「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)

という本を教科書にして引き寄せの法則について、

ご紹介してきました。

 
エイブラハムの本では次に健康をテーマにするつもりですが、
その前に、お金について、
エクトンという存在とのチャネリングをした本が、
とても面白く、エイブラハムの教えに通じるものがあるので、
ご紹介しています。
 
 
 

 

素晴らしく賢明な存在であるエクトンは、
この惑星で起こりつつあるとてもドラマチックな変化を

サポートするためにきているとのことでした。

 
エネルギーとしてのお金について1(エクトン)
 
という記事の続きです。

 

 

人生の豊かさを増大するには、
きっといくつもの方法があるでしょう。
その中の2つをお話したいと思います。

無意識的、潜在意識的な創造性(uniconscious creativity)と、
意識的な創造性(conscious creativity)です。

意識的な創造性は、まず目的を設定します。
その目的を満たすためには
どんなステップが必要か、
そのステップをどのように踏んでいけばいいかを
分析的に、段階的に追っていきます。

潜在意識的な創造性は、まず目的を設定しますが、
どのようにして目的に辿り着くか、
理性的にはまったくわからない。
しかし、
自分がその目的に到達できる確信はしっかりある状態です。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 

人生の豊かさを増大する為の、

二つの方法が説明されていました。

”無意識的、潜在意識的な創造性(uniconscious creativity)と、
意識的な創造性(conscious creativity)です。”
ということです。
 

皆さんのお金に対する観念が、
どのように自分の現実に
お金を引き寄せるかを決定します。

あなたはお金を充分得る価値があると思いますか?

想像でき得る限り最もすばらしい豊かさに満ちた
人生を生きる価値が、
自分にあると思いますか?

ある人々は、「お金はスピリチュアルではない」
という観念を持っています。

お金を持てば持つほど
スピリチュアルではなくなると。

まるでお金がスピリチュアルであることの、
測定基準になっているようです。

あなたはそんなことを信じますか?

または、高潔に生きながら、
同時に自分の欲するあらゆる物を得ることが
出来ると信じますか?

信じられるか否かの分岐点は罪悪感です。

道で見るからに貧しそうな人を見たとき、
その人よりも豊かに生きていることに対して
まったく罪悪感を持たないでしょうか?

あなたが豊かになればなるほど
あなたの周りの人はもっともっと
自分より貧しく見えてしまうのでしょうか?

一連の話のポイントはこういうことです。

まわりの人が豊かに見える、
見えないということを基準にして、
自分にとって必要な豊さを
変えてしまうかどうか。

外的な状況によって
自分の豊かさを決定するかどうかです。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より

 

”皆さんのお金に対する観念が、
どのように自分の現実に
お金を引き寄せるかを決定します。”

と現実的な状態というのは、

自分の内側の反映であるという説明があり、

”信じられるか否かの分岐点は罪悪感です。”

とありました。

 
例として、
サンフランシスコから、
サンディエゴか、ハワイに引っ越したいと思ったという、
下記のエピソードをご紹介しました。
 
フォルクスワーゲン・バス
(個人用の少し大きめのフォルクスワーゲン)
を運転して帰りながら、
「足りないお金をどうしよう、
お金を貯めるのにどのくらい時間がかかるだろう」
などと考えていました。

ここまでは、意識的に目標を設定し
分析的に判断する、
意識的な創造性の部分です。

そんなとき、こんなフィーリングが湧きました。

これはちょっと宇宙にリクエストしてみよう、と。

「私は本当にそこに引っ越したい。
だから、宇宙よ、どうかその方法を示してくれ」
と宇宙にリクエストしました。

すでにそのときひとつだけ明確なことがありました。

サンディエゴに引っ越すことです。

サンフランシスコの家に帰ってみると、
留守番電話にレンタカー会社から
メッセージが入っています。

ひょっとしてハワイで借りた車に、
たばこを落として焦がしたとか、
余分の請求を受けるのだろうか?

