「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本を教科書にして、

引き寄せの法則についてまとめてきました。

次のステップとして、

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本があるので、こちらをご紹介したいと思います。

 

転換と肯定的な側面の本(エイブラハム) 

 

という記事の続きです。

 

引き寄せの法則を上手に活用する為に、

ネガティブな思考を転換する方法と、

ものごとの肯定的な側面を探す方法をご紹介しました。

 

次の教えは、

お金を引き寄せ、豊かさを実現することについてです。

 

お金は経験に
絶対に不可欠なものではないが、
ほとんどの人にとっては
「お金」と「自由」は同義語だ。

そしてあなたがたは存在の核心で、
自分は自由に生きる権利があると
はっきり認識しているから、
お金との関係は人生経験のなかで
最も重要なテーマになる。

だから、お金について
あなたがたが強い感情を持っているのも
不思議ではない。

自分の経験のなかに
多額の金を流れ込ませる自由を
発見している人もいる。

だがほとんどの人は、
希望する金額よりもずっと少ないお金しか
手に入らないため、
自分が自由だと感じられない。

この本を読んで
「法則」をベースにした真実に共鳴すれば、
あなたは世界の豊かさを求める自分の願望に
同調するだろうし、
その結果はまもなくあなたにも
ほかの人にもはっきりと
目に見える形となって現れるだろう。

長年、金銭的な豊かさを
実現しようと努力してきた場合でも、
まだ若くてスタート地点に立ったばかりでも、
金銭的な「よいあり方(ウェル・ビーイング)」への
道のりは決して長いとは限らない。

多くの時間や物理的な努力が必要
というわけでもない。

あなたがたが使うことができる
「エネルギー」という「てこ」の作用を
どう活用すればいいか、
シンプルで理解しやすい言葉で説明してあげよう。

それにお金についての考えや
そうした考えを抱いているときの感じ方と、
経験に流れ込んでくる
お金との絶対的な関係についても
教えてあげたいと思う。

その関係を常に意識していれば、
そしてそれに基づいて
意図的に思考を方向づけようと決心すれば、
「宇宙」のパワーにアクセスできて、
金銭的な成功には時間も物理的な努力も
あまり関係がないことがわかるだろう。

そこで、あなたがたの宇宙と世界の
シンプルな前提条件から始めよう。

「あなたが考えていることが現実になる」

しかし、人はよくこんなふうに言う。

「そんなはずはない。
だってわたしは記憶にあるかぎりずっと、
もっとお金が欲しいと望み、考え続けてきた。
だが今でもお金が足りなくて苦労している」

金銭的な状況を改善したいと思うなら、
これに対するわたしたちの回答を
しっかり理解することが大切だ。

お金に関する事柄は、
実は二つに分けられる。

①お金がたくさんある。
多額のお金によって得られる自由と安らぎの感情。

②お金がない。
お金が足りない。
お金がないために生じる不安と失望の感情。

人はよく「お金が欲しい」と言えば、
それはポジティブな言葉のはずだと思う。

だがお金について語りながら
(ほかのことでも同じだが)、
不安や不快感を感じるとしたら、
お金について語っているのではなく、
「お金が足りないこと」いついて語っている。

この違いはとても重要だ。

なぜなら前者はお金を引き寄せ、
後者はお金を遠ざけるから。

自分が本当は
どう考えているかに気づくことが大切だし、
もっと大切なのは、
お金についてどう感じているかを
はっきり認識することだ。

「ああ、あれはなんて美しいんだろう。
でも、自分には買えない」
というようなことを考えて
口にしていたら、
あなたは望む豊かさを実現する
波動状態になっていない。

買えないと思ったときに感じる失望は、
あなたの思考のバランスが
願望そのものではなく、
望むものがないというほうに
傾いているしるしだ。

欲しい物が買えないと考えたときに感じる
ネガティブな感情は、
思考のバランスの状態を知る
手がかりの一つだが、
実際に経験している豊かさも
それを知る手がかりなのだ。

