C.I.L. -56ページ目

矢野穂積、今まで通りの戦法が法廷で通じなくなって壮絶な自爆

というわけで、まずはりゅうオピニオンの記事 をご参照ください。

8月25日、薄井市議が矢野穂積らを訴えた裁判(通称セクハラ裁判) の控訴審が結審した。

※ここまでの経緯はまとめwikiの中の 「セクハラ市議」名誉毀損裁判 参照


実はこの裁判は6月の時点で結審されててもおかしくない話だったのだが、おそらく 「矢野穂積にとって予想外」 の展開になり、今の今まで延びてしまっていたのだ。

なぜ矢野穂積にとって (おそらく) 想定外だったかというと、ヤツの過去の手法を考えてみればよくわかる。アイツは法廷で裁判官が発した発言や、判決文の一部を


「意味をねじ曲げる事が目的としか思えぬ形で切り取り」


たとえ負けた裁判でも 「勝った!勝った!」 と喧伝するという卑劣な手口で自己弁護を繰り返してきた。

それが今回は1回分延びたがために、矢野お得意の捏造戦法がトンデモない逆効果になってしまったのだ。

すでにりゅうオピニオン で具体的に書かれているが、矢野穂積はいつものごとく前回の法廷での裁判官の発言について、自身のFM放送でこのように報じている。

「東京高裁の裁判長はですね、なんとこの、薄井市議に対してですね、ちょうど法廷の前に座っていましたが、「薄井さんていう人は、まだ市議会議員やってんですか?」というようなことから始まりましてですね。市議会議員やってること自体、かなり問題じゃないかととれるようなですね、発言を裁判長はしていますので、機会をみて、また詳しくお知らせしたいと思います。困った問題です。」

これが前回で結審していれば良かったのだが、(矢野穂積にとっては残念な事に) 延びたが故に法廷で裁判長直々にこのように釘を刺される結果となってしまった。


裁判長 「ラジオでこの法廷のことも、さっそく放送しているようですね?どういうことなの?私は市会議員であるような人は、ある程度の論評で意見を言われざるをえない立場にある。そういうことを前提にして市議会議員をやっているのかと確認で質問したのです。それを「まだやってんのかよ」と受けとめるのは適当ではありません。批判している立場ですから、程度問題ではありますが、自分達は損ですよ。揶揄的に場外運動みたいなことをやっては。私は心が広いですからいいですが、一般的には了見の狭い裁判官もいますので「なんだ! これは!?」となりますよ。・・・まあ、冗談です。」

※要約
「てめえ、オレの発言を都合よく切り取ってデマ撒いてんじゃねえよボケ!」


このようにして、矢野穂積は自身の方法論のマズさから次々と敵を作る名人なのだが、今回の裁判長に対してもお約束のごとく心象最悪と。

だから矢野さ、オレが3年くらい前に言ったと思うんだけどさ……


事実をそのまま伝えれば何の問題もない



と思わないか?

なぜお前はそれが出来ないのか?

どうして最低限の日本語能力があれば 「白と言っている」 とわかる文章を 「黒と言っている」 とねじ曲げるのか?そんな低知能(注:矢野穂積がオレに対して投げた単語) なマネばかり繰り返しているから、こういう酷い目に遭うんじゃねえのか?

お前らちょっと冷静に考えて欲しい。

自分自身の言動に何ら恥ずべき点がないならば、正攻法でゴリ押しすればいいだけの話である。

しかしそれが出来ないということは、その時点で 「私は黒です」 と言っているも同然である。


このロジックで考えると


矢野穂積は常に黒


なのだ。

だから正攻法が使えず、数々のデマをまき散らしてみたり、罪の無い一般市民に対して街宣右翼をけしかけるようなマネをしてみたり、判決文の意味を180度ひっくり返して伝えてみたりするしかない。

「それが矢野穂積の全てだ」 と断定してもいい。


さてさて、ここ数カ月で私の予言通り 「新風一味の自爆と内ゲバ」 が加速し、そして総本山とも言える矢野穂積もこのような体たらくを晒すこととなった。

ネットや紙媒体や電波媒体を自分に都合よく使って来た矢野穂積だが、ここにきて 「注目を浴びれば浴びるほど自分の首が絞まる状態」 と化している。

矢野穂積の敗因は、テメエの低知能さに気付けなかった点、早い話が自分で思っているほど賢くないという事実に気付けなかった点にある。

矢野よ、世の中はお前ごときが見下せるほど甘いもんじゃねえんだよ。




■東村山問題リンク一覧

「矢野穂積問題」 「エセ保守・新風問題」 「最後のパレード盗作問題」 これら東村山問題に関するソース&リンク集です。

■まとめ系記事、wikiなど「矢野・朝木市議+維新政党新風+最後のパレード中村氏に関するまとめ」
・前編
・中編
・後編
・番外編
これまでの経緯と、登場人物の繋がりなどの総まとめ

