Suchmos、リベリオン、CROSSFAITH、それぞれが思う日本の音楽シーンやライブシーン。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

 
さてさて、今回は珍しく

日本のバンドが元ネタの記事ですよ。

しかしそのバンドは

CMに使われた有名ソングしか自分は知らないし

音源だって1枚も持っていません。

でも、そのCMソングを聴いた時に

冗談抜きに最初は海外のバンドだと思いました。思ってました。

自分と同じような人は決して少なくないんじゃないかと。

それではいきましょう。

 

 




“売れ線”への反発「おれたちには音楽しかなかった」Suchmosのバックストーリー(Yahoo!ニュース)
 
最初のバンドは2007年、ベースのHSUとドラムスのOK、ギターのTAIKING(当時はボーカル)、もうひとりのギタリストと4人でつくった「Ivory」というロックバンド。まだ高校生だった。彼らはアマチュアの世界ですぐに頭角を現し、2009年には楽器店が主催するバンドコンテストで全国大会に出場するほどの実力をつけた。

そんな流れで彼らは早くも音楽プロダクションに所属した。
プロダクションの所属は二十歳前後の彼らにとって、プロデビューへの輝かしい道に思えた。だが、実際にはそうではなかった。

プロダクションへの所属はデビューへの道筋を示すわけでも、彼らの音楽性を伸ばすわけでもなかった。そこで会った大人たちの興味は「いい音楽」でも「ロックのマインド」でもなく、何枚売れるか商業的な「売れ筋」の型にはまることが暗黙のルールとなっていた。
 
「当時おれ、すぐ不機嫌になる性格だったんですよ。で、どいつに対しても『くたばっちまえ!』みたいな態度で。それで目についたんです」

すると「制裁」を受けた。「ドラム、変えた方がいいんじゃない?」とプロダクションの社員がメンバーにささやき、OKは脱退することになった。ほどなくHSUもやる気を失い、結果的にバンドは空中分解することになった。
 
「同調圧力への反発ですね。決められたことをやりなさい的なことに対して、疑問を抱いてました」

同じ頃、音楽業界に苛立ちを感じているプロデューサーが東京にいた。スペースシャワーネットワークの金子悟である。

同じような『売れ線』の音楽とフェスばかり。崩壊した音楽業界で迷走していて、いろんなアイディアを形にしても結果が出せなくて。悩んでました」
 
2006年に同社音楽事業部でバンドの現場マネジャーになったが、量産と消費を繰り返す「商業ロック」が常識となった業界に苛立ちを溜め込んでいた。そして2013年、金子はスペースシャワーネットワークに移った。

そんなときに偶然出会ったのがSuchmosだった。
 
プロモーションにあたり、金子はあえて音楽業界や音楽媒体を避けて、スタイリスト、アパレルのメディア担当者、セレクトショップの店長など、感性が豊かで発信力のある人たちに「和製ジャミロクワイ」というコピーを添えてプロモーション盤を配った。
  
この1年で、6人は音楽に集中できる生活になった。収入も増えた。それでも、OKは「カネのことはあまり気にしていない」と素っ気ない。

「大事なのは、ちゃんと自分たちの音楽ができるかどうか。あと、よくわからない自信。それがあればべつにいい」と言う。

そう突き放す言葉には、彼らがアマチュアだった頃に見た「何枚売れるか」しか話さない大人への嫌悪は消えていない。

「音楽をやっていくことだけには自信がある。たとえビジネスだとしてもおれたちがいい音楽をつくることが、いちばん大事なことだから」


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元記事も結構な文字量でしたが、


気になる部分を抜粋しました。


さて、まさに今をときめくSuchmosですが


早い内から日本の音楽業界の薄汚いクズ共


そのクズっぷりを見せつけられていたんですね。


こういう連中が業界で変に力を持ってたり、


権力を持ってたり、発言力があったりと、


もうホント氏んでいいよ、お前らみたいなの。

J△SR△Cと一緒に滅んでくれ。

 

ってなってるところに、良い人に拾われたワケですね。


同じような「売れ線」の音楽とフェスばかり

 

バンドに対しても、業界に対しても、

 

都合の良いイエスマンしかいないからこうなってんだろう。

 

いーねー、もっと言ってやれもっと←


こう思える人って、業界でもホント少ないんでしょうね。


こうして口に出して言える人はもっと少ないんでしょう。


とはいえ、結果としてSuchmosは

 

今や"そこそこ売れた"バンドになったワケだけど


売れる前のバンドは、みんな揃いも揃って


この記事に載ってるようなことを口走ってるもんです。


そして音楽性に変化を加え、過去のファンを置き去りにし、


フェスバンドへ、人気バンドへと成長()していく。


Suchmosはそうならないように


良い音楽、良いファンベースを持ったままの状態で


有名に、人気になっていってほしいものですね。


どういったファンベースか全くわからないけど←

 

 


こうして業界への疑問や不満を口出す人を挙げたあとは


ファン方面に口を開いた記事を紹介しましょう。

 
 
 
 

a crowd of rebellion「Gingerol」特集|小林亮輔(a crowd of rebellion)×Hiro(Crossfaith)対談(音楽ナタリー)
 
