「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本を教科書にして、

引き寄せの法則についてまとめてきました。

次のステップとして、

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本があるので、こちらをご紹介したいと思います。

 

 

寝る前と起きる時に思考を選択する、

ということについて書きました。

 

意図的に思考を選択するのは、

 
あなたの思考が別の思考につながり、
それがさらに別の思考につながって、
という具合につながっていくのも、
これと同じだ。

事柄によっては
長いネガティブなロープを
引っ張り続けてきたので、
ついついネガティブな面に
それてしまうことがある。

言い換えれば、誰かにちょっと
ネガティブなことを言われたとか、
何かを思い出したなどの
ほんのちょっとしたきっかけで、
たちまちネガティブ思考に
落ち込んでしまうのだ。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
とご紹介している様に、
一つの思考が次の思考に次々と、
繋がっていくという法則があるからです。
 
だから眠る前に
心配なことを考えていたら、
朝起きたときの思考と波動は前夜と同じで、
その日の思考は否定的なところからスタートする。

そこに「引き寄せの法則」が働くから、
似たような思考が引き寄せられてくる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
引き寄せの法則は、
似たものを引き寄せる法則なので、
似たような思考も引き寄せるのです。
 
「引き寄せの法則」は
なんでも拡大する巨大な虫眼鏡のようなものだ。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
また、なんでも拡大する
巨大な虫眼鏡のようなものとも言えるそうです。
どんどん引き寄せられますものね。

 

意図的に思考を選択するのが、

どうして必要なのかというと、
意識想念の法則があるからでもあります。

 

(一)意識想念の法則

現在意識的な想念がなければ何も創造されない。

すべてのものは、宇宙心か宇宙心の単位である
人の心かの意識的想念によって顕現されているのである。

凡ての主観的創造は、意識単位(人)か全体心(宇宙)かの
いずれかの思考の結果なのである。
 

「秘教真義」(M・ドーリル博士著)より

 
創造の前に思考があるので、
現実的に現れたものは、
意識単位(人)か全体心(宇宙)の思考の結果だ、
ということなので、
エイブラハムたちは、
意図的に思考を選択して、
現実的な経験をコントロールしていこう、
と伝えているのです。
また、引き寄せの法則は似たような思考を引き寄せて来るので、
意図的に思考を選択する必要があるのです。
 
嫌だなと思うことを考えて、
似たような考えが引き寄せられて考え続けた結果、

嫌だなと感じる望まないものが創造され、

現実的に経験することになり、

いい気分になる思考を選択すれば、

似たような思考が引き寄せられるので、

いい気分になる望んだものが創造され、

現実的に経験することになりますよ、

というのが法則の仕組みです。

 

引き寄せの法則は願いを叶える法則ではないし、

欲しい物を手に入れる法則ではなくて、

似たようなものを引き寄せるのです。

これを上手に利用しないと、

嫌なものという似たようなものも、

引き寄せられてしまうので、

転換していい気分のものを、

引き寄せられる状態に、

自分をコントロールするのです。

 

 

行動中心の人生を送っていると、
何かを実現するには
大変な努力がいると信じてしまう。

だが、思考を意図的に方向づけることを学べば、
思考にはとてつもなく大きな「てこ」の作用と
パワーがあることがわかるだろう。

望むことだけではなく
望まないことも考えると
思考のパワーを薄めてしまうが、
望むことだけ思考の焦点を定めておけば、
わたしたちが何を言おうとしているのか、
経験を通じて理解できるはずだ。

行動中心の人生では、
だいたい必死にがんばって必死に働くことになる。

その結果あなたがたの多くは
望むほうへ関心を向けるよりも、
望まないほうへ
(あるいはなんとか改善したいと思うほうへ)
関心を向けてしまう。

「肯定的な側面に目を向けるプロセス」を
応用するよい方法がある。

ベッドに入ったらその日あったなかで
いちばん楽しいことを思い出すのだ。

もちろんいろいろなことがあっただろうから、
少し考えなくてはならないだろうし、
あんまり楽しくなかったことも
思い出すかもしれない。

それでも楽しいことを探して、
見つかったら
それについてしばらく考えていよう。

こんなふうに言ってみるのも呼び水になる。

「よかったなあと思うことは……
いちばんうれしかったことは……」

それからポジティブな糸口が見つかったら、
それをたどって一日でいちばん楽しかったことを考え、
ポジティブな思考の影響が感じられたところで、
今の一番大きな意図に焦点を定める。

