「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本を教科書にして引き寄せの法則について、
ご紹介してきました。
設定している目標が、
あまりにも凝り固まった
融通のきかないものであれば、
それによってエネルギーの流れを妨げてしまう
可能性はあります。
私たちが言っているのは、
まず自分の欲しいものと状況を
はっきり認識するということです。
そして、固定した方向だけに向かうのではなく、
毎瞬変化する自分の必要、
方向を感じとって、
目標をいつでも変化させる意思を持った、
開いた状態にいることが大切です。
こんなふうに考えてください。
あなたは、成熟した健康な男性で、
素敵な赤いスポーツカーが欲しいとしましょう。
あなたは6か月後にそれを得ると目標を設定し、
スポーツカーに乗っている状態を
イメージして実感します。
その過程で、ばったり理想の女性に出会いました。
彼女は、自分にとってどこから見ても完全です。
彼女と家庭をもって、一生共に過ごしたいと思い、
いまがそのタイミングだ、と知りました。
そこで、「待てよ、家族のために、
もっと大きな車を持つ必要がある」と思います。
最初に欲しかった車を得て、
奥さんが別の方法で家族の車を得るということも
可能ですが、
一度に2台もつことが信じられなければ、
最初設定した車の機種を変更するのが妥当ですね?
ですから、一度選択してからも、
途中で変更するだけの柔軟性を持つことは
とても大切な要素になります。
あなたの人生が変わるにつれて、
その中であなたの必要とするもの、
望むものも変わっていきます。
一方、自分の自由を失うのが怖いために、
さまざまな決断をまったくすることが
できない人がいたとしましょう。
きょうは、夕食をなにを食べよう?
ほんとうはあれを食べたいのだけれど、
こっちのを食べよう。
でも、私は自分を制限したくない。
夕飯にすぎないのですが。
(笑)
自分を制限するのを怖れるために、
さまざまな選択ができない人がいます。
自由を失いたくないから、
結婚しない方がいいだろう。
結婚すれば、彼女は私にいてほしいと言って、
私は束縛されるに違いない、
という観念を持っていたとします。
だから、結婚はやめよう
という選択をしてしまいます。
「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
毎瞬変化する自分の必要、
方向を感じとって、
目標をいつでも変化させる意思を持った、
開いた状態にいることが大切です。”
とありました。
いまのやり方でうまく流れているときには、
そのやり方をずっと続けていけばいいのです。
いまのやり方ではスムーズにいかない時点を
迎えたとき、
やり方を調整すればいいのです。
いままでやってきた方法が
どうもうまくいかないと思われるときには、
違った方法を試みることをお勧めします。
どのような方法を使うかは、
直感に耳を傾けて決めてください。
私の言うことを、どうかそのまま
信じてしまなわないようにしてください。
「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
願い事をするときの秘訣
願い事をすることはよくあるかと想われます。
“どうか、○○でありますように”
“この夢が叶いますように”
というようなものですが、これは、
その言葉だけを唱えていたのでは、
不確かな状態です。
願い事をして、そのことが、
望みどおりに叶うためには、
次のような3つの秘訣があります。
★自分自身を強く信じ続ける
誰でも、ネガティヴ思考に陥ることはあります。
ここで大切なことは、「意識の切り替えの早さ」です。
ネガティヴ思考に陥って、落ち込んでしまい、
心が塞ぐようなことがあったとしても、
これまで、自分自身を信じ続けて来たように、
すぐに、その状態に切り替えることです。
兎にも角にも、素早い意識の切り替えが鍵となりますが、
そのためには、笑い、感動、音楽、森林浴、入浴、
美しい自然の景色に身を置く…など、
心や身体が、嬉し楽しと想えるような状態に浸るように、
身を置くことです。
