「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本を教科書にして、
引き寄せの法則についてまとめてきました。
次のステップとして、
「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本があるので、こちらをご紹介したいと思います。
という本の、
転換と肯定的な側面の本と、
お金を引き寄せ、豊かさを実現するという箇所を、
ご紹介しました。
長くなったので、一旦区切る為に、
まとめています。
こちらでお伝えしているのは、
宇宙法則の引き寄せの法則です。
潜在意識をどうこうする、
ということではないです。
永遠なる「宇宙の法則」は
常に一貫していて信頼できるし、
いつも拡大と喜びという約束を
実現してくれる。
ここではその「宇宙の法則」を
理解しやすいように、
力強くリズミカルに紹介するから、
あなたのなかで小さな理解が芽ばえ、
ページを追うごとにその理解が大きくなって、
やがては世界を創造している
「宇宙」のパワーにアクセスする方法を思い出し、
自分の目的とパワーに目覚めるだろう。
この時空という現実に
あなたの願望を目覚めさせる力が
宿っているなら、
同じ時空という現実は
あなたの願望を十分満足に実現する力も
間違いなく持っている。
それが「法則」だ。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
宇宙のパワーとありますが、
感情を伴うことを考えるとき、
あなたは宇宙の力にアクセスしている。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
という箇所を以前ご紹介しました。
法則というのは、
”一定の条件下で、事物の間に成立する普遍的、必然的関係。
また、それを言い表したもの。”を指していて、
”広く行き渡るさま。極めて多くの物事にあてはまるさま。 ”
とあります。
引き寄せの法則を上手に活用して、
意図的に創造していこうというのが、
エイブラハムたちが伝える教えです。
宇宙法則とその働き方を理解すれば、
どうやって活用していけばいいのか、
分かりますよね。
コーヒーを飲もうと思ったら、
コーヒーメーカーの下にカップをセットする。
テーブルにカップを運ぶ時、落とさないようにする。
もし、氷が欲しいなと思ったら、
製氷皿を冷凍室に入れるけれども、
(製氷スペースを利用するとか)
冷蔵室には入れないですよね。
私たちは意識していなくても、
法則に逆らうより従って、
上手に活用して生活しています。
宇宙法則も目には見えないけれども、
どこにでも誰にでも働いているものなので、
その働き方を、実践しながら理解していって、
自分が経験する現実を、
コントロールして、幸せになりましょう、
ということで、
様々な教えがあります。
法則というのは普遍的で例外はなく、
絶対に変わることのないものなので、
法則を上手に活用させる為には、
私たちの選択もある程度、
限られたものになることもあります。
もし、冷蔵室しか空きスペースがなかったとしても、
氷が欲しかったら冷凍出来る方法を選択するしかない様に、
時と場合により使い分ける、
ということが行なえないのが法則です。
人間が生きることに関する
ある一定の法則が存在する。
その法則は、
宇宙の諸天体を運動させている法則と同様に
不変不動の法則である。
いかなる者といえども、
宇宙法則の中の部分的一法則のいささかなりといえども
破ることは絶対に出来ないのである。
もし、そうしようとすれば、その人はその法則に対して
自分自身を犯しているのである。
ある著名な哲学者がいみじくも、
”人間の犯すことのできる唯一の法則は、
人間の作った法則のみである”と述べているのである。
だから、
もし人間が破ることのできる法則があるとすれば、
それは法則そのものではないのだということが
容易に分かるであろう。
出生の瞬間から死の最後までの人間の一生の一刻一刻は、
大宇宙法則とその無数の分則とによって
規制されているのである。
人間がこの法則をより多く理解するにつれ、
よりよく自分の人生を支配規制できる様になり、
さらには宇宙の大計画と調和し得る様になるのである。
この世の中には偶然の出来ごとなんて一つもないのである。
すべてのことは、この世のはじまりから
宇宙計画の一部分としてあるのである。
あらゆることは法則に従っており、
この法則は常に細分化し、拡大し、拡張しつづけているのである。
しかし、法則そのものの基本的性質を変えることは
絶対にあり得ないのである。
「秘教真義」(M・ドーリル博士著)より
人によって、時と場合によって違う、
というのは法則の話ではないです。
”人間の破ることの出来る唯一の法則は、
人が作った法則なのである。
我々が破ることが出来ない法則を破ろうと試みることは、
その法則に対して自分達自身を破っているのである。”
でも、人が作ったものなら、変更可能だし、
破ることが出来ますよね。
この不変のもの、破ることが出来ない部分と、
変更可能なもの、破ることができる部分、
というのをはっきり見分ける様にすると、
自ずと、どういう選択をしたらいいのかな?
