C.I.L. -57ページ目

萩(喫茶店)

富士見町に板橋のいっぴんに選ばれた美味しいチョコケーキを出す喫茶店 があるんだが、なんせ不便な場所にあるもんで中々足が向かなかった。

いわゆる 「複数の駅のどこからも徒歩10分↑」 的なアレである。

だが急に 「今から行くべきだ!」 という天啓が降りてきてしまったので、直射日光を全身に浴びながら訪ねてみる事に。


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今回は道順の説明から入る。

まずは東武東上線の中板橋駅で降り、商店街のこの地点 まで辿り着きましょう。(まさかの初手からやる気のないナビ)

もう少し詳しく説明すると、中板商店街の一番大きな通りにある、金物屋とパチンコ屋の間の路地です。(北口を出て、線路を背にして、一番右側の通り)


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上の写真の中央の道を真っ直ぐ歩くと、この写真のコナカの脇の道に出ます。(地図でいうとここ )

コナカの前の信号から環七を渡ったら、写真手前側の道に入って行きます。


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程なくしてこのようにコーヒーの看板とそばののぼりが見えてくるはず。


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ここが今回の目的地である萩という喫茶店……なんだけど、かなり奥まっていて、さらにどう見ても民家っていう不穏な空気。


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恐る恐る民家の敷地に押し入っていくと、このような販売スペースと、オープンエアのテーブルが。

「いったいどういうシステムの店なんだ?」 と軽く混乱していると、中から "お姉さん" が出て来てナビゲートしてくれた。


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だが 「こちらどうぞー」 と通されたのは四畳半程度の民家の一室。普通に押入れがあったりして、中に布団が入っていても全く違和感がない。

なんだか長野のそば集落 を思い出す……。


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お姉さんに 「何にしますかー?」 と聞かれたものの、壁に貼られたメニューにはカレー・ドリア・そばという意味のわからないラインナップしかなく……。


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さらに混乱の度合いを深めるも、あちこち見て回ったら外の壁には喫茶メニューが貼られていた。

わ、わかり辛い……。

※どうも今回通された部屋は最近になって造られたらしく、まだ色々と準備ができてないみたい。


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何を頼んでいい店なのかさっぱりわからず、「え、ええと……」 と悩んでいると、お姉さんが 「ウチはチョコレートケーキの評判がいいんですよー」 と声をかけてくれたので、とりあえずそれとアイスコーヒーを注文。


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ケーキ屋さんの形の整ったケーキではなく、微妙に形の崩れた手作り感がいい感じ。


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中は断面になっていて、クリームや生チョコの風味が柔らかくて実に優しいお味。かといって物足りなさはなく、甘みも濃厚さも深みもあり……。

……あれ?これ本気で美味しいぞ?

甘いのがそれほど好きじゃない彼女様 がひゃーひゃー奇声を挙げながら食べてたくらいだから、大多数の人が 「これはうまい!」 と評価すると思う。

甘みの感じ方も消え方も丁度よくて、チョコはしつこくないのに風味が強く、それで全体的に優しいマイルドな味に仕上がっているという超バランス型。

それと出されてすぐの状態だと少し凍っていてアイスケーキのような印象を受けるんだけど、少し時間が経つと自然解凍されてしっとりケーキに変わるという点も面白い。どちらも捨てがたいウマさなので、好みの状態になった頃に食べるべきなんだろう。(個人的に半分凍ってるくらいの時が一番うまかった)

こんなハイクオリティなケーキが、こんな色々とおかしい板橋的な店で食べられるとは、いったい誰が想像するだろうか?


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ケーキの程良い甘さと心地良い風味のお陰で、普段は 「おこちゃま味」 でコーヒーを飲むオレが、ガムシロもロクに入れないでアイスコーヒーを飲み干してしまった。

なにこの優雅なひととき。


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だがそんなステキ空間も長くは続かず、気付いたら目の前におそばが。

だってさー、店のお姉さんが 「うちはおそばも手作りでおいしいですよ~~」 なんて薦めてくるんだものー。実はこの日は昼飯を食べた直後でお腹が膨れてたんだけど、オレってば店の人に薦められると何でも 「それくださる?」 って言っちゃうんだものー。

お陰でチョコケーキとアイスコーヒーの後におろしそばという意味不明の展開に。

でも確かにこのおそばも東京で食べるそばとしては美味しかった。お姉さんが自分で打ってるらしく、素朴で田舎っぽい昔ながらの味で、妙にノスタルジーを感じさせるのだ。

ヘンな店だけどレベル高いなー。こういう店が隠れてるから板橋って土地は不思議だよなー。



■総評
味:☆☆☆(うまい!)
値段:☆☆
品揃え:☆
店の雰囲気:☆☆(民家でグッタリ!)
接客:☆☆
遠征:☆☆☆(チョコケーキを力いっぱいプッシュ!)
デート:☆☆☆
DQN率:?

