こんにちは♪^^
いつもブログを読んで下さり
ありがとうございます。
\内観で、愛され力はつくれる/
心理コンサルタントの横山ゆかです。
(内観のプロはこんな人)
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内観力が高まると恋愛や人間関係がうまくいく理由②優しさと母性
内観サポートプログラムでご一緒した
クライアントさんの感想とともに
愛着障害から回復できる
エッセンスをお伝えさせて頂きますね^^
(このプログラムでは
ご自身のよい変化などを
SNSでシェアすることに
事前同意を頂いています。)
さっそくですが3つ目の理由は
内観力が高まると
恋人やパートナー、家族など
相手の言動を一方的に
悪くきめつけても
そこに何か
過去のことがうわのせされているのでは?
の視点をもち
現在起きたできごとではなく
過去に反応している可能性があることを
認識できるようになり
それに対して、どう対処できるか?
といった、健全な方向に
思考を使えるようになるため
感情的に行動して失敗する。
うまくいっていた関係に暗雲が立ち込める。
こういった状況にならないよう回避し
少しずつ自分をコントロールできるからだと考えています。
ここで、
クライアントさんの声を
ご紹介させてください。^^
先日、仕事から帰ると
未開封の泡タイプの
ハンドソープが
洗面所に置いてありました。
以前、父が今使っている
液体ハンドソープが
「泡立たない」と言っていたことを
思い出し、
そこでなぜか怒りが沸いてきました。
わたしが買ったものに不満に感じたから
わざわざ泡ざ出るものを買ってきたのか。
もしそうだとしても、
今使っているものが残っているんだから
しまっておけばいいのに
などと勝手に腹が立ってしまって。
そこで、もやもやしたけど怒らずに
「ハンドソープ買ってきたん?」
と聞いてみたら
「粗品としてもらったんだよ」と
父から答えが。
あーーー!そうだったのかー!
怒らずに
聞いてよかった!と思いました。
<中略>
落ち込んだり、気分が悪くなった時
今までは何も知らずに
怒ってしまう自分を
責めることしかできませんでした。
でも、今は過去のことが
思い出されているんだろうか。
と考える習慣ができ
感情的にならないことで
余計なケンカを増やさない。
大事な家族に怒りをぶつけずに済み
それが安心感になっています。
人の言動を悪くとり
感情的になってしまうことは
愛着障害の方、あるあるですよね...
わたしのクライアントさんたちも
自分をコントロールできないことに
悩まれていて
過去のわたしも感情に振り回されていました。
こんなときには
必ず過去が浮上し
強い衝動性を引き起こしてしまうため
コントロール不能に
なりやすい状況になっています。
つまり、モードが切り替わっていることに気づき
自分で認められるかが
今までのように、感情に振り回されるのか
グッと耐えて、新しいパターンを作り
自分をコントロールできるかの分かれ道。
一歩、二歩、立ち止まって
考える時間を設けることが大事ですが
本当に重要なのは、
立ち止まったあとの内観の仕方なんです。
・怒っちゃダメ!
・感情的になるな!
・感情的になるのは恥ずかしい!
