「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本を教科書にして引き寄せの法則について、

ご紹介してきました。

 
エイブラハムの本では次に健康をテーマにするつもりですが、
その前に、お金について、
エクトンという存在とのチャネリングをした本が、
とても面白く、エイブラハムの教えに通じるものがあるので、
ご紹介しています。
 
 
 

★参考になりそうな資料をまとめた★

アセンションのヒント

 

 

素晴らしく賢明な存在であるエクトンは、
この惑星で起こりつつあるとてもドラマチックな変化を

サポートするためにきているとのことです。

 
エネルギーとしてのお金について1(エクトン) エネルギーとしてのお金について6(エクトン)
という記事の続きです。

 

 

いくつかのツイッターの引き寄せアカウントは、

ネット上の情報から流用して、

自分の発信にしたり、有料の情報として販売しているんだけど、

その人たちは、二元性を統合しておらず、

宇宙法則としての引き寄せの法則という解釈はしていません。
パクられるのも不快ですが、
かなり悪質な歪曲をし、物質主従になっているので、
言葉やテーマは同じなのに、
本質から随分と離れた情報発信を繰り返して、
沢山の人達を惑わせています。
 

例えば、いい気分でいるということは、

嫌なことはやらなくていい、

ということではないです。

 

「いい気分」というのは感情の部分、

「嫌なことをやらない」というのは行動になりますよね。

 

別々のものを持ってきて比べて、

自分の都合のよい様に他の人達を誘導しています。

 

ある引き寄せカウンセラーは、

自分が好きなことをして、

嫌いなことをやめれば、いい気分になれますよ!

と、引き寄せのコツとして発信していました。

 

これはまぁ当たり前のことで、

みんなそうでしょうって感じなんだけど、

引き寄せの法則を活用しようという話では、

間違いになり、

こういう情報を鵜呑みにしてしまうと、

宇宙法則としての引き寄せの法則の理解には繋がりません。

 

この人は、嫌なことはしなくていい、

 

という様な責任のない、

自由な立場(影響を与える家族がいないとか、

組織に所属していないとか)なのだと思います。

 

もし、世話が必要な乳幼児を育てていたら、

介護をしていたら、

やりたくなくても自分がやらなくては、

他の人々に迷惑を掛けてしまうとしたら、

嫌な事はやらなくていいなんて、

簡単には言えませんし、

それがいつも通用しないということが、

すぐに思い浮かんでしまいます。

 

その時点で、法則とは違う、

人によるものの説明をしている、

ということも分かりますね。

 

こういう指摘をすると、

勿論、大事なことはやらなくてはいけませんが、

といった言い訳をします。

 

誰にでもどこにでも同じ様に働く、

普遍的なものが宇宙法則なので、

例外はなく、

判断の基準が”大事なこと”という主観的なものなら、

法則とは関係のないものです。

発信者の都合に応じてあれこれ付け足したり、

誤魔化したりする法則ではないもの、

ライフハックといったものです。

こんなものはその時によって結果が変わりますし、

人によっても違うので、

法則と言って商売していいものではありません。

 

幸運を引き寄せる方法を教えます、

ならセーフだけど、

引き寄せの法則を教えますならアウト、

という感じですね。

詐欺です。

 

人はよく、
人生で明るくて前向きなことが起こっていれば、
そこに焦点を定めるのも簡単なのに、
と愚痴をこぼす。

確かに何かいいことが起こっていれば、
明るくていい気分になるのもずっと簡単だろう。

いいことに目を向けているほうが、
簡単に明るくていい気分になれる。

それはわたしたちも否定しない。

だが、起こっていることにしか
焦点を定められないと思っているなら、
そして起こっていることが楽しくないなら、
一生待っていても
明るくていい気分にはなれないだろう。