Hiro
亮ちゃんは本が大好きで。自分の中にある文学的な要素を、しっかりメッセージとして作品に落とし込んでるなって思いました。そういうところが僕は素晴らしいと思う。例えばPink Floydは「The Wall」(1979年発売のコンセプトアルバム)で、アルバム全体を通して主人公が学校や社会の中で感じる疎外感を壁に例えていて。そうやって、ホントに話さないといけないことを音楽を通して伝えるバンドって、ラウドロックシーンでは今、どんどん少なくなってきてると思うんですよ。ただ「今日モッシュして楽しかった」とか、そういう……言葉としておかしいかもしれないけど、一部には“大学のサークルノリ”みたいなものができてしまっている。そんなラウドロックシーンの中で、亮ちゃんがシリアスに思いをぶつけてる姿にすごく心打たれます。
 
小林
書いててよかったなー。Hiroくんがおっしゃった通り、僕も大学生ノリを感じるときがあって。「今モッシュできたから楽しいぜ」とか、ぶつかっただの、ダイブしただの……それは別に悪いことではないし、楽しんでもらってることは何よりなんですけど、やはり実際にライブに来てくれる人たちには、ちゃんと音楽を届けたいと思っているんです。だから僕が大事にしている言葉を聴き取ってくれて、自分の中で解釈してくれたらうれしいなって。言葉を投げてどういうふうに受け取ってくれるのかなっていう楽しみもありますし、正直……不安もありますよ。「意味わかんねー」とか言われちゃうかもしれないですけど、何か気付いてくれて、拾ってくれたらうれしいです。
 

小林
ラウドロックシーンから離れていく人を僕は少なからず見てきてて。だからこそ僕ががんばるしかないと思ってますし、スクリーモとかメタルコアとか、ジャンル関係なく芯を持ってロックをやってれば、それはたぶん通じるんじゃないかなって。もっともっと伝わったらいいなって思いますね。
 
Hiro
僕は……実は日本のラウドロックシーンって、存在してるようで存在してないんじゃないかと思ってて。と言うのは、こうやってリベリオンがいてCrossfaithがいて、僕らの周りで言ったらSiMやcoldrainとかいろんなバンドがいるけど、さっき亮ちゃんが言ってた通り、フェスに出てるバンドってホンマに少ない。
 
アメリカとかイギリスでは、ラウドロック……もっと言うならメタルコアの中から、さらにジャンルが細分化されてもバンドがたくさんいるから、その細かいジャンルの何組かでツアーを回ったりとかするんです。そうやって活動してると、日本に帰ってきたときに「あ、言うてもやっぱラウドロックシーンのバンドって少ないな」って思います。

 


小林
僕にとってCrossfaithはヒーローです。「ラウドロックシーンのバンドが少ない」っていう話も出ましたが、やっぱり今の日本の音楽シーンにおいて、ラウドっていうものに市民権を与えてくれた先駆者なんじゃないかなと思ってます。僕個人としては、リスナーにとって僕らの音楽が「こういう音楽もあるんだよ」っていう入り口になってくれたらいいなって。それでCrossfaithみたいなカッコいいバンドや海外の音楽を聴いて、いろんなバンドを自分らで探してほしい最終的に「やっぱりリベリオンも好き」って言ってもらえれば僕はそれでいいかなと思ってます。

 

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え?国内ラウドの先駆者ってPTPとかMADちゃうん?

 

ってのは置いてといてですね。

 

ハイ。 もはやファン層が昔とは違いすぎて


個人的には、もう追わなくなってしまったバンドのお2人ですが。


この対談は読んでてちょっと面白かったですね。


大学ノリ……

 

 

 

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こういう連中か。


わかるわかる、だからオレ追うのやめたんだもん

 

Hirokiに関しては、前もどっかのインタビューで


みんな同じ格好だからつまらん


的なこと言ってましたものね。


ハイハイ、ディoキ族デoッキ族&ラ○バン厨ね。


だからオレ追うのやめry←

 

そして聴く音楽に全く広がりを持たせないリスナーの多さね。

 

わかるわかる、だからry

 

オレも普段、そういう記事たっくさん書いてる。

 

何故かって、今の時代

 

そういうことをよく見聞きするし、よく起こるから。

 

でも残念なことに、メンバーがこうは言っても

 

どちらのバンドも、今のファン層のメインは


こういった人たちだよね。

 

こういうのが付きやすい、好みやすい、

 

そういう音楽に変わってきてるんだもん。しょうがないね。

 

ラウドが市民権を得たことでそこにも僅かだけど確かな市場ができ、

 

そんなラウドの中での売れ線みたいな曲を作って、

 

ファンを増やしていってるんだから。しょうがないね。


だからry

 

ちなみに今年初めて見た気持ち悪いのは

 

デスコアライブで手の平ヒラヒラさせてる連中ね。

 

鳥肌もんの戦慄が走りましたよ… 何アレ…

 

 


こんな話が出たからついでに取り上げますが。


フォローもしてないし、ゲスもIndigoも聴かないけど


TLに回ってきたえのぴょん← のツイート


 