ということも分かって来ると思います。
引き寄せ界隈の”先生方”は、
法則ではない部分について語っていることが多く、
だから、その時々で、
自分に都合の善いような主張をしています。
コロコロ変わる訳ですが、
これは人が作った法則だからですね。
また先生方は、
別々のものを比較しては、
こっちが善くてあっちはダメとやる傾向がありますが、
(二元性を克服していないので)
何を比較しているのか?ということも、
よく分かっていない様です。
もし、先生方が法則について語っているのであれば、
その情報を受け取った人たちにも、
顕著な変化が表れると思います。
私は、引き寄せの法則をエイブラハムで改めて学びだして、
他の人に手法に沿ったアドバイスをすると、
相手に色々善いことが起きて来る、
難を逃れるというのを目にする機会があるので、
自分だけではなくて、
他の人も同じ様に理解して納得すれば、
上手に活用出来るということを、
実際に経験しています。
”ある”とか”ない”とか”なる”とか、
引き寄せ界隈では言っていますけれども、
自分の内側の中で、
本当にそうだなと感じられる考え方を、
見つけ出すことで、
”ある”とか”なる”状態になります。
誰かの考えた在り方や、方法を、
そうだーそうだーと思い込んで、
自分に暗示を掛けるということではありません。
それだと本当にそうだとは思っていないので、
他の場面では役立たなくなりますよね。
もし、それが狙いだとしたら、
悪質だと思います。
goo辞書では、
確信というのは、
”固く信じて疑わないこと。また、固い信念。 ”とあります。
暗示に掛ける場合、
自分の感情は脇に置いてしまうので、
納得して確信するという状態にはなりません。
確信した場合は揺らがないのだけれども、
暗示に掛けた場合は、
融通が利かず、臨機応変に対処出来ません。
機械的になって人間らしさからは離れていきますよね。
感情が進化の鍵にも関わらず、
感情なんて関係ないんだよ!
メソッド通りに実行すれば、
確実に結果が出るんだよ!
みたいな感じですよね。
あーこれはあそこからダウンロードした情報だな、
というのも分かるんだけど…。
怖いですよね、ほんと。
「引き寄せの法則」が宇宙全体に一貫して
安定的に作用しているという事実は、
あなたが自信を持って
物質世界の環境に生まれ出るにあたっての
大きな要素だった。
あなたは人生のフィードバッグによって
自分の足場を思い出し、
固めることができると知っていた。
すべての基本は「波動」であること、
「引き寄せの法則」はその波動に作用すること、
要するに「法則」が波動を整えて組み立て、
似た波動を集め、
似ていない波動を遠ざけることを知っていた。
だからあなたは、その知識をすぐに言葉にしたり、
知っていたはずなのに忘れているらしい
周りの人に説明することはできなくても、
心配はしなかった。
この力強い一貫した「法則」が
すぐにあなた自身の人生という例を通して
示されるとわかっていたからだ。
自分がどんな波動を出しているかを知るのは
そう難しくないこともわかっていたからだ。
あなたの波動がどんなものか、
「引き寄せの法則」がいつも証拠を
見せてくれるからだ。
言い換えれば、
ネガティブな感情に「圧倒されて」
何もできないと感じているときには、
その気分から救い出してくれる環境や人は
寄ってこないし、
あなたもそのような環境や人を
見つけることはできない。
いくら努力しても、それは無理だ。
そしてあなたのほうへ寄って来る人は
あなたを救い出すどころか、
さらにネガティブな気分にするだろう。
自分が「不当な扱い」を受けていると
感じているときには、
公平に扱われることはない。
不当な扱いを受けているという思いと、
その結果としてあなたが出す波動が、
公平な扱いと感じるものをすべて遠ざけるからだ。
必要な金銭的なリソースがないと思って
「失望」や「不安」に埋もれて居たら、
お金に─あるいはお金が入って来るチャンスに─
あなたの手は届かない。
あなたがダメだから、
価値がないからではなくて、
「引き寄せの法則」が似たものを引き寄せるからだ。
あなたが「貧しい」と感じていたら、
貧しさを感じさせるものだけが
引き寄せられてくる。
「豊か」だと感じていたら、
豊かさを感じさせるものだけが
引き寄せられてくる。
この「法則」」は一貫している。
そこに関心を向ければ、
人生経験がこの法則の働きを教えてくれる。
自分が獲得するのは
思考のエッセンスだということを思い出し、
そして自分が何を獲得しているかに気づけば、
「意図的創造」の鍵が手に入るのだ。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
どう感じているのか?というのに注目してね!