望まないことに関心を向けているために、
望むことが妨げられるからだ。

明るくていい気分になるのに、
いいことが起こるのを待つ必要はない。

現在の経験がどうであれ、
もっといいことに
自分の思考を向ける能力をあなたは持っている。

そして自分の気分を大事にして、
明るくていい気分になる思考へ
関心を転換すれば、
すぐに前向きな変化を起こすことができる。

あなたが経験する物事は、
あなたの波動に反応して引き寄せられてくる。

あなたの波動は
あなたが抱く思考から出ているし、
どんな思考を抱いているかは、
どんな気分でいるかを見ればわかる。

明るくていい気分になる思考を見つければ、
必ず明るくていい気分になることが起こる。

多くの人たちはこんなふうに言う。

「もっと違った状況なら、
わたしだってもっと簡単に幸福になれるだろうに。
人間関係がもっとよければ、
配偶者がもっと優しければ、
身体に痛みがなければ、
もっと違った身体だったら、
もっと満足が感じられる仕事なら、
もっとお金があれば……
つまり、人生の状況がもっとよければ、
わたしだってもっと明るくていい気分になるし、
そうすれば前向きに考えるのだって
もっと簡単だろうに」

楽しいことを見ていれば
明るくていい気分だし、
楽しいことがあれば
簡単に明るくていい気分になれる。

それは当たり前だ。

だが、みんなで協力して楽しい事だけを
自分に見せてくれ、と周りの人たちに
要求することはできない。

自分にとって完璧な環境を作ってくれと
他人に求めるのは、
いろいろな意味でいい考えではない。

①あなたの巣を整えるのは周りの人たちの
責任ではない、

②あなたが自分で創っている状況を、
他人はコントロールすることができない、

③なによりも、それではあなたは
自分の経験を創造する力を投げ捨てることになる。

どんなことに関心が向いているときでも、
明るくていい気分になる側面を探そうと決意をすること、
あるいは明るくていい気分になることにだけ関心を向けること
─そうすれば人生のいい面がどんどん増えて行く。

楽しい事があれば、
もう一方に必ず楽しくないことがある。

望むことという宇宙のどんな粒子にも、
「望むことが欠けている」という面があるからだ。

望まない面を押しのけようとして
そちらに焦点を定めていると、
望まない面がますます引き寄せられてくる。

なぜなら、望むものでも
望まないものでも、
関心を向けたものが引き寄せられてくるのだから。

あなたがたが住む宇宙は、
「加えること」を基本に成り立っている。

言い換えれば、
この「加えることがベースの」宇宙には
「排除」はない。

何か望ましいものを見て「イエス」と言えば、
それは「そう、これはわたしが望むものだ、
どうか寄ってきてほしい」と言うのと同じだ。

そして何かの望まないものを見て「ノー」と言っても、
それは「わたしが望まないものよ!寄って来なさい」
と言うのと同じなのだ。

あなたがたの周りにあるものすべてのなかに、
望むことと望まないことがある。

望まないことに焦点を定めるのはあなただ。

環境はたくさんの選択肢がある
ブッフェのようなものだと考え、
もっと意図的に思考を選びなさい。

明るくていい気分になる選択をしようと努力し、
人生や人々や経験について
違ったストーリーを語ろうと努力すれば、
あなたは以前よりももっと改善された
よいストーリーを語るようになり、
人生経験はそのストーリーのエッセンスの
細部に一致する方向へと変化していくだろう。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

”楽しいことを見ていれば
明るくていい気分だし、
楽しいことがあれば
簡単に明るくていい気分になれる。
それは当たり前だ。”

とありますが、

自分が好きなことをして、

嫌いなことをやめれば、いい気分になれますよ!

と、引き寄せのコツとして発信していた人は、

当たり前のことをドヤ顔で教えているんですよ。

ドン引きします。

 

引き寄せ界隈はこの様に嫌な事はやらなくていい!

