「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本を教科書にして、
引き寄せの法則についてまとめてきました。
次のステップとして、
「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本があるので、こちらをご紹介したいと思います。
という記事の続きです。
エイブラハム 欠乏という場所にいる人は
─いくら行動しても─
欠乏を引き寄せる。
言い換えれば、
強い感情のほうが行動よりも強力なのだ。
欠けているという場所からの行動は、
常に非生産的だ。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
エイブラハム 自分は欲しくないと言い出す人は、
それまでさんざん欲しがって欲しがって、
それでもすべての物事は
実は二つの面を持つと理解していないので、
欲しいものより欲しいものの欠乏のほうに
関心を向けていることが多い。
それで、欲しいものの欠乏ばかりを
引き寄せている。
そのために、ついにへとへとになる。
そもそも持っていないから欲しい
という人にとっては、
欲しいというのは不快な体験なのだ。
だから「もう欲しくない。
欲しいと思うといつも嫌な気分になった。
だから、欲しがらないほうが楽だ」と言う。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
もっとお金が欲しいと思い、
でもお金が手に入るかどうかを
疑っていれば、
バランスはとれていない。
もっとお金が欲しいと思い、
自分より豊かな人に腹を立てていれば、
バランスはとれていない。
自分はダメだ、不安だ、ねたましい、
不公平だ、腹立たしいなどという感情を抱くのは、
「感情というナビゲーションシステム」が
あなたに自分の願望と同調していないよと
教えているしるしだ。
たいていの人は、お金についての
自分の波動を整えようと努力していない。
その代りに不公平を指摘し、
お金いついて何が正しくて
何が間違っているかを決めようと試み、
それどころか
文明社会のお金の流れを調整する代わりに、
法律を押し付けようとして何年も、
それどころか一生を過ごしている。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
実は
─外的環境をコントロールする試みに比べれば─
ほんの少しの努力で、
非常に大きな見返りが得られるのに。
気分よく感じることほど重要なことは
何もない。
明るくていい気分は、
あなた自身のより大きな意図と
調和しているということだから。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
いい気分になる思考を選択すること、
違うストーリーを語ること、
肯定的な側面を探すこと、
本当の願望に「転換」すること、
ポジティブな「もしも」を探すこと
─これが隙間を満たす方法だ。
すると実に興味深いことが起こる。
欲しいものがどんどん経験に流れ込んでくる。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
という箇所をご紹介していますが、
ネガティブからポジティブに転換する時に、
その時々でやりやすい方法が違うと思います。
ネガティブな気分になる用事があるなら、
その用事の前に肯定的な側面を探しておくとか、
経験していないことなら、
もしも、こうだったらいいなと、想像してみるとか。
いい気分になるかな?という部分を確認しながら、
様々な考え方をしてみます。ほかの人がどう評価しようと、
自分がその評価を気にしなければ、
引き寄せの作用点にはなんの影響もない。
自分の経験とほかの人の経験を比較し、
ほかの人たちのほうが成功していると考えたら、
自分のなかの欠乏感が増幅される。
すると自分のほうが「下だ」
という感情が活性化する。
また、ほかの人の豊かでない経験に
注目していても、
豊かさを引き寄せる場所には行けない。
あなたは自分が考えていることを
引き寄せるのだから。
あなたが引き寄せること
─あるいは押しのけること─は、
ほかの人の行動とはいっさい関係がない。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