備考:この店で出している物はすべて "お姉さん" の手作りで、素材にも気を配っているようだ。板橋のいっぴんって、町起こし的な意味合いが強いのでイマイチな商品もあるんだけど、このチョコケーキは本当に凄かった。思わず帰りがけにお土産で2本も買っちゃったほど気に入った。

聞くところによるとチョコケーキや他のケーキ類は地方発送もしているそうなので、板橋まで来れないって人でもぜひ注文してみて欲しいなと。特に甘すぎるとか、酒が濃すぎるとか、「ちょうどいい味のチョコケーキと出会えない!」 とお嘆きの方にオススメ。ここのはクセはないのに風味はしっかりしてるという出来栄えなので、かなり万人向け。

次回は必ずカレーとドリアを食べようと固く心に誓った。

問題は初見で迷わず店まで辿り着けるかどうかという一点だけだ。


■萩(喫茶店)
住所:板橋区富士見町27-19
TEL:03-3962-6472
営業時間:11:00~18:00
定休日:日曜
オフィシャルサイト


■板橋区リンク
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鱈のカレー&大根とチキンのスープカレー

もはや完全に荒井家の通常メニューと化したスパイスカレーだが、今回は初心に返って少し丁寧に調理手順を紹介してみようと思う。というのも、あれこれ悪戦苦闘を続けている内に、初期の頃と微妙に手順が変わってしまったのよね。

今回作るのは、まず鱈のカレー。そして次に大根とチキンのカレーである。(途中でスパイスカレーならではの展開があるのでお楽しみに)


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今回鱈のカレーに使う材料。

<およそ2~3人前>
・鱈の切り身(※) 適量(塩気はあってもなくても何とかなる)
・玉ねぎ(※) 中サイズ1個をみじん切り
・人参 半本~1本くらいを摩り下ろす
・キュウリ 適量を適当にスライス
・セロリ 1本を葉も茎もみじん切り
・トマト 半個~1個をカット
・トマト缶(※) 1缶
・ニンニク(※) 1片をみじん切りor摩り下ろす
・生姜(※) ニンニクと同量をみじん切りor摩り下ろす

この中で (※) が付いている物は必須で、それ以外はあってもなくてもいい。

ここで紹介している "オレレシピ"は、「どうせならスパイスカレーを冷蔵庫のお掃除にも役立てたい!」 という考えがあるので、あってもなくてもいい食材が+αされるのだけれども、実際に核となる食材はとてもシンプル。

極論を言うと、玉ねぎとトマトさえあれば、後はメイン食材を何か足すだけで完成してしまうのがスパイス料理なのである。(物によってはトマトすらなくてもいい)


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<パウダースパイス(2~3人前)>
ターメリック 小さじ2
コリアンダー 小さじ2
クミン 小さじ1
カルダモン 小さじ0.5
ヒーング 小さじ0.1~0.2
チリパウダー(※) 小さじ1.5 (辛さ耐性によってお好みで)

※チリパウダーは物によって辛さのレベルがまるで違うので、必ず直接舐めてみるなどして刺激の強さを確認すべし。また一般的な "唐辛子" でも代用できない事はないけど、粒子の大きさが全然違う点に注意。(味はなんとか誤魔化せても舌触りが悪くなる)


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<ホールスパイス 2~3人前)>
クミンシード 小さじ1
マスタードシード 小さじ1
シナモン スティック半本程度
ローレル 適量
アニスシード 1~2個

スパイスの使い方に慣れてくると、実はパウダーじゃなくてホールスパイスの香りをいかに立たせるかの方が重要なんじゃないかと思えてくる。無理やり言葉で表現するなら、パウダースパイスの方は直接的な刺激(味) で、ホールスパイスの方は料理全体を包み込む香りというイメージ。

よって、基本的な香りをホールスパイスの方で調えて、強調したい香りや味をパウダーで補填する感じかなあ。(ものすごく抽象的で伝わるかどうか不安)


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そして忘れちゃいけないヒーング様。ドリアンのような、生玉ねぎの臭いを凝縮したかのような、強烈なパンチを浴びせてくるナイスガイ。しかし油に溶かすとそのまま嗅いだ時とは違った風味に変化して、香りの重なり方がより複雑に。

手に入れづらいので無くても構わないけど、アレば入れてみた方がベター。


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調理開始。

まずは鍋やフライパンにサラダ油を敷き、中~強火で油を温める。油が緩くなって、少し温まって来たなというタイミングでマスタードシードを入れる。


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マスタードシードを入れて何秒か経ったら、クミンの粒を2~3油に落としてみる。すぐに粒の周囲に細かい泡が付くくらいの温度になったらクミンシードを全量投入。

すぐにマスタードシードが弾け始めるはずなので、パチパチ音が聞こえて来たら写真のように蓋を閉じるなり、身体の方に跳ねて来ないようにガードすべし。


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ヒーングを入れるタイミングは、マスタードシードとクミンが弾け始めた頃がいいと思う。(ただし入れる量は小さじ5分の1以下)

ここまでがいわゆるスタータースパイスで、油にカレーの基本になるホールスパイスの風味や成分を溶かし込む作業である。


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スタータースパイスした油に玉ねぎを投入。急いで入れないとスパイスが焦げるので、手早く玉ねぎを入れて、手早く油と混ぜ合わせるのがポイント。

その後玉ねぎの水分が減ってしんなりするまで炒め、途中でローレル・アニスシード・シナモン等のホールスパイスも入れる。


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玉ねぎがしんなりとしたら、ニンニク・生姜と、セロリの茎・葉を入れて炒める。飴色玉ねぎになるまで炒めてもいいけど、しんなり程度でも充分に甘みは出るので、拘りがないなら数分炒めるだけでOK。

また、セロリはカレーに合う香りがよく出るので、なるべく入れるようにしたい。セロリは日本で最も安価に、そして安定して手に入れる事が出来る香草なので、スパイス・エスニック料理が好きなら常備しておくといいんじゃないかと。(特にトマトを使う料理には全般的に合うと思う)


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カレーのベースになる野菜類に火が通ったら、次にパウダースパイスをフライパンに入れる。今回はうっかりターメリックも一緒に混ぜてしまったけど、より厳密にやるならばターメリックだけ別にして先に何分か炒め、その後に他のパウダースパイスを入れるようにした方が無難。

