「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
「お金と引き寄せの法則」(エスター・ヒックス+ジェリー・ヒックス著)
という本を教科書にして引き寄せの法則について、
ご紹介してきました。
それから次に与えることと
受け取ることについてです。
この惑星上にこんな観念があります。
アメリカではこんなふうに言います。
「受け取るよりも与えることのほうがいい」
日本でも同じようなものがありますね?
その観念をみんなが持ったとしたら、
与えようとする人ばかりで
受け取ろうとする人がいないことになります。
誰も受け取ってくれる人がいないとしたら、
一体誰にあげましょう?
与えること、与える人で一杯の世界。
それはバランスが崩れた状態だと言えます。
すべてはエネルギーです。
惑星全体を見てください。
持っている人もあれば、
持たない人もいます。
受け取る人と与える人。
エネルギーの流れに従って、
与える人が受け取る人になり、
受け取る人が与える人になります。
もしあなたに対して
誰かがなにかを提供してくれようとしたなら、
喜んで受け取ってください。
「ありがとう」と言って、
彼らに祝福をあげて。
葛藤する必要はありません。
あなたが受け取ることによって
彼らは与えることができるのです。
もしあなたがもっとお金が欲しいなら、
まず、より多く
受け取ることを学ぶ必要があります。
与えることと受け取ること。
同じことです。
同じことです。
では皆さんの銀行口座は
6か月後には一杯になっているわけですね?
ほんとうに?
たぶん…?
あなたはコミットしていますか?
あなた自身を愛していますか?
いままで自分が創ってきた現実を
そのまま受け入れていますか?
欲しい理由は、
単に私が欲しいからだということを
知っていますか?
必要な行動を
一歩一歩取っていく意志がありますか?
「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
こんな小さなステップでもいいのです。
今晩帰って、「いつまでに、
これくらいのお金を手に入れているようにしよう」
ということを書いた紙を、
いつも見る鏡の上にでも貼っておく。
そんな小さなステップも日々行えるステップのひとつです。
自分の選択した方向に向かう意志を
明確にもてば、
それを得るために必要なステップは、一度にすべてが現れないにせよ、
毎瞬毎瞬、あなたに明かされていきます。
具体的であることが大切です。
望みを自分の中で高めながら何を望んでいるのかを
具体的に知っていることが大切です。
そうすれば、あなたは欲しいものを得ることができます。
「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
それであなたがたが
「エイブラハムどうしたらいいのですか?」
と言う。
「そうだな、困ったね」
とわたしたちは言う。
この例では、完璧な選択肢はなさそうだ。
過去に道をきちんと敷いてこなかったために、
この瞬間、
あなたはいろいろなことをしなければならないのだ。
以前から、安全や調和を、
そして安全に仲良く暮らしたいと思い合った人との
交流を意図して暮らしてきたとすれば、
今のようなどうしようもない位置に
立たされることは決してなかった、
と、わたしたちは断言する。
だからいまは、
とにかく自分が選んだ方法で
対処するしかないが、
将来に望むことに思考を向けようと
今日から決意すれば、
将来はどっちに転んでも
まずいという不快な状況に
遭遇することはなくなるだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
この瞬間、
あなたはいろいろなことをしなければならないのだ。”
とある様に、道をきちんと敷いてこない場合は、
未来に何か望むことを考えているとき、
あなたは未来に望むことのエッセンスを
引き寄せ始めている。
だがまだ準備ができていないから、
今は実現しないだろう。
しかし、前進の動きは始まる。
そしてあなたが未来に向かって進むにつれて、
あなたが思考を向けた出来事や状況も
未来に向かって進んでいく。
これは「道を敷く」とわたしたちが言う
プロセスだ。
現在にいるあなたが未来に思考を向ければ、
あなたがその未来に達したとき、
未来には既に道が敷かれている。
あるいは自分のための準備が整っている。
だから、あなたが今日経験することの多くは、
昨日あるいは一昨日あるいは1年前、
さらにはその前……にあなたが
今日について考えた結果だということになる。
未来に望むことに向けられた思考はすべて、
あなたにとって大きなプラスになる。
未来に望まないことに向けられた思考は全て、
あなたにとって大きなマイナスになる。
「節目ごとの意図確認」は、
今のあなたについて考えていても、
未来のあなたについて考えていても役に立つ。
どちらの場合もあなたは意識して
創造を行うだろう。
それが「節目ごとの意図確認プロセス」の要点だ。
この瞬間に特に何をしようとか
言おうという意図であっても、
あるいは未来への道を敷くのであっても、
目的意識を持って行うところに大きな価値がある。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
まだ皆さん、
お金のことを考えているのですか?
