なことがあっても、
ひっくり返せばいいんだなと、
不安や心配に囚われることがなくなると思います。

”いくら行動しても
間違った思考の埋め合わせはできない。”
と、ここでも行動について説明があります。
ピンチだ困ったと思っているのは、
それは思考がネガティブな方向を向いているからなので、
思考を転換してみる。
 
”だが
─思考の方向を意識的に
選ぶことで─
自分の感じ方をコントロールするようになれば、
思考がどんなに強力な
「てこ」の作用をするかがわかるだろう。
自分の思考を意図的にコントロールすれば、
人生経験も意図的にコントロールできるようになる。”
とあります。
 
これは、読んだだけだと、
あまり理解出来なかったり、
そんな馬鹿なはずがある訳がない。
ピンチな時に、呑気に思考が~なんて、
言ってられる訳がない。
とにかく何とかしなきゃダメでしょう、
という風に思うかもしれません。
 
だから、生活の中で、実践してみて下さい。
そして、自分なりに転換してみたけれども、
現実が変わらないという時には、
もっと感情を観察して、
気持ちと一致しているのか?と、
確認してみて下さい。
 
 
私がちょっと前に陥ってしまったのは、
トラウマが蘇ってしまって、
猫達の健康について何度も考える様になり、
病気になったらどうしようという風に、
ネガティブな方向に思考が向き続けてしまった為に、
本当に猫の具合が悪くなってしまったことです。
怖いぐらいに現実化してしまいました。
なんとかひっくり返すうちに、
治って行きました。
全く信じられないことですが、
思考の力を侮ってはいけないなと痛感しました。
 
後から思い返すと自作自演が過ぎるというか、
馬鹿馬鹿しいのだけれども、
病気になったらどうしようと心配している時には、
猫達が普段より元気がない様に見えて来るし、
いやいや、特別具合が悪いとかないよね、
いつもこんな感じだよね、
ご飯も沢山食べているしと冷静に考えると、
別に普通通りに見えるのね。
画面がネガティブ・ポジティブに交互に切り替わる様に、
その時の感情によって、
現実の見え方が変わって来るのよ。
 
そういう経験はないですか?
不安になると、あれもこれも気になって、
心配になってくるのです。
 
これは、健康について記事を書く時に、
またまとめて説明しようと思っています。
 
 

そう、あなたは自分の経験を
自分で創造している。

自分の経験は
自分で引き寄せているといってもいい。

創造とは、
何を望むかを明らかにして、
それを追いかけて捕まえることではない。

創造とは、
望むことに焦点を定め
─経験したいと思う事柄に
思考を正確に同調させて─
「引き寄せの法則」によって
それが引き寄せられてくるように仕向けることだ。

過去の何かを思い出しているときでも、
将来の何かを想像しているときでも、
あるいは目の前の何かを観察しているときでも、
あなたの思考の波動を放出していて、
それに「引き寄せの法則」が働く。

この思考を願望とか信念とよんでもいいが
(信念とは継続的な思考のことだから)、
なんでも関心を向けたものが
あなたの引き寄せの作用点になる。

すべての物事は実際には
─望むことと望むことが欠けているということの─
二つの事柄だから、
自分ではポジティブな面に
ピントを合わせているつもりで、
実はネガティブなほうに
ピントが合っていることもあり得る。

「もっとお金が欲しい」と言っても、
実際には必要なだけのお金がないという事実に
ピントを合わせていたりする。

ほとんどの人は病気だと感じているときに、
健康になりたいと口にするのものだ。

言い換えれば、
望んでいないことへの関心がもとで、
望むことを口にする。

願望にピントを合わせているように見える言葉でも、
実はそうではないことが多い。

何かを口にしているとき、
自分がどう感じるかに
意識的に気づくことによってのみ、
ポジティブに引き寄せているか
ネガティブに引き寄せているかがわかる。

そして何を引き寄せているか、
すぐにはその徴候が見えなくても、
思考は似たような思考、
波動、エネルギーを寄せ集めている。

そして、
やがては何を引き寄せているかが明白になる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

”創造とは、
何を望むかを明らかにして、
それを追いかけて捕まえることではない。
創造とは、
望むことに焦点を定め
─経験したいと思う事柄に
思考を正確に同調させて─
「引き寄せの法則」によって
それが引き寄せられてくるように仕向けることだ。”

という箇所が分かりやすいなと思います。

 
これは調子よく上手くいっている時には、
望むことに焦点を定めるのは容易ですけれども、
例えば、今、具合が悪い猫を前にして、
不安や心配をはねのけて、
望むことに焦点を定め続けるというのは、
容易なことではないんですよ。
大抵は、不安や心配に引っ張られて、
ネガティブな気分が持続してしまいます。
 