・朝木市議万引き事件・転落死事件 まとめWiki P2C氏 作、朝木明代問題に関するまとめ
・東村山市民新聞 まとめwiki アジビラを読み解くために必要な情報のまとめ
・矢野穂積wiki 東村山問題の最重要人物こと矢野穂積に関するまとめ
・最後のパレード盗作疑惑まとめwiki 新たな東村山問題として脚光を浴びる「ディズニー本盗作問題」のまとめ
・新風連 まとめwiki 瀬戸弘幸ら新風一派のまとめ
・維新政党・新風 副代表 瀬戸弘幸氏の資金は何処から? 倉庫 瀬戸弘幸の資金源はどこか?という疑問に対する情報蓄積所

■一次ソース(主要判決文まとめ)
主要裁判の経緯・論点・判決結果
主要判決文とその論点と各裁判所の判断 その1
主要判決文とその論点と各裁判所の判断 その2
※協力者が時系列ごとに個別URLを作ってくださいました(外部ブログ)

■創価陰謀説派(通称:草の根一派)
東村山市民新聞
中村克
せと弘幸
西村修平(主権回復を目指す会)
黒田大輔
以上自称右派とエセ人権派市議と盗作作家の強烈チーム。

■陰謀説否定派(通称:秘密結社AMUS)
宇留嶋氏ブログ
議席譲渡事件の当時から矢野穂積らを追い続けているジャーナリスト。矢野穂積らが何をして来たかについては、この人が日本で一番詳しい。
松沢呉一氏ブログ
豊富なキャリアと知識から多角的に矢野穂積らの問題点を指摘している。
三羽の雀氏ブログ
情報処理能力が高いのか、矢野穂積の膨大な裁判量とその判決文を的確に引っ張り出してくる人。

■主な矢野穂積の被害者
薄井政美市議のブログ
矢野穂積や朝木直子に散々いやがらせを受けている東村山市議。(矢野と係争中)佐藤まさたか市議のブログ
薄井市議と同様に矢野穂積に散々嫌がらせをされ続けて来た東村山市議。(矢野と係争中)

■東村山問題関連サイト
・職業差別を許しません!
・請願ブログ
・魑魅魍魎ブログ

■東村山問題を取り上げている個人サイト
・ミハルちっく
・凪論
・Mauii.jp
・孫と東村山Rhapsody
・橋本玉泉氏
・柳原滋雄氏
・或る浪人の手記
・瀬戸先生!グーの根も出ません!
・ワールドワイドウェブ的左顧右眄
・Autocrat Watcher
・めくるめく集団ストーカー被害者の世界にようこそ(本家wiki)
・めくるめく集団ストーカー被害者の世界にようこそ(ブログ)
・日護会(笑)
・くしくしこねこね
・XENON氏
・清風匝地
・小さな正義を信じて
・小さな正義を信じて(出張所)
・デブちんのデータ工房
・コメントは何処へ?
・りゅうオピニオン

ヤスノ(業務用スーパー)

ノーザン板橋の情報ならこの人に泣きついとけば問題ないと (主にオレの中で) 噂されている板橋マダムの中の人 によると、高島平にちょっと気になる業務用スーパーがあるらしい。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
この店は デイリーポータルに 「男しか住んでいない街」 と晒された高島平6丁目にあり、お店は板橋市場のすぐ目の前。加えて言うなら住所が 「高島平6-6-6」 とあまりに不吉な数列である。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
お店は 「現金問屋の倉庫大開放!」 といったノリなんだが、サイズの大きな業務用の商品だけじゃなく、ジュース1缶やお菓子1個といった具合に、小分けで買わせてくれる物も多い。

建物は3階建てで、それぞれ下記のような品が陳列されている。

1F:飲料水・健康食品・冷凍食品・日配品・調味料・特売品
2F:お菓子・珍味・乾物・家庭用食品(レトルト・お茶・その他)
3F:酒・乾麺・調味料

この他、ホウキだのサランラップだの石鹸だのといった雑貨類もちらほらと。


---1F(屋外)---

C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
1階外の入り口付近にはカップラーメンやドリンク類が箱で積まれており、それぞれ普通の小売店で買うよりも2~3割程度安い。(品物によって値引き率に差アリ)

また、安売りされていてもほとんどが 「日清!」 だの 「デルモンテ!」 だのといった大手メーカー品で、品質にも全く問題なさそうだ。


---1F(屋内)---

C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
肉類・ドリンク類・冷凍食品・調味料などの冷蔵(もしくは冷凍) が必要な物は全てこのフロアに集められているようだ。(2Fより上は常温保存できる商品だけが置かれていた)

個人的に写真にある 「場末のラーメン屋でよく見る巨大おろしニンニク・ショウガ」 が超気になった。これを買っておけば、カレーを作る時に指を削る恐怖と戦いながら必死こいて摩り下ろさなくて済むんじゃなかろうか!?

