皆さま、おはようございます!
昨年1月のことですが、
奥羽本線・板谷駅の駅探訪に行ってきました。
(その時のブログ記事)
【まったり駅探訪】奥羽本線・板谷駅に行ってきました♪(雪が舞う真冬編)
この日はクルマで板谷駅に向かったんですけど、
板谷駅に着いてからわかったのですが、
積雪の影響でこの日の普通列車はすべて運休、
新幹線「つばさ」も間引き運転されてる状況でしたの。
寒冷低気圧の荒ぶり方も酷かったですけど、
こんな日に軽自動車で板谷駅に来た自分も異常ですわ。
本当はこの日、平成2年に廃止された
スイッチバック時代の旧駅舎を見たかったのですが、
積もった雪が行く手を遮り、
そこで今年の8月、リベンジを果たすために
青春18きっぷを利用して板谷駅に訪れました。
今回はその時の、真夏の板谷駅の様子です。
ちなみにこの日、板谷駅に着いたのは午後6時過ぎ。
8月だからまだまだ明るいと思っておりましてけど甘かった。
板谷駅のホームを降りると
スイッチバックの遺構であるスノーシェッドがありまして、
さすがに8月、当然ながら積雪の類は一切ないんですけど、
雑草の生え方がすごいの。
廃駅探訪に適したシーズンは秋~初冬なんでしょうかね?
スイッチバックの解消後に掲げられた案内看板も、
板谷駅は奥羽本線が開通した明治32年に開業した駅で、
平成2年に駅の中心を現在の場所に移動、
その際に、こちらの駅舎は役目を終えましたの。
かつては貨物輸送も盛んな駅でして、
駅前に広がる空き地はその当時の遺構のようですよ。
比較的新しめの駅舎はともかくとして、
駅舎寄りのホームや架線柱はそのまま残されているんですね。
これが見れただけでも、ここまで来た甲斐がありました。
現役当時は相対式ホーム2面2線構造だったようですけど、
反対側のホームは撤去されて広軌の線路が敷き直され、
廃ホーム上には使われなくなった駅名標も。
スキーシーズンになると、
板谷駅もスキーヤーの姿で賑わうようですが、
さすが真夏の夜、辺りはひっそりと静まりかえっておりました。
次の列車が到着するまで30分近くありましたので
駅の周辺を歩き回ったんですけど、
辺りにあるのは数軒の民家だけ。
あとは昭和22年の事故でお亡くなりになられた職員さんの
殉職碑が駅前にあるだけです。
暗闇の中の廃駅って、結構ゾクゾクくるもんですな。
こうなると、壁のシミが人の顔に見えてくるし、
虫が動く音すらも人の気配に感じちゃう、
オカルトブームで育った世代の自分。
大人しく、灯が点った現在の板谷駅ホームで
この通路もかつての線路跡です。
自分、夜の病院と学校と廃駅はちょっと苦手だったかも。
板谷駅の待合室はとってもキレイなのですが、
蚊がすごく、高熱でうなされないようにホームで列車を待ちました。
ところが新幹線が通過する駅のためか、
ホーム上での列車待ちは控えてほしいようでして、
ベンチの類は設置されておりませんのよ。
故に立ちっぱなしでしたけど、蚊にさされるよりはましかも。
…以上、この8月に訪れた板谷駅の様子でしたが、
駅の周辺は趣きのある温泉地も多く、
いつか機会を見て訪れたいと思いました。
昨年1月にも温泉に浸かりに向かったんですけど、
雪が多くてタイヤがスタックしちゃったんですよ。
相変わらず、この辺りは行く手を阻むものが多いっす。
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板谷駅(平成24年9月16日)真冬編 ・真夏編
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