などと思いながら、
レンタカー会社に電話をかけると
「ラビンさん、あなたは私たちの、
グランプリの1等に当選されました」。

(笑)

そう言われて思い出しました。

車を借りたとき、
何かのアンケートに記入したのです。

1等賞って何だろう。

トースター?
などと想像していると
「2つの選択肢があります。
リンカーンコンチネンタル・タウンカー
1年間の使用権、
あるいは現金5,000ドルです。
どちらかを選択してください」。

当然現金を貰いました。
ぜんぜん罪悪感はなかったです。

(笑)

そのおかげでサンディエゴに引っ越しが出来た上、
ちょっとした家具と長い間欲しかった
バイクも買うことができました。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
引き寄せの法則の理想的な望みの実現の仕方として、
上記の例の様なパターンがあるかなと思います。
これについて、
 
このように、
意識的なステップと、
潜在意識を利用するステップの、
それぞれの長所を生かして使うのが
一番いいと思います。

どちらか一方だけに
頼りきってしまわないのです。

強い欲求をもち、プランをたて、
目標を定めると同時に、
理性で考え得る範囲外の方法で
目的が満たされる可能性に対しても、
充分に心を開いた状態です。

どのようにして
目的を達成するかということを、
分析的に考えることで
頭が一杯になっている人を
何人か知っています。

でも、最初に計画を立てても、
日々私たちは、
より知性的な存在へと変化し、
豊かさやお金を引き寄せる能力を
増幅させています。

計画途上の変化を考慮に入れる必要があるのです。

どんなゴールも
「大きすぎる」ことはありません。

ただ、求める内容を明確に
知っている必要があります。

もしあなたが許せば、
お金はスピリチュアルなエネルギーとして
機能するのです。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
”意識的なステップと、
潜在意識を利用するステップの、
それぞれの長所を生かして使うのが
一番いいと思います。”
ということでした。
 
もうひとつ手短な例を
お話しましょう。

何年も前に教わった教師から聞いた話です。
作り話ではないと思います。

ある生徒が、「どうしてもロールスロイスが欲しい」
と思ったのです。

ロールスロイスは、とても高価なおもちゃですね。

高価な物を自分の現実に引き寄せるには、
それを手に入れることが可能であると、
心の底から強く信じる必要があります。

彼は、まず、
お金がスピリチュアルなエネルギーであり、
それを引き寄せる価値が自分にあることを認め、
ロールスロイスの座席に座って
運転をしている場面を、
ありありとイメージしました。

その結果をこれからお話しますが、
他にも似た話を知っている私自身、
「ほんとうかな?」という気もします。

皆さんは、どう思われるでしょう。
聞いて自分で判断してください。

彼が、ある日広告欄を見ていると、
「ロールスロイス、無料」とあり、
広告主の電話番号が書いていあります。

冗談ではないか、と彼は思ったのですが、
興味を惹かれて電話をしました。

すると「提供できるロールスロイスがあります。
住所はここですからおいでください」
とその家の使用人らしい人物が、
イギリス訛りの英語で答えます。

彼は、半信半疑ながら、教えられた住所に
行ってみました。

大きな門をくぐり、邸宅の中を使用人に
丁重に導かれていくと、
主らしき女性が打ちひしがれた様子で
腰を掛けています。

「あなたのお名前は?」と尋ねて書類に書き入れ、
「はい、これが車の権利書よ」と、
車のキーと共に彼に渡したのです。

彼は一体なにが起こったのか、
全く分かりません。

使用人の後についてガレージに行くと、
高級車が6台並んだ中に、
シルバーシャドウという車種のロールスロイスが、
半分ワックスをかけられたまま放置されていました。

彼は案内してくれた人に尋ねました。

「どうして、彼女はこの車を
手放そうと思っているんだい?」

実は、彼女の夫が車にワックスを半分かけたところで、
心臓発作を起こして亡くなったので、
夫の死を思い出させるロールスロイスを、
彼女はできるだけ早く手放したかったのです。

そういう次第で、半分だけワックスのかかった
ロールスロイスを手に入れて、
彼はその邸宅から出てきたのでした。

こんなマジックが起こるなんて
信じられますか?