多くの人々は
現実の経験を超えたことを考えないので、
いつまでも「足りない」という経験を
続けるはめになる。

言い換えれば、お金の不足を経験し、
認識し、しょっちゅう口にするなら、
いつまでもその状況にとどまる。

金銭的な状況を
ありのままに語るのではなく、
望む状態についてのストーリーを語ることに
パワーがある、
とわたしたちが説明すると、
多くの人たちは反対する。

彼らは現実を認識すべきだと
信じているからだ。

だが、ありのままを見て、
ありのままを語り続けていたら、
望みの実現に近づくことはできない。

人の顔は変わり、
場所は変わるかもしれないが、
あなたの人生経験には
基本的になんの改善も見られないだろう。

人生経験を
はっきりと変えたいと思うなら、
はっきりと違う波動を出さなければならない。

つまり違う感情がわき起こるようなことを
考えなければならないのだ。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 
私はお金のことを考えると、
不安や心配な気持ちが湧き上がって、
ネガティブな感情になるので、
転換すること、肯定的な側面を探すことを、
お金以外のことで実践して、
思考をコントロールする習慣をつけました。
ネガティブな感情を、
いきなりひっくり返すのは難しいですし、
自分にとって簡単に感じられることから、
コツコツと練習を続けていくと、
お金について考える時も、
前ほどネガティブな感情にならなくなりました。
 
ECTONの本でもお金の話がすごく参考になるので、

いつか機会があったら、ご紹介したいと思います。

 

もし今、お金について何か思うことがあって、

引き寄せの法則を使いこなしたいと考えていたとしたら、

すごく幸せなことですよね。

私がこうやってブログ記事を書いているのも、

それを読める環境にいるのも、

恐らく、最低限の生活は出来ているから、

その次に進みたいと思って、

引き寄せの法則について学べているのだと思います。

 

もし、今日食べるものにも困っていたら、

呑気に引き寄せの法則がー、スピリチュアルがー、

なんて言ってられるかな?と思うのです。

そんなことよりも、まず、

目の前のことを解決するのに必死ですよね。

お金が足りない!と思っていたとしても、

実際には、ある程度余裕があるから、

インターネットをやったり、

ブログ記事を書いたり、読んだりできるんですよね。

屋根のあるところで生活して、

夜眠るところがあって、

今日のご飯も明日のご飯も確実に、

食べることが出来るよな、

これは幸せなことだなと思います。

そう考える時、お金が足りないという不安や心配ではなく、

今満たされているなと安心感が生まれます。

細かい金額を考えないで、

全体的に見て善いと思うことを探してみます。

 

朝、日の出と共に起きて、

その日に食べるものを確保して、

日が沈むとあまり出来ることは少なくて、

天候が悪化すれば、

生きる為に自分を守って、

といった生活をしているとしたら、

カルマを積むことはないので、

この領域を旅立った後は、

故郷の星へと還ることが出来るそうです。

 

もっと複雑な生活をしていると、

人との関係で、

カルマを積んでしまう状態になって、

自分に起きて来る現実も複雑になっていくのです。

だから、法則や真理を学ぼうという気持ちになります。

それだけで十分、豊かなんじゃないかな?と思います。
霊的な学びをしようとしている私は、
幸せなだなと。
 
 

ここ数日、私のミスで、息子と娘に対して、

ちょっとしたトラブルを続けて起こしてしまいました。

その時の自分の考えや感情なんだけど、
最初はどうしよう、やってしまったと思って、
なんて自分はダメなんだ、
どうしてこんなことになったのだ、
どうしようもないなと自分を責めて、
その時の行動を後悔し、
ああしていれば、こうしていればと考えました。
それから、息子や娘がもっとこうしてくれたらと、
責める気持ちが湧きました。
誰かのせいにしたくなる。
そして、だって仕方なかったのよ、
〇〇だったからと正当化する、
という流れになりました。
 

ジェリー エイブラハム、わたしたち、
つまりこの物質世界に暮らす者の多くが、
自分にいいことが起こるのを正当化しなくてはならないと
思っているようなのですが、
どうしてだとお感じですか?

エイブラハム 一つには、
リソースには限りがあると誤解しているからだ。

それで、なぜ他人ではなくて
自分がリソースを獲得できたのかを
説明しなくてはならないと思う。

もう一つの要素は、「無価値」という信念にある。

あなたがた物質世界の次元には、
「あなたには価値がない、
だから自分の価値を証明するために
この世に生まれた」
という非常に強力な考え方がある。

だが、あなたがたは自分の価値を証明するために
この世に生まれたのではない。

あなたがたには価値がある!

