正しい板橋区の歩き方 小竹向原編 その1
夏の暑さに負けないためには "食" が重要!
というわけで、軽やかにおはら汁のメインコンテンツ 「板橋グルメマップ」 のお時間です。
今回は板橋の中でも僻地と言って差し支えない小竹向原周辺のご紹介です。
今回のスタート地点はここ。環七と要町通りが交差する地点です。電車だと有楽町線の小竹向原駅が最寄り駅となります。
で、上の場所から後ろを向くと、「創作鳥焼 五鉄」 という焼き鳥屋さんがあり、この焼き鳥屋さんの角を曲がってすぐに、「創彩おでん 五鉄」 というおでん屋さんがあります。
この両店の関係はというと、焼き鳥屋の五鉄の方が1号店で、その店のオーナーが2号店としてオープンさせたのが、関西風創作おでんのお店 「創彩おでん 五鉄」 と。
1号店の方は以前はもうちょっと江古田寄りの住宅街にあったんだけど、最近になって 「創彩おでん 五鉄」 のすぐ上のテナントに引っ越して来たのだとか。
今回は通いなれた 「創彩おでん 五鉄」 の方からアタック。
ちょっと暗くて見づらいけど、おでんメニューはこんな感じ。創作系のおでんの他に、一般的なおでんメニューも増やしたそうだ。
で、この店の魅力はおでんだけではなく、豊富な日替わり1品料理もかなりステキ。しかもどれもこれも安くて美味い。これぞ板橋クオリティである。
キムチのバンバンジー。水菜などの上に鶏肉とキムチとクラゲなんかが乗っています。キムチのほどよい酸味と絡みがマッチしてて酒飲み好みの味。スタートメニューとして申し分ない。
ツナとタルタルソースのパリパリサラダ。ツナとタルタルソースが混ぜ合わせてあって、これまた酒の肴にちょうどいいお味。夏のお友達ビールさんとの相性が特に良い。
刺身の盛り合わせ。ヅケマグロと、アジと、カレイの3種類。カレイはコリコリでほんのり磯の香りが食欲をそそりまくり。アジは脂が乗っててかなりジューシー。ヅケは薄切りでワサビマヨネーズがかかっており、もの凄くB級な味。
大根と鶏肉の煮物の半熟玉子添え。柔らかく煮込んだ具材にあっさり優しいお出汁がよく染みてて、半熟玉子を絡めて食べるとかなり美味い。これは焼酎に合うなあ。
タコと三つ葉の味噌和え。柔らかいタコにほんのり甘いお味噌が絡めてある。出てきたばかりの時はちょっとしょっぱかったんだけど、時間が経って水が出て薄まったら丁度いい味になった。
ここからは五鉄名物のおまかせおでん盛り5種のご紹介。トップバッターはカレーボール。中にキーマカレーっぽいひき肉メインのカレーが入っており、それが関西風のおでん出汁と妙にマッチする。
続いて豚キムチ巾着。一応これは創作おでんメニューに入るんだろうけど、食べてみると全く違和感がない。普通に美味しいおでんダネとして食べれてしまった。(あっさりお出汁の守備範囲が広いのかもなあ)
こちらは夏メニューの中で一押しのビシソワーズ風おでん。冷たいお出汁とジャガイモの相性がよく、優し~くてほのかに甘いステキな冷製おでん。ほんとにビシソワーズを固めたような感じで面白い。
ちょっと一息。五鉄で焼酎を頼みますと、漏れなくグラスから溢れるほど注いでもらえます。これで500円とかだから安い。
暗くて申し訳ないっす。ロールキャベツのおでんです。これまたお出汁とロールキャベツがよく合ってて美味しいです。ロールキャベツって創作系おでんの定番だよなー。(創作系で定番というのもよく分からんが)
トマトとクリームチーズの冷製おでん。上にかかっているのは確かバルサミコ酢だったはず。(この辺になると腹一杯な上に酒が回ってよく覚えてないw)
チーズポテトコロッケ。なんか昔懐かしい感じのサクサクコロッケだったー。お肉の味が濃くて、学校帰りにお肉屋さんの店先で買い食いしたコロッケを思い出す。
ドキドキしながら頼んでみたチャレンジメニュー。メロンおでん。
五鉄は季節ごとにスイカだのなんだの妙なおでんダネを出してくるんだが、今年の夏はメロンおでんに挑戦したんだとか。
お出汁は温かいクリームスープみたいな味で、メロンは普通に甘いメロン、そして上に小豆が乗っている。絶対にダメだろと思ったんだが、驚くことに意外と普通に食える。といっても行く度に頼もうとかそういう事ではなく、話のタネに一度くらい食べておいてもいいんじゃない?といった感じ。
で、いい加減にお腹がいっぱいになって来たので、〆は頼まず、あえて焼き鳥屋の五鉄に移動してみる事に。
思えばこの選択が大失敗でございました。
焼き鳥屋の五鉄に河岸を変えて、記念すべき一発目は炙り明太子さん。すでに胃に重たい物を入れるスペースがございません。
それなのに、焼き鳥おまかせ5本盛りを頼んだら、最初にレバーなんて重たい物が出てきてしまう世の無常。
しかも身が大きくて柔らかくて食べ応え充分。殺す気か!
