気遣いや感謝の上に成り立つライブのノリ方。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

自己厨なヤツはみんな氏ねぇぇぇぇえええええ

 

と、常々思っています。

 

ライブの現場にいるものは特に。

 

今週末のCROSSFAITH@幕張でも

 

十中八九、こんな連中がいるだろうと思うと

 

ホント、行く気もやる気も削がれます。

 

どうも、トトです。

 

 

 

そんな日本の現音楽シーン、ラウドシーンも

 

無視できない、近々起こるんじゃないか、というような出来事が

 

海外のハードコアライブの現場で起こってしまいました。

 

 

ハードコアパンクバンドCode Orangeのライブで、安全靴を履いた男の回し蹴りが女性の顔に当たり、女性の顎が粉砕骨折、脳内出血を起こす事故が発生】(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)

※被害者女性の凄惨な画像も、AP記事の方にあります

 

Code Orangeが1/21にソルトレイクシティで行ったライヴで、つま先に鉄板の入った安全靴を履いた男の回し蹴りがEmily Jane Hoffmanという女性の顔に当たり、女性の顎が粉砕骨折脳内出血を起こす事故が起きました。

 

Emilyは自身のFacebookで「彼が私の顎を、全てが片側へ動くほどかなり激しく蹴り、顎の両側が折れました顎の右側は皮膚のお陰でまだ顔にはあるものの、頭蓋骨とも筋肉とも繋がっていません」と怪我の状況を説明しています。

 

またライヴの後Emilyは外傷ICUに入院しており、見た限り彼の行動は意図的であっただけに留まらず、この件の責任を彼は負うことすらしなかったという事実に最も失望していると語っています。

 

バンドは今回の件についてEmilyとコンタクトを取っており、サポートしていきたいとTwitterで語っています。

 

 

 

 

 

以前、こんな記事を書きましたが

 

これとはまたちょっと別の問題でしょう。

 

だから嫌なんだよ、ハーコーが起こる(ハーコーを起こす)ライブって。

 

ここ日本ですら、ガチのハードコアライブはもちろん、

 

最近は覚えたてのハーコーを披露したい()自己厨馬鹿

 

"ラウド"と呼ばれるライブにも出張ってきてるじゃないですか。

 

SiMが主催する、昨年のDEAD POP FESでもありましたよね。

 

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と、RYOは言っていますが

 

この自己厨馬鹿が何らかの制裁を受けたか、

 

自分の行動を省みたかどうかってのも怪しいもんです。

 

 

 

ハードコアのライブで、ハーコーが起こるのは至極当然のこと。

 

それはさっき貼った記事の中でも言いました。

 

本当にハードコアが好きな人たちは、

 

ハーコーも上手いし、周りへの配慮も見て取れます。

 

ピット外で見てても「すげー!」と楽しめます。

 

しかし、日本でもラウド系が市民権を得てきたことへの弊害か

 

そうしたハードコアシーン以外での、

 

日本のラウド系バンドのライブや、

 

海外ポスコア/メタルコアのライブ、

 

果てはブレイクダウンのあるポップパンク、イージーコアシーンでも、

 

ハーコーをする連中は増えてきました。

 

自分はそもそもがハーコー嫌いなので、

 

ハーコーしてるピットなんかにゃ死んでも入りませんが。

 

昨今のハーコー連中のマナーやモラルが成ってるかどうか?

 

と問われたら、答えは当然「微妙」ですよね。

 

そういったライブによく行く人ならきっとわかると思います。

 

 

近年、ライブの現場にいる人たちのマナーやモラルは

 

果たして良いのか否か。

 

自分が年を重ねてきて、

 

今時の若者は…的な思考に陥るとはまた別に

 

決して、マナーやモラルは良くはないんじゃないか、と。

 

別にコア系ライブに限ったことでもなく。

 

最近じゃ、ワ○○クのことだって話題になりましたし、

 

フェスでのミス○ル地蔵や、セカ○ワ信者も話題になりました。

 

毎度毎度言っている通り

 

SNSやネットの普及により、馬鹿が目立てば目立つほど

 

世に広く知られるようになっただけで、

 

昔から一定数いたことも確かでしょう。

 

だけど、減るどころか増える一方な気がしてなりません。

 

 

モッシュやツーステ、もちろんハーコーも

 

ピットを作ってくれる人がいて、

 

そこに割り込まずに周りにいてくれる人がいて、

 

始めてそういったことが可能となるんだと思います。

 

サークルだって、まずピットが出来て

 

一緒に回ってくれる人がいるから成り立っている。

 

ダイブもそう。

 

上げてくれる人がいて、下で支え、前に送ってくれる人がいるから

 

できることだと思います。

 

気持ちが高ぶって、その勢いでそういったことをやるのは十分わかる。

 

でも、だからって周囲への気配りを忘れていいことにはならない

 

まして、その周囲の人たちを傷つけていい理由にはなりません

 

故意や悪意があるヤツは出てけよ邪魔だから。

 

そういった所謂"暴れる"人たちは

 

周りの人以上に、自分の周りの人に感謝するべきだと思います。

 

もちろん、出来てる人もたくさんいますし

 

そういった人たちもたくさん見てきました。

 

でも最近のライブ会場にいると、ホント

 

自分が良ければそれでいい

 

っていう風に見える人が後を絶ちません。

 

海外の出来事だけど、

 

こういうニュースが日本国内にも出てくることによって

 

ライブでのマナーやモラル、自身の振る舞いを振り返られるような人が

 

一人でも多く出てくると良いですね。

 

そして、より良いライブがひとつでも多く増えることを望みます。

 

 

 

参考記事

最近の"譲って"民の程度の低さに沸点臨界突破

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