皆さま、おはようございます!
「青春18きっぷ」が1枚余っていたので、昨日は電車で遠出してきました。
未訪問の駅があれば周ってみたかったのですけど…
日帰りで帰ってこれる圏内の駅は、ほぼ行き尽くしていたのですよ。
自分で言うのもなんですが、よくもこれだけの駅を周ったなぁ。
そこで今回は、のんびりとしたい時によく訪れていた
こちらに行ってきました。
奥羽本線(山形線)高畠(たかはた)駅です!
山形新幹線「つばさ号」も停車する高畠町の玄関口の駅でした。
高畠駅の造りの駅舎で、
山形新幹線が営業を開始した平成4年に竣工したモノだそうですよ。
良く言えば豪華、悪く言えばハリボテ感強し。
インパクトが強烈で、訪れた観光客には好評みたいですね。
高畠駅は、JR東日本系列のホテル「フォルクローロ高畠」が
併設されてる点もポイント高しです。
このホテルには、部屋の窓から往来する新幹線の姿が楽しめる
トレインビュープランがあり以前から狙っているのですけど、
このプラン、基本的に2名以上からの宿泊プランなのですよね。
誰か一緒に泊まってくれないかな?
出来れば男の人、以外のお方で。
現在の駅名は平成3年に改称されたモノで、以前は「糠ノ目駅」でした。
その当時は、駅舎は現在とは反対の西側にあったとのこと。
どおりで西口側の方が駅前っぽく見えたわけですね。
なお、上の画像のやや右側に大きなプレハブ小屋が見えますけど、
こちらは朝夕のみ営業する臨時の西改札口だそうです。
上画像は3年前に撮ったモノで、下は昨日撮ったもの。
プレハブ駅舎はいつの間にやらグレードダウンしちゃったみたいです。
さてさて、今回の旅の目的は高畠駅の駅舎を見るためではなく…
(駅舎は今までも散々見てますから)
駅舎内には入浴施設の「太陽館」が併設されており、
駅に居ながらにして入浴が楽しめちゃう駅でしたの。
これが楽しみで、昨日もこれ目的で来たのでした。
太陽館の入口は駅改札口のすぐ横にありまして…
たった300円で入浴出来ちゃうのですよ。
サウナもあるし、シャンプー類もすべて揃っている、
なかなかグレードの高い入浴施設でした。
…ということで、今回もゆっくりお湯に浸かってきましたよ。
北上線・ほっとゆだ駅のように
列車が近づくと知らせてくれる接近案内があればありがたいのですが、
ここは新幹線の停車駅で、それを含めるとそこそこの列車本数がある駅。
あるとやかましいから付けなかったのかな?
こうして体を温めた後は、
列車の到着まで時間がありましたので駅舎の中をチェック。
高畠は「泣いた赤鬼」で知られる浜田広介さんの出身地で、
駅舎内には、作品に登場する赤鬼・青鬼の像があったはずなのですが…
あれ?消えてる。
来るたびに置かれている場所が変わっていて、
3年前は確か、ここにいたはずなのですけど…?
上は3年前に撮影した画像でした。
そこで駅舎内にある売店のおねー様に鬼たちの居所を聞いたところ、
「3階の自由通路にいますよ」と教えてくれました。
嬉しそうに話してくれましたが、こんなこと聞く人、他にいないのでしょうな。
そこでさっそく3階に急行!
この奥に…鬼たちが見えてきました!
赤鬼・青鬼、ひさしぶり!って…あれ?
君たち、なんで大切なところを隠してないの?
3年前はしっかりと隠してたでしょうに。
…ということで、高畠駅観光協会の皆さま。
鬼たちは自由通路で羞恥まみれの公開処刑で
別の意味で「泣いた赤鬼」になってましたので、
ぜひ腰蓑(こしみの)を履かせてやってくださいませ。
なお、「泣いた赤鬼」には現代版的な設定も存在する模様。
高畠町の広報ポスターより。
腐女子の皆さま、高畠町に注目ですぜ☆
再び構内に戻りまして…
高畠駅は相対式ホーム2面2線構造でした。
鉄道ファンに注目のスポットはこちらです。
高畠駅(当時は糠ノ目駅)は、
昭和49年に廃止された山形交通高畠線の起点駅で、
サイクリングロード「まほろばの緑道」に転用された廃線跡を
今でも楽しむことが出来るのでした。
この辺りが山形交通高畠線・糠ノ目駅の跡地かしら?
今回は時間がなかったので廃線跡巡りは出来ませんでしたけど、
当時の高畠線上にあった高畠駅の駅舎や車両を
今でも見ることが出来るそうですので、
いつか時間を取って再訪したいと思います。
以上、奥羽本線・高畠駅の昨日の様子でしたが…
よくよく考えたら、フォルクローロ高畠は
シングルルームでも新幹線が見える部屋があるっぽい。
年内に廃線跡巡りを兼ねて宿泊する計画を立てる?
その時までに、鬼たちは羞恥から解放されてるのだろうか?
↑(福島駅方面)
米沢駅
高畠駅(平成29年9月3日)
山形駅
漆山駅
天童駅
さくらんぼ東根駅
村山駅
神崎駅
新庄駅