「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本を教科書にして引き寄せの法則について、
ご紹介してきました。
それはこんなふうです。
例えば6か月後には
私はこの金額を銀行の口座にもって「いたい」
という状態から、
来年の中頃には銀行の口座に
この金額のお金をもっている「だろう」
あるいは「あるだろう」
というフィーリングに変わってきます。
望みの実現が、自然に、心から信じられることが、
それを実現する上でとても大切なポイントになります。
ですから、さまざまなフィーリングを、
頭の中だけでもてあそばず、
紙に書いてください。
それによって、無意識に持っていた観念を
意識的に出し、
「あ、こういう観念を持っていたな」と確認します。
観念は変えられます。
その観念を変えた後でも
まだ不可能だというフィーリングが
残るようでしたら、
最終的に金額自体を設定し直してください。
どんな状況であろうと、
実現の可能性を信じられなければ、
実現することはできません。
ですから、なにかを実現化するプロセスの中で
最も障害になるものは、
実現可能であると信じられない精神状態です。
途中で金額を訂正する必要が出てきた場合でも、
意識の焦点は
あなたの求めているゴールに合わせておいてください。
覚えておいてほしいことがあります。
選択は、いつであれ、変更可能です。
自分の必要や欲求をさらに深く理解していくたびに、
それを訂正することができます。
選択を変えたからといって、
その方向にコミットしていない
ということではありません。
大きな方向性を持ちながら、
必要に応じて形を変化させているだけです。
こんな話を例にとって考えてみましょう。
体重150キロの男性が
「6か月で75キログラム減量しよう」と決心します。
その期間と、減らす量を照らし合わせてみたとき、
妥当な分量とはいえませんね?
少し多すぎます。
もちろん、それは起こり得ます。
しかし、短期間にそれだけ多くの減量をすれば、
肉体に障害を起こすことがあります。
可能性の少ないゴール設定をすると、
途中で、やっぱりダメだ、ということになります。
そういう人は、
たぶん同じようなことを人生のさまざまな分野で
繰り返してきています。
「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
”望みの実現が、自然に、心から信じられることが、
それを実現する上でとても大切なポイントになります。”
実現の可能性を信じられなければ、
実現することはできません。
ですから、なにかを実現化するプロセスの中で
最も障害になるものは、
実現可能であると信じられない精神状態です。”
「もっとお金を得て豊かになる」
というゴールを設定して、種を蒔きます。
すると、それが自然に育ってくる前に、
うまく育ってるかな?と心配になって
地面から種を掘り返します。
(笑)
本当にそれが育っていると信頼できないために、
芽が出る前に地面から引っ張り出すのです。
見ると「うわっ、ほんとうに育ってる。
すごいっ。また入れよう」。
そしてしばらくして、また堀り出します。
そんなことを続けていたら、
種が育つまでに一体
どのくらいかかるでしょう?
(笑)
私たちが先ほどから話しているのは、
自分の望む状態を引き寄せる方法に
事細かくこだわり続けることではありません。
蒔いた種が自分の納得できる範囲であることを
確認したあとは、
どのように成長するかを分析する代わりに、
成長に必要なステップを取ります。
まわりに雑草が生えてきたら抜く。
太陽の光を充分に当てる。
種を蒔いた後に取るべき行動は、
必要に応じてあなたに明かされます。
前もって分析して全部計画する必要はありません。
あなたは自分の欲しいものを、
はっきり知っていますね?
健康に育った、きれいな植物が欲しいのですね?
出発点は種を蒔くこと、
望むのは健康ないい植物を得ること。
育てるために必要な情報やさまざまな技術は、
その都度吸収していけばいいのです。
種は地面から自然に芽を出しますから、
育っているのだなと確認できます。
あなたの創造性を信頼すればするほど、
ゴールはもっと簡単にスムーズに
あなたのもとに現れます。
「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
自分が感じていることと
実際の経験との関係を意識するようになると、
変化を引き起こす力が生まれる。
その関係が分からず、
欲しいものが欠けているという思考を
出し続けていたら、
欲しいはいつまでも寄ってこない。
そこを誤解するから、
どうして自分は豊かになれないのかを
説明しようとして、
自分以外のものに力を与えてしまう。
「わたしが豊かでないのは、
間違った環境に生まれたからだ。
わたしが豊かでないのは、
両親も豊かではなく、
どうしたら豊かに生きられるかを
教えてくれなかったからだ。
わたしが豊かでないのは、
ほかの人たちが豊かで、
わたしのものであるはずの
リソースを奪っているからだ。
わたしが豊かでないのは、
ごまかされているからだ。
価値がないからだ。
過去に正しい生き方を
していなかったからだ。
政府がわたしの権利を無視するからだ。
夫が役目を果してくれないからだ。
だから、だから、だから……」
しかし思い出してほしい。
あなたが「豊かでない」のは、
あなたが豊かな人生という波動と
異なる波動を出し続けているからだ。
貧しいと感じていて
(貧しい波動を出していて)
豊かになることはあり得ない。
豊かさとは、豊かさという波動を
出さなければ寄ってこない。
多くの人は聞く。
「でも豊かでないのに、
豊かさの波動なんて
出せるわけがないでしょう?
