こんにちは^^
ブログをお読み下さり、
ありがとうございます。
\内観で、愛され力はつくれる/
心理コンサルタントの横山ゆかです。
(内観のプロはこんな人♪)
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久しぶりにSNSの世界を徘徊していたら
心理学系の投稿がいくつか目に飛び込んできて
なんだかとっても心が疲れてしまった。
わたしはいつも頭の中でアレコレ考えたり
こころが何かをキャッチしているから
伝えたいことがたくさんあって
短い文章で、簡潔にまとめられない。
だから、ブログを書いても長文になりがちだし
インスタやX(旧ツイッター)のように
限られたスペースで
伝えたいことを端的に表現することが超絶ニガテです。
インスタやXは
端的に、わかりやすく表現する
プラットフォームであるから仕方がないけど
そこでの心理学系の投稿は
白黒つけるように
これはこうだ!
こうあるべき!
こうすべき!
これが正解だ!
これが理想だ!
〇〇の特徴!
みたいに
言い切っていたり
余白を感じられない表現が多く
そこに生身の人間の心の動きを感じられなくて
「わかってるけど、いつもそれはできないよね...」
「そうできない時も人間だからあるよね...」
「正論、りょうかいでーす(棒)」
と、心がザワザワする。
多分、奥行きというか
深みがない感じがしたり
どこか決めつけられ
裁かれていると感じるからだと思う。

例えばよくある
自分軸、他人軸で
生きる人の特徴比較。
自分軸で生きる人は
失敗しても自分で決めたことなので後悔しない
他人軸で生きる人は
人任せにした後悔や不満が残る
自分軸で生きる人は
他人の言葉に惑わされない
他人軸で生きる人は
周りの目や意見が気になる
自分軸で生きる人の判断基準は
どちらが楽しいか
他人軸で生きる人の判断基準は
どちらが正しいか
etc...
これらは実際に目にしたものなんだけど
SNSにはほかにももっと
生きやすい人の特徴
生きにくい人の特徴
自己肯定感の高い人の特徴
自己肯定感の低い人の特徴
恋愛がうまくいく人と
そうでない人の違い
みたいに
健全な人をモデルというか基準にして
いろんなタイプの特徴が比較されていたり
ポジティブに考えよう!
過去は振り返っても意味がない。今がだいじ。
人生をうまくいかせたいならこうしよう!
いろんな方法論などが
短く、端的に表現されていることが多い。
けれどわたしは
それが愛着障害の人を知らない間に傷つけていたり
苦しめてしまうことがあると感じる部分があるから
愛着障害やアダルトチルドレンなど
心にトラウマがあったり
機能不全家族で育ったと自覚がある人は
SNSの投稿
自己肯定感が高い人とそうでない人
健全な人とそうでない人
など、比較するような表現を見て
できてない自分に落ち込まないでね。
あくまで参考程度にして
気持ち半分で受け止めてねって伝えたい。
自己肯定感が高い人なら
こんな時、こう反応する
自分のことが好きで、自尊心が高い人なら
こんな時、こう行動する
うまくいってる人
自己肯定感が高い人の
行動に近づけるんじゃなくて
場面、登場人物、自分の立場、相手との関係性、自分の気持ち
いろんなことを天秤に掛けて考えながら
自分なりのこうした方がいい、
こうしよう
その時の最善な行動
を見つけることが1番重要で
そこに絶対の答えはないし
もし、答えがあるとしたら
それは自分自身がしっくりきているかどうかだけで
失敗することも
後悔することも
要領よくできないことも悪じゃない。
そこから立て直したり
同じ過ちを繰り返さないように
進歩することに意味があるのだから。

例えば、先にでた
自己肯定感が高い人の特徴である、
失敗しても自分で決めたことなので後悔しない
も
自分で決めても後悔することは普通にあるよね...
「余計なものを買わないぞ!」と決めてから
買い物に行っても
ついその場の雰囲気や
棚に並べられている物を見たら
つい買ってしまう。
あとからやめときゃよかった...
と感じることだってあるし
他人軸で生きる人は
人任せにした後悔や不満が残る
も
確かに人任せにして何かを決めたら
後悔や不満は残ってしまうけど
なぜ人任せにしてしまったのか
その人なりの理由があるのなら
それを理解しようとする方向へ行ければ
人任せにしてしまう自分を変えるヒントが
見つかるかも知れないし
人任せにしてしまうことが【悪】かと言ったら
そうとも言いきれない。
関わる相手が主導権を握りたいタイプの人、
自分が仕切りたい、優位に立ちたいタイプだったら
抗うよりも、その人に任せてしまった方が
面倒くさくないという意味では
心が健康な人だって
関わる相手、場面によっては
相手に任せてしまうこともあるし
ある意味自分を守る手段にもなり得る。
あと、これもよく言われる
自分軸な人は自分の気持ちを大切にし
他人軸な人は他者優先で人のことを考え過ぎる
という表現も
正確には
自分の気持ちばかり大切にすると
うまくいかない場面もあるし
人を優先したり、他者のことを考えることが
うまく働く場面だってある。
自分の要素を
どんなふうに使っていくか
バランスの問題で
自分軸で生きる人はこう。
他人軸で生きる人はこう。
こんな比較表現や
特徴や反応の仕方、行動パターンが
正方形の画像の中に窮屈に羅列されていたり
短い文章の中で並べられていると
どうしても、文字通りに受け止めちゃって
そこにはない別の可能性や
別の視点をもつことが難しいし
考え方の幅を広げられない。
現にここまでわたしが長々と書いたことを
インスタやXではとても書ききれないしな..
ああ難しいぃぃぃぃぃ。
だからわたしはブログに集中してるんだけど
伝えたいことはたったひとつ。
(わたしのブログもそうだけど)
Xやインスタ、ほかのSNSで書かれていることや
言われていることが自分には出来ていなかったり
ネガティブな要素が自分に当てはまっていたとしても
落ち込まなくていいし、大丈夫だよ
ということなんです。
そこには必ず
別の可能性や違う捉え方があって
あなたが、これはわたしの悪いところだ。
と感じることも
違う捉え方をすれば
それは悪いところじゃなくなることはたくさんある。
わたしはそれをできるだけわかりやすく伝えたり
あなたの気持ちがふっと楽になれるような
発信をしていきたいなと思っています。
今の自分で大丈夫と
安心できる人が増えますように。