というのがエイブラハムたちが伝える、
引き寄せの法則の活用法です。
わたしたちは「欲する」とか「望む」という言葉を、
「ある対象に関心あるいは思考を向け、
同時に明るい前向きの感情を体験する」
という意味で使うことにする。
ある対象に関心を向け、
そのことに明るい前向きな感情だけを覚えるなら、
その対象はすぐあなたの経験のなかに
現れるだろう。
だが聞いていると、
物質世界にいるあなたがたは
「欲する」とか「望む」という言葉を使いつつ、
でも実現するはずないと
「疑い」や「不安」を抱いている場合がある。
だが、わたしたちの見るところ、
暗いネガティブな感情を抱きながら
純粋に何かを望むことはできないのだ。
純粋な欲求は常に明るい前向きな感情を伴う。
この点では「欲する」とか「望む」という言葉の
使い方で、
わたしたちに同意できない人たちがいるかもしれない。
そういう人たちは、「欲する」というのは
欠如しているという意味でもあるから、
この言葉は矛盾しているではないか、と言う。
わたしたちもそう思う。
だが問題は言葉やレッテルにはなく、
その言葉で表現している感情の状態にある。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
”だが問題は言葉やレッテルにはなく、
その言葉で表現している感情の状態にある。”
とあります。
自分の感情を把握できていないと、
いくらアファメーションをしても、
メソッドをしても、
狙った結果は出ないと思います。
宇宙法則というのは、法則なので、
願いが叶うとか叶わないとか、
夢を叶えて革命を起こそうとか、
そういうことではなくて、
「引き寄せの法則」の力を理解すればするほど、
意図的に思考を方向づけようと思うだろう。
望むか望まないかにかかわらず、
考えていることが実現するのだから。
あなたは考えを向ける対象を
経験のなかに招き寄せ始める。
例外はない。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
とある様に、
考えていることが実現する、
と言い切っています。
実現するのが前提にあるのであって、
叶えようということではないのです。
強い感情を引き起こさない思考には、
大きな磁力はない。
言い換えれば、
あなたの思考のすべてには
潜在的な創造力というか
可能性を引き寄せる磁力があるが、
強い感情と組み合わさった思考が
いちばん強力だということだ。
すると、あなたの思考の大半は
あまり大きな力を持っていないことになる。
多かれ少なかれ、既に引き寄せたものを
維持しているだけだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
メソッド通りににしても
アファメーションしても、
望みが叶わない!というのは、
単に思考を変えようとしているだけ、
感情を脇に置いているからです。
潜在意識が云々というやつの、
悪意を感じる部分はここですね。
私たちが目指す霊的な進化というのは、
(あ、あなたは目指していないかもしれませんが)
意識、思考、感情の全てをコントロールすることで、
意識だけとか思考だけとか感情だけとかではないのです。
これも統合という解釈になりますが。
「引き寄せの法則」のおかげで
似たような思考があなたのもとに集まり、
思考はますます強力になる。
そして強力になればなるほど
─現象化が近づけば近づくほど─
そのときに覚える感情も比例して大きくなる。
あなたが望む対象に焦点を定め、
「引き寄せの法則」によって
似たような思考がどんどん引き寄せられると、
あなたの感情はますます明るく肯定的になる。
だから対象への関心を増やせば、
創造のスピードを速めることができる。
あとは「引き寄せの法則」が働いて、
あなたの思考の対象のエッセンスを
引き寄せてくれる。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
先生方が、いつか願いは叶います、夢は叶いますので、
毎日楽しく生活しましょう、
というのはもう、詐欺ではないかと思います。
お客さんに叶っている途中だから安心して!と言えば、
1年でも2年でも待ちそうですよね。
引き寄せだけではなくて、
スピ系のカウンセリングとかセッションなんかを、
頼りたいと思う人って、
心が弱っている人が多いと思います。
真なる情報が本当に必要な人に、
悪質な情報しか届かない、
というのは、とても危険な状況ですよね。
不安定になっているからこそ、
情報を見極めることも出来ないのでしょう。
”感情を伴うことを考えるとき、
あなたは宇宙の力にアクセスしている。”
とあるので、
感情を動かせば現実化します。
これは私の場合は、
逆の望んでいないことが、
どんどん起こるというパターンで、
何度も経験しています。
何故こんなことが起こったのかな?と、
振り返ってみると、
嫌だなと思うことに思考を向けて、
関心を向け続けていたなと。
”悪い事”が続けて起きてしまう!
という経験をしたことはないですか?
私はよくやらかすので、
引き寄せの法則が働いているわ!
ヤバい!と思います。
短縮して引き寄せた!とは言うけれども、
私のパワーが引き寄せたのよ!