しかし味がいまひとつだと取り返しがつかないので、今回は最もポーションの小さな物を購入してみた。問題がそれでも300gくらいある事なんだが、それより大きなサイズだとkgコースだから仕方ない。さすがに1kgものおろしニンニクを台所に置いておく勇気はオレにはない。

また冷凍食品のコーナーにはコロッケや唐揚げといった定番品から、ちょっと手が入っている (ように思わせる) 品までアレコレと列んでおり、デミグラソースハンバーグだの、つくね串だの、アスパラの肉巻き串だの、よく市販のお弁当に入ってる小さくカットされた鮭だの……


「うわー居酒屋メニューがみんなココにあるー!」


といった夢を壊すような品物がkg単位(かつ激安価格) でズラリ。おまけにメンマだの何だのといったラーメン屋に欠かせないアイテムも、お約束のごとくkg単位でボンと山積みにされていた。


怖い!怖いよ業務用スーパー!



ここの冷食や日配品とオレが板橋グルメ記事で褒めちぎった料理とが全く同じ味だったらどうしよう?(充分にありえて恐ろしいなんてもんじゃない)


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
1Fのレジ近くにはお米のコーナーもあり、5kgのコシヒカリがこのお値段とかなりお得。業務用スーパーって 「別に安売りしているわけじゃねえよ?」 って店も多いんだが、ここに関してはそういう心配はあまりなさそう。明らかに安い商品が多くて、探索し始めて数分程度だというのに、遊園地に来た子供のようにヒャーヒャーはしゃぎすぎて早くも疲れてきた。


---2F---

C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
2階にはお菓子や乾物類がドーン!と大量陳列されていた。まず目に付くのが駄菓子の多さで、続いて酒のツマミの乾き物なんかもめったやたらと揃えられている。中には 「4リットルペットボトルのような容器に詰め込まれた柿ピー」 なんかも。思わず中に大五郎でも注ぎ込んでやりたくなる商品だ。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
また駄菓子コーナーの隅にはこのような休憩用の椅子が設置されている。歩き疲れたらここで駄菓子にまみれてグッタリしろという事らしい。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
そしてそして、同じく2階にはオレ様の愛してやまないやま磯のふりかけ や青のりのコーナーが!しかもさるかに合戦(のり・ごま) だけじゃなく、一休さん(のり・たまご) や金太郎(のり・かつお) なんかも揃っていた。

値段も良心的なので、今度からさるかに合戦が欲しくなったらヤスノに大人買いしに来よう。(ちなみにやま磯の青のりも美味いので、次回はそれも買おうと決意。今ある青のりを早く消費せねば……)

それにしてもこの店の仕入れって楽しそうだなあ。ヤスノでバイトしようかなあ。「ボクのかんがえたさいきょうの○○コーナー」 を作りたいなあ。


---3F---

C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
3階には酒と業務用のバカデカイ調味料やドレッシング類が。ドレッシングはよくあるフレンチやサウザンやシーザーだけじゃなく、明太マヨだのイタリアン風の何とかだの妙に細かい。

さらにケチャップやデミソースの大きな缶詰ならともかく、ラーメンスープの素が醤油・味噌・豚骨……と揃えられていたり、1階と同じくここでも業務用スーパーの恐怖を存分に味わえる。

なんだかオレでも今すぐに飲食店を始められそうな気がしてきたぞ?(少なくともラーメン屋とカレー屋は即オープン可能だ)



■総評
味:
値段:☆☆~☆☆☆(ちょっと安い物から凄く安い物までといった価格設定)
品揃え:☆☆(有名メーカー品がとにかく多い)
店の雰囲気:
接客
遠征:☆☆☆
デート:☆☆☆(デートで来るとジワジワ楽しい)
DQN率:

備考:品揃えは大手メーカー品が中心なんだが、物足りなさよりも品質に信頼が置けるメリットの方が遥かに大きい。また個人向けに1個2個でも買わせてくれる商品が多いため、「大口のお買い物しかできません」 的な不便さも殆ど感じない。ただし 「メンマ1kgを200gだけよこせ!」 とかは無理なのでそれは我慢。

さらに特筆すべきは、1フロアが都内の平均的なコンビニの3倍程度とちょうど歩き回りやすい広さで、どこに何が置いてあるのか覚えやすいのである。こういうタイプの業務用スーパーって、だだっ広い1フロアがぶち抜きになっていて訳が分からなくなる場合が多いと思う。その点ここは初めにザザ~っと全フロアを見て回れば、1度で 「あそこに○×が置いてあった」 と記憶できるのだ。どうしてもこういう店に来ると大人買いに次ぐ大人買いで大量の商品を持ち運ぶ事になるため、「迷わない」 という親切設計が非常に有り難い。

また板橋市場のすぐ目の前という立地から、店の周囲には駐車スペースや 道端に思い思いに路駐できるスペース (ダメ!ゼッタイ!) があるので、自動車で遠方から来る事も可能。万が一に備えて、先に周辺のコインパーキングを見て回るといいかも。どうせ高島平だから駐車料金なんてベラボウに安いだろう。


■ヤスノ(業務用スーパー)
住所:東京都板橋区高島平6-6-6
TEL:03-3975-7754
営業時間:06:00~19:00(日祝:09:00~19:00)
定休日:なし?
オフィシャル (高島平の本社以外に支店アリ)

※板橋マダムの中の人によると 「会員制」 との事だったんだけど、入会しなくても 「会員カードないよー」 と言ったら普通に買えた。会員登録するとメルマガやDMを送って貰えるってだけか???


