正しい板橋区の歩き方 突発徒歩デート編その1 「氷川町~中板橋~常盤台」
今年は板橋周辺の桜を嫌というほど見倒すことが出来たのだが、唯一心残りがあった。
それが何かというならば、たまたまタイミングが合わなくて愛する彼女様 とのお花見が出来なかったのだ!
というわけで、非常にお天気が良かったこともあり、朝7時に目が覚めて、7時半頃に思い付いて、寝ぼけている彼女様を無理矢理引きずって朝8時に家を出るという、かなり無茶苦茶な突発デートが始まってしまったのである……。
■現在地
とりあえず桜が目当てだったので、氷川町の氷川神社の裏手から石神井側沿いを歩き始めた。(ちなみにこの辺りには釣堀公園という区民でもあまり知らない "ゆるゆるステキスポット" がある)
この氷川町から中板橋へ向かう川沿いのルートは、本当に素晴らしい桜スポットなのよ。板橋区が金をつぎ込んで何かやった数少ない成功例が、この石神井川沿いの植樹なんじゃないかと思う。これは区民の財産と呼ぶべき。
すでに桜の花びらが散り始めてて、川にハラハラと落ちて行く光景がキレイでキレイで。
で、キレイといえば石神井川の水が気付いたら凄くキレイになってないか?ここ数日天気が良かったってのもあるけど、オレが子供の頃はもっと臭くてドブ川みたいだったはずだぞ?
水がキレイだからなのか、よく見れば鴨がうようよ。いつぞやの矢ガモの一族だろうか?
ちなみに上の写真の鴨は桜の花びらにまみれて絶賛昼寝中であり、下の写真には4匹の家族連れ鴨が。どこの田舎なんだここは。
■現在地
さすがに歩き疲れたので、双葉町の辺りで見つけた公園で朝ご飯休憩。ちなみに今日の朝ご飯はオレ様が予め買っておいた鈴木米穀のおにぎり である。
こういう時だけは演出に抜け目がないオレ。
お腹が膨れて落ち着いたので再び歩き始めると、次から次へと美しい光景が。
■現在地
中板橋駅近くには、このように橋の上に椅子が出てたりして、花見目的の地元住民へのケアもバッチリ。ここで自由に酒を呑め!と言わんばかりだが、残念ながら椅子に座っての飲食は禁止となっているので注意。
■現在地
上板橋一中の前。中板橋駅を通り過ぎ、石神井川沿いを延々と歩き続け、東武東上線の高架をくぐった辺りなんだが、夢のような桜並木はとりあえずここまで。川自体はこの先も練馬方面に続いているんだが、そっちにも桜並木があるのかどうかは知らん。
ちなみに石神井川沿いを延々と進むと豊島園にぶち当たり(川が豊島園のど真ん中を突っ切ってる)、その後田無の方まで続いているという……。
中学校の前に椅子があったので、とりあえずグッタリ腰掛けて、今後について話し合うボクら。勢いで板橋区役所の辺りから中板橋(というか常盤台) まで歩いてしまったわけだが、さてどうしよう?
そして話し合いの結果、お天気も日差しはあるものの暑すぎず寒すぎずお散歩日和だし、このまま行ける所まで行こうと
オレが勝手に決めてレッツGO!
土地勘のない彼女様は渋々オレ様についてくるしかないっていう強行軍プレイ発動。
■現在地
幸い上板橋一中は川越街道と環七の合流点の近くで、すぐ裏手の環七を渡れば常盤台の駅前という立地なため、ひとまず駅前まで出てみようということに。
で、常盤台駅前といえば天祖神社ですよ。
この神社ってのが実に立派でねえ。駅のすぐ前だというのに、こんもりと鎮守の森があってね。それにいくつもお神輿の倉庫が建ち並んでいたりと活気も感じさせてくれるのよねぇ。
いや~これぞ "日本の絵" だよなあ。
この手水の使い方の絵はどうかと思うけどなあ。
水玉の赤いフリフリワンピースのアニメ絵の幼女って一体いつのセンスなんだよ。明らかにサリーちゃんの時代じゃねえか。
■現在地
と、天祖神社様に軽く毒づきつつ、いい加減くたびれたので常盤台駅の北口側に回ってお茶タイム。ちなみに朝8時に家を出て、この時すでに10時半くらいになっておりました。
で、実は常盤台駅前ってセレブな土地だから色々とあるように思えていまいちパっとしない場所なわけで、朝の10時にお茶が飲める店なんてのはそれほど選択肢がない。
というわけで、前々から気になってた手作りパンを出すというコジャレっぽいカフェに突入。
■ベーカリーカフェレストラン デラナチューレ
試しに焼きたてのチョコクロワッサンとレモンスティックを頼んでみたんだけど、あらら美味しいじゃないか。必要以上に甘くないから生地の風味を感じられて、お茶と一緒に楽しむのに丁度いい感じ。まあステキ。
※このお店は店内にパン売り場があって、持ち帰りもイートインも出来る。ただしイートインは時間指定があるかもしれん。
ふと外を見ると、視界に常盤台駅前ロータリーの緑の部分が上手い具合に切り取られてて、なんかこうどこか軽井沢的なコジャレオーラが。まあステキ。
だが元よりコジャレに興味がないオレ様はお茶を飲み終えるなり行軍再開。
"後付けのインチキ金持ち" が大勢住んでいるのであろう自称高級住宅地にツバを吐きかけながら進むと、板橋が世界に誇るタニタ様の摩訶不思議な看板が。
「世界から肥満をなくすために」
おいおい、いくらタニタとはいえ随分と大きく出たもんだな。
■現在地
駅前の道をズイズイ進むと、このようにタニタ様の広大な敷地とぶつかる。ちなみに元探偵ファイルの山木 の家はここを右に曲がってすこし進んだ辺りなので、皆で押しかけて 「山木くーん!」 と叫ぼう。珍しい名字なのですぐに何か動きがあるはずだ。(冗談だぞ?本当にやるなよ?やるなよ?)