彼自身にも、彼のバンドにも全く興味はないけど

 

このツイートには大いに共感しました。

 

 

古いものしか認めないような

 

老害メタラー爺とかロック爺とかも大概に馬鹿だと思うけど


新しいもの"しか"聴かずにイキッてるような若者も馬鹿だと思うし、


何にせよ、"知ろうとしないヤツ"がいちばん馬鹿だとは思う。

 


来日希望!ライブ希望!再現希望!とか言ってるだけで

そこへの対価を全く払ってなかったり、

 

バンドの音源すらまともに買わない、聴いてないヤツがいる

 

っていう現状ほど馬鹿らしいものはないと思うし。


ライブ行けなかったんじゃなく

「忘れてた」とか「行けば良かった」とか言うヤツがいて

 

それをいちいちSNSで発言するだけならまだしも、

 

わざわざメンバーや関係者に言う連中とか相当馬鹿だと思うし。

 


でも、いちばん馬鹿バカだと思うのは

川谷のこのツイートの意図を理解せず、しようともせず

RT、いいねをしただけで終わってるただのSNS狂いのヤツ
 

自分から動くってことをしないばかりか


自分から"考える"ってことすらも放棄してるのは


相当な問題だと思ってしまいますわな。

 

 

音楽なんて自分が好きなもの、良いと思ったものを


聴けばいいんだけど、それだけを聴いて


好きになるかもしれないもの、良いと思えるかもしれないもの


に、手を伸ばさない人が多すぎるのが


今のシーン衰退の原因のひとつでもあるんじゃないか、と。

 

 

 

 

 

まぁ業界に関しても、リスナーに関しても、

 

今までホントにたくさん記事を書いてきました。

 

でも、結局のところ


毎回、言ってることは同じような気もします。

 

そして、それはこの先も変わらないと思います。


日本の現状が変わらない限りは。

 

それほどずっと続いてることだろうし


改善されないまま、ずっと進んできてるんだと。

 

今回取り上げた2つの記事ですが


どちらかと言えば、押したいのはSuchmosの方。


先月はTWILIGHT RECORDSのオーナーさんだったり


Warped 創設者Kevin の"PUNKを諦めない気持ち"だったり


所謂"裏方"さんの言葉にも焦点を当てました。

 

月初に書いた、いさみさんに関する記事では


音楽シーンを良くしていく為には


リスナーもシーンの裏側を知るようなことがもっと増えれば…

 

的なことも書きました。


自分も常々思っていることです。

 

ただ"匂わす"程度のもので、リスナーをもやもやさせるようなら

 

逆に言うなよそんなこと、とは思いますが。

 

芸能ニュースのイニシャルトークと一緒ですよね。


H.Sさんがーとかじゃなく、言わねぇんなら言うなと。

 

言うならズバッと言って欲しいっすなズバッと。

 

業界人や関係者だけじゃなく、


今、日本の音楽シーンがどれだけ厳しい状況なのか


リスナーも把握してないと改善はないんじゃないか

 

自分が業界の裏側をちゃんと知りたいと思うのも

そういうところから来ています。

わからないまま馬鹿を増やすより

内情をちゃんと知って、

 

危機感をリスナーにもちゃんと把握させる必要がある

 

と思うからです。

 

そういった観点で見れば、今回引っ張ってきた記事は

 

とても意味のあるものだったんじゃないか


と、思った故に取り上げました。

 

 

 

 

ニーア、ペルソナ等の人気ゲーム開発者が激論! 国内ゲーム産業を支える40代クリエイターの苦悩とは[SIE外山圭一郎×アトラス橋野桂×スクエニ藤澤仁×ヨコオタロウ](電ファミニコゲーマー)
 

 

こちらは音楽ではなく、ゲーム業界での対談ですが


ここに名を連ねるディレクターさんたちの


ゲームをプレイしていれば面白い対談だろうし、


そうでなくても、ゲーム好きな人なら面白く読めると思います。


でも、ゲーム業界のことを話しているんだけど


色んな部分が音楽にも置き換えられるとも感じました。

 

むしろ、音楽業界の連中にこそ読んで欲しいですね。


置き換えるだけじゃなく、置き換えた時に


音楽業界の方はどうだろう?


と、考えるキッカケにもなるかもしれない。

 

もし考えることができたら

 

あれ?やっぱ日本の音楽業界クソじゃね?

 

って思ってしまうかもしれませんがw

 

こういう裏方さんのインタビューや対談とか


音楽業界ももっと増えればいいのにね。


Creativeman 清水 × SMASH 日高 × H.I.P.


とか、やりゃあいいんだよ。


RNR TOURS × Evoken × Realizing Media


とか


KICK ROCK × ICE GRILL$ × TRIPLE VISION


とか、とか。

 

あー!見たい!読みたい!


色んなことをブチ撒けて欲しいですね。

 

 

 

とはいえ、キッカケは色んなところにあると思います。

 

それを自分の力でちゃんと掴みに行くかどうか。

 

こういうところから、小さな一歩でも良いから


日本の音楽シーンが良い方向に向かっていくことを


願って止みません。

 

 

 

 

 

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