とは思っていないです。
界隈の人が大好きな願いを叶えるというのは、
感情が動いていない、
ただ言葉だけ唱えるとか、
誰かの手法を真似るだけだから、
変化が起きて来ないのだと思います。
感情をコントロールせずに、
目の前の現実に対して反応するだけだから、
同じことが続いてしまうのです。
(感情をコントロールするというのは、
抑圧しなさい、殺しなさい、感じないようにしなさい、
という意味じゃないんですよ)
ここをしっかり伝えないというのは、
わざとだとしたら、
詐欺と同じですよね。
知らないのかもしれないのですが。
どっちにしても悪質です。
今日も、感情と、引き寄せは関係ないと、
数千人のフォロワーがいる、
引き寄せカウンセラーが発信していましたが、
まぁ悪質ですよ。
これは本当に…、お客さん、信者さん、
本当にお気の毒です。
そうやって、マインドコントロールされた、
感情のないロボットが量産される流れを感じます。
この場合、感情をコントロール出来ない人、
感情に振り回されてしまう人が、
見ない様に、抑圧してしまう、
というパターンもあるのかな?と思っています。
「今日は、密教的発達をとげる場合に
一番の妨げとなるものについて話そう。
”妨げになる”と言っても、ただ、人間が
その制御支配方法を知らないから
妨げとなるにすぎないのであるが、
その妨げとなるものは”人間の感情”である。
もろもろの人間感情が人の修行発展を
妨げるのは、感情が屡々人間の理性をくらまし
働かなくするからである。
理性の作用が抑圧されれば、
感情がその人を百パーセント支配する
というわけである」
「今の人類の現在の心的発達程度では、
人間は多かれ少なかれ感情のとりこになっている。
いつだろうと、理性の力が弱まったその時は、
必ず感情がその人の心を支配し心的平静を失わせてしまい、
理性が心の主となっている時には絶対にしない様な
愚行をすることになるのである。」
「修練を積んだ神秘学徒は、自分は如何なる種類の感情の
主人公であると悟了しており、感情に従わさせられる代りに
感情を支配使役している。
感情支配の第一歩は、恐怖感の克服である。
そして、感情の支配者は自己自身の支配者なのである。
人間の心の情緒的側面が
外的刺激にあまりにも良く反応するので、
情緒的な宗教の聖職者達がいろんな霊験を発揮するのである。
あらゆる宗教は、
恐怖、愛、憎悪=怒りといった人間感情に
基礎をおいて成り立っている。
こんなわけだから、その宗教の神々も
自分達を拝む信者達の態度と性質とを反映して、
怒りの神、愛の神、復讐の神、たたりの神
などとなるのである。
本当の神は、礼拝されることを要求しない。
その理由は、神そのものの中に
”拝む”ということのすべて、
即ち、拝む者と拝まれる者とが
一体となって内在するからである」
「感情を支配するために、
それを鎮圧したり粉砕したりする必要はない。
偉大なる聖者大師達はまた、
最も大なる情緒的心情の持主であるが、
いつも自己の感情を自由自在に
制御しておられるのである。
修行を積んで聖者大先達(アデプト)と
あがめられる人達も情緒的感情を
超越しているのではない。
その人達はむしろ、
感情そのものの中に入ってゆき、
自分の意志で自由自在に感情のしがらみから
脱出されるのである
この様に
アデプトと呼ばれる聖者達は、
その人が感情が意志や知性を
支配利用する代りに、自分の知性と意志とでもって
自己の感情を支配し、使役するのである」
「普通一般には、感受性のより強い人は
感情的により複雑である。
だから、感受性の強い人は、
感受性の弱い人よりは自己の感情の発露に
注意しなければならない」
「感情は屡々、神を理解する障害として働く。
人間の感情は、
その性質上自分の気に入ったものだけを好む。
だからその結果として、
そんな人達の考える神々は、
怒りによって動かされ、信者達の好みによって
愛したり憎んだりする感情的な神なのである」
「自分の感情を支配している人は、
自己の理性の力をより充分に使うことが出来る。
人間は自らの理性を充分に働かすことによって、
自分達の人生そのものは、”理性の力によって
被造物を創造した神”そのものを指向しているのだ
ということを悟るであろう。
また、もし、神が感情的に右往左往動揺ばかりしていたとしたら、
神の指示とか法則とかいったものが
いつも変更ばかりしているわけだから、
この宇宙には
一定不変のものは何も出来なかったであろうということも
分ってくるであろう。
感情支配の出来る人はまた、
神は法則によって働いているのであり、
その法則が人間を束縛しているのと同様に
神自身をも規制しているのだということが
納得できる様になるだろう。
そしてまた、神自身も法則に従うのでないと、
法則に基礎をおいて存在している
凡ての創造物が分解消滅してしまい、
混沌たる原始的暗黒のみが全宇宙を
支配する様になるであろうということも、
直ちに理解できる様になるのである」
「理性が目ざめ、悟った人は、
神の凡ての創造物について、
神と共通的な理性という一つのものを使っているのだから
神の様になることが出来るのである。
この様に理性の力によって人間は、
全ての存在の根元に近づき、遂には神と調和し、
神と一体となることが出来るのである」
「感情は理性の力を失わせるものだから、
神と人との間を遮閉する
大きな障害となるのである。
感情情緒の支配克服によってのみ、
人は神の子としての自分の正しい地位を
確保できるのである。
感情は単に感情にすぎず、
感情以外の何ものでもないことを認め、
それを意志でもって善導することによって
自己の感情の克服を図らなければならない。
感情に使われ、ふり回されるのではなく、
感情を善用しなければならない。
そのためには正義が一つの方針となる。
感情的にどうあろうと正しきを
行なわなければならない。
そうすれば、望ましい結果を将来にもたらす
善因を積んだことになるのである」
「秘教真義」(M・ドーリル博士著)より
”感情的にどうあろうと正しきを
行なわなければならない。”
という教えがありました。
”いつだろうと、理性の力が弱まったその時は、
必ず感情がその人の心を支配し心的平静を失わせてしまい、
理性が心の主となっている時には絶対にしない様な
愚行をすることになるのである。”
とありますが、
こういう感情をコントロール出来ない人、
感情に振り回されてしまうと、
愚行をすることになる、ということです。
正しいというのは何でしょうか?