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■番外編 「正しい板橋区の歩き方」 シリーズ
正しい板橋区の歩き方 大山編その1
正しい板橋区の歩き方 大山編その2
正しい板橋区の歩き方 大山編その3
正しい板橋区の歩き方 区役所前編 その1
正しい板橋区の歩き方 志村坂上編
正しい板橋区の歩き方 小竹向原編その1
正しい板橋区の歩き方 小竹向原編その2
正しい板橋区の歩き方 突発徒歩デート編その1
正しい板橋区の歩き方 突発徒歩デート編その2
正しい板橋区の歩き方 突発徒歩デート編その3
正しい板橋区の歩き方 ぶらり東武東上線の旅 その1
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またも地元に板橋的な店が!

板橋区にまたしても 「THE板橋」 なお店がオープンした。

その店はこじんまりした個人経営の飲み屋なんだが、ホールと厨房に商売慣れしてなさそうな50代くらいのおっちゃんが1人ずつという全く色気のない人員構成。

その内、厨房のおっちゃんの方は黙々と料理を作るだけなので害はないとして、問題なのがホールのおっちゃんである。

外見は尾藤イサオと間寛平を足したようないわゆる小動物系で、その尾藤寛平(仮名) がニッコニッコしながら超アグレッシブに話しかけて来るのだ。(ちなみに厨房に入ってるおっちゃんはドク博士 似)

しかも 「それおいしいでしょ!」 とか 「これオススメなんだよね!」 といった具合に、基本的にタメ口というおまけ付き。さらに料理を運んで来た際に、よほど話がしたいのか席から離れない。座っている椅子のすぐ後ろで待機され、こっちの会話のタイミングを見計らってグイグイと割って入ってくるのである。

この時点で 「うぜええーー!」 と嫌悪感を抱く方も多いだろうが、なぜかこのおっちゃんにはそれを許せてしまう愛嬌がある。なんというかカワイイのだ。

例えば、燻製が美味しそうだったので頼んでみたのだが、注文を通すより先にいかに当店の燻製が美味しいかについて延々と喋られ、一通り話が終わった所でやっと厨房にオーダー。燻製が出て来たら出て来たで、我々が味について感想を伝えるまで離れない。

なんだこの生地獄。

ドリフの 「もしもコント」 でこんな設定あったぞ?

で、仕方ないので 「おいしいね!」 と一声かけたらさあ大変。屈託の無い子供のような笑顔で 「でしょ!でしょ!」 と、尾藤寛平(仮名) によるショータイムが始まってしまう。

やべ、ここまで突き抜けてると萌える……。

そして極めつけが 「キムチ鍋事件」 だ。

尾藤寛平(仮名) があまりにもしつこく 「ウチの激辛鍋おいしいよ!辛いのだいじょうぶなら食べてみてよ!」 と薦めてくるので頼んでみたのだが、出て来た鍋は至って普通のキムチ鍋。20年くらい前なら激辛でも通用したかもしれないが、今となっては別に辛くもなんともない。

しかし尾藤寛平(仮名) いわく 「こういうの中々ないよ!ウチの料理人さんが頑張って考えた鍋だから!」 との事なので、もしかしたら思わぬ隠し味でも入っているのかと意識を集中して食べてみたものの、やっぱりごく普通のマイルド仕立てのキムチ鍋。

あまりの出来事にフリーズし、必死に再起動をかけているさだおに、尾藤寛平(仮名) は追い打ちをかけてくる。


「ね?ね?こういうの中々食べたことないでしょ!?」


い、いや、ちょっと待ってくれおっちゃん!

お前この日本に住んでて今の今までキムチ鍋を食べたことないってどういうことだ!?

あんた今までどこに住んでたん???

しかも驚くべきことに、この店の料理はウマイのである。今回食べたのは問題のキムチ鍋の他に2品くらいだったのだが、そのどれもが 「ああ、これこれ」 という味であり、非常にさだお好みの大衆酒場味。

これで味がダメなら 「二度と行くか!」 で話は早いのだが、どう考えても正統派の下町味でウマイと評価するしかないから困る。

そして 「うわぁ~」 と悩みながらお会計を済ませて店を出ようとすると、尾藤寛平(仮名) が小さい子供のような笑顔で 「またねー!」 とお見送り。

……ダ、ダメだ、ヤラれた。

申し訳ないがオレはこのおっちゃんの可愛げにヤラれた!