という誤った解釈を広めるので、

育児放棄や不倫が横行しています。

 

引き寄せの法則のいい気分でいる、というのは、

”明るくていい気分になる選択をしようと努力し、
人生や人々や経験について
違ったストーリーを語ろうと努力する”、

というものです。

 

嫌な事があったら、やらないのではなくて、

それを避けるのではなくて、

 

自分がネガティブな気分になっているとわかったら、
その導きに気づいてよかったと思えばいい。

そのあと
明るくていい気分になる思考を選ぶことで、
少しずつ気分を改善していくのだ。

これは少しずつ
明るくていい気分になる思考を選ぶという、
とても微妙な「転換のプロセス」である。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
いい気分になるような考え方を選ぶのです。
 
それをやるか、やらないかというのが問題なのではないです。
そのやらなくてはいけないことがある、
というのは結果です。
その前のどこかで自分が差し出した思考があります。
 
あなたは自分の人生経験の創造者である。

そして経験の創造者として
理解すべき大切なことは、
創造は行動を通じて行われるのではないし、
何かをすることによって行われるのでもない
─さらには何を語るかによって行われるのでもない─
ということだ。

そうではなく、
創造はあなたが差し出す思考によって
行われる。

語ったり行動したりすることには
必ず波動としての思考が伴う。

しかし、言葉や行動を伴わずに
波動としての思考を差し出していることはよくある。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
結果を手放すというのは、
現実的に起きたことは、
以前の自分が差し出した思考の結果であって、
今更どうこうできることではないからです。
起きてしまったことはどうしようもないのです。
どうこうできるのは、それが現実的な経験として起きる前までです。
 
思考あるいは波動によって物事を出現させているんだ、
という法則があるから、
願いは叶います!と商売しているのに、
自分にとって不都合なことが起きたら、
それは押しのけて排除すればいいんです!
とやる。
結果は、その前の思考だ!
願いを叶えようという意志があれば叶う!
とやっているのに、
思った通りの結果が出ない!という人に、
結果は気にしないでね!とやる。
狡くないですか?
悪質ですよね。
根本的な原因についてのアプローチをさせません。
堂々巡りをさせているのが分かりますか?
 
だから、感情を理解すれば
人生経験をコントロールできる。

どうも明るい気分じゃないなと感じたら、
そこで立ち止まって、
「明るくていい気分になる以上に
重要なことは何もない。
明るくていい気分になる
理由を見つけたい」
と自分に言えば、
思考はいい方向へ向かうし、
そうなればさらにいい思考へつながっていく。

明るくていい気分になる思考を探す習慣がつけば、
周りの環境も改善される。

「引き寄せの法則」によって必ずそうなる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
現実的に起こったことに身を任せて、
手放すんだ!抵抗せずそのまま流されよう!とやっても、
何も変わらないですよ。
 
人生経験をコントロールする為には、
感情を観察して、
明るくていい気分を維持出来る様に、
いい気分でない時には思考を転換する必要があります。
 
嫌な事はやらないという時、
やる必要がないものならやらなくてもいいけれども、
やらなきゃいけないのに嫌でやりたくない、
という時があります。
 
あなたが欠乏という視点から行動するなら、
その行動はきっと非生産的なものになる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
という説明がありました。
 
エイブラハム ネガティブな気分に
なるときには、必ず
「感情というナビゲーションシステム」が
あなたは今何かのネガティブな側面を
見ているし、
それによって自分が望むものを阻んでいる、
と知らせている。

何に関心を向けているときでも、
意図的に肯定的な側面を見ようと決めていれば、
波動の変化に「宇宙」が応えて、
長い間、望んでいたものへの道を開いてくれる。

そうなれば、
たちまち抵抗のパターンが消えた証拠を
目にするだろう。

仕事から仕事へ、職業から職業へ、
会社から会社へと次々に変わっても、
前と同じことに出会うだけ、
という人がよくいる。

そうなる理由は、
どこへ行くにも自分自身を伴っているからだ。

新しい場所に行っても、
転職の説明をしようとして
前のどこが嫌だったからを語り続ければ、
以前と同じ抵抗の波動がつきまとい、
望むことの実現はじゃまされ続ける。

仕事の環境をよくする最善の方法は、
感謝という思考の波動パターンが
支配的になるまで、
今の場所のいちばんいいところに
ピントを合わせることだ。

そうやって波動が変われば、
新しいもっといい条件や環境が
経験のなかに現れるのを
「許容・可能にする」ことができる。

わたしたちの勧めに従って
今の場所で明るくていい気分になることに
目を向けたら、
望まない場所に長く居続けるだけではないか、
と心配する人がいる。

だが、真実は逆だ。

感謝という場所にいれば、
自分で自分に押しつけていた限界
(すべての限界は自分で
自分に押しつけている)がなくなり、
自分を解放して
素晴らしいものを受け取れるようになる。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
 