★映像を細部まで思い浮かべる
映像を思い浮かべるということは、
非常に重要です。
例えば、霊覚者が、
何らかの霊的なヴィジョンを受け取る際には、
霊視や透視というように、そのほとんどが、
映像としてやって来ます。
スピリチュアル・ガイドや、その他の霊的な存在たちも、
最初のうちは、「内なる声」という音声だけであったとしても、
最終的には、彼ら彼女らの容姿を目撃することになります。
オーラというものは、ある媒体のエネルギー体や、
その揺らめきや、動きを観ているわけですが、
これも、映像としてやって来るものです。
これらを、映像として捉えるためには、
魂の純粋さを保持する、想像力を拡大させる、
心・思考・感情を柔軟にして、如何なる物事にも囚われない、
という意識の訓練を心掛けることです。
つまり、何処まで、映像として、
細部まで思い浮かべることが出来るか、
ということが、その願い事が、
成就出来るものであるかどうかの鍵を握っています。
これは、幾通りも存在する「未来のヴィジョン」の中の、
最善なる部分だけを辿ってゆくという作業です。
★願い事が順調に叶っていることを知るために、
途中経過を知るためのサインやシグナルを受け取る
いま・この時期が、現実化が早まっているとはいえ、
地球物質界においては、現象化が、
目に見えて現れて来るまでには、
途方もなく時間が掛かるように観じることもあるでしょう。
それは、何らかの期待や希望が掛かっていることから、
まだか、まだかと、あくせくする想いが、
心に止め処なく、押し寄せて来るからでしょう。
このような感情や衝動を解決するためには、
願い事を思い浮かべてから成就してゆくまでの間、
その途中経過を知っておく必要があります。
例えば、日常生活の中で、何度も何度も、
見掛けることになる数字や、あるキーワードのサインです。
それは、意識的に見ようとして現れるのではなく、
何にも意識を傾けていないにも関わらず、
たびたび、目に留まってしまうというサインです。
あるいは、散歩や買い物、通勤途中、
何処かに出かける道の途中などで、
自分自身と擦れ違う、誰か他人の声や会話から、
たびたび、「笑い声」が聴こえて来るということがあります。
このときの「笑い声」は、願い事が成就してゆくための、
その道の途上において、祝福をもって、
その状況過程を伝える、という役割があります。
このような、途中経過を知るための
サインやシグナルを受け取り続けていれば、
さらに、自分自身を信じ続けることの証ともなり、
あきらめずに、前に進み続けることが出来ます。
夢の途中で、あきらめるか、あきらめないかの差は、
この、途中経過のサインやシグナルを
受け取っているかどうかが鍵となります。
そのことにより、順調に叶うべき願い事であるのか、
方向転換が必要であるのかどうかを知ることが出来るからです。
このような3つの秘訣は、
シャーマン(神託を行なう者)と呼ばれる方々が
行なっていることの、最も基本的な部分となっています。
「もっとお金を得て豊かになる」
というゴールを設定して、種を蒔きます。
すると、それが自然に育ってくる前に、
うまく育ってるかな?と心配になって
地面から種を掘り返します。
(笑)
本当にそれが育っていると信頼できないために、
芽が出る前に地面から引っ張り出すのです。
見ると「うわっ、ほんとうに育ってる。
すごいっ。また入れよう」。
そしてしばらくして、また堀り出します。
そんなことを続けていたら、
種が育つまでに一体
どのくらいかかるでしょう?
(笑)
私たちが先ほどから話しているのは、
自分の望む状態を引き寄せる方法に
事細かくこだわり続けることではありません。
蒔いた種が自分の納得できる範囲であることを
確認したあとは、
どのように成長するかを分析する代わりに、
成長に必要なステップを取ります。
まわりに雑草が生えてきたら抜く。
太陽の光を充分に当てる。
種を蒔いた後に取るべき行動は、
必要に応じてあなたに明かされます。
前もって分析して全部計画する必要はありません。
あなたは自分の欲しいものを、
はっきり知っていますね?
健康に育った、きれいな植物が欲しいのですね?