なんか色々と心配だし、近い内にまた飲みに行くよ!



でまあそれはそれとして、我々カップルの間にひとつ疑問が残った。


「あのおっちゃんは今までどこに住んでたんだろう?」


まず、飲食業をやろうとする人間がキムチ鍋を 「斬新な食べ物」 だと思っている点に驚愕する。そんなもん10年以上前からチェーンの居酒屋でも出してたような定番メニューだし、むしろ鍋メニューに "キムチ系" を入れてない店の方が珍しい。

しかしこの店のおっちゃん、いわゆる尾藤寛平(仮名) は、キムチ鍋を自分の店の料理人が考え出したオリジナルだと思い込んでいるフシがある。

しかも特別辛いわけでもないのに、堂々と 「ウチのは激辛だよ!」 と言ってのけてしまうという浦島太郎っぷり。

いったいこれはどういうことなんだろうか?

そこで喧々諤々の汁カップル会議が繰り広げられた末に出た結論は……


「あのおっちゃん、20年くらいムショ入ってたんちゃう?」


なんで20年なのかというと、キムチを初めとする辛い食べ物が本格的にブームになったのが80年代の半ばから90年に入るかどうかくらいの時期で、カラムーチョ のヒットがその契機になったと言われている。

もし仮にその時期にシャバにいなかったとすれば、2010年の今になって 「こんな辛いの中々ないでしょ!」 という発言が飛び出したとしてもおかしくはない。

しかし懲役20年というと、例えば日本赤軍の重信房子や、福岡で飲酒運転の末に子供をひき殺して逃げた男なんかが喰らった刑罰であり、人を殺めない限り中々受けようと思っても受けられる重さじゃない。

だが尾藤寛平(仮名) はそこまでやるような人間には見えない。むしろ全く悪意が感じられず、善人寄りとすら見受けられる。

となると考えうるのはひとつ。

生活苦から仕方なく寸借詐欺だの無銭飲食だので出て入ってを繰り返し、気付いたら20年経ってたというパターンだ。

それに尾藤寛平(仮名) の相方である、厨房のドク博士(仮名) にも疑惑がかかる。

もしドク博士(仮名) がシャバにいた料理人だとすれば、キムチ鍋をメニューに加える際に 「ウチでもキムチ鍋やってみようか?」 の一声があって当たり前だからだ。それがあれば、尾藤寛平(仮名) も 「ああ、巷じゃ今そういうのが流行ってるんだ」 と理解したはず。

しかしそうではなく、ドク博士(仮名) も 「キムチ鍋が今となってはどこに行っても食べられるベタメニュー」 だという事を知らなかったからこそ、尾藤寛平(仮名) の驚くべき発言に繋がったのではなかろうか?

おそらくこのドク博士(仮名) も、尾藤寛平(仮名) と共に20年前後ムショに入っていたのだろう。そして塀の中で2人が出会い、「塀の外に出たら真っ当な人間として生きていこう!」 と改心し、この店のオープンに漕ぎ着けたのだ。

そこに到るまで様々な苦難があったはずである。

折しも世は平成大不況の真っ只中であり、大卒のエリートコースを歩んでいる若者すら就職先がないという有様だ。そんな時代にムショ上がりの2人がスムーズに自分の店を持てるわけがない。

下げたくない頭を下げ、会いたくないバツの悪い人間にも会い、数々の壁を乗り越えてやっとの思いで金を工面して開店したはずなのだ。

2人は後がない。よって何としてでもこの店を成功させなければならない。普通に飲み屋を開いただけじゃダメだ、何か目新しい斬新なメニューがなければダメだ、そうして頭を悩ませた末にドク博士(仮名) はピンと閃いた!

「そういえばこの板橋って土地には朝鮮食材の店がやたらとあるな。特にこのキムチっていう辛い漬物は珍しい。日本にはない味だ。……ハ!これで鍋を作ったらウマイもんができるんじゃないか!?」

そして試作品を作り上げ、尾藤寛平(仮名) に食わせるドク博士(仮名)

「おお!こりゃムショじゃ食べたことない味だ!凄いじゃないかドク(仮名) !」

「そうだろ?この鍋……、そうだな、名付けて "特製 激辛鍋" を食べたら、きっと客は新しい味に腰を抜かすぞ!」

「すごい!すごいよドク(仮名)!これならオレ達の店は大繁盛間違いなしだ!」


20年もの歳月をシャバから隔離されて生きてきた2人の無知を、いったい誰が責められようか?

尾藤寛平(仮名) の 「ね?ね?食べたことない味でしょ?」 という発言は、きっとこのような社会復帰ストーリーを経てのものだったのだ。

オレは浅はかだった。あの時あの場でこのドラマに気付いていれば、きっと2人のおっちゃんにそっとご祝儀袋を手渡していたはずなのに!