自分がその評価を気にしなければ、
引き寄せの作用点にはなんの影響もない。
自分の経験とほかの人の経験を比較し、
ほかの人たちのほうが成功していると考えたら、
自分のなかの欠乏感が増幅される。”
という箇所は、
エイブラハム 望んでいる金銭的な豊かさを
実現できないのは、
たいていが不足を信じているからだ。
豊かさには限りがあり、
十分にはゆきわたらないと信じていれば
─だから、誰かが人より豊かなのは
不公平だと感じ、その人たちのせいで
ほかの人が貧しいのだと考えれば─
あなたは豊かさを押しのけ続ける。
ほかの人が成功したから、
あなたが成功できないのではない。
そうではなくて、
あなたがネガティブな比較をして、
自分の望みが実現していないという面に
関心を向けているから、
成功できないのだ。
ほかの人が不当に
無駄遣いしたりため込んだりしていると非難して
─あるいは十分にゆきわたる豊かさがないと
単純に信じて─
ネガティブな感情になると、
自分の状況がもっとよくなることを否定してしまう。
ほかの人が何を持っていようが、
何をしようが、
あなたとはなんの関係もない。
あなたの経験に唯一影響するのは、
「非物質的なエネルギー」を
思考にどう活用するかだけだ。
あなたが豊かさを経験するか
貧しさを経験するかは、
ほかの人が何をするか
何を持っているかとは
まったく関係がない。
関係するのはあなたの見方だけだ。
あなたがどんな思考を差し出すかだけだ。
運命を好転させたいと考えるなら、
違うストーリーを語らなくてはいけない。
多くの人は、土地やお金や物を集めて
豊かに暮らしている人を批判する。
しかし、そういう批判は
当人が欠乏という思考習慣を
持っている証拠だ。
その人たちは
もっと明るくていい気分になりたいと思い、
自分が達成できないことは「悪」だと思えば、
もっと明るくていい気分になれるだろうと考える。
だが、決して明るくていい気分にはなれない。
なぜなら、欠乏に関心を向けているので、
どこを見ても欠乏が見えるからだ。
自分のなかに成功したいという思いがなければ、
誰かの成功を見ても嫌な気分にならないはずで、
そういう人たちが批判を持ち続けていると、
当人の成功への願望と波動が
ずれっぱなしになる。
言い換えれば、
誰かが電話してきて
「こんにちは、あなたはわたしを知りません。
でも二度とあなたに電話しないとお話しするために
電話しました」と言っても、
あなたはその人が
自分の人生からいなくなることに
ネガティブな感情を抱きはしない。
初めからその人の存在を
欲してはいないのだから。
しかし、誰か大切な人が電話してきて
同じことを言えば、
願望と思考が一致しないから、
あなたは激しいネガティブな感情を覚えるだろう。
何かについて
ネガティブな感情を抱いたらそれは常に、
個人的な人生経験から生じた願望があるのに
今はそれがほかの思考と衝突している、
というしるしだ。
波動の不一致は常に
ネガティブな感情を引き起こす。
そして、ネガティブな感情は常に、
思考を転換して「本当の自分」と
今の願望の波動を調和させるための
方向指示器として役立つ。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
”関係するのはあなたの見方だけだ。
あなたがどんな思考を差し出すかだけだ。
運命を好転させたいと考えるなら、
違うストーリーを語らなくてはいけない。”
というしるしだ”
”そして、ネガティブな感情は常に、
思考を転換して「本当の自分」と
今の願望の波動を調和させるための
方向指示器として役立つ”
多くの人たちはネガティブな感情を
望ましくないものだと思うが、
それよりも自分がどちらの方向に
焦点を定めているかを知るための
大切な導きだと思ってほしい。
この導きによって
わたしたちは波動の方向を、
どちらの方向から願望を引き寄せているのかを
知ることができるのだ。
これは「転換しなさい」と知らせる信号だから、
「警告のベル」とよんでもいいが、
わたしたちはむしろ「導きのベル」とよびたい。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
豊かだという気分が大きくなれば、
たとえ現在はそれにふさわしい豊かさが
実現していなくても、
常に豊かさが引き寄せられてくる。
自分がお金についてどう感じているかに