これは、”感情を殺して正しいほうを選ぶ”
という意味ではないです。
感情を殺すと満足が出来ないから、
望みも叶わなくなる、
という風に解釈する人もいますが、
感情のみで生きていて、
思考を同時に使うということをしないから、
分からないのだと思います。
”感情に使われ、ふり回されるのではなく、
感情を善用しなければならない”
とある様に、
感情を抑えつけて、殺しましょう、
とは伝えていない訳ですが、
二元論者は、極端に解釈します。
(読解力がないとも言えます。悲しいですね)
エイブラハムたちは、
どう感じるかは
常に自分が選んだ思考で決まるし、
感じ方は自分ではどうしようもないからだ。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
と伝えてます。
「引き寄せの法則」は
常にあなたの波動に作用しているから、
あなたが望むものを創造するプロセスにあるか、
それとも望まないものを創造しているかは、
感情に気をつければわかる。
このことを知っていると、
とても役に立つ。
物質世界にいるあなたがたは、
強力な「引き寄せの法則」を学び、
自分が思考の対象を引き寄せていることを
理解し始めると、
自分の思考をいちいち監視したり
警戒したりするかもしれない。
しかし人はいろいろなことを考えるものだし、
「引き寄せの法則」は
ますます多くの思考を引き寄せるから、
思考は監視しきれるものではない。
思考を監視しようとするよりも、
自分の感情に関心を向けたほうがよろしい。
あなたのなかでも広やかで古くて賢明で
愛情あふれる「内なる存在」、
その部分の見方と調和しないことを考えると、
あなたは違和感を覚えるだろう。
だからすぐに思考を
別のもっと心地よい、したがって、
自分に役立つものへと振り向けることができる。
あなたがたは
この物質世界の身体に宿ろうと決めたとき、
「感情という素晴らしいナビゲーションシステム」を
利用できることを知っていた。
感情という指針を使えば、
いつも存在する素晴らしい感情を通じて、
自分がより広い知恵の方向から外れているか、
それとも一致しているかがすぐわかる。
望む対象のほうへ思考を向けていれば、
明るい前向きの感情を覚える。
望まない対象のほうへ思考を向けていると、
ネガティブな暗い感情になる。
あなたがたは、
なんであれ自分が思考を向ける対象を引き寄せる。
そのとき自分がどう感じるかに関心を向けてさえいれば、
自分という強力な磁力を持った「存在」が
どんな方向から対象を引き寄せているか、
いつでも簡単にわかる。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
思考を監視するのではなくて、
感情に注意を向けていれば、
思考の方向性が分かるよということです。
ある1万8千円?だかセール中だと1万4千円?だかの、
引き寄せの情報商材を販売している人について、
ネットで検索すると、
商品を絶賛して、商品が購入出来るリンクを貼ったブログや、
好意的な掲示板の書き込みが見つかりました。
凄いなと思ったのは、
掲示板に少しでも批判的な内容が書かれると、
すぐに火消しが表れ、擁護して、
商品を勧めて、更に別の購入した人が現れて、
とても良かったという感想を書くことです。
ツイッターには購入して宣伝している人が
一人しかいないのかな?という感じなんだけど
何度も繰り返し宣伝していて、
自分のブログから購入することを勧めていました。
これは引き寄せの法則を上手に活用している、
というよりは、
ビジネスの仕方が上手なんだな、
という印象を受けます。
どういう仕組みか分かりませんけど!
別に悪い事ではないのですが、
もし、本当に引き寄せの法則を理解して、
上手に活用している人であれば、
ここまで徹底して行なわなくても、
法則を上手く働かせるのではないかな?
という矛盾や疑問を感じるんだよね。
これは自力で行なっている訳で、
法則が働いて結果を得ているのとは、
違いますよね。
(えー潜在意識でもないよね?潜在意識の仕事なの?)
ということは、1万8千円?で販売している、
アファメーションだらけ(暗示系)のアレは、
何なんだろうと思います。
結果を出せるのか?
1万8千円はそれほど高いものではないのかな?
私からすると、エイブラハムの本なら、
古本屋で安く買えるからな、と思ってしまうのです。
千円以下で買えるよね?