でも彼は、少し罪悪感も感じたのですね。
車は得たけど、
彼女は夫を喪ってとても悲しそうでしたから。

私が彼だったら、罪悪感を持つかどうかわかりません。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
” あなたはお金を充分得る価値があると思いますか?
想像でき得る限り最もすばらしい豊かさに満ちた
人生を生きる価値が、
自分にあると思いますか?
ある人々は、「お金はスピリチュアルではない」
という観念を持っています。
お金を持てば持つほど
スピリチュアルではなくなると。
まるでお金がスピリチュアルであることの、
測定基準になっているようです。
あなたはそんなことを信じますか?
または、高潔に生きながら、
同時に自分の欲するあらゆる物を得ることが
出来ると信じますか?
信じられるか否かの分岐点は罪悪感です。 ”
という箇所をご紹介しています。
 
上記の例では罪悪感が刺激される経験ですよね。
 
引き寄せの法則というのは、
単なる宇宙法則の一つなのですが、
悪質な悪魔の教えの様に捉えている人もいて、
自分が何かを得ようとするなら、
他者から奪うことになる、
だから引き寄せなんてやっちゃ駄目なんだ、
という風に言います。
 
引き寄せの法則というのは、
やるとかやらないというものではなくて、
どこにでも働いている法則です。
 
自分が望んでいることを実現させるというのは、
意識想念の法則ですね。
 
悪魔の教えだという解釈から見ると、
上記の例は、
誰かがロールスロイスを欲しいと思ったから、
持ち主が亡くなってしまって、
手に入れることが出来た、
というような解釈になるかもしれません。
 
でも本当にそうでしょうか。
 
ある見方をすれば、
他の人と共有している現実というのは、
共同創造になるので、
亡くなった人の原因の一つである、
ということも言えるかもしれません。
 
でも、その亡くなった人自身も、
自分の現実を自分で創造していますから、
亡くなる必要がなければ、
ロールスロイスが欲しいと思った人は、
別の形で手に入れたと思います。
 
そうは言うものの、
亡くなった人の所有していた車、
その車が間接的に亡くなったことに、
関係しているといった状況だと、
素直に嬉しいなラッキーだな、
という風には思えないかもしれません。
私はちょっと抵抗を持つと思います。
 
でも、
今すぐ手放したい奥さんからすれば、
何も言わずに引き取ってくれる人が現れるのは、
善い事でもありますよね。
 
だから、罪悪感を持つ必要はないのです。
こういったことを受け入れられるのか?
これは善悪判断を手放して、
二元性を統合する必要がある部分です。
 
持ち主が亡くなったことを知って、
こっそり盗みに行った訳ではないですし、
手に入れる為に殺した訳でもないですよね。
奪ったものではないです。

悪い事をしているのでしょうか?

罪悪感は必要でしょうか?
 
ロールスロイスを欲した人は、
自分がそうしたいから望んだ訳ですけれども、
奥さん側から眺めてみると、
奥さんは車を引き取ってくれる人を、
心から欲してくれる人という形で、
創造した事になります。
 
双方向です。
 
片側からしか見ないと、
罪悪感が生じたり、
他から奪ったり、
その人のせいで亡くなったみたいな、
解釈になるかもしれませんが、
一緒に経験している現実は、
誰か一人だけば創造している訳ではないので、
他者から眺めると別の意味を持ってきます。
 