”仕事から仕事へ、職業から職業へ、
会社から会社へと次々に変わっても、
前と同じことに出会うだけ、
という人がよくいる。
そうなる理由は、
どこへ行くにも自分自身を伴っているからだ。”
とあります。
嫌な事をやらないという行動で解決するなら、
波動は変わらないので、
”以前と同じ抵抗の波動がつきまとい、
望むことの実現はじゃまされ続ける。”
ということです。
 
引き寄せで商売している人の多くが、
好きなことだけしよう、嫌な事をやめようと、
二元論で語っていますけど、
鵜呑みにしない様に注意して下さい。
 
下記は、何度もご紹介している、
ある方の15、6年前のブログ記事になります。

 

バシャールたちからの影響により、

スピリチュアルな世界を好む方々においては
ワクワクして生きることが定番になっています。

不安な気持ちと、ワクワクな気持ちは、
同質なものであるから、不安な気持ちを、
ワクワクな気持ちに置き換えればいい
といいます。

そして、日々、ワクワクしながら過ごすことによって、
さらにワクワクすることが増えてゆき、
夢が叶ったり、目標に到達したり、
成功を手にするでしょう、というものです。

かなり大雑把な要約ではありますが、
だいたいこのようなところです。

しかし、これには根本的に大事なところが抜けています。

それを見逃しているが故に、
ワクワクしながら過ごしているというのに、
ちっとも思い通りにならないじゃないかと、
失望してしまっている方が多いそうです。

その結果、スピリチュアルなものなど信じられない
何の役にも立たないと、以前よりもさらに
塞ぎ込んでしまっている方も多いそうです。

根本的なこととは、何かと申しますと、
霊的真理、宇宙の法則を学んだ上でのことです。

想いはエネルギーで、想った通りになるのですが、
自分自身の言動、行動、想念が
自分自身にそのまま返ってくるということを、
よく知らなければなりません。

そして、いまここにある自分自身という存在は、
遠い過去からの集大成であるということ、です。

この世界に生まれてきて、
たった10~80年ほどの人生がすべてではない、
ということです。

3次元領域システムの世界は、
輪廻転生の繰り返しの旅の領域です。

その長い繰り返しの間に背負ってしまったカルマ(業)を、
断ち切らなければなりません。

3次元領域システム内での学びを終える、
といったほうがよろしいかもしれません。

バシャールたちがメッセージを伴ってやって来たのは、
ベストタイミングです。それは、
私たち地球人類の多くが、もうすぐ、
3次元領域システム内での
学びを終える段階に入ったからです。

その最終段階に入りましたので、
バシャールたちは、そろそろ、
生きることの本当の意味を知るときじゃない?
とメッセージを伝えてきました。

人生は苦しむためのものではなく、
楽しむためにあるのだと。

ただ、そのためには、霊的真理を学びなさい、
宇宙の法則を知っていなければなりませんよ、
という但し書きがあるのです。

 

 
真理や法則を実践しながら学んだからこそ、
引き寄せの法則を上手に活用できる様になるのです。
それを行なわない人達は、
いつまで経っても本質から外れた嘘の情報に振り回されます。
そういう商売をする人は獣指定されています。
手軽にここを覗いて、
流用出来てラッキーと思っているのかもしれませんが、
返しきれないほどの悪因を積んで、
後戻りできなくなっていますよね。
あなたがどうなろうと、どうでもいいんだけど、
ここの情報を悪用して他の人を巻き込むのはやめなさい。

 

 

続けてご紹介していますエクトンの教えでは、

エイブラハムと同じ様に、

望んだことは実現できるよといったことを伝えてきています。

 

人類が、欲しいものを得る
彼自身の能力を信頼し、
彼自身の創造性を信頼するようになったとき、
お金は変化するでしょう。

世界中に起きているローラーコースターのような
経済変動を見てください。

人類は小さな基礎の上に
非常に高い城を築きました。

その城が崩壊してしまうことなく、
人類が再構築することを私たちは望んでいます。

助言です。

あなたが金銭に関わるとき、
あなたが報酬を得た結果、
誰かが損失を被る状況には一切関わらないでください。

そのような状況に関わると、
最終的に、
あなたは失うことになるからです。

それは円のように循環するエネルギーです。

自分の現実にお金を引き寄せたら、
次にそれを使いたいわけですね?