■総評
味:☆☆(正統派下町酒場味)
値段:☆☆(かなりお値打ち)
品揃え:☆☆(密かにメニューの幅が広い)
店の雰囲気:☆☆
接客:?
遠征:☆
デート:☆
DQN率:?

備考:メニューの幅が広く、どれも低価格なので、「地元にあったら嬉しいな」 という使い勝手のいい店である。独特の接客スタイルに好き嫌いが出そうだが、もしカオスな空気でも平気ならばぜひ試して欲しい。基本的にぐったり飲むのに向いている店で、オシャレな要素は何一つないため、30代以上のオヤジにこそ相応しい。

とても無難な店なので、どこで飲もうか悩んだ時や、お目当てのお店が満員だった時などに覚えておくと便利だと思われる。




住所:
TEL:
営業時間:
定休日:



↑書けるかボケ!!!

間違いなく訴えられるわ!!!




尾藤寛平だのドク博士だのならまだしも、「ムショ上がりの2人のおっさんが経営する飲み屋death♪」 とか書いちゃったらアウトだろ!

というわけで、せっかく面白いお店を発見したのに持病の電波のせいで台無しっていう泣くに泣けない結末と相成りました。

ほとぼりが冷めた頃にこっそりしれ~~っと通常の板橋グルメ記事をアップしときます……。



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■番外編 「正しい板橋区の歩き方」 シリーズ
正しい板橋区の歩き方 大山編その1
正しい板橋区の歩き方 大山編その2
正しい板橋区の歩き方 大山編その3
正しい板橋区の歩き方 区役所前編 その1
正しい板橋区の歩き方 志村坂上編
正しい板橋区の歩き方 小竹向原編その1
正しい板橋区の歩き方 小竹向原編その2
正しい板橋区の歩き方 突発徒歩デート編その1
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正しい板橋区の歩き方 ぶらり東武東上線の旅 その1
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OASIS5(PUB)

板橋区役所と大山商店街の中間辺りに、深夜まで営業している板橋に似つかわない雰囲気のスポーツバーがある。店内は若い客層で賑わっており、ぶっちゃけオレみたいなオッサンにはハードル高いなと。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
場所は山手通り近くの四つ叉通り沿いで、都営三田線板橋区役所前駅から徒歩1~2分。東武東上線の大山駅からだと、商店街を突っ切る必要があるので徒歩10分といった立地。

この店が出来たのは数年前だと思うんだが、毎日店内のプロジェクターでサッカーの試合を流しており、スポーツに殆ど興味のないオレはそれだけでスルーしていた。

興味のない人間にとって、ダーツバーやスポーツバーって苦行でしかないじゃん?

しかし地元の人間からあまり悪い評判を聞かないし、中にはアルコール類以外にもフードメニューが充実していて、しかもそれが美味いという声も。

えー?だってスポーツバー(笑) でしょ?どうせ 「スポーツバーとしては」 っていう補正込みの評価でしょう?よく赤坂とか恵比寿辺りのIT詐欺で食ってる田舎者どもがオサレを気取って集うような店でしょ?(←さだおフィルター)


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
しかし評判がいいならダメ元で一度は行っておこうと、客が少なそうなタイミングを見計らって入店。まずはエビスの生と限定品のウェストコートIPAで乾杯。

猛暑という生地獄の真っ最中とあって、とにかくビールがうめえ。エビスの生が800円という価格でドン引きしたオレがいたんだが、出てきたらジョッキが大きめで火病らず済んだ。これならまあガマンどころじゃなかろうか?


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
お通し代わりに頼んだ焼き枝豆。軽く塩が振られており、その上に大量のチーズがかけられていて、当たり前のようにビールが進む。確か3~400円程度だったので、これなら金額的にも納得。(なんでも今年は焼き枝豆があちこちで流行っているそうな)

酒はいい値段だけどフードはお得って感じなのかね?


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
入ってみて知ったんだが、ここはそもそも英国スタイルのPUBだそうで、そういう事ならフィッシュアンドチップスだろうと。しかし残念ながら魚が切れてしまったそうで、泣く泣くチキンアンドチップスという類似品に手を出してみた。

するとこれが大ぶりのフライドチキンとフライドポテトの盛り合わせで量が多く、味もど真ん中ストレート。こりゃうめえ。写真のがスモールサイズ600円で、他にラージサイズ1,000円というのもあった。2人でS1個で充分な量だと思うんだが、Lを頼んだらどれだけ出て来るんだろうか?

ちょっと唐揚げ力にこだわる板橋の女帝 を誘いたくなった。ここといい勘左衛門 といい、区役所周辺には唐揚げ力のある店が多いなあ。区役所職員はそんなに唐揚げ好きなデブばっかなのか?