「さあ、ゆっくり眠って明日の朝は
リフレッシュして目覚めよう」

自分にこう言ってみよう。

「さあ、これから眠るぞ。
眠っている間は思考が働かないから、
引き寄せは停止し、
身体のすみずみまで完全にリフレッシュできる」

それから身の周りの、
例えば寝具の心地よさ、
枕の柔らかさなど、
この瞬間の幸福に関心を向ける。

そのうえで静かに自分の意図を指し出す。

「さあ、眠ろう。
そしてリフレッシュして、
またポジティブで明るい
引き寄せの作用点とともに目覚めよう」

そんなふうにして眠りに就けばいい。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

”こんなふうに言ってみるのも呼び水になる。
「よかったなあと思うことは……
いちばんうれしかったことは……」”

とあります。

これはとても参考になると思います。

思い出すことの種類を指定して、

ポジティブなことを思い出せる様に、

自分を誘導するんですね。

これも例えば、

「今日はとてもポジティブな一日でした。

感謝します」とかいうような、

本気でそうだ、その通りだと思ってもいない様な、

言葉だけの無理矢理なアファメーションをするのではなくて、

自分の中から探し出すのです。

 

眠っている間は
─身体が意識的に
思考の焦点を定めていないので─
身体は何も引き寄せない。

眠っている時間に「内なる存在」が
あなたの「エネルギー」を再調整し、
身体をリフレッシュして不足分を補充する。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
眠っている間は引き寄せが停止するということでした。
また、エネルギーの再調整を「内なる存在」がしてくれる、
ともありました。
 
余談ですが、
私がブログ記事や本などで知った話でも、眠っている間に、
例えば一緒に地表上に降りてきている仲間たちと会議をしたり、
学校に通って霊的な学びをしたり、
(現実生活で実践する前に予習をしている)
霊的なガイド達から必要な情報を得たりしている、
といった内容がありました。
寝ていると霊的な領域にアクセスしやすくなり、
思考が停止しているので、
ガイド達とのコミュニケーションが容易になるのです。
だから夢で重要な情報を教えて貰っても、
起きた途端に言語化出来ずに、
だんだん薄れてしまう…ということがあると思います。
でも本当に重要なことははっきり覚えているはずで、
一旦、忘れた振りをする必要があることだからなので、
心配ないと思います。

予習してあるから、実際に現実で経験する時に、

そこで得た情報が役に立っていて、
それが気付きとして言語化して理解出来る、
ということもあります。
霊的な領域では、現在過去未来が同時にあるので、
予習も出来るし、
同じ時間に寝ている訳ではない仲間たちと、
会議も出来るのです。

 

だから眠る前に
心配なことを考えていたら、
朝起きたときの思考と波動は前夜と同じで、
その日の思考は否定的なところからスタートする。

そこに「引き寄せの法則」が働くから、
似たような思考が引き寄せられてくる。

だが、眠る前に努力して
人生の肯定的な側面に目を向け、
眠っている間は引き寄せを停止して
リフレッシュすることを思い出して
意図的に思考を方向づけておき、
朝、目が覚めたときに
「今日は明るくていい気分になることを探そう…」
と考えれば、
思考も人生もコントロールできるようになる。

(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 

眠る前に努力して、

楽しかったことを思い出して、

いい気分になったら寝るということをやると、

朝起きる時に、ポジティブな引き寄せを始められる状態で、

目覚めることがが出来るのです。

これをやれば、嫌なことが多い一日でも、

一旦リセット出来るし、

嫌な一日だと思って終わらせるのではなくて、

ひっくり返して、案外いい一日だったな、

いいこともあったなと思えるので、

ポジティブな思考に向きやすくなると思います。

 

私と同じ様に、大反省会をする癖がついている人は、

今日から早速やめて下さい。

過ぎたことはどうしようもないです。

必ずひっくり返せるので、

肯定的な思考が出来る状態に整えましょう。

 