注目するほうが、
ほかの人の行動に目を向けるより
はるかに生産的だ。
経験のなかにさらに多くのお金を
引き寄せることは、
多くの人が考えているよりも
はるかにやさしい。
必要なのは
自分自身の思考の波動バランスを
整えることだけだ。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
たとえ現在はそれにふさわしい豊かさが
実現していなくても、
常に豊かさが引き寄せられてくる。”
人はときどき、
幸せなことが実現する前に
幸せな気分にならなければならないなんて
不公平じゃないか、と不満を言う。
その人たちは、
不幸なときには幸せなことが起こる
「必要がある」と考え、
既に幸せなら幸せな出来事は
不必要だと思う。
だが、それは「引き寄せの法則」に反する。
欲することが「細部まで」
実現するより前に、
まず欲することの「エッセンス」を
感じる方法を探さなくてはいけない。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
こんなふうに宣言しなさい。
「わたしはでき得る限りの最高を望む。
これが最高だと考えることに
調和するように行動し、
所有し、生きたいと思う。
わたしは物質世界の
この身体で生きることと、
最高だと信じること、
あるいは素晴らしい生き方と信じることを
調和させたい」
こう宣言し、
明るくていい気分を感じるときにだけ
行動すれば、
常に最高だと考えるものと
調和した道を進むことができるだろう。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
人はよく
自分の価値を証明しなければならないと感じる。
そうすれば、いや、そのとき初めて
報償が与えられるだろうと思う。
だがわかってほしいのだが、
あなたがたは既に価値がある。
価値があると証明するのは不可能なばかりか、
不必要だ。
求める報償や恵みを得るために
必要なのは、
その恵みのエッセンスと同調することだけだ。
まず経験したいと思っていることと
波動を合わせなければいけない。
言葉だけで教えるのは難しいし、
わたしたちは「宇宙の法則」と
あなたがたの価値を知っていても、
あなたがたが今この文章を読んで
自分の価値を知ることができるとは限らない。
それはわかっている。
しかし、わたしたちが説明していることを
よく考え、
ここで提案しているプロセスを実践すれば、
きっと「宇宙」は
改善されたあなたがたの波動に反応し、
確かに「法則」が貫徹しているという証拠を
示してくれるはずだ。
それほどの時間がたたないうちに、
またここで提案している意図的な実践に
それほど努力しないうちに、
あなたがたは自分に価値があり、
自分が欲することをなんでも
創造する能力があると得心するだろう。
自分の価値を信じられない、
いちばん大きな理由は、
欲しい物を手に入れる方法が見つからないことで、
そのために誰かが自分を評価せず
報償を与えてくれないのだ、
と間違って信じ込んでしまう。
あなたの経験の創造者はあなたなのに。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
罰が与えられる法則、
ご褒美が貰える法則だと思い込んでいると、
苦しくなります。
エイブラハムたちはこれを、
ポジティブな気分でいれば、
ポジティブな経験ができて、
ネガティブな気分でいれば、
ネガティブな経験が出来る、
という風に伝えますが、
自分がしたことが返って来るという法則なので、
誰か(外側の神とか)が、
罰を与えたり、ご褒美を与えたりするものではないです。
因果則は、
自己自身の運命の唯一の規制者は
自分自身であるという
神の聖なる法則である。
それはその人の人生において
起こるすべてのことの責任は
自分にあるという法則である。
人間は、
自分自身の行為によって自分自身を罰し、
あるいは応報しているのである。
己れの播いたものは
己れが刈りとらねばならないというのが
不変の法則である。
こんなわけだから、
自分自身の過去の行為の結果として、
実際に直面したことに対して
多くの人々がとる、
神へのうらみや悪魔へのにくしみの態度は
改めるべきことである。
「秘教真義」(M・ドーリル博士著)
”自分自身の行為によって自分自身を罰し、
あるいは応報しているのである”