数百円くらいで売っていると思います。
それを繰り返し読んで、
ノートにまとめて、
自分流にアレンジしたらいいと思います。
感情は人それぞれなので、
こうだ!というやり方を誰かが提示することは、
できないと思います。
自分で確認して、
嫌な気分になったら、
いい気分になる様な考え方に転換する、
ということをコツコツ行なうのです。
嫌な気分を見て見ぬ振りしたり、
考えないようにして別の楽しい事を考えたり、
嫌な気分になる考え方以外に、
別の考え方なんて出来る訳ない!と思うから、
難しいんですよ。
これさえ押さえればOKみたいなものなんてないです。
潜在意識を云々というのは、
よく分からなくて、
そもそも、それと引き寄せの法則が、
結びつくとは思ってもいなかったので、
私からすると、宇宙法則とは別のものだから、
こんなに広まっているとは知りませんでした。
ワクワクしていてればいい、
というのも悪質だったのだけれども、
この場合は、ワクワクすることと、
ワクワクしないことを比較して、
ワクワクしないことはやらなくていい、
という二元論で、
それが育児放棄や不倫に繋がったので、
ヤバいなと思っていたのだけれども、
潜在意識もヤバいですね。
それ以上です。
より巧妙に悪質になっています。
引き寄せ界隈では、
法則に逆らうような、
真逆の解釈が好んで採用されたり、
広められたりしているなと感じるのだけれど、
何か絶えずそういう誤った情報を流して、
一定の方向に誘導する係の人が
いるのかなと。
本気で信じているからそうなるのか、
あえて誘導しているのか。
ハーメルンの笛吹きみたいに、
みんな崖に向かって行ってしまうので、
取り敢えず、
そっちは崖ですよ!とお伝えしていますが、
笛の音にかき消されて、
届かないのかもしれないですね。
引き寄せ界隈の人は大きく分けて二つのパターンが、
あるのかな?と思うのですが、
引き寄せの法則をよく理解しているから、
自分が得する為に、お客さんに依存させる為に、
実際には幸せにはならない様な方法を、
巧妙に教える、というものと、
本人もよく理解出来ていないのだけれども、
引き寄せという看板を掲げると、
明らかにお客さんが増えるので、
あちこちで拾ったそれらしいフレーズを、
ちょこちょこ発信して、
引き寄せを教えている風を装う、
というものです。
どちらも人を騙しているのは同じですが、
前者の方がとても悪質で、
でも実際にこれほどのブームが起きたということは、
仕組んでいる人がいるのだろうなと感じます。
個人ではなくて組織的なものだよね。
ある方は10年以上前に、
いま現在、世界中で起きている戦争とは、
★サイバー戦争
★マインド・コントロール戦争
★宗教戦争
であると伝えていました。
アファメーションというのは、
ある種のマインドコントロールですよね。
2011年から、ガイドたちに2ちゃんで遊ぶのはやめろと、
忠告をされて、
でも好きだったので時々ROMしには行ったのだけれども、
書き込みは行なわず遊ぶのもやめました。
何故かと言うと、天上界から獣指定されて、
監視対象になったので、
変わらず遊び続けていると、
周波数が狂ってきますよということなのです。
電気は霊的なエネルギーを媒介するので、
ネガティブな存在(人も霊的なものも)が集まって来る様な、
独特の磁場が出来てしまったのです。
でも好きだったので、遊んでいた頃は本当に楽しかったので、
(しつこい)
時々覗いていたのだけれども、
マインドコントロール合戦という感じで、
どんどん混沌としてきている印象がありました。
ずっと引き寄せ界隈の人達が、
何について話しているのか分からない部分が多かったのだけれども、
有名なのは?潜在意識がどうこうというのと、
引き寄せの法則がセットになったもので、
引き寄せ=潜在意識をどうこうして、
願いを叶えるとか夢を叶えるとかで、
自分を変革しようレボリューション!
というものなのでしょうかね。
この辺りが宇宙法則の引き寄せと関係があるのか、
ないのか、もうよく分かりません。
そこまで深く掘るつもりもありません。
興味がないので!
そんな時間があったら秘教真義を読みたいです。
界隈の人の発信内容は、
引き寄せの法則とは関係のないことばかりだし、
これはビジネスとしては当たり前なんでしょうけれども、
自分の広告貼り付けたブログや有料カウンセリングに、
誘導する為の窓口だから、
曖昧で何が言いたいんだか分からない内容でも、
仕方がないのかもしれません。
願いを叶えるとか夢を叶えるとかいうのを、
前面に出しているのはどうしてなのか?
どうして引き寄せの法則と、
結びついているのか?
と考えていました。
逆にもし自分が願いや夢を叶えたい時にはどうするか?