ポイントは偏りが出ないように予めパウダースパイスを混ぜておくこと。


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フライパンの中で玉ねぎやセロリなんかと馴染ませるように混ぜ込む。すぐに全体が混ざり合ってペースト状になると思うんだけど、これがいわゆるルーになると考えると理解が早いかも。


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ここまでの手順を経たら、後は適当に追加したい具材を入れて火を通し、その後でトマトなりトマト缶なりを入れる。トマトを入れると、水分が増してドロドロになるので、"炒めたい" 具材はこれより前に入れておくこと。

ただし肉類は別のフライパンで炒めて後で合わせればいいので、この時点ではメインの具材については考えなくても平気。


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このようなスパイスペーストが出来上がったら一度味を見る。全然塩を入れてないのでいまいちピンと来ない風味だと思うけど、水やスープで伸ばすと劇的に味が変わるのでご安心を。ここでは主に味というより香りを見る感じ。


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続いて水・酒を入れてペーストを伸ばすんだが、基本的にスパイスの尖った風味は味覚よりも嗅覚を刺激するものなので、水分量を増やしてもそれほど薄まらない事を覚えておこう。

甘みや塩気と違って、スパイスは一度入れたら修正が利かなくて難しいのだが、それを逆手に取って 「サラサラがいいかトロトロがいいか水を入れる量で自由に変えられる」 と考えると、いくらか簡単に感じるはず。

スープ状のカレーが好きならたくさん水なり酒なりを入れればいいし、ドロっとしたのが好きなら水分を減らせばいいというだけで、水分量によって細かくスパイスの分量を考えなくても何とかなるのだ。


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ちなみに今回は高島平のあ・まーの で買った野菜のブイヨンで塩気を決めてみる。こいつは塩気が強くて旨味もあるので非常に面白い調味料だ。しかも使っている原材料が邪魔にならないものばかりなので、カレーとの相性もいい。(素晴らしい買い物をした!)


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お次は今回のメイン食材である鱈の調理に取り掛かる。

※予め塩を振って数分放置し、キッチンペーパーで表面を拭き取っておくなどの下ごしらえをしておくこと。

下ごしらえの終わった鱈に小麦粉を満遍なくまぶし、バターを熱したフライパンでこんがりと焼いていく。


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これくらい香ばしく焼けたらOK。


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鱈が焼けたら、フライパンに残っている油ごとカレーの中に入れてしまう。この状態でコトコト煮込み、味を確認して、塩気や旨味が足りないようなら何かしら調味料を入れて味を調える。(基本的に固形のコンソメを半個~1個入れる程度でバッチリな味になるはず)

また味が調ったら火を止めて、冷まして味を馴染ませるという手法も有効。あまりグツグツやるよりも、火を消して数時間放置する方が具材に味が染みて、なおかつスパイスのトゲトゲしさが丸くなって上手に仕上がる。(翌日カレーの要領)

しかも不思議な事に、できたてホヤホヤを食べるより、一晩寝かせて温め直したカレーの方が、スパイスの風味が 「戻ってくる」 感じがするのよね。チリの尖った部分は弱まってしまうんだけど、他の香りは寝かせてもなくならないどころか、より立ってくる気がする。

おそらく、ツンツンした刺激が丸くなる分、隠れてた香りがバランスよく前に出て来るんじゃないかなあ?


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<ターメリックライス>

・お米 食べたいだけ
・シナモンスティック 半本分くらい
・ターメリック 小さじ1
・塩 ひとつまみ程度
・何かしらの油 今回はオリーブオイルを小さじ1

油を入れるのは、よりスパイスを溶け込みやすくするため。「スパイスは水じゃなく油に溶かす」 ものだと考えるべし。(香取先生の受け売り)

今回は鱈を焼くのにバターを使ったので、あまりバターの香りがしつこくなってもなんだなとオリーブオイルで作ってみたけど、普通はバターを一欠片入れるのが簡単で香りもいい。

これらを洗ったお米と混ぜて炊飯器にセットし、炊飯ボタンを押したら、後は炊き上がりを待つだけ。お米の量が増えてもスパイスの量はそれほど増やさなくて平気なので、むしろ入れすぎて食べづらくなってしまうことの方を警戒すべし。(この辺はさっき言ったスパイスは水を入れてもそんなに薄まらないって話と同じ)


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ターメリックライスと鱈カレーの完成!


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やっぱ鱈とか鯖のような少しクセのある魚の方がスパイスに合うわー。今回は野菜ブイヨンだけで塩気を決めたんだけど、それも幸いして実にバランスのいい味に仕上がった。



さて、鱈カレー自体は上手に出来たものの、問題は残ったカレーをどうするかである。


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鱈を食べ尽くしてもまだカレーが残ってしまっていたので、水を入れて伸ばし、スープカレーとしてリサイクルすることに決定。


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THE板橋と言うしかない妙な値段の鶏もも肉さん。100g68円とはステキすぎる。


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そんな鶏肉をヨーグルトに漬け込んで可能な限り放置。(2~3時間漬けとけば充分)


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ヨーグルト漬けの鶏肉が完成したら調理開始。

まずは油でホールスパイスを炒めてスタータースパイス。

今回はバターとパンチホロン(※) を使ってみた。(※パンチホロン=予め数種類のスパイスがブレンドされたホールスパイス)


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油にスパイスの香りが移ったら、少し厚めに切った大根を焼く。この時にどういう食感の大根を食べたいかで皮を剥く厚さを決めましょう。おでんのようにちょっと角が煮崩れるような大根がいいなら厚めに剥いて、しっかり歯ごたえのある大根がいいなら薄めに。