そう、あなたは自分の経験を
自分で創造している。

自分の経験は
自分で引き寄せているといってもいい。

創造とは、
何を望むかを明らかにして、
それを追いかけて捕まえることではない。

創造とは、
望むことに焦点を定め
─経験したいと思う事柄に
思考を正確に同調させて─
「引き寄せの法則」によって
それが引き寄せられてくるように仕向けることだ。

過去の何かを思い出しているときでも、
将来の何かを想像しているときでも、
あるいは目の前の何かを観察しているときでも、
あなたの思考の波動を放出していて、
それに「引き寄せの法則」が働く。

この思考を願望とか信念とよんでもいいが
(信念とは継続的な思考のことだから)、
なんでも関心を向けたものが
あなたの引き寄せの作用点になる。

すべての物事は実際には
─望むことと望むことが欠けているということの─
二つの事柄だから、
自分ではポジティブな面に
ピントを合わせているつもりで、
実はネガティブなほうに
ピントが合っていることもあり得る。

「もっとお金が欲しい」と言っても、
実際には必要なだけのお金がないという事実に
ピントを合わせていたりする。

ほとんどの人は病気だと感じているときに、
健康になりたいと口にするのものだ。

言い換えれば、
望んでいないことへの関心がもとで、
望むことを口にする。

願望にピントを合わせているように見える言葉でも、
実はそうではないことが多い。

何かを口にしているとき、
自分がどう感じるかに
意識的に気づくことによってのみ、
ポジティブに引き寄せているか
ネガティブに引き寄せているかがわかる。

そして何を引き寄せているか、
すぐにはその徴候が見えなくても、
思考は似たような思考、
波動、エネルギーを寄せ集めている。

そして、
やがては何を引き寄せているかが明白になる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

”創造とは、
何を望むかを明らかにして、
それを追いかけて捕まえることではない。
創造とは、
望むことに焦点を定め
─経験したいと思う事柄に
思考を正確に同調させて─
「引き寄せの法則」によって
それが引き寄せられてくるように仕向けることだ。”

という箇所が分かりやすいなと思います。

引き寄せ界隈の望みを叶えるというのは、

前者のことを指していると思います。

 

 

社会がー、支配者層がーと、

何かのせいにしたくなることが沢山あります。
でも、法則があるので、
全て自己責任なのです。
”そう、あなたは自分の経験を
自分で創造している。
自分の経験は
自分で引き寄せているといってもいい。”
とあります。
 
逆に言えば、どんな環境でも、
それぞれ幸せになれる様に、
法則が働いていて、
守られているのです。

 

第三の「許容し可能にする術」というのは、
「わたしがありのままのわたしで、
他者がありのままの他者であることを許容し、
可能にしよう」ということだ。

たとえ他者がありのままのあなたを認めなくても、
他者がありのままであることをあなたが認めるなら、
あなたは「許容し可能にする者」になる。

だが、まずなぜ自分の今の人生があるのかを
理解しなければ「許容し可能にする者」にはなれない。

あなたが思考を通じて(あるいは関心を向けることを通じて)
他者を自分の人生に招き入れなければ、
他者はあなたの経験の一部にはならないし、
あなたが思考を通じて(あるいは観察することを通じて)
ある状況を人生に招き入れなければ、
その状況はあなたの経験の一部にはならない。

そのことを理解できたときに初めて、
あなたはこの人生の表現へと身を投じたときに望んでいた
「許容し可能にする者」になれる。

この三つの強力な「宇宙の法則」を理解し、
意識して応用できれば、
あなたは喜びに満ちて自由に、思いどおりの人生経験を
創造できる。

人生で出会う人も状況も出来事もすべて、
あなたが自分の思考を通じて
経験のなかに招き入れたのだということが理解できれば、
この物質世界の身体に宿る決意をしたときに
意図したとおりの人生を送れるようになるだろう。

だから力強い「引き寄せの法則」を理解し、
自分の人生経験を
「意図的に創造」しようという意志を持てば、
いずれは「許容し可能にする術」の完全な理解と
応用だけが生み出す比類ない自由に導かれる

