皆さま、こんにちは!
昨日に続き、元スイッチバック駅である
奥羽本線・赤岩(あかいわ)駅の訪問記です。
(現在の駅の様子もチェックくださいね)
【まったり駅探訪】奥羽本線(山形線)赤岩駅に行ってきました。(現駅編)
雨も止んだところで、旧駅時代の遺構探しに向かうのですが、
まずは旧駅のことを知らなければなりません。
そこで頼りになるのが古い航空写真です。
そしてこちらが現在の赤岩駅です。
「国鉄全線各駅停車③奥羽・羽越400駅」(昭和59年2月刊)に掲載の、
赤線が現在の本線で、黄色が現駅のホーム、
そして緑線がスイッチバック時代の構内配線です。
旧駅時代には、引き上げ線の終端がトンネルになっており、
その手前側に相対式ホームが2面、並んでいたのでした。
それではさっそく、遺構をチェックしますぜ。
西寄り(山形駅側)に見える、
トンネル脇にあったスイッチバックの横取線跡に近づきたかったのですが、
そこに行くには本線を渡らなければなりません。
しかしこの本線は新幹線つばさ号が頻繁に通過する線路、
もちろん断念しました。
本当に危険ですから、線路には立ち入らないようにしましょうね。
旧駅に続く線路跡ですが、こちらは現在
工事関係者用の歩道になっていて、誰でも歩くことが出来ます。
待合室の後ろに延びる歩道が廃線跡です。
旧駅に向けて出発進行~!
気分はスイッチバックする列車の運転士、
この時のニヤケ顔をぜひ皆さまにお見せしたかった。
うひょ~!!!
誰もいないことを良いことに自分、雄叫びをあげちゃいましたわ!
おっ!
赤岩駅の駅名標…ってここ、ホームだったんですね!
雑草に埋もれちゃってましたけど、間違いなくホームの遺構です。
反対側のホームもありました!
冬場に来れば、雑草を気にせずに赤岩駅探索が出来たんでしょうけど…
クマさんとのご対面だけは避けたいですから、
こればかりは仕方がないですよね。
そしてもういっちょ!
スイッチバック時代の相対式ホーム、
一部は新幹線の信号機器の設置で撤去されておりましたけど、
大方残っていたようでした。
そして、旧・赤岩駅のクライマックスは、
雑草が酷くて、先に進めませんでした (ノДT)
悔しいですけど今回はここまで。
自分の背丈以上に伸びた雑草をかき分けて進む勇気はありませんから。
なんたって、この日はお盆真っ只中、自分もTシャツ1枚でしたしね。
旧ホームの上には、列車の接近を知らせる警報機も残ってましたよ。
雑草の中をもっと探せば、いろんなものが発見出来るかもしれません。
こうして、この日の赤岩駅探索は終了しました。
かつて赤岩駅周辺には、
国鉄官舎も並んでいて賑わっていた時代もあったんだとか。
真夏でも人っ気はなく、
ついに冬眠まで決まってしまった赤岩駅ですが、
雑草が枯れた季節には、
再度、廃線跡間巡りにチャレンジしてみたいですね。
…雑草が枯れる冬は、列車が停車しないって言ったばかりなのに。
↑(福島駅方面)
赤岩駅(平成24年8月17日) 現駅編 ・旧駅編
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