まだそのことが気掛かりですか?
支払わなくてはならない請求書が頭をよぎりますか?
子供を学校にやらなければならない。
お金を使うときにはいつも
理由があるようですね?
私たちはあなたにお金を必要とする理由に関しては、
それほど興味がないのです。
皆さんは数えきれないほどの
たくさんの理由を持っています。
理由にこだわりはじめたら
キリがありません。
でも、これから質問をするとき、
理由を話してもらうことも役に立ちます。
あなたの内側でいまなにが起こっているかを見る
助けになりますから。
お金が欲しい理由、あるいは使う目的、
そういったものについて考えることに
なにも間違いはありません。
私たちの唯一の助言は、
その理由にこだわりすぎて、
滞ってしまわないでください、
ということです。
理性は物事を分析することが大好きです。
これからお金を創りだそう
というプロセスにあるというのに、
もうお金を使うさまざまな方法を
考えようとしたりします。
「なぜお金を持てないか。
どうしてそれが自分の人生にやってこないのか」
という、理由も数えきれないくらい
挙げることができます。
それはただのあなたのマインド(思考)が
ノイズを出しているにすぎません。
いま、あなたに流れているエネルギーを受け入れて…。
エネルギーを受け入れたとき、
さまざまな感情や思考が湧いてきますが、
それをすべて受け入れる準備をしてください。
あなたの意識にさまざまな思考や感情が
湧き上がるとき、
それらひとつひとつに対処していってください。
「ECTON─エクトンが描く意識の地図」(リチャード・ラビン著)より
バナナを食べたらどんな気分がするかなといったことを、
熱心に考え続けていれば、いい気分になって、いい気分を維持出来ます。
望みが実現する様な波動を出し続けているのね。
あのスーパーに行って買おう、
バナナの特売の日は何曜日だっけ、
じゃあ、あっちのスーパーの方が得かしら、
でもそうするとあの用事を済ますのが後回しになるわ、
みたいなことをつい考えてしまうことがよくあります。
どうやってバナナを手に入れようかなと考えているんだね。波動を維持できていないので、
引き寄せの作用点は変わって望みの実現は遠くなります。
多分、思った様な形ではない経験になるよね。
あなたがたはたいてい、これが欲しいという
欲求にについて考えると同じくらい、
いやそれ以上に、
まだ欲求が実現していないということも
考えてしまう。
もし望むことがなかなか実現しないとしたら、
理由は一つしかない。
欲しい物を考える以上に、
それが実現していないということを
考えているからだ。
何が欲しいかがはっきりとわかり、
次にそれが実現するまで、
意図的にそのことだけを考えていれば、
欲しいと思うことすべてのエッセンスは
たちまちあなたのものになるろう。
目の前の現実に関心を向けるのではなく、
欲しいものだけを
純粋にビジュアル化していれば、
現実ではなくて欲しいものが
どんどん引き寄せられてく。
大切なのはあなたの磁力の作用点を
変更することだ。
目も言葉も思考も、
目の前の現実に向けるのではなく、
ひたすら欲しいもののほうへ向けなさい。
欲しいもののことを考えて
口にすればするほど、
望みが迅速に実現するだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
”もし望むことがなかなか実現しないとしたら、
理由は一つしかない。
欲しい物を考える以上に、
それが実現していないということを
考えているからだ。”
とあります。
悪質な引き寄せアドバイザーやカウンセラーは、
叶うまで信じて続けましょう!とか言います。
完全に望みが実現しなくても、
引き寄せの作用点が変化しているなら、何も変化が見えないということは、
思考も変化していない、
波動も変化していないということなんだから、
やり方が間違っているか、
その通りに出来ていないか、
といった可能性がありますよね。
鵜呑みしてロボットみたいにプログラムされたことを、
そのまま実行し続ければどうにかなる、
ということではなくて、
その都度自分で確認して軌道修正をする、
というのが大事です。
感情を伴うことを考えるとき、
あなたは宇宙の力にアクセスしている。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
1 喜び、大いなる気付き、自信、自由、愛、感謝
2 情熱
3 熱意、やる気、幸せ
4 ポジティブな期待、信念
5 楽観
6 希望
7 満足
8 退屈
9 悲観
10 ストレス、いらだち、短気
11 戸惑い
12 落胆
13 疑い
14 心配
15 非難
16 失望
17 怒り
18 復讐
19 敵意、激怒
20 嫉妬
21 自信喪失、罪悪感、自己卑下
22 怖れ、苦悩、憂鬱、絶望、無気力
「運命が好転する実践スピリチュアルトレーニング」
(エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著)より
エイブラハム 欲求について考えるときには、
前向きの感情がわき起こる限りで
詳しく考えればいいが、
ネガティブな感情にあるほど詳細にわたってはいけない。
何かをぼんやり求めているのでは、
思考は具体性に欠ける
─したがって強力にならない─から、
「宇宙」の力が引き寄せられてこない。
だが、逆に
信念を変えるだけの十分なデータもないのに
あまりに細部まで考えるのもよくない。
言い換えれば、
具体的に考えたとき、
その欲求の実現が信じられなくなると
ネガティブな感情になる。
だから、
前向きの感情がもたらされる限りで、
十分に具体的に考えればいいが、
しかしネガティブな感情になればなるほどに
具体的に考えてはいけない。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
考えている時の感情に敏感になって、
バナナを食べたらどんな気分がするかなといったことは、
考えられるんだけど、
どこで買おうみたいなことを考え始めると、
あそこで買おう!いいな!行きたい!
