皆さま、おばんです!
今回はユニークな駅舎を持つ、こちらの駅の訪問記です。
奥羽本線・大石田(おおいしだ)駅です!
なにがすごいって、あーた。
この駅舎をじっくりと見てくだされ。
ずん!
ずずん!
わかりましたか?
大石田駅の駅舎は階段状で屋根のテッペンまで昇れちゃうのです。
階段の傾斜はかなり急な感じですけど、
昇りやすいよう途中には小幅な階段まで用意されてます。
そんな造りだから、
テッペンに昇るとそこそこにいい感じの眺めですのよ。
ただし!階段の上からホームは見えないのが何とも惜しい。
「つばさ号」はこの程度の眺めで我慢くだされ。
この建物には死角が多く愛を語らい合うのにはぴったり!
高校生がハートフルな会話を楽しまれてました。
高校生カップルの後ろに見えるガラス張りのお部屋ですが、
駅舎の中から入ることが出来ます。
大人の階段の~ぼる~ 君はまだ~シンデレラさ~
思わず歌いたくなります。
さっきの高校生カップルに急接近してみました。
…と思ったら見知らぬ子供とランデブー。
とまぁ、何かと出会いが多い大石田駅でした。
こんだけ広い屋根を持つ大石田駅ですが、
駅スペースは意外にこじんまりとした印象です。
大石田駅は山形新幹線の停車駅ですが、
自動改札機は設置されたいないのが意外でした。
ノスタルジーな街並みが楽しめる銀山温泉の玄関口のためか、
観光客が大勢いらしてましたよ。
大石田駅は明治34年に開設された駅で、
現在の駅舎は平成11年に建て替えされたモノだそうです。
この駅舎には大きな特色があり、
駅舎の半分をこちらの店舗が占めてたのですよ。
そば処「ふうりゅう」さんでした!
食べログによればお蕎麦屋さんらしい。
お蕎麦はもちろんですがゲソ天が絶品だそうです。
ちなみに自分が訪れたこの日は団体客に貸切られており、
一般のお客様は入店不可状態でした。
う~ん残念!
先にも書きましたが、大石田駅の駅舎は
平成11年の山形新幹線新庄駅延伸の際に建て替えられたもモノ。
開業から数えて3代目の駅舎だそうです。
相対式&島式ホームによる複合2面3線構造は
国鉄時代から引き継がれたモノですが、
駅舎の改築に合わせ相対式ホーム2面2線化と
貨物ホームの撤去が施された模様。
そして、大石田駅の歴史で忘れてならないのがこちら。
昭和45年に廃止された山形交通の尾花沢線は
ここ、大石田駅が起点だったのです。
下は昭和51年に撮影された航空写真ですが、
廃止された山形交通尾花沢線の線路跡がハッキリと残っているのが
尾花沢線の起源は大正15年に開業した尾花沢鉄道で、
昭和18年に高畠鉄道・三山電気鉄道と合併して
山形鉄道に変わったようです。
わずか2.6キロの区間を15往復の列車が運行されてたとか。
モータリゼーションが発達した今となっては想像すら出来ませんわ。
なお、尾花沢線の廃線跡は今でも大半が残ってるらしく。
自転車置き場の辺りがかつて山形交通尾花沢線の大志田駅があった位置で、
その奥に見えるカーブが舗装道路が廃線跡だそうです。
いつか尾花沢線の廃線跡を探訪したい。
そして「ふうりゅう」さんのゲソ天をゲットするために
再び訪れたいと心に誓った大石田駅でした。
☆追 記☆ 平成28年8月7日
「ふうりゅう」さんでお蕎麦を食べてきました!
名物の板そば、めっちゃ美味しかったです!
大石田駅に来たならこれは食べなきゃダメ。
食べないと、後で絶対に後悔しますからね!
↑(福島駅方面)
山形駅
天童駅
神町駅(平成22年6月6日) ・新駅舎(平成30年7月1日)
村山駅
大石田駅(平成25年11月3日)
新庄駅
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