というと、
例えば美容師になりたかったら専門学校に通って、
美容院に勤めて技術を身に付ける、
という風に具体的な行動を取ると思います。
じゃあ、願いを叶えるとか夢を叶える、
という謳い文句に飛び付く人は、
どういう人なのか?と考えると、
〇〇になりたい、という具体的な目標がないか、
何らかの理由で具体的に行動を起こせないか、
ということなのかな?と。
私の解釈では、
引き寄せの法則は、
願いや夢を叶える法則、
ということではないのだけれども、
そこに引き寄せの法則と付けると、
もの凄く強いパワーの様なものが、
ありそうに感じますよね。
ダイソン的なやつです。
実際はそのフレーズがダイソンしていて、
具体的な目標がないか、
何らかの理由で行動を起こせない人を、
吸引している訳ですね。
この潜在意識がどうこうというのが、
どういう思想でどういう教えなのかは、
よく分かっていませんが、
ずっと若い頃は潜在意識がどうとか、
心理学的な話が好きで、
よく本を読んだり情報を集めたりしていました。
でも、段々、
自分が知りたいのはこれじゃないなと、
行き詰まりを感じて、
シルバーバーチを読んだ時に、
求めていたのはこれだ!と、スピに入って、
ホワイトイーグルなんて雷に打たれた様な衝撃を受けたので、
それ以降、潜在意識がどうとか、
調べたいとか読みたいとか興味が湧かないんだよね。
気持ちの中で、そんなのどうでもいいっていうか。
でも、だからと言って、シルバーバーチに詳しい訳ではなくて、
昔、数冊読んで、まぁいいかなって感じになったので、
宇宙法則や真理に沿ったよい教えだとは思うけど、
その教えをベースに生きて来たというほどではないです。
私はドーリル先生の教えと、
それを翻訳して下さった林先生が一番しっくり来ています。
本当にオススメしたいです。
信者が少ないのは悲しいです。
というのは余談ですが、
別に潜在意識どうこうが悪いとかいうことではなくて、
私の受けた印象では、
潜在意識と引き寄せをセット販売している人の解釈は、
潜在意識を変更することによって、
願いを叶える、夢を叶える、成功を引き寄せる、
という感じですよね。
自分の中のダイソン的な吸引力が、
引き寄せて来るのだ!ということで、
引き寄せをしばらく続けると、
燃料切れを起こす、ということなのかもしれません。
私はこれを書いている最中、
背筋が寒いというか、おっそろしいなと、
感じているのですが…。
マインドコントロールが深く深く、
浸透していて、
抜け出せない状況になっているんですね。
いくつかの自分を改革するメソッドを取り入れて、
自分の望む状態にプログラミングして、
狙い通りの結果を出す様に操作する、
プログラミング方法は、
繰り返し繰り返し”あるのだ”と”なるのだ”と、
思い込むように暗示に掛けるというもの。
新しく思い込みや価値観を刷り込む訳ですね。
だから刷り込んでいない答えが必要な時には、
エラーが生じてしまう。
みんな同じ様なことを言っている、
同じ様な答えを出して、
同じ様なところを目指しているのは、
同じプログラムを採用しているからなのね。
オカルトというかあたおかの話で、
邪悪なエイリアンが遺伝子図書館である地球を、
侵略しようと、何年もかけて計画をしてきた、
というのがあるのだけれども、
エイリアンたちは、
ロボットみたいな地球人を、
大量に必要としているのね。
邪悪なエイリアンたちの総人口って、
1千億人以上らしく(推定)、
惑星の大きさも地球の250倍だそうなので、
勝ち目のない戦いとも言えますよね。
でも、私たちが意識と周波数を上昇させれば、
エイリアンたちからは不可視になりますので、
(周波数帯が変わる為)
それで霊的な進化発展を目指そうねっていう話なのです。
危機があるからこそ、本気になれる、
火が点くよね!という神仕組みです。
よくできたメソッドというのは、
巧妙に一つの方向に向かわせる様に、
コントロールしやすい様な仕組みになっていて、
自立を阻み、他人軸になり、
進化発展の道から外れていきますね。
このマインドコントロールを解く鍵になるのが、
内観で、
自分は今、何を感じているのかな?
どうしてこう考えるのかな?
ということを客観視することなのだけれども、
潜在意識に刷り込むと、
こういう決まりだからこうなんだ!とやりますよね。
これも二元性に留まったままだと、
善いか悪いかしかない為に、
善いと思ったものを悪いという見方をする、
ということができないですよね。
これはこういうものだ、と思った時に
本当にそうかな?と絶えず自問してみる。
別の立ち位置から眺めてみると、
視野も拡がって、
マインドコントロールも解ける可能性が出てくるのだけれども。
ガチガチに凝り固まっているから、
信じ続けていないと願いが叶わないとなると、
しがみついてしまうのでしょうね。
上手い事、法則と法則でないもの、
自分軸と他人軸などを混在させて、
見分けが付きにくい様に組み込まれています。
私の解釈では、
潜在意識を変えて革命を起こそうというのと、
引き寄せの法則を活用しようというのは、
似ている様で違います。
法則を上手に働かせるために、
自分を変えるということ、
(法則は不変のもの、神や宇宙)
自分が法則で神で宇宙なのだから、
そう思い込むことで何でも叶う、
というのは全然立ち位置が違うのです。
法則から外れた人なんて、
誰もいないのですが、
反抗心が強くて、何でも逆らいたい人は、
宇宙法則や真理さえ、捻じ曲げたい傾向がある様子です。
多分、親や学校や先生や上司など、
上から抑えつけられるものが嫌いだったのだと、
思いますが、
私がお伝えしている宇宙法則は、
人間が作った法則の話ではないんですね。
氷が欲しくて、でも法則に逆らいたい人でも、
冷蔵室に製氷皿を置く様なことはしないと思います。
置いたところで氷が手に入らないからです。
素直に冷凍室や製氷スペースを利用すると思います。
それなのに自分はそんな法則なんて信じない!
みんなと同じ行動なんてとらないよ!