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大根を転がしながら数分間焼き、全体にバターを絡めたら、水を入れて伸ばしたカレーに入れ、柔らかくなるまでコトコト煮込む。

水の量はカレーの残りの量や、何食分作るかで変わるけれども、1リットルくらい入れちゃっても意外と何とかなる。

何度も言うけど 「スパイスの刺激や香りは水を入れてもそれほど薄まらない」 ので、このように大量の水で薄めてしまっても、コンソメなり粒状の鶏ガラスープなりで味を調えるだけで立派なスープカレーに化けてくれるのだ。

むしろ水の量を増やしてコンソメスープ風に仕上げちゃった方が、よりお店で出て来るスープカレーの味に近づくかもしれない。(騙されたと思って一度やってみるよろし)

目安としては、1食分あるかないかのスパイスカレーを、1リットルくらいの水(または酒) で伸ばし、固形のコンソメや何らかのスープの素を入れて味を調える。それで味を確かめて、物足りないなら醤油なりケチャップなりオイスターソースなりといった適当な調味料を少しずつ入れて味を決める。

ほんとこれだけで店で1,000円以上払わされるようなスープカレーの味が作れてしまうからあら不思議。絶対にスープカレー業界の相場は狂ってる。


そんなんだったらオレが1食480円のスープカレー屋を開くわ!


その値段でも充分儲けを出せる自信があるぜ。


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と、無駄にテンションが上がったところで調理に戻る。

話が前後するけれども、大根が焼き上がってもフライパンに油とスパイスをちょっぴり残しておきましょう。


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フライパンに余った油とスパイスで、鶏肉も焼いてしまうのです。じっくり焼いてヨーグルトの水分を減らし、鶏肉に焼き色が付いたらOK。

また鶏肉を浸け込んでおいたヨーグルトは、カレーの味の調整に利用できるので捨てないこと。


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こんな感じで色が付いたら、まな板に移して適度なサイズにカット。


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カットした鶏肉をカレーの中に入れて、中に火が通るまで煮込む。少しマイルドにしたい場合は、ここで鶏肉を漬け込んだヨーグルトを入れるとベター。

また、今回も具材に火が通ったらコンロの火を止めて、冷ましながら味を馴染ませるべき。トロトロのカレーもスープカレーも、火を止めて味を馴染ませた方が上手に仕上がる点は変わらない。

ただしスパイスの尖った刺激が好きな人は出来立てを食べた方がいい。この辺は好みで自由に調整すべし。


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そして今回もLet'sターメリックライス!

今度はローレルも入れてみたぜ。


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そして炊き上がったターメリックライスをキャベツの千切りと一緒にお皿に盛り付ける。今回はスープ状のカレーなので、キャベツのシャキシャキした食感と非常に相性がいい。(炭水化物の摂取量を減らせるのでダイエットにもいい!……かも)


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こちらが鱈カレーをリサイクルした、大根とチキンのスープカレーでございます。

具材を炒める時にパンチホロンを使っているので、スパイスの風味は充分に立っているのだが、もし辛めが好きなら鶏肉を入れて煮込む段階でチリだけ足せばいい。

ただし、チリ以外のパウダースパイスやホールスパイスは、煮込む段階で追加しても香りが出切らない物が多く、さらにターメリックに関しては樹の皮そのもののような嫌な臭いが消えないので注意が必要。

後から足していいのは、チリや仕上げ用のガラムマサラ程度だと覚えておくと失敗がなくなるはず。(ただしターメリックの入ったガラムマサラの場合は後入れ厳禁)


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キャベツが舌休めとして実にいい仕事をしてくれてます。

今回は試しにやってみただけだったんだけど、スープカレーにキャベツの千切りって本当に合うなあ。粘土の高いカレーだといまいちだと思うけど、スープ状のカレーならばとりあえず千切りキャベツを添えておくといいかもしれん。

それに大根もスープと馴染んでて全然邪魔にならないし、この取り合わせは大当たりかもしれん。特に今は大根もキャベツもかなり安くなってるはずだからお財布にも優しいし。

今後も季節ごとに安売りされている食材を使ったカレーに挑戦してみようと思うんだが、それだと食費が減らせて、なおかつ美味しいカレーがたらふく食べられるという一挙両得が狙えるはず。

嗚呼、スパイス料理って素晴らしい。





■おまけ 「スパイス料理の構造について」

より理解を深めるために、今回使用したそれぞれの具材の役割を箇条書きにして、カレー(スパイス料理) の構造を考えてみよう。


<各食材の役割>
※あくまでオレ流の考え方なのでご注意

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↓ これがなくちゃ始まらない ↓

「スパイス」 パズルゲームのブロック
スパイス料理とは、様々なパーツを組み合わせて理想的な風味に仕上げるパズルゲームのようなもの。最近 「絶対に必要なパーツ(=スパイス)」 って実はないんじゃないかと思えてきた。今あるパーツを組み合わせてウマイ料理ができたなら、それは立派なスパイス料理だと思う。ただし 【スパイス=漢方】 であるから、自分や家族の健康を考えたら 「薬効成分が多いに越したことはない」 っていうだけなんじゃないかと。それくらい適当に考えても何とかなる自由さもスパイス料理の魅力だと思う。例えばクミンがないならないで、今あるものをどう組み合わせたらベターな料理が出来るか考えりゃいいだけ。より美味しい物を作るために基本は大事だけど、あまり形式に拘ると面白さや可能性が半減するかもしれん。