 

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

”あなたが思考を通じて(あるいは関心を向けることを通じて)
他者を自分の人生に招き入れなければ、
他者はあなたの経験の一部にはならないし、
あなたが思考を通じて(あるいは観察することを通じて)
ある状況を人生に招き入れなければ、
その状況はあなたの経験の一部にはならない。”

 
”人生で出会う人も状況も出来事もすべて、
あなたが自分の思考を通じて
経験のなかに招き入れたのだということが理解できれば、
この物質世界の身体に宿る決意をしたときに
意図したとおりの人生を送れるようになるだろう。”
 
とあります。
 
自分でその思考を選択しなければ、
経験することはない、
というのが法則なのです。
 
今まで混乱の中で生きて来たのは、
外側の状況に振り回されて、
望んだつもりはないのだけれども、

望まないことに思考を向け続けて、

結果的に自分の経験に引き込んでしまった、

惰性で創造してしまったのです。
 
これが本当に分かってくると、
言い訳出来なくなります。
これは勇気が必要で、とても辛いことです。
 
今、現実に起こっているのは、
自分の責任で、自分が選んだことです。
これをまず受け入れる必要があります。
ここから、じゃあ、どうしたいのか?
何を望むのか?と突き詰めていき、
でもその度に、
そんなの無理だ、常識的ではない、
あり得ないと否定したくなるのを、
受け入れてあげて、
どうしてそう思うのか?という、
不安や心配の根っこに迫っていくこともあります。
自分の感じ方に注意して、
不安や心配を感じる、ネガティブな感情になる思考を、
ひっくり返していきます。
 
別のいい気分になるような考え方はないかな?と、
探していくのだけれども、
ネガティブな引き寄せをしている時は、
難しいかもしれないですよね。
でも、逆に、ポジティブな引き寄せを始めたら、
どんどん似たような思考が引き寄せられるので、
明るい前向きな考え方を続けることも出来ます。
 
心から納得して本当にそうだと思えるものを、
探す作業を続けて、

確信を持てるようになると、現実に現われます。

 
幸い「時間という緩衝帯」があるので、
思考がすぐに現実になるわけではないから、
思考の方向を(どう感じるかということを指標に)
よく調べて、暗いネガティブな感情がわいていると
感じたら、
思考の方向を変えるチャンスはいくらでもあるはずだ。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

という箇所をご紹介しましたが、

地球さんが進んでいる五次元の領域では、

すぐ現実化するので、

その前のこの物質次元で、

自分の思考をコントロールする練習が必要なのです。

思考を調整しながら、目の前の現実を見て、

コントロール出来ているかな?と、

確認することが出来ると思います。

 

以前、下記をご紹介しましたが、

 

必要条件を詳しく説明することが
このメッセージの目的ではありません。

ですが、やはり
必要とされることについて、
概略を説明させてください。

第一に、資格が与えられるのは、
意識が五次元の気づきに
ほぼ到達した人だけです。

つまり、すべての生命と
全王国だけでなく、真我と他者も
無条件の愛で抱きしめなければならない
ということです。

二元性の意識は、最低でも
九〇パーセント統合されていなければなりません。

男性エネルギーと
女性エネルギーのバランスが
きちんととれていることもまた重要です。

人生のどの分野においても、
害を与えないようにならなければなりません。

このことが一体何を意味するかについては、
自分でハートの中で堀り下げてください。

これは親愛なる皆さんへの宿題です。

その宿題は、あなたを「自己発見」へ、
つまり真のあなたを見つける驚きへ、
すなわち長いあいだ気がついていなかった
神聖な自己への資質へと導いてくれるでしょう。
 
第二に、
過去と現在の、感情体と精神体の、
すべてのネガティブなものを
きれいにして癒されなければなりません。

痛み、怒り、嘆き、罪悪感、悲しみ、トラウマ、
恥、中毒、絶望、低い自己評価、否定的な印象、
不健全な雰囲気などの、
過去と現在の全記録を進んで受け入れ、
無意識と太陽神経叢と感情体から解放しなければ
なりません。