あなた自身のハートから見て、
その統一性の範囲の中にある使い方であれば、
どんな使い方をしてもいいのです。

もしあなたが自分の持っているお金を
道で見かけた貧しそうな人にあげるなら、
それはまったくOKです。

そのような気持ちが起きなければ、
それもOKです。

その瞬間のあなたが
本当に自分でそれを望んでやっているかどうか
ということだけが基準です。

あなたは、誰にも、なにも負債を負っていません。

必要なのは、自分自身のハートに、
自分に対する愛に意識を向けていることです。

ここではある程度の健全な自己中心主義が
役に立ちます。

貪欲になってください、
と言っているわけではないのです。

しかし、お金を持ったとき、
自分がなにを望んでいるのか、
自分にとってなにが必要なのかを
充分に知っておくのは、
とても役立ちます。

あなたが自分の欲しいものを得ていいのだよ、
という許可を自分にあげればあげるほど、
現実にあなたはそれらを引き寄せます。

あなたが自分の必要を、欲求を満たせば満たすほど、
その結果、
他の人々の欲求も満たしてあげる能力が増えていきます。

もしあなたの経済的な面が満たされていれば、
多くの人々を援助することができます。

自己中心的であるとは、裏返してみれば
非常に非自己中心的なのです。

他の人に金銭的援助をする場合、
助言があります。

「自分が自分の現実を創り出す」
ということをその人に話す前に、
相手の人のおなかが充分に満たされていること、
つまり衣食住が満たされていることをまず確認してください。

基本的な欲求が満たされていなければ、
哲学を受け入れることは困難です。

もしあなたがいろいろな概念を
分かち合いたいと思う人がいるとき、
彼らがまだ食べるものにも困っている状態であれば、
まずそれをサポートしてください。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 

 
”あなたが金銭に関わるとき、
あなたが報酬を得た結果、
誰かが損失を被る状況には一切関わらないでください。
そのような状況に関わると、
最終的に、
あなたは失うことになるからです。”
とありますが、
ぼったくりの引き寄せ界隈に強くお伝えしたい教えですね。

”あなたが自分の欲しいものを得ていいのだよ、
という許可を自分にあげればあげるほど、
現実にあなたはそれらを引き寄せます。
あなたが自分の必要を、欲求を満たせば満たすほど、
その結果、
他の人々の欲求も満たしてあげる能力が増えていきます。”
とありました。
 
よくアファメーションとかで、
「私は豊かさを受け取ることを許可します!」
とか言いますよね。
でも許可します!と言うとか、
よし許そうと決めるとか、
自分は許したと思っていても、
それが経験として反映されない、
ということがよくあります。
 

まだ実現していない夢の興奮や満足を、
夢が実現する前に感じる方法を
探さなくてはならない。

夢が実現したという波動を出し、
その波動にマッチした夢の実現体験が
「引き寄せの法則」によって
引き寄せられてくるように、
夢のシナリオを意図的に思い描く方法を
探すことが大切である。

波動を出さないで
実現を求めても、
それは不可能な要求でしかない。

実現の前に意識して波動を出せば、
どんなことでも可能だ。

「それが法則」だから。

「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より

 

宇宙法則なので、

”波動を出さないで
実現を求めても、
それは不可能な要求でしかない。
実現の前に意識して波動を出せば、
どんなことでも可能だ。”

とあります。

 

アファメーションにしても、

自分が許したと考えることについても、

その時の波動はどうなのか?