「油」 ブロックはここに置け
基本的にスパイスの風味や成分は油溶性の物が多いので、風味を存分に引き立たせるためには油に溶かし込む作業が必要になる。特にホールスパイスの場合は油に成分を移さないと入れる意味がないと考えてもいいくらい。よって、スパイスをパズルゲームのブロックと考えるなら、油はそのブロックを置く場所である。

また 「食材に直接複数のスパイスを満遍なく絡めようとすると難しい」 が、一度油の中でスパイスを混ぜ合わせ、溶かし込めば、「食材に均等に絡める作業がずっと簡単になる」 という単純な考え方もできる。

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↓ 使用頻度高し ↓

「玉ねぎ」 【スパイス+油】 と他の食材とを繋ぐ
スパイスを油で熱しすぎるとすぐに焦げるので、その前に何らかの具材に絡めて焦げ付きを回避しなければならない。そこで脚光を浴びるのが、程良く水分を含み、クセがなく、自然な甘みを出してくれる玉ねぎである。みじん切りにした玉ねぎはペースト状にしやすいため扱いやすく、またスパイスの香りと相性が良い。加えて喧嘩になるような食材が少ないので、具材同士の仲を取り持って調和を取る役目にもってこい。

「トマト」 酸味・甘み・水分量を調整する要
玉ねぎと同様にスパイスとの相性が良く、バッティングするような食材も少ない。また、煮込むとすぐスープ状になってくれるので扱いやすいという面もある。トマトを入れる量を調節するだけで全体の印象がガラっと変わるため、カレーの方向性を左右する重要な食材だ。

「ニンニク&生姜」 香りと薬効成分を持つ馴染み深い食材
食欲をそそる香りと共に薬効成分を追加してくれる重要食材。スパイスとの相性が抜群なので、入れると入れないとじゃ味が大きく変わる。ニンニクにしろ生姜にしろ、日本人の食卓に欠かせない食材なので、馴染みがあって扱いやすいという点もある。

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このように考えると、スパイス料理ってのは実は構造が単純な事に気付く。核になる食材やスパイスを混ぜてベースを作り、その上でメインになる食材(肉、魚、野菜等) を加えればいいだけなのだ。

これが仮に香取薫先生 のように 「インド料理の研究家!」 と謳ってしまうと、現地の人に失礼がないように 「そのもの」 を作る必要が出てしまうけど、オレのような学の浅い素人がそこまで格式張ってやる必要はない。


楽しくスパイスを使って 「美味しくて健康に良い料理」 を作れればそれでいいじゃん?


ロザリー にスパイスを押し付けられてから約半年、オレは真理に到達した気がする。

どうせ素人料理なんだから、力まず!適当に!ゆるーく!遊び半分で!アレコレやってみりゃいいだけなのだ。スパイス料理なんてたったそれだけの事なのに、始めた当初のオレは難しく考え過ぎて無駄に悩んでいた。


インド人のやる事なんだから適当でいいんだ!


もしちょっと失敗しても 「全てはガンジスの流れのままに~~~」 とか呟いとけば解決なのである。

だが、半年かかってオレ様が到達した真理に、ものの数日で行き着いた神の子 もいる。

アイツはロザリーからスパイスをもらった数日後に 「アタシもなんかやってみるー」 と超適当に作業を始め、殆どレシピを見ることなくそれなりのスパイス料理を作ってのけたのだ。

ヤツは 「最終的にスパイスの香りが付いてりゃなんでもいいんでしょ?」 だの 「インド人のやる事が難しいわけないじゃん」 だのと暴言を吐きまくり、調理手順も気の向くまま適当で、オレはその度に 「ふざけるな!スパイス料理ってのはもっと奥深いものなんだ!インドの人に謝れ!」 と説教していたんだが、気付いたらオレも同じ結論っていう。

ごめんなさい、神の子の言う通りでした。

そりゃ 「週4日来てね」 という仕事を請けて、余裕で週2日しか来ないような民族が、家庭で複雑かつ緻密な作業をしているわけがない!

さだおってば、そこに気付くのが遅すぎた!


スパイス料理を作ってる時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで……。


ごめんよゴローちゃん!(なんでだよ)



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一龍食堂(定食屋)

家の近所に昔から気になって気になって仕方ないお店がある。

おそらく定食屋だろうと思われるのだが、何か入店を躊躇わせるオーラを発しており、何度も何度も店の前を通りがかってはいたものの、今の今まで入れずにいたのだ。


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それがここ。

板橋区役所の目の前の信号を渡り、山手通りから路地に入った場所にあり、道を挟んだ向かい側にはデニーズが。この路地は区役所方面から大山の駅前に抜けるちょっとしたショートカットになっているので、この付近の住民にとって利用頻度が高い。

だがこの店に入ったことがある板橋区民の数はそう多くはないだろう。

なんたって店の名前すらわからないんだから!(味自慢 御食事処ってのは店名じゃないよな?)


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しかしこのベタすぎる由緒正しい定食屋メニューには惹かれるよねえ。特に100円だの200円だのという小鉢メニューの存在がキラリと光る。ビールや日本酒も置いてあるので、100円小鉢を肴にチビチビやれる店なんだな、きっと。

思わず 「1,000円札一枚でどう楽しむか?」 という空想遊びに心を奪われてしまう。

まずビール中瓶500円を頼むじゃん?そしたらアテに500円分使えるわけだから、肉豆腐200円をメインに据えて、ポテサラ100円・かぼちゃ煮100円ときて、まさかの厚揚げ煮100円で豆腐被りの荒業。

もしくは野菜炒め250円とハムエッグ150円に100円小鉢でもいいなあ……。

うは!これぞ夢ひろがりんぐ!