というほどの感情が湧かないんだったら、
そこまで深入りして考えず、
いい気分がすることだけを考える様にします。
わたしたちは「欲する」とか「望む」という言葉を、
「ある対象に関心あるいは思考を向け、
同時に明るい前向きの感情を体験する」
という意味で使うことにする。
ある対象に関心を向け、
そのことに明るい前向きな感情だけを覚えるなら、
その対象はすぐあなたの経験のなかに
現れるだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
エイブラハム それは多くを求めないのではなくて、
多くを持てないと思い込んでいるのだ。
だから何かを望んで得られずに失望するのを
避けようとする。
望むものが得られないのは、
望んでいないからではない。
望む対象の欠落に焦点を定めているからだ。
だから「引き寄せの法則」によって
思考の対象(望むものの欠落)が
引き寄せられてくるのだ。
何かを望み、そのあとで
「だが、前にも望んだが得られなかった」
と考えれば、
あなたの関心は望むものの欠落に向けられる。
だから「法則」によって
欠落が引き寄せられてくる。
望むもののことを考えれば
気分が高揚し、ワクワクして前向きの気持ちになる。
だが、望むものの欠落のことを考えれば、
ネガティブな気持ちになる。
失望を感じる。
その失望は
「感情というナビゲーションシステム」が
「あなたの求めるものに思考を向けていない」
と教えてくれるのだ。
だから試しに少しだけ望んで、
その望むもののことを考え、
前向きな気持ちになればいい。
そうすれば失望は消える。
そして望むものに思考を向ければ、
その対象が引き寄せられる。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
今何を感じているのか?
エイブラハムの創造のワークショップを毎日取り入れると、
あなたの時間の大半は
データを集めるのに使われるだろう。
自分の欲求はなんなのかを決めるためのデータだ。
あなたの本当の仕事は、
自分が望むものは何かを決め、
次にそれに焦点を定めること。
望むものに焦点を定めることで、
その対象を引き寄せるのだから。
それが創造というプロセスだ。
望むものに思考を向けなさい。
多くの思考、曇りのない思考を向けて、
あなたの『内なる存在』が
明るい前向きの感情を
与えてくれるようにしなさい。
その感情と思考を向ければ、
あなたはどんな磁石よりも強力な磁石になれる。
そのプロセスを通じて、
あなたは望むものを自分の経験のなかへ
引き寄せるだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
自分が望むものは何かを決め、
次にそれに焦点を定めること。”
「今の自分の現実」と感じるものに
左右されずに自分が選ぶ状況を実現し、
宇宙の力にアクセスして
望む対象を引き寄せるプロセスを、
あなたがたに教えてあげよう。
わたしたちの見るところ、
あなたがたの現状
─あなたがたの自分の「現実」とよぶもの─
と、
あなたがたの本当の現実には非常に大きな隔たりがある。
たとえあなたが健康でない身体や、
自分が選びたくない大きさや形や活力の身体に
宿っているとしても、
また楽しくないライフスタイルで暮らしていても、
恥ずかしいと思う自動車を運転していても、
楽しくない人たちと交際していても……
それがあなたの現状に見えていても、
本当はそれと違っていていい、
ということをわからせてあげたい。
あなたの現状とは、ある時点での
自分自身についての感じ方なのだ。
強い感情を引き起こさない思考には、
大きな磁力はない。
言い換えれば、
あなたの思考のすべてには
潜在的な創造力というか
可能性を引き寄せる磁力があるが、
強い感情と組み合わさった思考が
いちばん強力だということだ。
すると、あなたの思考の大半は
あまり大きな力を持っていないことになる。
多かれ少なかれ、既に引き寄せたものを
維持しているだけだろう。
そこで自分が望む状況や出来事を
人生経験に引き寄せるために、
毎日10分か15分、
偉大で力強くて情熱的で前向きな感情が
わき起こる力強いことを
意識的に考えるとしたら、
その実践にどんな価値があるかわかるだろうか?
