この記事では
愛着障害や恋愛依存症から回復し
嫌な自分を変えたいのに変われない、
苦しい状況の脱却方法
・やってはいけない3大タブー
・「変わる」をいったん諦めた方が
うまくいくかも!?
について解説しています。
こんにちは^^
\内観で、愛され力はつくれる/
心理コンサルタントの横山ゆかです。
(内観のプロはこんな人♪)
ブログをお読み下さり、
ありがとうございます。
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自分を変えたい!変わりたい!
の理由はさまざまですよね。
・人の言動を悪くとり
相手を傷つけたり
関係を壊してしまうのを繰り返していて
これ以上人を傷つけたくないから
・感情の起伏があり
1日の中で気分のアップダウンが激しいため
疲弊しやすく
毎日不機嫌でいる自分が嫌いだから
・恋人やパートナー、子供など
自分にとって大切な人に怒りたくないし
お互いが幸せを感じられる関係になりたいから
これらはわたしのクライアントさんたちの
共通点でもあるんですが
ネットや書籍で情報収集したり
実際にカウンセリングやセラピーを受けても
問題行動が改善されなかったり
相変わらずネガティブ思考に陥りやすく
「アレ、変われてないな。」
「また感情的に怒ってしまった。
何回同じことをしたら気が済むんだろう。」
変わりたいのに変われない。
思い描いている現実にならず、苦しい。
自分と向き合っていると
こちらの感情に苛まれてしまう方が多く
変わりたいのに変われない。
は、
自分と向き合うときには
切っても切り離せない問題のような気がします。
特に、相手に何かしてしまう。
実際に関係を壊してしまったり
ギクシャクさせてしまうと
自分自身も後悔や自責の念に苦しんでしまうため
なんとか少しでも自分を変えたいと焦ってしまい
余計に空回りしてしまいますよね。
わたしも自分と向き合っていたころ
自分を変えたいのに状況はよくならない。
変われてない自分、現実に愕然とし
何度も暗くて深い穴に突き落とされたように感じていました。
この気持ちを心理士に吐き出したとき
「今は暗いトンネルの中を歩いている状態ですが
いつか必ず出口は見つかります」
と励ましてもらいはしたものの
なんの慰めにもならず
自分の努力不足だからこうなるんだ。
結局わたしが悪いってことか。。。
同じことばっか繰り返して、本当に情けない。
どうすればよくなるのか。
どうすれば悪い言動を変えられるのか。
ひたすら解決策をさがし
できなかったら自己否定し、自分を責める。
の、繰り返しでした。
そうなんです!
変わりたいのに、変われない。
頑張っても報われない。
思い描いている現実にならないとき
・自分を責める
・自分を否定する
・焦って違う解決策を探す
は、やってはいけない
3大タブーだとわたしは思っていて
このタブーをおかすとうまくいかない。
その代わりに
〇辛い現状をいったん受け止める。
〇現在の自分になったことや
変わりたいのに変われないのには理由があると
できるだけ自分を理解しようとし、
そのままの自分を受容し、裁かない。
こういった
「自分を変える」を
いったん諦め
自分を理解する方向に舵をきることで
うまくいくのでは?
と考えるようになりました。
「変わりたいのに変われない」にも理由がある
わたしのカウンセリングでは
自分と向きあっているはずなのに
停滞感があったり
同じ問題を繰り返してしまうなど
前進や改善を感じられないときには
それを放置せず
自分が今、どんな心理になっているのか。
変わりたいのに変われない理由には
どんなものがありそうか
「いきづまりを感じたときのチェックポイント」
と題したチェックシートで
ご自身の本音と向き合って頂いています。
もちろんそこにどんな答えがあろうとも
わたしは否定しないし
そうなんですね、、と受け止めています。
自分と向き合って問題を改善するには
なぜ、変わりたいのか。
どうして自分と向き合いたいのか。
こういった動機に注目されがちですが
それ以上に重要なことがあります。
実は変わりたいのに変われなかったり
同じような悩みを繰り返したりと
停滞が生じてしまうときには
動機以外にも理由があり
そこに気づいて認めることができないと
問題は改善されないのです。
これまでのカウンセリングで
クライアントさんたちに共通していた
「変われない理由」は
例えば
・自分で自分の感情のお世話をすること
=自分と向き合うことが
周りの人は親に寄り添ってもらったり
尊重され、大事にされたから自然にできるのに
どうして自分の場合は自分でやらないといけないのか。
という不満や不公平感がある
・自分の弱点やダメな部分と向き合うことが怖い。
それと向き合ってしまうと
感情がコントロールできなくなるのでは?
という潜在的な不安がある
・真実を知るのが怖い。
今まで信じてきたことや
自分の生き方は間違いだったのか...