こんなふうに
自分に言い聞かせるやり方をしている方は多いですが
自分を抑えつけたり
自分の感情を否定するやり方は
ネガティブ感情を余計に膨らませてしまうので
あまり良くありません。
・私が悪い
・相手が悪い
と一方的に責めるのもNG。
その代わりに、ネガティブになっている
自分の中に不快感がある
怒っているなど
自分の状態や気持ちを受け止めそのまま受容し
まずは共感してあげる。
そのあとで
なぜ、そうなってしまうのか。
さまざまな角度から
自分の感情を見つめていくことが大事です。
家族に怒ってしまうのを防げた、成功要因
前述した、クライアントさん。
できごととしては
未開封の泡タイプのハンドソープが置いてあった
シンプルにこれだけです。
でも、家族に思わず怒りたくなってしまうほど
感情が逆なでされ
それを深堀りしていくと
その人だけのストーリーが見つかります。
危うく、お父様に
怒りをぶつけそうになるまで感情が揺れ
それを未然に防げたクライアントさん。
愛着障害の症状として
人のちょっとした言動を悪く捉え
過剰反応している状態なのですが
実際に、
どうしてネガティブ反応を止められたのか
クライアントさんご自身に
内観の様子を教えてもらいました。
すると
「ハンドソープが置いてある」
こと自体が、自分を否定された、
責められたと感じた。
↓
どういった部分が否定、
責められたと感じたのか
↓
未開封のものが置かれている
=私が選んで買った、現在使っているものを
父は気に入らないからわざわざ買いなおしたのかも
↓
父の理想のもの、お気に入りのものを買えなかった
父の欲求を満たせなかったことを
責められていると感じてしまった
↓
自分が悪い、価値がないとまで考えた
↓
昔、親に理不尽なことをされたときの悔しさや
何も言えず我慢していた頃の気持ち
頑張っているのにわかってもらえなかった時の
悲しい、無念などの感情が出て
それが怒りになった気がする
と、ここまで深く内観でき
お父様への怒りは
過去に責められたり
否定されたときの感覚が甦ったり
もともとある否定的な思い込みが
関係しているとわかってきて
それに対するケアをしたら
気持ちが落ち着いた
とのことでした。
内観サポートプログラムでは
この感情をケアする方法をお伝えしたり
短絡的、表面的な向き合い方ではなく
自分の心の深い部分まで内観でする練習を
一緒に取り組んでいるからこそ
感情に振り回されず
自分をコントロールできるように
変わっていけるのですが
これまでは怒っていたような場面で
怒らなかったり
感情的になってしまうところを
抑えられるようになるには
現在ではなく過去に反応していることや
沸き起こっている様々な感情は
過去の影響によるものだと
自覚できるかどうか、だと私は思っています。
ああ、私は過去に反応しているのだな。
ああ、これは過去の
あの時のことが浮上しているのだな。
とはっきりわかると
目の前の人に怒ったり、
感情的になっても仕方がないと
どこか冷静になる抑止剤にもなるし
他者に怒る、感情的になるなど
攻撃、威嚇するよりも
自分と向き合い
内面で起こっていることを整理した方が
よほど建設的だと脳は捉えます。
この境地にまでくると
これは、自分の問題だから
自分でケアするのが
自分の責任だと、自律的になれるため
恋人やパートナーとの関係を壊さない
健全な行動がとりやすくなるのです。
重要なのは過去に支配されないこと
人の言動に過剰反応するのを止めていくには
どんなに小さなことでもいいので
自分の行動を変えることが肝要。
今回の彼女のストーリーで言えば
相手の言動や
起こったできごとに対し、怒るのではなく
「ハンドソープ買ってきたん?」
と冷静に相手に聞いてみる=確認行為
がとても重要です。
そうすることで
嫌な流れが変わることも多いです。
そのためには、自分が
ネガティブになっている状態に気づき
どうしてそうなっているのだろう?と
自分に意識を向けることが必要で
「自分の中に沸き起こるネガティブな感情
相手に思っていることは
自分だからこそ起きている」
の、意識をもち
自分を責めるのでなく
否定するのでもなく
ただ、思考と感情を整理したり
適切なケアをしていくことに切り替える。
これは書くのは簡単、実際にやるのは難しい...
そう感じることもあるかもしれません。
この「自分だからこそ起きている」と捉え
自分の心の中で何が起きているのか
振り返って考えていくことは
自分が悪い、誰が悪い
自分が被害者、相手が加害者
こんなふうに白黒ハッキリさせることではなく
もちろん、自分自身を
責め、断罪するものでもない。
あなた自身を
まず苦しみから楽にしてあげること
そして、周囲にいる人と
健全で心地よい関係にする方向へ
行動を変えていくために必要なことだと
あなた自身に教えてあげ、
やる気をもたせてあげることが
はじめの一歩だとわたしは思っています。
こういった理由から
プログラムでは
クライアントさんが自分自身に意識を向け
現在の問題を解消した先で
大切な人とは心を穏やかにして関われるように
どうして人の言動を悪くとってしまうのか
その仕組みからはじまって
では日常生活の中でどう対処したらいいのか
物事の捉え方を変えられるヒントなどお伝えし
クライアントさんと一緒に
新しい思考回路構築をしています。
人の言動を悪くとり過剰反応してしまう癖は
自分のこころををていねいに振り返り
しっかり内観する力を高めれば
必ず改善される問題です。
諦めずに一緒に頑張っていきましょう。
<愛される女性は内観美人!>