(わたしたちはとても大きな価値があると思う)
ここで、毎日少し時間を割いて、
健康で豊かで前向きな活力ある生き方
─あなたが考える完璧な人生経験のすべて─を、
人生経験のなかに意図的に引き寄せるやり方を
教えてあげよう。
そうすれば、物事も友人たちも
変わるだろう。
あなたが意識的に受け取る気になれば、
自分が創造したものの果実を
受け取るだけでなく、
新たな視点も手に入れることになり、
そこでまたあなたの意図が変わるだろう。
それが進化ということであり、
成長ということなのだ。そのプロセスとはこういうことだ。
あなたは毎日一種の
「創造のワークショップ」に参加するのだ。
長時間ではなく、15分からせいぜい20分でいい。
ワークショップは毎日同じ場所で行う必要はないが、
気が散ったり邪魔が入ったりしない場所がいいだろう。
これは意識を変性させるものでもなければ、
瞑想状態に入るものでもない。
ただあなたの「内なる存在」が
感情によって確認してくれるとおりに、
望む対象に曇りのない思考を向ければいい。
このプロセスを始める前に重要なのは、
「幸せな気持ちでいる」ということ。
不幸な気持ちでいたり、
何の感情も覚えないでいたのでは
引き寄せの力は働かないから、
ワークショップはあまり意味がなくなる。
わたしたちが「幸せな気持ち」というのは、
うれしくて跳んだり跳ねたりするような
状態のことではない。
高揚した軽やかな気持ち、
すべてが順調だという気分のことを指している。
そこで、なんでもいいからそういう幸せな気持ちに
なれることをすればいい。
どうすれば幸せな気持ちになれるかは
人によって違う。
エスターなら、高揚した楽しい気分になるには
音楽を聞くのがいちばんの早道だ。
だが音楽ならなんでもいいわけではないし、
毎回同じ音楽が効果があるというのでもない。
あなたがたのなかには動物と遊んだり、
流れる水のそばにいたりするのがいい、
という人もいるだろう。
とにかく幸せな気持ちなれたら、
静かに腰を下ろしなさい。
これから、いよいよワークショップを始めるのだ。
このワークショップでのあなたの仕事は、
人とのつきあいやさまざまな物理的な環境を通じて、
実生活の経験から集めたデータを吸収し、
同化することだ。
ここであなたは集めたデータを基に、
あなたが満足できる楽しい自画像を作り上げる
作業をする。
ワークショップの外側にある人生経験には、
とても大きな価値がある。
あなたが何をしているにせよ
─仕事に行き、うちで家事やいろいろなことをし、
配偶者や友人や子どもたちや両親とつきあい─
日々動き回っているとき、
自分のワークショップで使うデータや見方を
集めようという意識さえ持っていれば、
毎日がおもしろいと気づくだろう。
あなたはポケットにお金を入れて、
何か買いたいものがないかなと
ショッピングに出かけたことはあるだろうか?
お店には買いたいと思わないものが
たくさんあるだろうが、
あなたはお金を出しても欲しいと思うものを
探すはずだ。
そんなふうに、毎日の人生経験を
見回しなさい。
ポケットには、
収集したいデータと交換するための
何かが入っているという気持ちで。
例えば、
楽しい性格の誰かと出会うかもしれない。
あとでワークショップで使うために
そのデータを収集しよう。
誰かが運転している自動車が
いいなあと思うかもしれない。
そのデータも収集しよう。
楽しそうだと思う職業があるかもしれない。
なんであれ、「いいな、楽しそうだな」と思ったら、
それを覚えておく(書き留めておいてもいい)。
自分の人生経験にもあったらいいなと思うことがあれば、
自分の記憶の貯金箱にそのデータを
集めておく。
そしてワークショップでそのデータを
吸収同化してあなたの自画像を作るのだ。
すると、その自画像を出発点として、
いいなと思ったもののエッセンスが
経験に引き寄せられてくる。
あなたの本当の仕事は
─ほかのどんな活動をしても─
ワークショップで使うことを意識して、
欲しいものをさがすことであり、
そしてそのデータを使って
自分に関するビジョンを創造し、
それを通して欲しいものを引き寄せることだ。
それがしっかり理解できれば、
あなたはなんにでもなれるし、
なんでもできるし、
なんでも手に入れられることがわかるだろう。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より
─ほかのどんな活動をしても─
ワークショップで使うことを意識して、