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
想像していた以上に料理が美味かったので、思わず勢いがついてしまい、ギネスハーフ(500円) とバスペールエール(700円) を追加。

でね、この2杯目で確信に変わったんだけどね、この店はビールの扱いが上手い。ちゃんと種類によって注ぎ方や温度を考えてる。

やべ、評価がグイグイ上がって参りました!


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
そして英国スタイルならコレだろうという事でシェパーズパイ(750円) をチョイス。たっぷりのポテトとミートソース(自家製っぽい) が層になっており、なんというか酒に合いすぎて困る。味付けも日本人好みの子供が大好きそうな感じで、特にミートソースは素朴な手作り路線ながら旨味がしっかり。

こういうミートソースが作れるなら、きっとパスタを食べても美味いだろうな。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
というわけでお任せでパスタを作ってもらったんだが、ミートソース成分はシェパーズパイで摂取したので、ゴルゴンゾーラのクリームパスタにしてもらった。

パスタは太めで気持ち柔らかいかな程度の茹で加減だったが、これがチーズのクリーミーさに合っていてとてもおいしい。チーズ自体の香りも上手に引き出せてるし、かといって余計な事はしていないから食べやすいし、おいおい誰だよここがスポーツバー(笑) だって言ったヤツは!?この店は 「スポーツバー」 なんて肩書きを背負うと逆に損するぞ。


■総評
味:☆☆☆(うめえ)
値段:☆☆(地域相場からしたら高いけど、充分に適正価格)
品揃え:☆☆(酒もフードもツボを抑えた品揃え)
店の雰囲気:☆☆
接客:☆☆
遠征:☆☆
デート:☆☆☆
DQN率:?

備考:まず板橋区民に言いたいのだが、この店を 「高い!」 と言っちゃダメだ。その辺の場末感バリバリの安居酒屋の相場で考えるな。ここは充分に値段を抑えてて、出て来る物を考えたら安いとすら感じる。輸入酒が多いんだから値が張って当たり前だし、財布事情を気にするならお値打ちの酒を飲むか、1杯をチビチビやればいいだけだろ。この程度で高いと言っちゃうと、周辺の店が安かろうだらけになって 「どうでもいい街」 に逆戻りしちまう。

で、次にこの店はスポーツバーというカテゴリーを忘れた方がいい気がする。プロジェクタでスポーツの試合を流してはいるけど、方々で地雷を踏みまくって 「○○バー」 というジャンル自体に偏見を持っているオレみたいな人間も多いはず。そういう凡百の 「なんとかバー」 とこの店はまるで別物なので、「深夜まで営業している料理自慢のPUB」 って呼び方が一番いいと思う。(イギリスでもPUBでサッカーの試合を流すの当たり前みたいだし)

あとはこういう店を居酒屋と同じ使い方するなって事かねえ。店自体には何の問題もなく、むしろ良心的だと思うんだが、使う方に問題があるんじゃないかと。今回は2人でお会計が5,000円くらいだったけど、正直言ってフードを1品減らしてもよかったくらいお腹いっぱいになったし、満足度はかなり高い。

もしかすると、ここも板橋区外の人の方が店を正しく評価できるかも。他の地域でこんな店があったら連日超満員になっているはず。近所の名店と比較するなら、ディスティニー が好きなら同じような楽しみ方ができそう。

この店を若者だけに独占させとくのはもったいない。オレみたいなオッサンにも席を空けるべきだ。そして若者で賑わってる店が苦手だという中年男女は、騙されたと思って飛び込んでみるべきだ。


■OASIS5(PUB)
住所:東京都板橋区板橋2-65-19
TEL:03-3579-5045
営業時間:17:00~26:00(日祝23:00まで)
定休日:不定休
オフィシャルサイト
※オープンスペースに限りペット同伴OK



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正しい板橋区の歩き方 志村坂上編
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のんべえ(居酒屋)

先に宣言しておくが、今回紹介するお店は 「それほど美味しいわけじゃなく、安いわけでもない」 という超微妙な居酒屋である。

いわゆる "酔狂度" をMAXまで上げないと楽しめないタイプのお店だ。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
場所は遊座大山商店街の松屋の2階で、入れ替わりの激しい大山で30年も営業を続けている老舗である。(しかも年中無休で朝5時まで営業という凄まじさ)


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
店内は年季を感じさせ、昭和の時代の居酒屋がその当時の状態のまま保存されているような印象。しかし年月の割にはそこまでボロボロというわけでもない。

ただ、そこかしこから "場末オーラ" がビンビン発せられており、その空気に馴染めない人には間違ってもオススメできない。耐性のない人間は男女問わず即座に帰りたくなるかも。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
ひとまず生ビールの中ジョッキで乾杯。このところ猛暑が続いているもんだから、生ビールが飲めるというだけで全肯定してしまいそうになる。やっぱ夏場は居酒屋に対するハードルが妙に低くなるな。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
ひとまず無難にセロリの浅漬をポリポリやりながらメニューとにらめっこ。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
「今日はあえて地雷を踏んで歩くぞ!」 と決めたので、まずは580円のまぐろブツを頼んでみた。そしたら案の定とってもいけない色合いのまぐろが登場。

微妙に水っぽかったり、ねっとりしていたり、これはこれでアリだ!居酒屋なんてそもそもこういうもんだったじゃないか!(早くも酔狂ゲージMAX)


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
岩海苔の天ぷらも、ベチャっとした衣のインパクトが強すぎて海苔の風味が弱い。天つゆに付ける前からクリスピーさの欠片もないという。

……だけどそれはそれでいいじゃないか!