さてさて、そんなこんなでやって参りました世界に誇るヘルスメーターのタニタ様。
そのタニタ様の敷地の一角は、このように公園になっており、近隣住民の皆様に開放されている。さすが世界のタニタである。
で、そこで見つけたこんな看板。どうやら外周を裸足で歩くというコースがあるらしい。「足ツボ刺激で健康に!」 という、企業ぐるみで健康オタクなタニタ様からのプレゼントなんだろう。
ところがどっこい、この足ツボコースがガチで痛い。健康になる以前に針の山の苦行に心が折れる。こんな所を平然と歩けるヤツはそれはそれでどこか欠陥があるんじゃなかろうか?
…つうかマジでいてえ!なんだこの地獄の責め苦は!
きっとタニタによる 「メタボは死ね」 という意思表示なんだな!そうなんだな!
と、ラブラブお散歩デートの途中でまさかの針山地獄。それも健康を気遣う企業だったはずのタニタによる致死量一杯の罠。
早くも心が折れて火病をこじらせそうになっているサダオの明日はどっちだ!?
~~続く
■ ■ ■
正しい板橋区の歩き方 突発徒歩デート編その1 「氷川町~中板橋~常盤台」
正しい板橋区の歩き方 突発徒歩デート編その2 「宮本町~志村~蓮沼町」
それが何かというならば、たまたまタイミングが合わなくて愛する彼女様 とのお花見が出来なかったのだ!
というわけで、非常にお天気が良かったこともあり、朝7時に目が覚めて、7時半頃に思い付いて、寝ぼけている彼女様を無理矢理引きずって朝8時に家を出るという、かなり無茶苦茶な突発デートが始まってしまったのである……。
■現在地
とりあえず桜が目当てだったので、氷川町の氷川神社の裏手から石神井側沿いを歩き始めた。(ちなみにこの辺りには釣堀公園という区民でもあまり知らない "ゆるゆるステキスポット" がある)
この氷川町から中板橋へ向かう川沿いのルートは、本当に素晴らしい桜スポットなのよ。板橋区が金をつぎ込んで何かやった数少ない成功例が、この石神井川沿いの植樹なんじゃないかと思う。これは区民の財産と呼ぶべき。
すでに桜の花びらが散り始めてて、川にハラハラと落ちて行く光景がキレイでキレイで。
で、キレイといえば石神井川の水が気付いたら凄くキレイになってないか?ここ数日天気が良かったってのもあるけど、オレが子供の頃はもっと臭くてドブ川みたいだったはずだぞ?
水がキレイだからなのか、よく見れば鴨がうようよ。いつぞやの矢ガモの一族だろうか?
ちなみに上の写真の鴨は桜の花びらにまみれて絶賛昼寝中であり、下の写真には4匹の家族連れ鴨が。どこの田舎なんだここは。
■現在地
さすがに歩き疲れたので、双葉町の辺りで見つけた公園で朝ご飯休憩。ちなみに今日の朝ご飯はオレ様が予め買っておいた鈴木米穀のおにぎり である。
こういう時だけは演出に抜け目がないオレ。
お腹が膨れて落ち着いたので再び歩き始めると、次から次へと美しい光景が。
■現在地
中板橋駅近くには、このように橋の上に椅子が出てたりして、花見目的の地元住民へのケアもバッチリ。ここで自由に酒を呑め!と言わんばかりだが、残念ながら椅子に座っての飲食は禁止となっているので注意。
■現在地
上板橋一中の前。中板橋駅を通り過ぎ、石神井川沿いを延々と歩き続け、東武東上線の高架をくぐった辺りなんだが、夢のような桜並木はとりあえずここまで。川自体はこの先も練馬方面に続いているんだが、そっちにも桜並木があるのかどうかは知らん。
ちなみに石神井川沿いを延々と進むと豊島園にぶち当たり(川が豊島園のど真ん中を突っ切ってる)、その後田無の方まで続いているという……。
中学校の前に椅子があったので、とりあえずグッタリ腰掛けて、今後について話し合うボクら。勢いで板橋区役所の辺りから中板橋(というか常盤台) まで歩いてしまったわけだが、さてどうしよう?
