【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』
<あらすじ>
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
その言葉と共に、六甲山の高取神社で
「神様」という存在に、接続してもらった私。
前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さまの
子狐眷属の姿も確認できるようになり、
練習終わって解散後、私は拝殿に。
既に夕方で、本殿の扉が閉められておりました。
菊「……萌える。なぜか扉が閉められていると萌える私」
子狐1「………ツボが変だよね」
子狐2「ストイック(?)なのが好きなんだよね」
普段と違う「顔」にはときめくものです。(そんなことないですか?)
菊「えびす大神さま、さすがにまだ寝てはらへんよね……」
お稽古前にも参拝しましたが、再度お詣り。
二礼二拍手一礼。
菊「…………ふーーーー」
菊「………はーーーーー」
なんかため息である。
そんな訳解らないお詣り(💧)に、監督役のえびす大神がお出ましに。
えびす大神(以下:え)「………なんなん(笑)そのため息」
菊「えびす大神さまー!! ゆっくりお詣りは久しぶりです。。」
え「相変わらずバタバタしてるよねー。
またキャパオーバー?(笑)」
菊「いえ。今は新しいことの受付もあってバタバタですが、
なんかもう……嬉しい忙しさで。
なんでしょうー……満たされ感のため息です✨」
え「でもちょっとどこかで、またいっぱいなったなーって思ってるやろ?(笑)」
菊「……まあ確かに……さっそく公式サイト放置だなとか💧」
え「公式サイトは今は考えんでいいやん。
放置でいいよ。何もせんでいい」
菊「……いいんですか? せっかく作ったのに……💧」
え「作りたくて作ってんから、それはそれで偉いやん♪
でもさ、別にやらんでもいい時やと思えば、
最初から "無い" と思うくらい放置しててもいいよ」
菊「………んーー。ハイ。。」
え「あのさ、あろうがなかろうが "しない" んだったら
"無い" と思っても同じなんよ。
逆に "ある" = "やらな" になったらしんどいだけやろ?
"無い" と思ってたらラクやん」
え「あっても無くても "しない" ってできる」
菊「はい」
え「 "しない状態" は選べるってことね。
でもさ "やる" は "やる場所" が無いとできひんねん。
公式サイトをいじるんは、公式サイトが無いとできんってこと」
菊「(ウンウン)」
え「その "やる場所" っていう舞台を作ったのは、自分でしょ?
公式サイトは過去のお菊ちゃんが作ったから "ある"。
それは財産やねん。紛れもなく財産」
え「せっかくの財産やのに、やれてない〜やらな〜って重荷にしてどうすんねん(笑)
お菊ちゃんが忘れていても、もう公式サイトは "ある" ねん。
なくなったりせーへんから、今は忘れててもいいねんって」
菊「……………(そっか。そうですね。。)」
その時に近くから聞こえた小さい子の可愛い声。
拝殿真ん中で、本殿に向けてこう言った。
「おじぞうさん、ありがと!」
お地蔵さん(笑!)
と思ったら、隣にいたパパさんの声。
「ちなみにお地蔵さんじゃないよ。えべっさん。
えべっさんっていう神様!(笑)」
………か、可愛い……✨
思わずえびす大神と一緒に噴きつつ、そのほっこりシーンに癒された*
え「可愛いなー。いや、あの子の中では、
祈りの対象として、ここがちゃんと認知されてるんよね♪」
ニコニコされているえびす大神を見ながら、
ふと気が軽くなった時、獅子舞の稽古仲間の笛の音が聴こえてきた。
思いっきり練習する場所がないから、
境内で練習して帰ると言っていた。
え「頑張ってるなー♪」
菊「………偉いですよね。。」
え「何? 焦ってるん?(笑)」
菊「えッ(ギク)💧」
え「大丈夫やで。"頑張り" ってつながってるから(笑)」
え「何をしていても自分を鍛えていくって
結局、全部を上げることやからな」
菊「……………」
え「関係ない事しかできてないって反省するのは、違うねん。
ちゃんと自分の底上げにはなってるからさ」
え「専門性を高めるには、せなあかん事ってもちろんある。
でも、懸命にやっている事って、ちゃんと全てに映るから。
自分自身に映るからな。
糧になってるから、心配しなくてええねん」
菊「………はい」
え「今せなあかん事のために、その他ができんようになる……
そういう事はいっぱいあるよ。
少しの間、放置してしまうような事があったとしても、
"そこは忘れていても大丈夫" を知っていき。
案外、なーんにも変わらんからな(笑)」
私はやりかけての放置がめっちゃ多い。
だからいつも心のどこかで「あー、あれ放置してるな💧」って重荷にしてしまう。
でも別に……そんなん気にしてるのは自分だけで。
え「そうやで。自分が一番したい事をしっかりする。
それをきっと周りのみんなも見たいって考えたらいいねん。
じゃないとさ……倒れるで(笑)」
子狐1「そうだよ、ママ」
子狐2「もう年齢的に……」
菊「ですよね(苦笑!)」
どうせ手が掛けられないのなら、
あっても無くても "無い" のと同じ。
菊「そんな器用に、勝手に律儀に生きなくてもいいかー」
え「あれこれ抱えてるのに、さらにいらん負担まで作らんでいいねん。
ほんまみんな、気にしてへんで(笑)」
と、お地蔵さんは微笑んだ。
え「……………」
菊「…………♡」
え「そこは気にするから、ちゃんと書いて💧」
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*2019年春の連載『ヒルコノミコト』はコチラです。
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☆『清高稲荷神社』さま☆『清高稲荷大明神・親善大使』にして頂きました☆
今月より毎月8日に
清高稲荷社境内・参道のボランティア掃除を実施することになりました♪
次回は10月8日。もちろん菊田も参加します♡
お時間、ご予定の合います方は是非ご参加頂ければ幸いです。
集合場所:清高稲荷社境内
開始時間:13:00〜14:00の一時間程度
ご参加お待ちしておりますねー*
『御影カード』配布しています♪
★清高稲荷大明神blogはコチラです♪→【高野山】〜清高稲荷大明神〜
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