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
このタコ酢は意外と美味かった。ほんのり甘みを感じる柔らかいお酢が程良く、タコも柔らかくて食べやすい。おお?無意識の内に当たりを引いてしまった。

これじゃイカンな!(なんでだよ)


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
だがしかし、オレがたまにこの店に来たくなる理由はこいつにある。見ただけでわかる人は少ないかもしれないが、この御方こそ新島産のくさや様である。

昭和レトロそのものといった場末の居酒屋で、くさやをかじりながら安酒を飲むというこの幸せ。一緒に行った彼女様 はどうしてもくさやの臭いがダメだったらしく、「一口かじってさようなら」 になっていたが、オレはこの臭気漂うブツが大好きなのだ。

これなんですよ、この乱暴なまでの場末感こそが最大の魅力なんですよ。



■総評
味:☆(美味さを求める店じゃない)
値段:☆(クオリティを考えるとヤケにたけえ……)
品揃え:☆☆
店の雰囲気:☆☆(THE場末の大衆居酒屋)
接客:☆☆
遠征:☆
デート:☆
DQN率:×

備考:普段なら絶対に紹介に値しないと判断するような店なんだが、あえて記事にした理由はただひとつ。こういう店こそが 「忘れちゃいけないこの街の原点だから」 である。

大山という街には、都心部の地価高騰から逃れるようにレベルの高い職人が続々と集まって来ている。ここ10年ほどで質の面でもCPの面でも良心的なお店が増えまくり、土地は無名なままなのに隠れた外食天国と化した。だがほんの20年も前は、こんな微妙な店しかないような忘れられた街だったのだ。

その頃の居酒屋の殆どは潰れてしまい、チェーン店に取って代わられたり、ビル自体が建て直されたりと、影も形も残っていない。のんべえはそんな時代の移り変わりをなぜか乗り切り、今も元気に年中無休で営業を続けている。オレはその歴史を何より評価したい。

出てくる料理はどれも我慢どころの域を出ていないし、ドカ盛りなわけでもないし、値段も妙に高いし、なのに営業を続けていられるんだから逆にすごいじゃないか。

今回は2人で行って写真にあるメニューを頼み、生ビール×1(500円)、レモンサワー×2(380円)、ウーロン茶×1(300円くらい?) を飲んで、お会計が4,500円くらいだった。満足度から言うと 「二度と来るか系」 の割高感である。しかしそれでもなぜか憎み切れないオレがいる。なんでか知らないけどのんべえに限っては許せてしまう。

この辺の 「ノスタルジー補正」 のない人には絶対に薦められない店で、むしろ 「地雷だから踏むな!」 と言うしかないのだが、この店は昔の大山を今に伝えてくれる貴重な存在なのだ。

いわゆる団塊世代のお父さん達は夜な夜なこういう微妙なお店で酒を飲んで英気を養っていたわけで、そういう世代に育てられたのがオレら団塊ジュニアなのだ。今になって千ベロだ大衆酒場だとレトロなお店が聖地かのように取り上げられているけれども、方々のメディアに露出している有名店ってのは、あの当時の酒場のほんの僅かな一面しか見せていないと思う。

「安くもない、美味くもない、だけど足が向いちゃう」 ってのも、大衆酒場の持つ不思議な魅力だったはずじゃないのかね?数多くの微妙な酒場の中に、ほんの僅かばかり素晴らしい店があったってのが正しい姿だったよね?でも今となっては忘れ去られてしまった微妙な酒場にも、お父さん達は集まっていたよね?単純な良い悪いの話じゃなくて、オレはその風景を忘れて欲しくない。

良心的な店が生き残り、いまいちな店は淘汰されるのが当たり前だとは思うけれども、例えば十条の斎藤酒場 みたいな神がかった店ばかりが街に溢れてたわけじゃないだろと。お前らそれを忘れるなと。原点がどこだったか正しく記憶しておけと。今回それを言いたいがために、あえてのんべえを持ち出してみたのである。

こんな文章じゃ全く店の応援にはなってないと思うけど、昭和の生き証人として末永く頑張って欲しいお店なのだ。


■のんべえ(居酒屋)
住所:東京都板橋区大山東町58-2
TEL:03-3963-3772
営業時間:16:00~05:00
定休日:無休(だと思う)


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正しい板橋区の歩き方 大山編その1
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