出発点は種を蒔くこと、
望むのは健康ないい植物を得ること。
育てるために必要な情報やさまざまな技術は、
その都度吸収していけばいいのです。
種は地面から自然に芽を出しますから、
育っているのだなと確認できます。
あなたの創造性を信頼すればするほど、
ゴールはもっと簡単にスムーズに
あなたのもとに現れます。
「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
うまく育ってるかな?と心配になって
地面から種を掘り返します。”
”本当にそれが育っていると信頼できないために、
芽が出る前に地面から引っ張り出すのです。”
あなたは素晴らしい存在だ。
もう他人にコントロールされる赤ん坊ではない。
物質世界の環境に適応し、
今─この本を読みながら─
自分という存在のパワーをフルに認識している。
もう荒れ狂う海に浮かぶコルクのように
「引き寄せの法則」に翻弄されることはない。
ついに自分の運命をコントロールする方法を
思い出した。
初期設定どおりの反応で
今の人生をそのまま受け入れるのではなく、
強力な「引き寄せの法則」を活用して
人生を意図的に導く力を取り戻そうとしている。
それにはこれまでとは違うストーリーを
自分に語らなければならない。
今まであった人生、今ある人生の
ストーリーを語るのはやめて、
自分が望む人生のストーリーを
語り始めなければならないのだ。
意図的に生きるには、
意図的に考えなくてはいけない。
そのためには
思考の正しい方向を決める基準点が必要だ。
あなたがこの世に生まれ出でたときと同じく、
必要な二つの要因は今もそろっている。
まず「引き寄せの法則」
(最も強力で一貫した宇宙の法則)が
すべてを律している。
そしてあなたのなかには、
きちんと出来上がって、
方向をフィードバックしようと待機している
「ナビゲーションシステム」がある。
あなたがしなければならないのはただ一つ。
一見すると小さな、
しかし人生を一変させること。
それは、
「新たなやり方で
自分のストーリーを語ること」だ。
自分が望むストーリーを語るのだ。
あなたが人生のストーリーを語るとき
(あなたは毎日言葉で、思考で、
行動で、人生のストーリーを語っている)、
あなたは明るくていい気分でいなくてはいけない。
どの瞬間もどんなことに関しても、
あなたはポジティブな側にも
ネガティブな側にも
焦点を定めることができる。
宇宙のすべての粒子には、
─時の果てまでのすべての瞬間には─
「望んでいる」と
「望みが満たされていない」
という両面があって、
波動しつつあなたが選択するのを
待っている。
あなたはいつもこの二つの選択肢を前にして、
すべてについて
望む状態に焦点を定めるか、それとも
望みが満たされていない状態に焦点を定めるかを選ぶ。
なぜなら、
すべての物事は実は二つの事柄から
成り立っているからだ。
あなたが「望むこと」、
そして「望みが満たされていないこと」
の二つである。
自分が今どちらかに焦点を定めているかは、
自分の感じ方で見分けることが出来る。
そして、その選択はいつでも変えられる。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
という箇所をご紹介してきました。
人類全体が自分たちの人生を
もっと満たされたものにしよう、
と一所懸命やっているということを
いままで話してきました。
「豊かさ」の定義ですけれども、
あなたのにとっての豊かさと、
南アメリカで農業を営んでいる人たちにとっての
豊かさの感覚は、違うでしょう。
あなた個人が、まず豊かに生きることの
ひとつの例を見せればいいのです。
あなた自身が、物質的に豊かに、心地よく生きていて、
なおかつまわりの環境と調和していると、
まわりの人がそれをお手本にすることができます。
実際いま環境破壊の問題になっているものを、
買う事を避けるように、
他の人々を援助してあげることも出来ます。
この惑星にはすでに、わずかな気体で自動車を
何キロメートルも走らせる技術が存在しています。
環境にクリーンな太陽エネルギーを抽出する技術や
パネルの発明品もあります。
日本にはあるかどうか知りませんが、
アメリカでは一般からお金を受け取って、
環境保護に積極的な事業に投資したり、
あるいは事業が環境と調和しているかどうかを
裁定する事業団体があります。
環境問題は個人の責任だとみなされているのです。
もちろん裕福になることはいいのですが、
同時にまわりの環境と調和がとれているかどうかを
考慮してください。
例えば、お店でハンバーガーを食べると、
南アメリカの熱帯雨林の破壊に繋がるかもしれないと
自問してもよいのです。
ハンバーガー用の牛を飼うために
南アメリカの木がたくさん伐採されています。
ハンバーガー業者が裕福になることに
協力しないこともできるのです。
もしあなたが、大量の海洋生命破壊を引き起こす
特殊な漁獲方法があることを知っていれば、
その方法で漁獲した魚を
食べないようにすることも出来ます。
効果を現すにはしばらく時間はかかりますが、
国家間で環境を保護する様々な規則が作られています。
「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
地上の問題に対する展望
もし私たちが多次元的存在ではなく、
肉体だけの存在として
地球と結びついており、
他に行くところがないのだとしたら、
たいへん深刻な状況にいることになります。
しかし私たちが
私たちであるがゆえに、
地球に起ころうとしていることは、
非常にすばらしい
成長の媒体になることが可能です。
憶えているでしょうが、
人生は学校なのです。
マーヤー(幻影)は
マーヤーなのです!