そして話し合いの結果、お天気も日差しはあるものの暑すぎず寒すぎずお散歩日和だし、このまま行ける所まで行こうと
オレが勝手に決めてレッツGO!
土地勘のない彼女様は渋々オレ様についてくるしかないっていう強行軍プレイ発動。
■現在地
幸い上板橋一中は川越街道と環七の合流点の近くで、すぐ裏手の環七を渡れば常盤台の駅前という立地なため、ひとまず駅前まで出てみようということに。
で、常盤台駅前といえば天祖神社ですよ。
この神社ってのが実に立派でねえ。駅のすぐ前だというのに、こんもりと鎮守の森があってね。それにいくつもお神輿の倉庫が建ち並んでいたりと活気も感じさせてくれるのよねぇ。
いや~これぞ "日本の絵" だよなあ。
この手水の使い方の絵はどうかと思うけどなあ。
水玉の赤いフリフリワンピースのアニメ絵の幼女って一体いつのセンスなんだよ。明らかにサリーちゃんの時代じゃねえか。
■現在地
と、天祖神社様に軽く毒づきつつ、いい加減くたびれたので常盤台駅の北口側に回ってお茶タイム。ちなみに朝8時に家を出て、この時すでに10時半くらいになっておりました。
で、実は常盤台駅前ってセレブな土地だから色々とあるように思えていまいちパっとしない場所なわけで、朝の10時にお茶が飲める店なんてのはそれほど選択肢がない。
というわけで、前々から気になってた手作りパンを出すというコジャレっぽいカフェに突入。
■ベーカリーカフェレストラン デラナチューレ
試しに焼きたてのチョコクロワッサンとレモンスティックを頼んでみたんだけど、あらら美味しいじゃないか。必要以上に甘くないから生地の風味を感じられて、お茶と一緒に楽しむのに丁度いい感じ。まあステキ。
※このお店は店内にパン売り場があって、持ち帰りもイートインも出来る。ただしイートインは時間指定があるかもしれん。
ふと外を見ると、視界に常盤台駅前ロータリーの緑の部分が上手い具合に切り取られてて、なんかこうどこか軽井沢的なコジャレオーラが。まあステキ。
だが元よりコジャレに興味がないオレ様はお茶を飲み終えるなり行軍再開。
"後付けのインチキ金持ち" が大勢住んでいるのであろう自称高級住宅地にツバを吐きかけながら進むと、板橋が世界に誇るタニタ様の摩訶不思議な看板が。
「世界から肥満をなくすために」
おいおい、いくらタニタとはいえ随分と大きく出たもんだな。
■現在地
駅前の道をズイズイ進むと、このようにタニタ様の広大な敷地とぶつかる。ちなみに元探偵ファイルの山木 の家はここを右に曲がってすこし進んだ辺りなので、皆で押しかけて 「山木くーん!」 と叫ぼう。珍しい名字なのですぐに何か動きがあるはずだ。(冗談だぞ?本当にやるなよ?やるなよ?)
さてさて、そんなこんなでやって参りました世界に誇るヘルスメーターのタニタ様。
そのタニタ様の敷地の一角は、このように公園になっており、近隣住民の皆様に開放されている。さすが世界のタニタである。
で、そこで見つけたこんな看板。どうやら外周を裸足で歩くというコースがあるらしい。「足ツボ刺激で健康に!」 という、企業ぐるみで健康オタクなタニタ様からのプレゼントなんだろう。
ところがどっこい、この足ツボコースがガチで痛い。健康になる以前に針の山の苦行に心が折れる。こんな所を平然と歩けるヤツはそれはそれでどこか欠陥があるんじゃなかろうか?
…つうかマジでいてえ!なんだこの地獄の責め苦は!
きっとタニタによる 「メタボは死ね」 という意思表示なんだな!そうなんだな!
と、ラブラブお散歩デートの途中でまさかの針山地獄。それも健康を気遣う企業だったはずのタニタによる致死量一杯の罠。
早くも心が折れて火病をこじらせそうになっているサダオの明日はどっちだ!?
~~続く
■ ■ ■
正しい板橋区の歩き方 突発徒歩デート編その1 「氷川町~中板橋~常盤台」
正しい板橋区の歩き方 突発徒歩デート編その2 「宮本町~志村~蓮沼町」