あなたがたは楽しい成長、
拡大を経験するために生まれて来た。

あなたがたの欲求の力によって、
そして「許容し可能に」する力によって
─ここで話をしている「法則」を高く評価する、
まさにそのことによって─
あなたがたはこの時空という現実に出現した。

だから、物質世界に存在していることが
あなたがたの価値の証明であり、
自分の思いどおりの人間になり、
思いどおりに行動し、
欲しいものを手に入れるにふさわしい証明なのだよ。

自分は「無価値」だと考えると
とても嫌な気持ちになるのは、
その思考が「内なる存在」の考え方と
まったくずれているからだと気づけば、
思考の方向を改善しようと思うだろう。

だがそこが理解できれなければ、
他人を喜ばせようとじたばたしてしまう。

しかも、あなたに対する他人の要求には
一貫性がないから、
結局、あなたはわけがわからなくなって失敗する。

正当化したくなるのは
ネガティブなモードに入っているためで、
自分の欲しいものに
思考の焦点を定めていないからだ。

欲しいものに思考の焦点を定める代わりに、
自分が欲求を持つのは正しいのだと
他人を説得しようとする。

だが、そんな必要はない。
欲求を持って当然なのだから。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より

 

という箇所をご紹介しましたけれども、

ずっとネガティブな気分になっていて、

そういう自分を観察していると、

私は価値がないのではないか、

失敗するなんてどうしようもない人間だ、

みたいな思いが根底にある感じがしました。

 

例えば、引き寄せを商売している人に対して、

ぼったくりみたいなことを書きますけれども、

それを読んだ商売の人達は、

自分を正当化しだすことが多いのですが、

”正当化したくなるのは
ネガティブなモードに入っているためで、
自分の欲しいものに
思考の焦点を定めていないからだ。
欲しいものに思考の焦点を定める代わりに、
自分が欲求を持つのは正しいのだと
他人を説得しようとする。”
とある様に、

ネガティブな方に思考が向いている証拠でもありますよね。

 

誰かのせいにしたり、

正当化したくなる時は、

自分がどんな感情になっていて、

どっちの方向に向いているのかな?と、

すぐ確認した方がいいです。

 

いつものパターンだと、

何日もくよくよ落ち込むことはないので、

放っておいても気分が段々上向いていって、

失敗したことも、わりとなんとかなった、

という感じになります。

 

でも、意図的に思考を選択して、

コントロールしようと強く決めたので、

やってしまったとショックを受けて、

落ち込んでいる状態から、

なんとかポジティブな方向に移動しようと、

挑戦してみました。

ここでご紹介しているいくつかの引用箇所は、

メモを残したり、印刷したりしているので、

よく読み返して実践しています。

 

何を考えるかを意図的に決めることは
そう難しくない。

あなたがたは食べる物や運転する車、
身につける衣類にこだわる。

意図的に思考しようとするのも
それと同じで、
そうしたこだわり以上に大変なわけではない。

だが、自分が最高の気分になれる側面に
思考を向けることを学べば、
食事や車やワードローブを選ぶより
はるかに素晴らしい人生が実現する。

この文章を読んで、
そうだ、確かにそのとおりだ、
と共鳴するものを感じたら、
これからはネガティブな感情がわくたびに、
これはもっと生産的で自分のためになる方向へ
思考を導く大切な指標だと気づくだろう。

言い換えれば、ネガティブな感情がわいたのに、
今望まないものを引き寄せていると
わからないままでいることはなくなる。

自分の感情とそれが示す指標を意識すると、
とても重要なことが起こる。

なぜなら、自分のネガティブな感情が
何を意味するかに気づかなくても、
その瞬間ネガティブな引き寄せは
起こっているからだ。

だから、感情を理解すれば
人生経験をコントロールできる。

どうも明るい気分じゃないなと感じたら、
そこで立ち止まって、
「明るくていい気分になる以上に
重要なことは何もない。
明るくていい気分になる
理由を見つけたい」
と自分に言えば、
思考はいい方向へ向かうし、
そうなればさらにいい思考へつながっていく。

明るくていい気分になる思考を探す習慣がつけば、
周りの環境も改善される。

「引き寄せの法則」によって必ずそうなる。

明るくていい気分でいれば、
宇宙があなたに協力し、
扉が開くのを感じる。

嫌な気分でいれば宇宙は協力をやめ、
ドアが閉じると感じるだろう。

ネガティブな感情がわくときは必ず、
自分が望む何かに抵抗しているし、
その抵抗が悪影響を及ぼす。

身体に悪影響を及ぼすことも、
あなたが経験に引き寄せるはずの
素晴らしいことに悪影響を及ぼすこともある。

人生を生きて望むことと
望まないことに気づくなかで、
あなたは一種の「波動の預託口座」を開設する。

その口座には、
あなたが望むことと
あなたの波動がマッチして
体験が実現可能になるまで、
願望の対象が預けられている。

しかし、望んでいることが実現する前に、
それについて
明るくていい気分になる方法を
見つけられなければ、
それは閉じたドアの向こうにあるだけで、
ドアは開かない。