もし私たちが今みずからの置かれた
非常に危険な状態を認識したなら、
私たち自身を
目覚めさせられるかもしれません。
私がこんなことを秘密にしておかないで
語る唯一の理由は、
私たちは沈み行く船に
乗っているようなものだからです。
船には大きな穴があいて、
水がどんどん流れ込んでいます。
もうそこに座ってゲームをしたり、
いつも通りの行動や考え方に
照らし合わせているような
時ではないのです。
もし環境についての真実を
知らなければ、
みなさんは今まで通り
そのまま続けてしまい、
行動に移さないで
終わってしまうかもしれません。
環境保護のために行動を起こすことを
勧めているわけではありませんが、
それもいいでしょう。
ただ、もっと大切だと思われるのは、
内的な行為である瞑想、
あなたを意識的に
全域の生命すべてと
再結合させてくれる瞑想です。
道教ではこう言います、
「何かをなそうと思ったら、
そのものとなってみよ」と。
外的に行動するのは
まったく間違ってはいませんが、
ここに求められる
もう1つの行動が存在していると
私は信じています。
そこで要求されるのは、
私たちが状況に目覚め、
真剣に受けとめて、
いくらかでも自分の意識に
真の変化をもたらせるよう
何らかの方法ではたらきかける
という精神のあり方です。
自分が目を向けて
理解しなければならない
内的な事柄は、
続けていくうちにゆっくりと
姿を現します。
高次意識が
3次元の世界に入ってきた時は、
たとえ3次元の視点からは
生命の終焉に見えたとしても、
生命のコインの裏側を理解する人はみな、
本当の問題はこうした環境問題に
あるのではないことを悟るでしょう。
「フラワー・オブ・ライフ」第1巻 (ドランヴァロ・メルキゼデク著)より
行動することが無駄だ!という訳ではないけれども、
割り箸を使って罪悪感を感じるなら、
外出時は、自分の箸を携帯してください。
また、使った紙はリサイクルに出してください。
買い物をする際に、
環境と調和を保っている会社の製品を選ぶ、
というところまで考慮してもいいのです。
でも、あまり環境問題を考えすぎて、
頭がおかしくなるようなところまで行かないでください。
もちろん、現在、環境は大きく破壊されてはいます。
しかし、これから何年かの間に必要な行動を取れば、
回復される可能性はまだ充分にあります。
もうひとつポイントがあります。
よく聞いてください。
罪悪感を動機にした行動からは、
いかなる行動であれ、
望んだ結果は得られません。
割り箸を使うことに罪悪感を持ち続けるなら、
最終的になにが起きると思いますか?