ということですよね。
それであなたがたが
「エイブラハムどうしたらいいのですか?」
と言う。
「そうだな、困ったね」
とわたしたちは言う。
この例では、完璧な選択肢はなさそうだ。
過去に道をきちんと敷いてこなかったために、
この瞬間、
あなたはいろいろなことをしなければならないのだ。
以前から、安全や調和を、
そして安全に仲良く暮らしたいと思い合った人との
交流を意図して暮らしてきたとすれば、
今のようなどうしようもない位置に
立たされることは決してなかった、
と、わたしたちは断言する。
だからいまは、
とにかく自分が選んだ方法で
対処するしかないが、
将来に望むことに思考を向けようと
今日から決意すれば、
将来はどっちに転んでも
まずいという不快な状況に
遭遇することはなくなるだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
未来に何か望むことを考えているとき、
あなたは未来に望むことのエッセンスを
引き寄せ始めている。
だがまだ準備ができていないから、
今は実現しないだろう。
しかし、前進の動きは始まる。
そしてあなたが未来に向かって進むにつれて、
あなたが思考を向けた出来事や状況も
未来に向かって進んでいく。
これは「道を敷く」とわたしたちが言う
プロセスだ。
現在にいるあなたが未来に思考を向ければ、
あなたがその未来に達したとき、
未来には既に道が敷かれている。
あるいは自分のための準備が整っている。
だから、あなたが今日経験することの多くは、
昨日あるいは一昨日あるいは1年前、
さらにはその前……にあなたが
今日について考えた結果だということになる。
未来に望むことに向けられた思考はすべて、
あなたにとって大きなプラスになる。
未来に望まないことに向けられた思考は全て、
あなたにとって大きなマイナスになる。
「節目ごとの意図確認」は、
今のあなたについて考えていても、
未来のあなたについて考えていても役に立つ。
どちらの場合もあなたは意識して
創造を行うだろう。
それが「節目ごとの意図確認プロセス」の要点だ。
この瞬間に特に何をしようとか
言おうという意図であっても、
あるいは未来への道を敷くのであっても、
目的意識を持って行うところに大きな価値がある。
自動車に乗るとき、
安全なドライブという意図を確認すれば、
文字どおり安全なドライブができる状況を
引き寄せるだろう。
もちろん、これまでもドライブのたびに
安全運転の意図を確認していれば
─過去に未来を思って安全を望み、
期待していれば、これまでに提示されたその意図が
あなたの未来への道を敷いているから、
今の「節目ごとの意図確認」が加わって─
意図はさらに強化される。
未来への道を敷かず、
今の節目の意図確認もせずにいれば、
惰性のままで生きることになり、
混乱してわけがわからなくなったり、
誰かの意図に左右されたりする可能性がある。
別の自動車に乗っている二人が
同じ時刻に同じ地点を通りかかり、
衝突事故を体験する。
その二人は安全という意図を持っていなかった。
彼らは惰性で生きており、
混乱のままにお互いを引き寄せあったのだ。
わかるかな。
自分はこれを望むと意識し、
その対象を受け取ることを期待すれば、
そのとおりになるだろう。
だがきちんと時間をとって
欲求を確認しなければ、
他人の影響や
自分自身の古い習慣の影響によって
あらゆることを引き寄せるし、
そのなかには望むことも望まないこともある。
確かに
偶然あるいは惰性で引き寄せたことのなかにも、
好ましくないことがあるのと同様に
好ましいこともあるだろうが、
しかし、惰性によって引き寄せても、
たいした満足は感じないはずだ。
人生の真の喜びは
「意図的な創造」にある。
そこで「意図的な創造」の鍵は
こういうことだ。
自分はどの時点でも
自分が感じているとおりのことを
引き寄せる磁石だと考えなさい。
すっきりしていて
きちんとコントロールできていると感じていれば、
すっきりした環境を引き寄せる。
幸せだと感じていれば、
幸せな環境を引き寄せる。
健康だと感じていれば、
健康な環境を引き寄せる。
豊かだと感じていれば、
豊かな環境を引き寄せる。
愛されていると感じていれば、
愛情豊かな環境を引き寄せる。
文字どおり感じ方が
「引き寄せの作用点」になる。
だから「節目ごとの意図確認」の価値は、