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だが基本的に定食屋であるから、メインのメニューはこのような日替わり定食になる。写真は通常の定食メニューで、ライスの盛りによって450円・490円・540円と値段が変わる。

ライス・味噌汁・お新香がお決まりで、日替わりになる部分はメインと小鉢なんだが、旅館の朝ごはんのような構成になることが殆ど。

……って、小さい黒板の一番下に店名書いてあるじゃん!

一龍食堂?

ああ、この店ってそういう名前だったの!?(今明かされる衝撃の事実)


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店の前のメニューは幾度となくチラ見してきたオレだが、生まれて初めて店内に。想像した通りの町の食堂テイストである。


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今回のお目当てはこちら。「朝定食300円」

300円ですよ、300円。松屋の朝定食だって350円くらいするというのに、個人商店がこの価格という板橋区の恐ろしさ。

"重さ" 的におかずは控えめだけど、ライス・味噌汁・お新香・ハムエッグ・かぼちゃ煮と、朝食としては申し分ない。そしてライスは小なのに充分な量というお約束。べちゃ飯な点も食堂らしくてコレはコレでいい。味噌汁も濃い目で出汁がしっかりしててうまい。

あら、いい店じゃないか。もっと早く入ってみれば良かった。


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ニヤニヤしちゃうくらいベタなフォルムのハムエッグ。


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味がしっかり染みてて美味しいかぼちゃ煮。


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小鉢で追加してみた納豆(80円)

以上、2人で行ってお会計680円という夢のようなひととき。



■総評
味:☆☆(町の食堂としてど真ん中)
値段:☆☆☆(これは明らかに安いだろ)
品揃え:☆☆
店の雰囲気:☆
接客:☆☆☆(ホールの "お姉さん" の接客が丁寧)
遠征:☆
デート:☆
DQN率:?

備考:ほんともっと早く入ってみれば良かった。店の外観に尻込みしてたことを後悔した。今回は驚き価格の朝定食を狙って行ったけど、次回は夕方くらいにチマチマ飲む目的で使ってみようかなと。特にカレーやオムライスが気になってしょうがない。これだけ安いとアレコレ色々と試してみたくなる。

もし近所にお住まいの方がおりましたら騙されたと思ってぜひ。難点は夜19時に閉店してしまうという営業時間だけじゃないかと。(飲み歩く際の1次会用の店として使うと丁度いいかも)



■一龍食堂(定食屋)
住所:東京都板橋区氷川町???
TEL:不明
営業時間:7:00~14:00 17:00~19:00(土7:00~14:00)
定休日:日祝


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真夏の炎天下に板橋全域を巡る悪夢の巡礼

さて、板橋グルメ系の記事ばかり連続してアップしたのには訳がある。

ここ何回かの更新で紹介したお店は、実は 同じ日に回った のだ。

どういう経緯でこんな地獄の強行軍になってしまったのかというと、まず日曜日の朝に突然オレが 「高島平に行きたい!」 と思い立ったのがキッカケ。

色々と回りたい場所があったので、せっかくだからと ロザリー に声をかけたところ、「あら、じゃあ差し上げたい物があるから持って行くわ」 と返事があり、急遽オレ・彼女様 ・ロザリーの3名による "板橋旅行" が実現したのである。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
そしてコチラがロザリーがオレに 「差し上げたい」 と言っていたブツ。その日のミッションはロザリーからこれを受け取る事から始まった。

中身はというと……


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
ええと。

絶対にこの画像を見ただけじゃ何だかわからないよね?


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
実はこの味噌のような物体は


全部パプリカパウダー


なんです。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
しかもそれだけじゃない。

お次はこいつだ!


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
ブラジル農家の人がコーヒーの収穫でもしたかのような絵だが、これはシナモンチップである。パプリカもシナモンも両方ともずっしりkg単位っていう悪夢。

ロザリーよ


お前はいったい何の密売人なんだ?



それ以前にこんなに大量のパプリカとシナモンを渡されたオレはどうすりゃいいんだろう?誰か欲しい人いるか?最低100gからわけてやるぜ!?

むしろこのサイトで売るか?


----------

☆さだおスパイスショップ☆

シナモンチップ 100g 100円
パプリカパウダー 100g 100円

----------


うわなんか本気で商売になりそう!



と、日曜日の朝一番にこんな物を受け取ってしまい、目の前が真っ暗になるオレ。せっかく楽しい板橋散策を企画したというのに、まさかスタート地点で鬱になるとは思いもよらかなった。

このような暗雲立ち込める状況で物語が始まってしまったわけだが、凹んでても仕方ないので、何も見なかった事にして家の玄関先に投げ込み、都営三田線で高島平駅を目指す。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
最初に訪れたのがパスタ工房あ・まーの

ここは駅から歩いて数分の場所にあるんだが、途中に何軒か気になるお店を見つけたので、それらも近い内に回りたいなと。

で、この店で三者三様にテンションが上がり、オレは野菜のブイヨンに夢中になり、彼女様も陳列されたパスタソースや生パスタを見てうっとり。そしてロザリーも 「このオリーブオイル気になるわー!でもその野菜のブイヨンもあると便利そうよねー!ああでもこっちの●×※……」 とはしゃぎまくり。

炎天下の徒歩移動に対してブー垂れていたのが嘘のようである。

そしてあ・まーのを後にした我々は、高島平駅まで戻って駅前の市場をチラ見。魚はそれほどでもないが、野菜の立派さと安さが気になった。思わず今後の事も考えずに野菜を買い込むところだった。危ない危ない。