多分、割り箸を使い続けることになるでしょう。
箸を使ってはいけない、という罪悪感を持っていると、
罪悪感自体がそれを感じ続けるさまざまな状況を
引き寄せます。
ある日気がついたら、
割り箸を使わなければならない状況に
いることになります。
こういったことをお話しています。
やりたくないこと、
得たくないことに意識をフォーカスするのではなくて、
やりたいこと、求めることに意識をフォーカスします。
なんであれ意識を最も強くフォーカスするものが、
自分の現実となります。
こんなふうにやります。
資源の無駄になるから、と箸を携帯するのではなく、
お気に入りの箸を出先に持って行こう、
こんな新しい習慣が日本に広がるひとつの手本になろう、
というくらいの理由です。
ですから、「いやなもの」にではなく、
「望ましいもの」に意識を合わせてください。
欲しくないものに意識を合わせ続ければ、
それが次から次へと自分に引き寄せられます。
きょうまであなたがどう感じて
割り箸を使ってきたにせよ、
それはそれで完全だと認めて下さい。
明日はどうしましょう?
あなたが、明日決めてください。
なにか新しいことを決めるかもしれませんね。
実際のところ、箸のためよりハンバーガーのために、
たくさんの木が伐採されています。
もう自分をそれ以上
いじめるのをやめようという選択をしますか?
「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
やりたいこと、求めることに意識をフォーカスします。
なんであれ意識を最も強くフォーカスするものが、
自分の現実となります。”
エイブラハムたちの教えでは下記がありました。
宇宙には「ノー」は聞こえない。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
万有引力を基盤としたこの宇宙では、例外はない。
関心を向けると、対象があなたの波動に取り込まれる。
関心や認識が長期間持続すると、
対象が「引き寄せの法則」によって
あなたの経験のなかに取り込まれる。
「ノー」はあり得ない。
もっとはっきり言うなら、あなたが何かを見て
「ノー、そんな経験はしたくない、消えてくれ!」
と思ったとしても、
実際にはあなたはそれを自分の経験のなかに
呼び込んでいる。
万有引力を基盤としたこの宇宙では、「ノー」はないのだ。
関心を向けるのは、
「イエス、望まないことよ、わたしのほうへおいで!」
と言っているのと同じことなのだ。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
あなたが望まないものを
押しのけることは不可能だ。
なぜなら、押しのけようとすれば
逆に対象の波動を活性化し、
引き寄せることになるからだ。
この宇宙のすべての基本は引き寄せの力だ。
言い換えれば、排除ということはない。
望まないものに「ノー!」と叫んでも、
実はその望まないものを自分の経験に
招き寄せてしまう。
望むものに「イエス!」と言えば、
その望むものを自分の経験に招き寄せるのだ。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
人はよく、
人生で明るくて前向きなことが起こっていれば、
そこに焦点を定めるのも簡単なのに、
と愚痴をこぼす。
確かに何かいいことが起こっていれば、
明るくていい気分になるのもずっと簡単だろう。
いいことに目を向けているほうが、
簡単に明るくていい気分になれる。
それはわたしたちも否定しない。
だが、起こっていることにしか
焦点を定められないと思っているなら、
そして起こっていることが楽しくないなら、
一生待っていても
明るくていい気分にはなれないだろう。
望まないことに関心を向けているために、
望むことが妨げられるからだ。
明るくていい気分になるのに、
いいことが起こるのを待つ必要はない。
現在の経験がどうであれ、
もっといいことに
自分の思考を向ける能力をあなたは持っている。
そして自分の気分を大事にして、
明るくていい気分になる思考へ
関心を転換すれば、
すぐに前向きな変化を起こすことができる。
あなたが経験する物事は、
あなたの波動に反応して引き寄せられてくる。
あなたの波動は
あなたが抱く思考から出ているし、
どんな思考を抱いているかは、
どんな気分でいるかを見ればわかる。
明るくていい気分になる思考を見つければ、
必ず明るくていい気分になることが起こる。
多くの人たちはこんなふうに言う。
「もっと違った状況なら、