そのタイミングがピタりと合う、
という部分が引き寄せの法則が働いている、
という形になります。
 
もう少し掘り下げると、
霊的な存在達も間に入って、
縁を繋げてくれるので、
奥さんが広告欄に広告を出そうとしたこととか、
手に入れた人が広告欄を読もうとしたこととか、
偶然を装った形での働きかけがある、
ということもあります。
欲する人と与えたい人という、
似たような振動律のものが、
引き寄せ合ったという結果の中に、
霊的な存在達が動き回っている、
という部分も含まれています。
 
逆に言うと、
霊的なガイドがこいつには、
ロールスロイスを与えちゃいかん、
学びの足を引っ張ると判断したら、
いくら望んでも実現しないですよ。
その人も自分に相応しい別のものを、
望む様に変化すると思います。
だから、何かを得ることに罪悪感を持つ必要はないです。
ここでは自分が欲しいと望むものについてであって、
誰かから奪おうとか誰かの不幸を望むとか、
そういったことではないです。
 
エイブラハムたちの引き寄せの法則の説明だと、
望むことについてはいい気分になるし、
望まないことについてはいい気分にはならない、
ということでしたので、
誰かから奪おうとか誰かの不幸を望むといったことは、
いい気分にはならないと思います。
もし、いい気分になると思うのなら、
そのいい気分自体を見直す必要が出てきますね。
本当にいい気分なのかな?と。
私という意識をどんどん拡大していくなら、
私とあなたという境界は存在しなくなり、
私もあなたも同じ一つの宇宙、
神というものの一部になります。
奪おうとした誰かも自分なのです。
それでもいい気分でいられるのでしょうか。
 
自分の現実に豊かさやお金を引き寄せるには、
深いところから湧いてくる、
明確で強い欲求が必要です。

夢を満たすために必要な
すべてのステップをとっていくという
明確な意志が必要です。

達成したい明確なゴールと、
それに向かうプランが必要です。

プランの中には、
意識的に計画を立てて行くプロセスと、
先ほど言った潜在意識を働かせるプロセスの
両方が含まれます。

また、お金を得る過程で、
自分は価値がないとか、
あるいは恐怖感や怖れ、罪悪感、
そういったものが
表面化してくる可能性がありますが、
それらに直面する覚悟はありますか?

さらに、ここで確認しておきたいのは、
望むだけのお金を、
自分の現実に引き寄せる準備ができているか、
ということです。

例えば、アメリカでは宝くじに当たった人は、
信じられないくらいの多額のお金を手に入れます。

でも、賞金を勝ち得た人は、
心理的・現実的にそれだけのお金に対処する
準備ができていない場合が多いですね。

いろいろな面での準備なく
多額のお金だけを手元に引き寄せてしまった場合、
そのお金と関わることで逆にたくさんの問題を
人生に創り出してしまいます。

ですから欲しいものを得るために、
必要な準備を整えて、
いかなる行動も取る意志があることを
確認しておきたいのです。

こうした意志のある状態を
「コミットメント」といいます。

望むゴールを達成するために、
必要なあらゆるステップをとっていく。

大きくジャンプするのではなく、
毎日、一歩、一歩、やっていく状態です。

「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
 
”達成したい明確なゴールと、
それに向かうプランが必要です。
プランの中には、
意識的に計画を立てて行くプロセスと、
先ほど言った潜在意識を働かせるプロセスの
両方が含まれます。”
とあります。
 
創造性には、
無意識的、潜在意識的な創造性と、
意識的な創造性があるという説明がありました。

”意識的な創造性は、まず目的を設定します。
その目的を満たすためには
どんなステップが必要か、
そのステップをどのように踏んでいけばいいかを
分析的に、段階的に追っていきます。
潜在意識的な創造性は、まず目的を設定しますが、
どのようにして目的に辿り着くか、
理性的にはまったくわからない。
しかし、
自分がその目的に到達できる確信はしっかりある状態です。 ”
ということでした。
 