とか言う。
どうしてかというと、
法則が働いていることを自覚していないからで、
当たり前の様に利用していて、
便利に暮らしているからですよね。
こういう性質が正に法則であって、
知っていても知らなくても働いているものです。
二元性の法則は極の法則である。
どんなものだろうと、
二つの極が相殺均衡されて見えるもののほかは、
陰と陽の二極より成っていないものはない。
我々の周りを見回してみても、
すべてのものに二元性の法則が表れている。
我々の形而上学の勉学が進むにつれ、
そして自然に関する知識が広まるにつれ、
我々は自分達が学ぶものすべてに
二元性の法則があらわれていることを
見るであろう。
今はまだ、
我々が観察する大自然のすべてについて、
陰陽二極をはっきり見ることが出来ないだろうが、
我々が宇宙的理解にまで達すると、
今はかくれていて分からなかった二極性が
大自然の中に、はっきり理解できる様な
視野をもつことが出来る様になる。
もし、形而上学の初心者が
自分の心を訓練発達させる時間ももたない前に、
自然に関するすべての神秘で秘奥なことが
全部理解できたと思ったとしたら、
それは重大な間違いである。
奥秘の真理というものは、
心の準備のできた人にのみ来るものなのである。
我々は、ごく単純で簡単なことを
マスターしない前に、
秘教的神秘を理解することは出来ないのである。
高等数学の問題を解くことは、
数を数えることの出来ない者や、
掛算九九を知らない者には不可能なことなのである。
だから我々は基礎的で単純な真理を
よく学ぶことが必要なのである。
その様にしてはじめて我々は、
自然の神性に関するもっと上位で
高級でより崇高な真理に達することが
出来るのである。
無限についての理解は、
有限界のことを超越して考察する様な
心の訓練をうけていない人には
無理なのである。
この大宇宙は、我々のちっぽけな心が
理解できる程度にまで縮小し
減少してくれないのである。
我々が神の完全な栄光を見ることができる前に、
我々の方が宇宙の大きさにまで
成長し拡大しなければならないのである。
我々のブラザーフッド学院の目的も
皆さんの心をこの様に訓練し、
我々自身が陰(ネガテブ)の極である
この大宇宙の、陽(ポジテブ)の極について気付き、
完全に理解するまでになる様にしようというのである。
「秘教真義」(M・ドーリル博士著) より
”奥秘の真理というものは、
心の準備のできた人にのみ来るものなのである。
我々は、ごく単純で簡単なことを
マスターしない前に、
秘教的神秘を理解することは出来ないのである。
高等数学の問題を解くことは、
数を数えることの出来ない者や、
掛算九九を知らない者には不可能なことなのである。
だから我々は基礎的で単純な真理を
よく学ぶことが必要なのである。”
とありました。
宇宙法則なんてある訳ないと言う人は、
それは仕方がないのです、準備が出来ていない訳ですから。
これを無理矢理に理解させることは出来ません。
順番がありますよ、ということで、
引き寄せの法則についても、
宇宙法則なので、法則や真理の理解が必要になり、
自分に暗示に掛けてどうこう出来るものではないのです。
「聖書の真義」(M・ドーリル博士著)の”マタイ伝 第七章”には、
下記の様な教えがあります。
第二十四節から第二十七節までの
建物とその基礎についての譬は、
イエスの父ヨセフの大工業の影響が
イエスの考え方に影響しているのである。
大工の息子であったイエスは、
家を建てるということを、
人間の品性品格をつくりあげることの
シンボルとして見ることが出来たのである。
人の宗教や信仰は、何ものに対しても
絶対不動の基礎の上にたてられなければ
ならないのである。
唯一不動の基礎とは、真理そのものである。
もし、人間という家が、真理という基礎の上に
たてられれば、疑惑という嵐や、不信心という攻撃にあっても
微動だにしないのである。
イエスの言う岩の土台とは、イエスが教えた
神秘的教義の真理のことである。
もし、人間が自分の家(人生)を建てるのに
与えられた真理という土台を持っていながら、
それを避けて、横の方へ行って偽りの教えという
似非真理の砂上に自分の人生という家を建てれば、
人生におけるいろんな嵐が吹きつけて、
基礎の砂を洗い流し、家をも崩壊さしてしまうであろう。
そうすれば、その人はもはや身を守る場所が
なくなってしまうであろう。
基本が大事で、その上に確実に積み上げていかないと、
結局”基礎の砂を洗い流し、家をも崩壊さしてしまうであろう”
ということなのです。
都合のいい部分だけ拾って、
上っ面だけ言葉だけ分かった気になっているから、
基本中の基本が何も分からないまま、
積み重ねてしまうのです。
黒色同胞団は光の道に沿って発達してきている人を
引きおろそうとしている。
というのはその様な人は
既に発達した能力をもっているからである。
高く発達した人はほとんど発達していない人や
全く発達していない人よりも
抵抗しなければならないのは
こんな理由によるのである。
逆説的だが、人が光について学ぶほど
不調和の操作についても知るのであり、
黒色同胞団にとって価値ある者となるのである。
「エメラルドタブレット」
(アトランティス人トート著/M・ドーリル博士編)より
という箇所を何度もご紹介していますが、
引き寄せに興味を持った人というのは、
いいカモなんですよね。
界隈の先生方は、率先して、
実践して確認もしないまま、
お客さんを獲得する為に、
教えを忠実にバラ撒きますものね。
こういう流れからは離れた方がいいと思います。
(引き寄せの法則が働いているから無理かなー?)