一日のうちに何度も立ち止まり、
この人生の節目に
自分が望むのはこういうことだ、
と明らかにするところにある。
わたしはこれを望み、期待する、
と明確にする。
こうして力強い言葉として提示するとき、
あなたは「選択的な軌道修正」をして、
自分が望むことを経験のなかに
引き寄せるだろう。
宇宙には─あなたが生きているこの世界には─
あらゆる物事が満ちあふれていて、
あなたにとって
とての好ましいものもあれば、
あまり好ましくないものもある。
だが、あなたが経験するすべては
思考を通じてあなたが招き寄せている。
だから一日のうちに何度も時間をとって、
自分が望むことを確認し、
欲求と期待を言葉にして提示すれば、
磁石のように自分の経験を
コントロールできるだろう。
もう「被害者(本当はそんなものはない)」では
なくなるし、
経験をいい加減に引き寄せたり、
惰性で引き寄せたりはしなくなるだろう。
一日を節目に分けて
何度も自分の欲求を確認すれば、
あなたは「意図的に経験を引き寄せる」ことになる。
それは楽しい体験だ。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
欲求を確認しなければ、
他人の影響や
自分自身の古い習慣の影響によって
あらゆることを引き寄せるし、
そのなかには望むことも望まないこともある。
確かに
偶然あるいは惰性で引き寄せたことのなかにも、
好ましくないことがあるのと同様に
好ましいこともあるだろうが、
しかし、惰性によって引き寄せても、
たいした満足は感じないはずだ。”
と明確にする。
こうして力強い言葉として提示するとき、
あなたは「選択的な軌道修正」をして、
自分が望むことを経験のなかに
引き寄せるだろう。”
なくなるし、
経験をいい加減に引き寄せたり、
惰性で引き寄せたりはしなくなるだろう。”
なんでも無料で済まそうなんて甘いとか、
引き寄せなんかで商売している人は、
お客さんをそうやって脅してコントロールしますね。
でも、そういうことではなくて、
必要なのは、
その恵みのエッセンスと同調することだけだ。
まず経験したいと思っていることと
波動を合わせなければいけない。”ということでしたよね。
それは、
そうすれば、いや、そのとき初めて
報償が与えられるだろうと思う”
ということでもありますよね。
あなたがたは既に価値がある。
価値があると証明するのは不可能なばかりか、
不必要だ”
文房具類を突っ込んでいた引き出しを、整理しました。
なくしたと思ったのにあった!みたいなパターン。
調和した道を進む”ことができている訳です。
好ましくないことがあるのと同様に
好ましいこともあるだろうが、
しかし、惰性によって引き寄せても、
たいした満足は感じないはずだ。”
引き寄せ界隈では、
こんなものを引き寄せた!と、
自慢することがよくあります。
これも他者を気にしている他人軸です。
そういう自慢の中には、プラマイゼロの、
トラブルを乗り切ったパターンとかもよくあります。
失くしたものが見つかった、引き寄せた!
遅刻したけど予定がずれて上手くいった、引き寄せた!
その場合は確かに良かったね!と思うけど、
乗り切る前の感情はどうだったのかな?というのが、
次の経験に影響してきますよね。
こういう場合は、ポジティブな気分になるために、
一旦ネガティブになるというのが好きなのかな?と思います。
そもそも、失くさないようにすればいいのでは?
遅刻しないようにすればいいのでは?という話ですよね。
人間の向上にとっての最大の障害は、
利己的であって没我的でないということである。
ある人がその家族に贅沢で満足な暮しをさせていると、
自分自身で誇らかに思い、たかぶる気持になる。
彼の関心はもはや他人の賞賛だけである。
それが真実だろうと観念的なものだろうと
賞賛のみを求めているわけであるから、
その人はもはや没我的立場を離れて
利己的立場になってしまっているのである。
人間のなす行動の九十九パーセントは
利己的動機にもとずいていると言っても
過言ではない。
我々が大師(マスター)と接する前に、
この利己心というものを除去しなければならないのである。「秘教真義」(M・ドーリル博士著)より
そうすれば、いや、そのとき初めて
報償が与えられるだろうと思う”
あなたがたは既に価値がある。
価値があると証明するのは不可能なばかりか、
不必要だ”
と言っています。