ということによって結果が変わります。

 
創造は思考の結果だから、
望むことについて考えようというのが、
願いを叶える引き寄せの法則といった形で広まっていますよね。
 
だからひたすら願いを宣言したり、
アファメーションしたりといったメソッドをよく見かけます。
 
引き寄せの法則は宇宙法則なので、
誰にでもどこにでも働く普遍的なものですよね。

ある特定の年齢の人、
ある程度自由に行動が出来る人、
だったら、
ネットで広まっているメソッドも行えるけど、
身動き取れない人とか何かしらの制限がある人には、
それは出来ないといった場合があります。
 
自分が信じている何かしらの手法とか教義が、
法則かどうか検証する時に、
様々な立場の人にも同じ様に働くのか?
といったことを考えてみましょう。
 
赤ちゃんは?
病気や怪我で動けない時には?
どうしても自由な時間が少ない時には?
それでも可能なことなのか。
特定の条件を満たした人しか出来そうにないことなのか。
 
波動としての思考という点から見ると、
赤ちゃんでも子どもでも誰でも当てはまりますよね。
 
この人の伝えているメソッドは、
私には出来るけど、私の子どもには出来そうにないな、
という時、
それは法則に関するものなのかな?と考察してみましょう。
 
それから次に与えることと
受け取ることについてです。

この惑星上にこんな観念があります。
アメリカではこんなふうに言います。
「受け取るよりも与えることのほうがいい」
日本でも同じようなものがありますね?

その観念をみんなが持ったとしたら、
与えようとする人ばかりで
受け取ろうとする人がいないことになります。

誰も受け取ってくれる人がいないとしたら、
一体誰にあげましょう?

与えること、与える人で一杯の世界。
それはバランスが崩れた状態だと言えます。

すべてはエネルギーです。
惑星全体を見てください。
持っている人もあれば、
持たない人もいます。

受け取る人と与える人。

エネルギーの流れに従って、
与える人が受け取る人になり、
受け取る人が与える人になります。

もしあなたに対して
誰かがなにかを提供してくれようとしたなら、
喜んで受け取ってください。

「ありがとう」と言って、
彼らに祝福をあげて。

葛藤する必要はありません。

あなたが受け取ることによって
彼らは与えることができるのです。

もしあなたがもっとお金が欲しいなら、
まず、より多く
受け取ることを学ぶ必要があります。

与えることと受け取ること。
同じことです。

同じことです。

では皆さんの銀行口座は
6か月後には一杯になっているわけですね?

ほんとうに?
たぶん…?

あなたはコミットしていますか?
あなた自身を愛していますか?

いままで自分が創ってきた現実を
そのまま受け入れていますか?

欲しい理由は、
単に私が欲しいからだということを
知っていますか?

必要な行動を
一歩一歩取っていく意志がありますか?

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
例えば水を飲みたいなと思っていたら、
キャンペーンで無料配布している水が目の前からやってきた、
ということがあった時に、
「こんな棚ぼたなんて良くないよ!
幸福も不幸もどっちも同じ量なんだから、
いいことがあったら、同じ分だけ悪い事も起きるんだよ!
そんなの当てにしちゃダメ!」
なんて言う人もいると思います。
 
でも、水を配布しているお姉さんは、
貰ってくれる方が嬉しいのです。
全ての水を配らないと仕事が終わりません。
水を受け取ることで、
与えたい人に機会を与えてもいるのです。
 
原因と結果の法則から考えると、
与えられる様な原因があったから受け取ることになった、
となります。
 
”円のように循環するエネルギーです”
とありますが、
受け取る機会があった人は、
どこかで与えることになるか、
どこかで既に与えていたので、
罪悪感を感じる必要はないです。
 
引き寄せの四つのステップについて下記の様な説明があります。
 
第一ステップは何だったか覚えている?

「わたしが欲しくないものは何かを知ること」
と、サラは得意気に答えました。

それだけはしっかり覚えたのです。

第二ステップは?

「わたしが欲しいものは何かを知ること」

上出来だ、サラ。
それから第三ステップは?