市場を後にして赤塚公園に到達し、その脇の遊歩道をテクテク歩き続けると、すぐに首都高五号線が。それを超えると冗談のような急坂がお出迎え……。

ここで一同心が折れかけるも、炎天下のせいで思考回路がおかしくなっており、「とりあえず喫茶店で涼みたいから歩くか」 と最悪の決断を下す。

遊歩道と違って全く日差しを遮る物がなく、容赦なく降り注ぐ太陽光と熱。あちい。マジであちい。気温は30度を超えていただろうし、もはや登山と呼んだ方がいいような坂だし、「どうしてこうなった状態」 に突入。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
そんな軽く限界を振り切った状況で現れたのがコメダ珈琲四葉店

ここで皆思い思いに涼み、なんとか生き存える。ありがとうコメダ。命の恩人コメダ。

そうこうしている内に時間は15時を回り、そろそろ次の目的地を決めようじゃないかという話に。本当は高島平の隣の新高島平駅まで行く予定だったのだが、今来た道を戻れと言われて素直に応じるわけもなく。

導き出された結論は 「今の道を歩いて戻るくらいなら、目の前を走っているバスに乗ってどこか適当な場所に行くべきだ」 であった。

コメダを出てバス停をチェックしてみると、どうやらここを走っているバスは成増駅行きらしい。そこで 「成増で東上線に乗って、早くから空いている飲み屋に避難すべきじゃないか?」 という意見が挙がった。

ロザリーがとにかく酒を欲していた事もあり、我々の次の目的地は16時半開店のひなた@上板橋 に決定した。

数分ほどでバスが来たので乗り込むと、さっそくロザリーがカメラを取り出して撮影開始。いったい何を撮っているのかと思ったら、「なんかこういう小旅行っていいわよね!思い出のページに写真を載せておくわ!」 とひとり興奮状態。

「他にも客がいるんだからカメラはやめとけよ」 なんて台詞を口にしたら噛み付かれかねない状況だったので、オレ様は男らしく何も見なかった事にして窓の外を眺めて現実逃避。

ほどなくして成増駅に到着し、ロータリーから西友の中に入って東上線の駅を目指す。

……が、途中のおもちゃ売り場でさだおが捕まる。

だってさ、最近のトミカってラインナップがすごいんだぜ?対人地雷除去車とかあんだぜ?他にも色々な働く車が商品化されてて、周囲の子供がドン引きするくらい盛り上がるさだおクン35歳。

そんなこんなで上板橋に到着し、足早にひなたを目指すも、なんと16時半くらいだというのにすでに席がひとつしか空いていない状態。どんだけ人気店なんだよひなた!

ここでロザリーが渇望していたレモンサワーをがぶ飲みし、「ああ、こいつの血は本当に酒で出来ているんだな」 と思い知る。

そしてひなたを後にした我々は、東上線で地元大山まで帰って来た。いい加減にお開きにすればいいじゃないかと思うんだが、ロザリーが呑み足りない様子なので、仕方なくもう一軒だけ付き合う事に。

そこで選ばれたのが大山西町の大花 である。

さっきまで散々ひなたで飲み食いしてたというのに、我々はここでも遠慮なく注文しまくり、宴が終わった頃にはさだおは半分寝ていたような気がする。

だがしかし、ロザリーの空気の読めなさはハンパじゃない。もう帰ろうよという状況なのに 「まだ!30分だけ!」 と朝起きられない子供のような台詞が飛び出す。

どうやらヤツは彼女様とのガールズトークを望んでいるようだったので、人身御供を差し出してさだおは帰宅。ただし去り際に 「彼女様は最近体調が良くないから程々にしてよ?小一時間が限度だよ?」 と念を押す。

しかし待てど暮らせど彼女様は帰って来ず、何度電話をかけても繋がらず、酒臭い体臭を漂わせながら帰って来たのは夜中の1時過ぎでございました。

ちなみにさだおとロザリー組が別れたのが21時くらいだと思うので、その後3~4時間も2人だけで飲んでた計算になります。しかも聞いてみたらまず韓国料理屋に行って、そこを閉店で追い出されて近場の中華屋に行ってと "2軒ハシゴしやがった" らしい。

これだから板橋の女は……。

お陰で彼女様が明け方に持病の胃痛をこじらせて酷い状態になるし、オレはオレでそれを必死に介抱させられるし、ほんと大人なんだからもう少しわきまえようぜ!?


……と、「板橋の呑兵衛が集まるとこういう事になる」 という最低なモデルケースでございました。

皆さん、お酒はもう少しお上品に楽しみましょう。



■今回のコース

板橋区役所前駅 13:00発
(都営三田線)
→高島平駅着 13:30
(徒歩)
あ・まーの 着 13:40
(徒歩)
コメダ珈琲 着 14:30
(バス)
→成増駅着 16:00
(東武東上線)
→上板橋駅着 16:20
(徒歩)
ひなた 着 16:30
(徒歩)
→上板橋駅着 19:00
(東武東上線)
→大山駅着 19:10
(徒歩)
大花 着 19:20
(徒歩)
→さだお帰宅 21:00
→女性チーム宝包 着 21:00
(徒歩)
→女性チーム中華屋着 24:00

→解散 1:30



一言だけ言わせて欲しいんだが……

お前ら(ロザリー&彼女様) バカだろ?