もし、神聖な愛より低い波動の
感情や思考が少しでもあれば、
テロスの高いエネルギーの波動のせいで、
それらはマインドや感情の中で
千倍以上に増幅されるでしょうから。

あなたが入念にそれらの記録を
取り除いてこなければ、
そのように増幅されたものは
トラウマになりかねませんし、
あなたは私たちの波動の中に
せいぜい数分しか留まれないでしょう。

第三に、七番目の霊的な通過儀礼を完了して、
アセンションの儀式の準備ができている段階に到達した人か、
ほぼ到達した人たちだけが、
エントリーコードを持つ資格があります。

この惑星上では、
ロード・マイトレーヤと
ロード・サナンダ(ロード・サナンダは、
地球での二千年前の職務で、皆さんの最愛のジーザスとして
知られています)がキリスト意識を管轄しています。

内なる世界で、彼らにこれらの通過儀礼を
受けたいと申請できます。

「レムリアの真実」
(オレリア・ルイーズ・ジョーンズ著)より
 
”あなたが入念にそれらの記録を
取り除いてこなければ、
そのように増幅されたものは
トラウマになりかねませんし、
あなたは私たちの波動の中に
せいぜい数分しか留まれないでしょう。”
とあります。
ポジティブな思考を選択し続けるのが、
当たり前の状態でないと、
いくら望んでも上昇した五次元の領域に、
自分自身を留めることが出来ないのです。
 
例えば、愛と平和の世界に移行したいと願った人を、
そこに住む良心的な人が連れて行こうと思うとします。
でも、その世界での集合意識の一端となる訳ですから、
少しでも愛と平和に反する様な、
あいつがーこいつがーと誰かのせいにしたり、
見下したり、不満を持ったり、
怒りや憎しみの感情が湧いたりすれば、
他の人々の足を引っ張ることになります。
その世界の愛と平和の状態に、
汚れの様な一滴になってしまうのです。
その良心的な人は、
一緒に暮らしている仲間たちのことも愛しているから、
仲間たちを守るために、
”神聖な愛より低い波動の
感情や思考が少しでもあれば”
連れて行くことはしないでしょう。
次の霊的な段階に進む為には、
自分がその状態に到達して、
維持し続けないといけないのです。
この不安定な、様々なネガティブなことがある、
地表上で、自分自身で行なわなくてはいけないのです。
本当に次の段階に進みたいなら、
意図的に取得する情報を選んで、
意図的に思考を選ぶ様にしようと、
決める必要があります。
 
どうも明るい気分じゃないなと感じたら、
そこで立ち止まって、
「明るくていい気分になる以上に
重要なことは何もない。
明るくていい気分になる
理由を見つけたい」
と自分に言えば、
思考はいい方向へ向かうし、
そうなればさらにいい思考へつながっていく。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
という箇所をご紹介していますが、
”「明るくていい気分になる以上に
重要なことは何もない。
明るくていい気分になる
理由を見つけたい」”
という言葉は、覚えておいていいと思います。
魔法の呪文の様に自問するようにしています。
 
すごくいい気分と、嫌な気分と、
そう悪くない気分があって、
そう悪くない気分が一日の中心になっている、
ということが分かってきたと書きましたが、
明るくていい気分というのを意識しだしたので、
そうでない気分との差がよく分かる様になったのです。
そうすると、もっといい気分になりたい、
そう悪くないでは満足できないと感じる様になり、
もっと自分はどうしたいのか、
どんな風に考えたらもっといい気分になるのかと、
掘り下げるようになりました。
 
自分と向き合うことに夢中になっていると、
他の人がどうしたとか、
何を言ったかとかが、
どうでもよくなる…というか、
そういう余裕はなくなります。
目の前の現実として現れてしまった場合は、
対処しますけれども、
嫌な気分になるだろうなと分かっているのに、
わざわざ探しに行くことは、
なくなってくると思います。
(どんどん引き寄せますしね)
自分の心地良さにこだわると、
情報も自ずと選択するようになる、
という感じです。
情報収集に右往左往したり、
揚げ足取りばかりしている人の情報を、
鵜呑みにしたり、
ということに違和感を感じる様になるでしょう。
あーこれは嫌だと分かる様になります。