だが、考えていることの肯定的な側面を探せば
─そして思考プロセスを占領している
さまざまな可能性のなかで、
肯定的な側面を意図的に選べば
─ドアは開いて、
望むすべてが簡単に
経験のなかに流れ込んでくる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
”「明るくていい気分になる以上に
重要なことは何もない。
明るくていい気分になる
理由を見つけたい」”
と気分を変えようと決めます。
その時点で、ネガティブな状態が止まるので、
ましな気分になる様な考え方を少しずつしていきます。
最初はあまり気分が変わらない様な感じなんだけれども、
ちょっとずつ、こうも考えられる、
こういう考え方はどうだろうとしていくと、
かなりいい気分になってきて、
失敗はしたけれども、なんとかなりそうだ、
という風に明るい気分になってきます。
 
この明るい気分になるまでは、
失敗が元のトラブルの状態が続くのだけれども、
明るい気分になると、
何とかなって解決する、
という風に現実が変わりました。
 
何度か続けてやらかしたので…、
その度に少しずつ転換することをやってみたのですが、
必ず現実に変化がありました。
 
例えば失敗をして息子や娘を巻き込んだので、
怒ったり機嫌が悪くなったりするとしても、
相手の機嫌を取ってなんとかするのではなくて、
内観して、自分の感情をネガティブからポジティブに変えると、
相手の感情も変わってきます。
相手を変えようとするのではなくて、
自分を変えるのね。
 
これを意識的に出来るようになると、
意図的に自分で選択して、
現実を創造しているという実感を持てて、
自信がついてきます。
放っておいて自分の気持ちがそのうち上向いて、
現実的にもなんとかなった、
というのだと、意図的に創造している訳ではないですよね。
 
意識して方向を設定すると、
現実にも変化があるというのが、
実践して分かってくるので、
この先に何が起きたとしても、
乗り切れそうだぞという安心感が生まれます。
 
何が起きるかは全てコントロール出来ないのだけれども、
自分をコントロールすれば、
何も心配ないのだな、法則が働いているから、
大丈夫だなと思えるのです。
 
 
引き寄せの法則を使いこなすことは、
例えばポジティブなボールとネガティブなボールがあるとして、
ポジティブなボールだけが飛んでくる様にすること、
設定する事と解釈している場合があると思います。
だから願いが叶ったとか、
恋愛は充実しているけど、仕事は充実していないとか、
現実は満たされていなくても、
頭の中は満たされることが出来るとか、
矛盾したことを考えてしまうのでしょう。
 
でもそうではなくて、
ポジティブなボールとネガティブなボールなんてなく、
全てのボールに、ポジティブな面とネガティブな面が両方あり、
いつも好きな面を選んでいるだけなのです。
 
引き寄せの法則を上手に働かせることが出来ると、
ポジティブな面ばかりが飛んでくるようになるのだけれども、
宇宙法則というのは引き寄せの法則だけではないので、
いくらポジティブな面が向いたボールが飛んでくる様に設定しても、
過去の選択が原因で、ネガティブな面で飛んでくることもあります。
原因と結果の法則のことですが、
エイブラハムたちは道を敷くと言う様な表現をして、
これも引き寄せの法則として一括りにしています。
結局はずっと昔の過去のことが原因でも、
今、目の前に飛んできた時点で、
ポジティブな面を探せばいいでしょうということなのよね。
 
ポジティブなボールとネガティブなボールがある、
という風に解釈していると、
ネガティブな面が向いたボールが飛んできた時に、
どうして?ポジティブじゃないなんて!と、
悪い事の様に感じてしまうのです。
引き寄せの法則が上手く働いていないとか、
失敗したとか受け止めてしまう。
別々に存在していると解釈するから、

永遠に統合することが出来ないのよね。

 

一つのボールに両方あって、

自分で意図的にポジティブな面を向ける様に、

調節していくのだと分かれば、

いつもいつも別々のものごとの、

正反対の面を並べて、

終らない比較を続けてきたことが、

分かって来ると思います。

 

統合意識領域に到達したら、

引き寄せカウンセラーなんて出来ないし、

到達していない引き寄せカウンセラーから教わることは、

永遠に終らないループにはまるから、

取り敢えず、離れて自立していきましょう。