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あ・まーの(パスタ&イタリア食材店)

噂によると、どうも高島平に本格的な生パスタとパスタソースを販売しているお店があるらしい。

パスタうんぬん以前に炭水化物なら何でも大好きなオレ様は、激しく気になってさっそく訪ねてみた。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
「パスタ工房 あ・まーの」

てっきり天野さんが経営しているからあ・まーのなのかと思ったら、「a mano」 はイタリア語で 「手作り」 という意味らしい。ほんとごめんなさい。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
店内は狭く、基本的に壁面に設置された棚と、レジ前の冷蔵ケースに商品が置かれているだけ。恐らく一見だと何が買える店なのかよくわからないだろう。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
しかし置かれている商品をよく見てみると、どれも実に面白い。

例えばこのオリーブオイルは、海外の手摘み・手作りという製法を守り続けている生産者から直接買い付けたものらしく、日本で置いているのはおそらくここだけじゃないかという話だった。

しかもこのオーリーブオイルはそもそもの生産個数が少ないため、家族ぐるみのお付き合いをしているような人にしか売ってくれず、さらに買い付けて来てくれてた人(=生産者と親しい付き合いのある人) が亡くなってしまったそうで、今後は一切仕入れが出来ないらしい。

なんだそのレアアイテム。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
続いてフルーツのジャム。イタリア産のオレンジ、サボテン、マルメロの3種類。日本人に馴染みのある味はオレンジくらいだと思うんだが、そのオレンジにしても日本で流通しているジャムとは風味が全く違う。

裏の厨房で使っている瓶なのか、蓋が開いた物を持って来てくれて味見させてくれたんだが、オレンジの香りの立ち方が強烈で、一般的なママレードなんかよりも遥かにフルーティー。

他の2種類も甘さが抑え気味で、シンプルなのに味が深い逸品だった。お菓子以外にも、紅茶に入れたりお酒で割ってみたりしてもウマイと思う。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
野菜のブイヨン(ブロード)

これはブロードと言っても野菜と塩だけで作られており、原材料の欄には 「海塩・ニンジン・セロリ・玉ねぎ・パセリ・バジル・ウイキョウの種」 しか書かれていない。

これも厨房で使っている物を味見させてくれたんだが、まずバジルのほわーんとした香りを感じ、すぐに強烈な塩気に襲われる。だが単に辛いだけの薄っぺらいしょっぱさではなく、しっかりと優しい旨味が効いているというスグレモノ。

味を見て 「これは絶対に便利!」 と感じたので反射的に購入。すぐに思い付くのはスープ・パスタソース・カレー等での使用だが、これでサラダドレッシングを作ってみても面白いかも。それくらい汎用性がありそう。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
そしてこちらがレジ前の冷蔵ケース。中には手作りの生パスタやパスタソース、さらにシフォンケーキなんかも列べられていた。

どれも化学調味料や保存料の類は一切使っていないようで、すべて文字通りの手作りらしい。(実際に店で売っている調味料やオイルを使っているみたい)

また子供でも食べられるようにと、各家庭で味を調整してもらう前提で薄味に仕上げているそうな。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
こちらが今回買ったパスタソース。それぞれ1~2人前分ずつ小分けになっていて、1つ190円~300円台くらいという価格設定。さすがに300円を超えると高いと感じるなあ。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
さっそく試食会とばかりに一度に全部食べてみた!(この辺がメタボの要因)


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「バジルとアンチョビ」

これは塩気が殆どなく、バジルとオイルの風味が前面に出ている感じ。したがって食べる前にお好みで塩気を足す必要があるのだが、例の野菜のブイヨンをちょっぴり足すと味も旨味もビシっと引き締まる。この香りの強さは気持ちいいなあ。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
こいつは入れすぎると本気でしょっぱいので注意が必要なんだが、適量を見極めると自炊の頼もしい味方になってくれる。(ソースと併せて買ったらさっそく役立った)


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
「ボロネーゼ」

これもあっさり系の味付けなので自分で何か足す方がいいかもしれないが、バジルソースと比べると万人向けの味に調っているので、このままでも充分に美味しい。


C.I.L(Charismatic Itabashi Lover)
「プッタネスカ」

これは他の2種と違って味がバッチリ決まっている。好みで足すとすればチリパウダーくらいだと思うんだが、何もいらないくらいトマトとオリーブの実のハーモニーがステキ。またガーリックチップも入っているようで、ジャンクかつ香ばしい風味も立っていてオレ好み。こりゃうまい。



■総評
味:☆☆~☆☆☆(パスタソースは自分で手を加える前提の味付け)
値段:☆☆(持っておくと凄く便利な商品がお手頃価格で売られている)
品揃え:☆☆
店の雰囲気:☆☆
接客:☆☆☆(お願いすると殆どの商品を味見させてくれたり、詳しく説明してくれたり)
遠征:☆☆☆
デート:?
DQN率:?

備考:おそらくこの店は生パスタとパスタソースが看板メニューだと思うんだが、オレは自炊モードに突入しているため、オリーブオイルや調味料の方に興味を持った。海外の食材というとどうしても値が張るイメージがあるのだが、ここはさすが板橋というべきなのか、個人経営の割に値段が抑えられているので、知っておくととても便利。

またパスタソースは店のポリシーとして薄味仕立てになっているので、自炊する人の方が圧倒的に楽しめるお店だ。

今回は生パスタを買わなかったので、次回は絶対にお店自慢の生パスタを買い込もうと決意した次第である。



■あ・まーの(パスタ&イタリア食材店)
住所:東京都板橋区高島平8-9-1-106
TEL:03-6915-7028
営業時間:12:00~17:00
定休日:月・火・水曜
オフィシャルサイト


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