わたしだってもっと簡単に幸福になれるだろうに。
人間関係がもっとよければ、
配偶者がもっと優しければ、
身体に痛みがなければ、
もっと違った身体だったら、
もっと満足が感じられる仕事なら、
もっとお金があれば……
つまり、人生の状況がもっとよければ、
わたしだってもっと明るくていい気分になるし、
そうすれば前向きに考えるのだって
もっと簡単だろうに」
楽しいことを見ていれば
明るくていい気分だし、
楽しいことがあれば
簡単に明るくていい気分になれる。
それは当たり前だ。
だが、みんなで協力して楽しい事だけを
自分に見せてくれ、と周りの人たちに
要求することはできない。
自分にとって完璧な環境を作ってくれと
他人に求めるのは、
いろいろな意味でいい考えではない。
①あなたの巣を整えるのは周りの人たちの
責任ではない、
②あなたが自分で創っている状況を、
他人はコントロールすることができない、
③なによりも、それではあなたは
自分の経験を創造する力を投げ捨てることになる。
どんなことに関心が向いているときでも、
明るくていい気分になる側面を探そうと決意をすること、
あるいは明るくていい気分になることにだけ関心を向けること
─そうすれば人生のいい面がどんどん増えて行く。
楽しい事があれば、
もう一方に必ず楽しくないことがある。
望むことという宇宙のどんな粒子にも、
「望むことが欠けている」という面があるからだ。
望まない面を押しのけようとして
そちらに焦点を定めていると、
望まない面がますます引き寄せられてくる。
なぜなら、望むものでも
望まないものでも、
関心を向けたものが引き寄せられてくるのだから。
あなたがたが住む宇宙は、
「加えること」を基本に成り立っている。
言い換えれば、
この「加えることがベースの」宇宙には
「排除」はない。
何か望ましいものを見て「イエス」と言えば、
それは「そう、これはわたしが望むものだ、
どうか寄ってきてほしい」と言うのと同じだ。
そして何かの望まないものを見て「ノー」と言っても、
それは「わたしが望まないものよ!寄って来なさい」
と言うのと同じなのだ。
あなたがたの周りにあるものすべてのなかに、
望むことと望まないことがある。
望まないことに焦点を定めるのはあなただ。
環境はたくさんの選択肢がある
ブッフェのようなものだと考え、
もっと意図的に思考を選びなさい。
明るくていい気分になる選択をしようと努力し、
人生や人々や経験について
違ったストーリーを語ろうと努力すれば、
あなたは以前よりももっと改善された
よいストーリーを語るようになり、
人生経験はそのストーリーのエッセンスの
細部に一致する方向へと変化していくだろう。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
自分がネガティブな気分になっているとわかったら、
その導きに気づいてよかったと思えばいい。
そのあと
明るくていい気分になる思考を選ぶことで、
少しずつ気分を改善していくのだ。
これは少しずつ
明るくていい気分になる思考を選ぶという、
とても微妙な「転換のプロセス」である。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
お気に入りの箸を出先に持って行こう、
こんな新しい習慣が日本に広がるひとつの手本になろう、
というくらいの理由です。”
いかなる行動であれ、
望んだ結果は得られません。”
いきなり変えることは出来ないので、
といった手法はスピ的な解釈ではないです。
ドーリル先生は、御自身みずからの経験と
知識のみより語らなかったかたであるから、
いろんな療法もすべて、
現実的に実証ずみのことばかりなのである。
読者各位もこのことをよく認識され、
本書によって、
実り多きものを得てもらいたいのである。
一回や二回の行法でうまくいかないからとて、
諦める様では、
とても霊的真理を実現することは
不可能なのである。
ドリル先生御自身も千回も失敗した後に
実証した真理もあると言っておられるのである。
わけても、精神や心のことであるし、
長い年月、数多くの転生を通じて
積み重ねてきた習慣を
変換せんとするのだから、
不断の努力、たえざる前進ということが
必須不可欠のことなのである。
真理の探究に王道は絶対にないのである。
「療法の眞義」(M・ドーリル博士著)訳者(林鐵造先生)はしがきより
積み重ねてきた習慣を
変換せんとするのだから、
不断の努力、たえざる前進ということが
必須不可欠のことなのである。”
健康ないい植物を得られる、
引き寄せ界隈の言っていることは、