欲しいものをさがすことであり、
そしてそのデータを使って
自分に関するビジョンを創造し、
それを通して欲しいものを引き寄せることだ。”
さて、あなたは幸せな気分でどこかに腰を下ろし、
ワークショップを始める。
例えば、こんなふうに。
わたしはここにいるのが好きだ。
この時間の価値と力を認識している。
わたしはここにいて、とてもいい気分だ。
わたしは自分を総合的なパッケージのようなもの
だと思う。
わたしが自分で選んで
創り出す自分自身のパッケージだ。
そのわたしはエネルギーに満ちている。
疲れを知らず、なんの障害もなく
軽やかに人生を生きていく。
軽やかに自動車に乗り降りし、
建物や部屋に出入りし、
会話に加わっては離れ、
人生経験の場面を出入りする自分が見える。
なんの苦労もなく、快適で幸せに生きている
自分が見える。
わたしには、
今の自分の意図に調和した人たちだけを
引き寄せる自分が見える。
そして一瞬ごとに、
自分が何を望んでいるかがますます明確になる。
自動車に乗ってどこかに移動するとき、
生き生きと健康で時間どおりに到着する
自分が見えるし、
そこでしようとすることについても
十分に準備を整えている自分が見える。
完璧に自分が選んだとおりの服装をしている
自分が見える。
ほかの人が何を選ぼうと、
またほかの人がわたしの選択をどう考えようと、
そんなことはどうでもいいと知っているのは、
とても快適だ。
重要なのは
自分が自分に満足していることで、
わたしは自分自身を眺めて確かに満足している。
わたしは人生のすべての面で
自分にはなんの制約もないことを認識している。
貯金残高による制約はないし、
人生を生きるうえでの選択にも
経済的な制約はないと知るのは、
実に気分がいい。
重要なのは、「わたしがその経験をしたいかどうか」
ですべてを決断することだ。
「その経験をする余裕があるかどうか」で
決断するのではない。
なぜなら、自分は磁石で、
いつでも自分が選ぶとおりの豊かさ、健康、
人間関係を引き寄せられることを
知っているから。
わたしは絶対的かつ持続的な豊かさを選ぶ。
宇宙の豊かさには限りがないことを
知っているし、
わたしが豊かさを引き寄せたからといって、
ほかの人の豊かさを制約することには
ならないと知っている。
すべての人にとって十分な豊かさがあるのだ。
大事なのはわたしたち一人ひとりがそれを知って、
望むこと。
そうすれば、みんなが豊かさを引き寄せるだろう。
だからわたしは「無限」の豊かさを
選択したが、
だからといって財産を大事にしまっておく
必要はない。
いかなるものを望んでも、
望むものを引き寄せる力が自分にあることを
知っているからだ。
別のものを欲すれば、
またお金は簡単にわたしの元へ流れてくる。
豊かさと繁栄は無限なのだ。
わたしの人生はすべての面において豊かだ。
わたしは自分と同じように
成長を望む人に囲まれている。
その人たちが望むままに、なんになり、
何をし、何を手に入れようとも、
わたしにはそれを受け入れる意志があるから、
その人たちはわたしの元へ引き寄せられる。
もしその人たちの選択が気に入らなければ、
それをわたしの人生経験に
引き寄せる必要はない。
わたしはほかの人たちと交流する。
話し、笑い、その人たちの完璧さを楽しみ、
その人たちはわたしの完璧さを楽しむ。
わたしたちはみなお互いを尊重し、
自分が好まないからといって
批判したり文句を言ったりしない。
わたしは完璧な健康体の自分を見る。
絶対的に繁栄している自分を見る。
活力にあふれ、物質世界の存在になろうと
決めたときに
強く望んだ人生経験を大切に楽しんでいる
自分を見る。
物質世界での存在としてここにいること、
物質的な脳を使い、
「引き寄せの法則」を通して
宇宙の力にアクセスして
決断を下すことは、輝かしい体験だ。
この素晴らしい状態から、
わたしはさらに同じように
素晴らしい多くのことを引き寄せる。
これはとてもいいことだ。これはとても楽しいことだ。わたしはこのプロセスが大好きだ。
では、このワークショップを終えて、
これから
─今日の残った時間に─
もっとたくさん好きなことを探そう。
豊かだけれども病んでいる人を見ても、
うれしいことに
その全体をワークショップに持ち込む必要はなく、
好ましい部分だけを収集すればいい。
だからわたしは豊かさの実例を収集し、
病気のほうは放っておく。
さあ、今日のワークショップの作業は終了だ。
「引き寄せの法則」(エスター・ヒックス、ジェリー・ヒックス著)より