続いて肉厚の挟み焼き。正肉部分は大変ジューシーであり、ボクはどちらかというとネギ部分だけでいいですって感じ。ネギとシイタケだけ焼いてくださいと叫びたくなる。
軟骨入りのつくねさん。いやね、これも塩味が程よくて美味しいんですよ。でもね、もうお腹のどこにも入らないんですよ…。それなのに大きいんですよ!
胃袋がMAXを振り切ってしまい、下を向いたらマーライオン状態でエロエロエロエロ・・・と何かが流れ出そうなオレ。そんなオレ様は好物のハツを目の前にして、よせばいいのに串ごとかぶりつき。プリプリじゅわ~ってな感じでうめ~。
うめ~けど下向けね~。
そして5本盛りの最後はササミの明太子ガーリックマヨwith海苔。ササミにガーリックマヨだけでもヤバイのに、さらに明太子と海苔が乗ってしまうという悪夢。
こ、殺される…。
これで終わりだろ!食いきったぞ!と思いきや、店長さんから 「ごめんね~!コレ間違って焼いちゃったんだけど食べて~?」 とボンジリの差し入れ…。プリプリ部分とコリコリ部分のコントラストが最高!
お腹一杯すぎて吐き気も最高!
■総評
まず最初に、明らかに店に入る順番を間違えた!
たぶん正しい選択としては、最初に焼き鳥の五鉄に入って、串を何本か食いつつビールでも飲み、次におでんの五鉄に行って〆だったんじゃないかと。(〆メニュー自体もおでん屋の方が豊富)
最初におでん屋の五鉄の方で飲み食いしすぎて、焼き鳥屋の方じゃほとんど何も食えなかった…。これは大失態だ…。
次こそは間違えないでダブル五鉄を満喫してやると誓うオレ様である。
で、最後にそれぞれのお店の評価だけれども、焼き鳥屋の五鉄の方は、安くて美味しいコストパフォーマンスに優れた焼き鳥屋さんである。近場にあったら気軽に入れる嬉しいお店だけど、オリジナリティとかインパクトという点ではちょっと弱いかもしれない。
おでん屋の五鉄の方は、メインがおでんという点で、気軽に入れるかと言われるとちょっと微妙。だけど一度入ってしまえば、お値ごろ感があって、あれこれ色々と食べれて、〆までしっかり満足できる。
そういった意味では、万人向けの焼き鳥五鉄、腰を据えて飲む人向けのおでん屋五鉄といった感じだろうか。
やっぱ最初に焼き鳥の方で軽く食べて、二次会でおでんの五鉄の方に突入するというのが賢いやり方じゃないかね?
そういった意味で、今回は両者の持ち味を殺す最低な流れだった気がしないでもない。最初に焼き鳥屋に入ればよかった…。残念だ…。
ちなみに食後はお約束のごとく腹がはちきれそうになり、マトモに歩けないのでタクシー帰宅とあいなりました。車がちょっと揺れただけでゲロ的な何かが口からこぼれそうになったのはナイショです。
■創彩おでん 五鉄(創作おでん、1品料理)
住所:板橋区小茂根1-32-16
TEL:03-3956-3310
営業時間:17時~24時(ラストオーダー23時)
定休日:毎週日曜日
参考リンク:http://ameblo.jp/oharan/entry-10009833451.html
■創作鳥焼 五鉄(焼き鳥、1品料理)
住所:不明!
TEL:不明!
営業時間:不明!
定休日:不明!
参考リンク:ネットで検索かけても出てこない!うは!
※移転前の情報ならコチラに!
http://tokyo.104.7272.tv/report.php?SID=14750&PT=8