”お金を得る過程で、
自分は価値がないとか、
あるいは恐怖感や怖れ、罪悪感、
そういったものが
表面化してくる可能性がありますが、
それらに直面する覚悟はありますか?”
とあります。
 
お金を得たいと思う時に、
何かしらのネガティブな感情が湧いて来る、
ということが起きてきます。
これと向き合う必要があって、
このネガティブな感情を、
思考を転換して、ポジティブな感情に、
変えて行かないと、
望みは実現しません。
逆に言うと、ネガティブな感情が湧いて来ることが、
実現し続けます。
 
また、
”望むだけのお金を、
自分の現実に引き寄せる準備ができているか”
とあります。
 
”例えば、アメリカでは宝くじに当たった人は、
信じられないくらいの多額のお金を手に入れます。
でも、賞金を勝ち得た人は、
心理的・現実的にそれだけのお金に対処する
準備ができていない場合が多いですね。
いろいろな面での準備なく
多額のお金だけを手元に引き寄せてしまった場合、
そのお金と関わることで逆にたくさんの問題を
人生に創り出してしまいます。”
という説明がありますが、
これも悪質な悪魔の教えの様に捉えていることに、
通じるものがあって、
よく人生での幸福と不幸の数は決まっていて、
宝くじが当たるというような幸福が来てしまうと、
後は不幸で相殺していくことになる、
みたいな考え方を聞くことがあります。
だから大きな幸運が来る、
ラッキーなことを経験するのは良くないんだ、
ほどほどがいいとか言います。
 
でもそうではなくて、
”心理的・現実的にそれだけのお金に対処する
準備ができていない”
から、
”そのお金と関わることで逆にたくさんの問題を
人生に創り出してしまいます。”
ということだそうです。
 
”ですから欲しいものを得るために、
必要な準備を整えて、
いかなる行動も取る意志があることを
確認しておきたいのです。
こうした意志のある状態を
「コミットメント」といいます。
望むゴールを達成するために、
必要なあらゆるステップをとっていく。
大きくジャンプするのではなく、
毎日、一歩、一歩、やっていく状態です。”
とあります。
 
エイブラハムたちの教えでは、
という記事を書きました。
 

ジェリー 今していることより
少し余分に実行し、
少し豊かになるというふうに、
現状から少し前に進むのは簡単ですが、
「量子的飛躍」というのはどうでしょうか?
言い換えれば、
それまで見たこともないようなことを
実現するってことです。
そんなことを創造するには、
どうすればいいですか?

エイブラハム なるほど。
要点がわかったようだね。

少しだけ前進するほうが簡単なのは、
今持っている信念を認めて
ちょっとだけ先へ進めるほうが
簡単だからだ。

それなら信念をまったく入れ替えるのではなく、
少し拡大するだけだ。

「量子的飛躍」とは、
ほとんどの場合、現在の信念を完全に捨てて、
まったく新しい信念を採用することを意味する。

量子的飛躍は、創造の方程式の
信念の部分を強化するだけでは達成されない。

量子的飛躍は欲求の部分を強化することで
達成される。

前に話した、子どもを押しつぶしそうになった
自動車を持ち上げた母親は、
「量子的飛躍」をしたと思うだろう?

それがジムでのことだったら、
それほど重いものが持ち上がると
信じさせるには、非常に長い時間をかけて
少しずつ信念を変えていかなくてはならないだろう。

だが、欲求が非常に強力だったから、
その瞬間に「量子的飛躍」が起こった。

わたしたちは「量子的飛躍」をあまり勧めない。

欲求のほうを過激に推し進めて
驚異的な結果を生み出すには、
きわめて極端でおおげさなコントラストが必要だからだ。

だが、ほとんど例外なく
結果は一時的なもので終わる。

信念とのバランスで、
結局は元の位置に戻ってしまうためだ。

それよりも徐々に望む方向に
信念の橋を架けていくやり方のほうが、
もっと満足できる結果になる。


ジェリー もう一つだけ、教えてください。
欲求を盛りたてるにはどうすればいいですか?
どうすればもともっと望むことができますか?