と現実を突きつけられるのが怖い
・過去のトラウマや親子関係と向き合うことに
価値を感じられないし、無意味に感じる。
そんなことよりもっと重要なことがしたい
・心の根底では
自分は変わる必要はないと思っている。
恋人や夫、友人など
他人に変わってもらいたい。
ほかにもさまざまな
「変われない理由」があり
それに自分で気づき、認め
否定せずにそんな自分を
許すことが必要だと思うんです。
自分と向き合うことは
長距離マラソンのようなもので
一生続くことでもあるため
走れなくても歩く余力
=前へ進む余力を残しておいた方がいいし
自分を否定したり責めても何も生まれないと
考えているからです。
変わりたいのに変われない状況は
これまでの生き方や
人が本来もっている「変化を拒む心理」など
いろんな要素が絡み合っています。
甘えがあるのも
なまけ心があるのも
現実逃避したい気持ちも
問題と向き合うのが怖い気持ちも
面倒くせ!と思ってしまうのも
相手に変わって欲しいと思うのも
自然な感情で仕方がないこと。
それを否定することは、
自分の本心にウソをつくのと同じで
自分を否定したり責めたりむやみに焦っても
自分が辛く、苦しくなるだけで
どんどん心の余裕をなくし
やる気が削がれていくし
未来に希望はもてないしでいいことはありません。
余裕がなくなるとエネルギーが下がるため
イライラ、ムカムカしやすく
そうすると、身近な人に
嫌な言動、八つ当たりをしやすくなってしまう。
そうすると、また自分を責め、否定し、焦り
自分の首を絞める苦しみが発生します。
文字通り、悪循環なんです。
「変わりたいのに変われない」の正しいのりこえ方
ここまで読んでくれた方の中には
「変わりたいのに変われない」を諦めるのは
問題を放置していいってこと!?
とか
わたしは一生懸命やってるの!と
自分の悪い部分を直そうとせず
開き直ってもいいってこと!?
と感じた方もいるかもしれません。
先にいっておくと、そうではなくて。
変わりたいのに変われないのは
不安とか怖い気持ちとか
いろんな感情があるからで
「そう思ってしまうのも無理ないよ」
「怖い気持ち、理解できるよ」
「トラウマとか親子関係とか、
本当は向き合いたくないよね。
もっとちがうことしたいよね。
なんでわたしばっかり?って思うよね。」
まずはそこに心から共感し自分に寄り添い
そのあとで
「でも、このままでいいのかな?」
「変わろうと頑張らなくて後悔しない?」
「いまのままだと、
彼ともダメになるかもしれないし
関係が続いても、結婚できたとしても
この先もうまくいかないかもよ?」
自分はどうなっていきたいのか。
とんな恋愛やパートナーシップが理想で
それに対し、どれだけ努力できているか。
どんな未来になったら幸せそうか。
自分に問い掛け続けること。
現実的なことを考え続け
行動できるときには行動したり
思い描いているものが手に入るよう
努力することを止めないこと。
自分に甘くしすぎないことが
大事だと思ってます。
完全に歩みを止めるわけじゃない。
ただ、わたしもふくめ
人って弱い部分もあって
共感や寄り添いがないと
向き合うべきことに向き合えない部分はあるし
人生には波があるから
いつも自分と向き合うのも難しいですよね。
あえて向き合わないときも必要だったりするし
大事なのはバランスをとりながらやっていくことと
次に動きだせるエネルギーをためたり
温存しなから前へ進むことだと思うんです。
実際にわたしはカウンセリングでは
無理をしない。
緩めるところは緩めていい。
とクライアントさんたちに伝えています。
でも、現実を見ないで
ダラけるだけダラけるなど
自分をダメにする緩め方には注意が必要で
その部分をカウンセラーと一緒に向き合うと
うまくいくと考えています。
それにですね、自分を変えるって
結果だけがすべてじゃないよ。
それよりもプロセスの方がだいじ。
自分の変えたいところが変わらなくても
理想の恋愛やパートナーシップにならなくても
自分を諦めず、歩みを完全に止めなければ
自分のことを自分で理解し受け止められるよう
努力し続けられれば
それは一生懸命生きていることになります。
それだけでいいと
今のわたしは捉えています。
すべては自分自身が選んでいて
変われないのにも
あなたなりの理由があり
そのことじたいがあなたらしさだからです。
わたしも、変われてない部分は残りつつ
毎日穏やかに過ごせているから
変われなくても、幸せにはなれるんです。
自分を追い込みすぎないように
でも現実逃避しすぎないように。
あなたのちょうどよいバランスを見つけて
自分とむき合っていきましょうねー^^
最後までお読み下さり、
ありがとうございました。
おやすみなさい。
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