「ああ、ソロモン、忘れちゃった」

サラはこんなにすぐ忘れてしまった自分に
がっかりして、泣きそうな声で言いました。

第三ステップは、自分の欲しいものが
どんな感じがするかという実感を見つけること。

既に欲しいものが実現したように感じられるまで、
それについて自分に話し続けること。

「ソロモン、第四ステップが何か、
まだ教えてくれてないよ」

サラは思い出して、ワクワクしました。

ああ、第四ステップは最高のステップなんだ、サラ。
それは君の欲しいものが手に入る時だ。
第四ステップはこの物質界で
君の願いが実現することだ。
これをやってみてごらん、サラ。
今まで話してきたこと全部を覚えていようと
努力しなくていい。
ただ、味わい愛でることを練習してごらん。
それが鍵だ。
 
「サラとソロモン」(エスター&ジェリー・ヒックス著)より
 
第四ステップが受け取るになります。
欲しいものが手に入る時なので、
受け取るのを拒否する、ということは、
あまりないと思います。
ただ結果が返って来たというところですよね。
望む波動を差し出して、引き寄せの法則によって、
同じ波動のものが返って来るという仕組みの、
最後が受け取るになります。
 
水が飲みたいと思った結果が、
無料のミネラルウォーターだった、
という時、
引き寄せの法則は水を配っているお姉さんを、
引き寄せてきた訳です。

このステップが完成するには、

手を伸ばして受け取るということになりますよね。

受け取って下さいね!と言われるまでもなく、

受け取るものだと思います。

 

何度もご紹介していますが、
「聖書の真義」(M・ドーリル博士著)の”マタイ伝 第七章”には、
下記の様な教えがあります。
 
第二十四節から第二十七節までの
建物とその基礎についての譬は、
イエスの父ヨセフの大工業の影響が
イエスの考え方に影響しているのである。

大工の息子であったイエスは、
家を建てるということを、
人間の品性品格をつくりあげることの
シンボルとして見ることが出来たのである。

人の宗教や信仰は、何ものに対しても
絶対不動の基礎の上にたてられなければ
ならないのである。

唯一不動の基礎とは、真理そのものである。

もし、人間という家が、真理という基礎の上に
たてられれば、疑惑という嵐や、不信心という攻撃にあっても
微動だにしないのである。

イエスの言う岩の土台とは、イエスが教えた
神秘的教義の真理のことである。

もし、人間が自分の家(人生)を建てるのに
与えられた真理という土台を持っていながら、
それを避けて、横の方へ行って偽りの教えという
似非真理の砂上に自分の人生という家を建てれば、
人生におけるいろんな嵐が吹きつけて、
基礎の砂を洗い流し、家をも崩壊さしてしまうであろう。

そうすれば、その人はもはや身を守る場所が
なくなってしまうであろう。
 
引き寄せ界隈には悪質な間違った教えが蔓延しています。
これは間違ったなと思ったら、
躊躇しないで全部捨てましょう。
土台がしっかりしていなければいくら積み重ねても、
最終的には崩れてしまいます。
法則でないものは正しく結果が出ないですよ。
 
こちらも度々ご紹介していますが、
「聖書の真義」(M・ドーリル博士著)の「マタイ伝 第十八章」には、
下記の様な解説があります。
 
真実の求道者は幼な子の様にならなければ
ならない。

天国に入るためには、
自己の霊的進歩を妨げる
いささかの障害があってもいけないので、
従来の古い先入観や信仰はきれいさっぱりと
洗い流して純真な幼児の心に
ならなければならないのである。

幼児というものは人生に対する何らの先入観的な
考え方や信仰というものがないのである。

そして、その心は、他の教えがいささかも
書きこまれていない白紙の様なものである。

天国に入る唯一の道は、
真理に対する幼児の様な柔軟性、
率直生ということなのである。
 
間違ったかな、そっちじゃないかなと感じたら、
素直にそれを認めて軌道修正できるかどうか?
という部分が、
最善の道に進めるかどうかの分かれ道でもあります。
気付いたらそれは本当に幸せなことです。
視野が拡がったからこそ、間違いが分かる様になった、
ということでもあるんですから、
恐れず喜んで軌道修正して下さい。