エイブラハム 自分が欲しいと信じることに
思考を向けること。

そうすれば「引き寄せの法則」に従って
創造に用いるべき多くの情報やデータ、
状況がさらに集まってくる。

わかるだろうが、自分が欲しいと思うものを
目にしたら力強い前向きな気持ちになるのが
自然だ。

だから、欲しいものに
思考を向け続けることが大切だ。

できれば欲しいものがある場所へ行き、
素晴らしい気持ちになれる場所に意識して
自分を置いてみる。

そうやって心地よい気分になっていれば、
いい(とあなたが思う)ものはすべて、
あなたの経験のなかに引き寄せられてくるだろう。

何かに思考の焦点を定めれば、
あとは「引き寄せの法則」が
「盛りたてて」くれる。

だから、欲求を盛りたてて
前向きの気持ちを強めるのに
大きな努力がいるように見えるとしたら、
それは欲しいもののことを考えたと思ったら
次には逆のことを考えるというように、
着実な前進ができていないからだ。

「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より


”少しだけ前進するほうが簡単なのは、
今持っている信念を認めて
ちょっとだけ先へ進めるほうが
簡単だからだ。
それなら信念をまったく入れ替えるのではなく、
少し拡大するだけだ。
「量子的飛躍」とは、
ほとんどの場合、現在の信念を完全に捨てて、
まったく新しい信念を採用することを意味する。
量子的飛躍は、創造の方程式の
信念の部分を強化するだけでは達成されない。
量子的飛躍は欲求の部分を強化することで
達成される。”
とあります。
 
”わたしたちは「量子的飛躍」をあまり勧めない。
欲求のほうを過激に推し進めて
驚異的な結果を生み出すには、
きわめて極端でおおげさなコントラストが必要だからだ。
だが、ほとんど例外なく
結果は一時的なもので終わる。
信念とのバランスで、
結局は元の位置に戻ってしまうためだ。
それよりも徐々に望む方向に
信念の橋を架けていくやり方のほうが、
もっと満足できる結果になる。”
ともあります。
 
例えば、
一時的に欲求が強まった為に、
宝くじで大金を手にすることが出来ても、
信念とのバランスがとれていない為に、
”心理的・現実的にそれだけのお金に対処する
準備ができていない”為に、
元に位置に戻ってしまう、
”そのお金と関わることで逆にたくさんの問題を
人生に創り出してしまいます。”
ということになるんですね。
 
”お金を得る過程で、
自分は価値がないとか、
あるいは恐怖感や怖れ、罪悪感、
そういったものが
表面化してくる”
”望むだけのお金を、
自分の現実に引き寄せる準備ができているか”
 
ここをクリアすれば、
望む様にお金を引き寄せることが出来る、
とも言えますよね。
ここはシッディと呼ばれるものにも繋がる部分です。
 
学びはじめたばかりの頃、
天使たちはお金のことは心配しないように
と伝えてきました。
必要なものはすべて私たちに届くようにするから
と言うのです。

彼らの話では、神が人に対して定めた
「自然の法則」というものがあり、
それによれば人類はものを得るのに
神に頼るか、
あるいは自分自身を頼りにするか、
どちらかなのだそうです。

そして神に頼るなら必要なものはすべて
「手の届くところにある」が、
自分自身を頼りにしていれば、
神は求められても援助はしないだろう
と言いました。
 
「フラワー・オブ・ライフ」第2巻(ドランヴァロ・メルキゼデク著)より

 

という箇所をご紹介していますが、

神に頼るという、
宇宙、法則を信頼する、
ということに繋がっていくのです。
この状態は確信を持っています。
この実践について、
ご紹介しているエクトンの本がとても参考になるなと、
思っています。
ちょっとまた時間はかかるかもしれませんが、
一緒に学んでいけたらと思います。