 
ほとんどの人は、
周りの人が行動するのと同じようなやり方で
「宇宙」が言葉に反応してくれると信じている、
というか信じたがっている。

誰かに「イエス、こっちへいらっしゃい」
と言ったら相手が来ると期待する。

「ノー、向こうへ行きなさい」と言えば
相手が消えてくれると期待する。

だが、引き寄せベースの宇宙
(加えることがベースの宇宙)では、
ノーはあり得ない。

何か望むことに関心を向けて、
「イエス、こっちへいらっしゃい」と言えば、
それが波動に取り込まれ、
「引き寄せの法則」が働いて
引き寄せが始まる。

だが、望まないことに関心を向けて、
「ノー、あなたは望まない。消えてくれ!」
と言うと、
「宇宙」はそれも持ってくる。

あなたがそこに関心を向けたから、
それと波動が一致し、反応が起こる
─言葉に反応するのではないのだ。

だから
「完璧に健康になりたい。それを望む。
完璧な健康という考えに浸っている」
と言えば、健康が引き寄せられる。

だが「病気なんて望まない」と言っても、
病気が引き寄せられてくる。

「ノー、ノー、ノー」と言えば、
それはどんどん近寄ってくる。

望まないことに抵抗すればするほど、
あなたはそこに呑み込まれてしまう。

人は、完璧な配偶者を見つければ、
望みどおりの体重になれば、
十分なお金を貯めれば、
求めている幸福が見つかると信じたがる。

だが、肯定的な側面しかないものなど、
どこを探してもありはしない。

「宇宙」は完璧にバランスがとれている。

それは「宇宙」のどんな粒子にも
ポジティブとネガティブが
(望むことと望まないことが)
存在することを意味している。

あなたが創造し、選択し、定義し、
決定する者として
肯定的な側面を求めれば、
それが─すべての面で─
あなたの人生になる。

完璧な反応をするために、
完璧なことが現れるまで待つ必要はない。

そうではなくて思考と波動を
ポジティブに整えれば、
ポジティブなことを引き寄せられるし、
創造できる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
”だが「病気なんて望まない」と言っても、
病気が引き寄せられてくる。
「ノー、ノー、ノー」と言えば、
それはどんどん近寄ってくる。”
というのは本当だなと思います。
実際に病気になってしまってから、
思考を転換しようとするのは、
結構難しいので、
その前の段階で、
ネガティブな方の棒の端に、
思考を向けていたなと気付いたら、
すぐ転換する様にしましょう。
 

 

 
ツイッターではヒーリングとかなんとか療法とか、
栄養がどうしたとか発信しているアカウントも多いですし、
健康に関心がある人はフォローし、RTしたり、
試したりすると思います。
私は興味を持つと、とりあえずフォローするんだけど、
(そのまま忘れることもある)
プロフィールを確認したり、経歴を探すこともあります。
その人が発信している内容に根拠はあるのかな?
情報元は何かな?というのが気になるのです。
 
学校に通って学んだ後、仕事として経験を積みながら、
勉強もしていた、みたいな人もいますし、
曖昧に表現するだけで、
実際何の人だかよく分からない場合もあったり、
どっちかと言うと、商売の仕方が上手なだけで、
経験や知識はそれほどではないのかな?という人もいます。
 
私がツイッターの発信を見て、
唖然としたのは、
遠隔ヒーリングを行ないます!という人が、
「肩こりもすぐ治ります!」とか、
「ガンも治ります!」といった
違法な表現を使っているところです。
効くとか治癒とか治療とか、
そういうのも駄目なんじゃなかったかな?
 
無知なのか、わざとなのか。
 
施術者は、
自分が医者か何かになった様な、
断定的な口調で、
様々なことを発信する場合もありますけれども、
それが本当だとしても、
ルールや法律を守るのは大前提だと思うんですよ。
 
例えば、ニキビ用の化粧水一つ売るのでも、
ニキビに効きますとか治しますとかはアウトだから、
どういう風に表現するかを、
あれこれ考えるものですよね。
 
意外と無頓着に、違法な表現をしているアカウントは多くて、
検索してみるとボロボロ出て来る、
ということがあります。
それを晒すことはないですけれども。
 
利用する側が、見極めて、
助長しないようにしていきましょう。
 
結局、信者が教祖を持ち上げて、
いい気分にさせるから、
助長してしまうということもあるんですよ。
 
教祖がおかしいなという発信をしたら、
突っ込める勇気はありますか?
教祖は間違ったと気付いたら、
誤りを認めて、謝罪することは出来ますか?
 
 
訳者(林鐵造先生)はしがきより

本書は、治療家向きにも書かれているが、
ここで読者諸氏にお願いしておきたいことは、
法令(医師法等)に背反しない範囲で、
真に霊的向上を期せられる様に
応用いただきたいということである。

我々のブラザーフッドは、
物質界の法則や社会秩序をことさら破ることは、
宇宙法則にも反することであるとの
基本的考え方に立っているのである。
 
「療法の眞義」(M・ドーリル博士著)より
 
という説明があります。
宇宙にはルールなんてない!とか言って、
法を破る事を勧めたり、
信号なんて守らなくていいとか、
結婚という仕組みがおかしいんだからと、
不倫を擁護したりとか、
倫理的におかしいスピの人は多いです。
 
引き寄せ界隈の人も、
好きな事だけすればいいとか言いますが、
根本的に間違っているのは、
二元論で語っているということです。
好きな事と嫌いな事を比較し続けているうちは、
引き寄せの法則を上手に活用できないのです。
 
宇宙法則や真理を、
言い訳に使う人もいますが、
騙されない様にして下さい。
 
 
東洋では、我々がこの世を去る
(二度と再びこの世に生れなくなる)までは、
この物質界におけるすべてのものについては、
すべての関係からおさらばするまでは、
通常の家庭生活に従事することは
何らの妨げとならないのである。

また、それは、彼らの霊的発達の妨げともならないのである。

しかし、我々がこの物質世界から去り
(それは、物質界における
あらゆる義務を果しつくすまでは
去ることが出来ない)、
聖者となると、物質界的なことは忘れられてしまい。

それらはすべて、霊界にまで高まるべきなのである。
 
「ヨガの真義」(M・ドーリル博士著)より
 
”通常の家庭生活に従事することは
何らの妨げとならないのである。
また、それは、彼らの霊的発達の妨げともならないのである。”
とあります。
まず、普通に物質的な生活を送る事が大前提で、
そうすることが何か霊的な成長の足を引っ張ることはないです。