豊かさの波動を出すには、
まず豊かにならなければ
ならないんじゃありませんか?」
確かに既に豊かさを経験していれば、
豊かさという条件を維持するのは
簡単だろう。
自分に起こっているいいことに
目を向けさえすれば、
いいことが寄って来るのだから。
しかし、
望むことが満たされていない状況なら、
望むことのエッセンスを
─それが起こる前に─
感じ取る方法を探さなければならない。
そうしないと望むことは実現しない。
ただ「今の状態」に反応する波動を
出していたのでは、
「今の状態」を変えることはできない。
まだ実現していない夢の興奮や満足を、
夢が実現する前に感じる方法を
探さなくてはならない。
夢が実現したという波動を出し、
その波動にマッチした夢の実現体験が
「引き寄せの法則」によって
引き寄せられてくるように、
夢のシナリオを意図的に思い描く方法を
探すことが大切である。
波動を出さないで
実現を求めても、
それは不可能な要求でしかない。
実現の前に意識して波動を出せば、
どんなことでも可能だ。
「それが法則」だから。
「お金と引き寄せの法則」
(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)より
実際の経験との関係を意識するようになると、
変化を引き起こす力が生まれる。”
(貧しい波動を出していて)
豊かになることはあり得ない。
豊かさとは、豊かさという波動を
出さなければ寄ってこない。”
豊かさの波動なんて
出せるわけがないでしょう?
豊かさの波動を出すには、
まず豊かにならなければ
ならないんじゃありませんか?」”
実現を求めても、
それは不可能な要求でしかない。
実現の前に意識して波動を出せば、
どんなことでも可能だ。”
豊かさという条件を維持するのは
簡単だろう。
自分に起こっているいいことに
目を向けさえすれば、
いいことが寄って来るのだから。”
望むことが満たされていない状況なら、
望むことのエッセンスを
─それが起こる前に─
感じ取る方法を探さなければならない。
そうしないと望むことは実現しない。
ただ「今の状態」に反応する波動を
出していたのでは、
夢が実現する前に感じる方法を
探さなくてはならない。
夢が実現したという波動を出し、
その波動にマッチした夢の実現体験が
「引き寄せの法則」によって
引き寄せられてくるように、
夢のシナリオを意図的に思い描く方法を
探すことが大切である。”
感情を伴うことを考えるとき、
あなたは宇宙の力にアクセスしている。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
「今の自分の現実」と感じるものに
左右されずに自分が選ぶ状況を実現し、
宇宙の力にアクセスして
望む対象を引き寄せるプロセスを、
あなたがたに教えてあげよう。
わたしたちの見るところ、
あなたがたの現状
─あなたがたの自分の「現実」とよぶもの─
と、
あなたがたの本当の現実には非常に大きな隔たりがある。
たとえあなたが健康でない身体や、
自分が選びたくない大きさや形や活力の身体に
宿っているとしても、
また楽しくないライフスタイルで暮らしていても、
恥ずかしいと思う自動車を運転していても、
楽しくない人たちと交際していても……
それがあなたの現状に見えていても、
本当はそれと違っていていい、
ということをわからせてあげたい。
あなたの現状とは、ある時点での
自分自身についての感じ方なのだ。
強い感情を引き起こさない思考には、
大きな磁力はない。
言い換えれば、
あなたの思考のすべてには
潜在的な創造力というか
可能性を引き寄せる磁力があるが、
強い感情と組み合わさった思考が
いちばん強力だということだ。
すると、あなたの思考の大半は
あまり大きな力を持っていないことになる。
多かれ少なかれ、既に引き寄せたものを
維持しているだけだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より