どれだけやれば陽の目を拝めるのか… | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

昨日、サマソニにどこぞの(メタル)アイドルが

 

ラインナップに追加されましたね。

 

それによってチケットが入手できなくなるのを危惧し

 

早々にチケットを買ってきました。

 

発表後、出演する2日目のプラチナチケットはなくなりましたし…

 

にしても、今年はメインステージが

 

阿鼻叫喚の地獄絵図と化しそうですね。

 

いちばん可哀相なのはFoo Fighters のファンですかね。

 

どうも、トトです。

 

 

前回は死後ビジネスと題して

 

著名人の死後、その周りで起こる出来事に対する

 

疑問をぶつける記事を書きました。

 

そもそも、その記事は昨年に書き上げたもので

 

内容的にもUPするのを迷っていたが故に

 

UPするのが先日になってしまいました。

 

しかし、それをUPしようと思ったキッカケのひとつに

 

Rolling Stone Japanのインタビューがありました。

 

そもそもは、今回の件とは全く関係なく

 

何かブログのネタになるようなものを探して

 

ネットサーフィンしてただけですが、久々に見に行った

 

Rolling Stoneでこのインタビューを見つけました。

 

 

 

中野雅之が語る、BOOM BOOM SATELLITESの20年(Rolling Stone Japan)

 

 

正直な話、前回書いた内容と

 

このインタビューに記されている内容は

 

ほとんど違うものでしょう。

 

自分の書いた記事は、大元こそブンサテがキッカケだったものの

 

著名人の死後に、周りの環境が動くことへの疑問

 

でしたし、どちらかと言えば""のイメージな記事です。

 

だからこそUPするのも迷ってたってのもあるんですが…

 

何より、根幹にあるものは人の死ですしね。

 

 

で、このRolling Stoneでブンサテの20年を語る

 

中野さんの受け答えを読んでいて

 

……うん、やっぱり上げよう

 

と思ったが故に、先の記事のUPを決意しました。

 

歴史を語るかのようなベスト盤を出した後だし、

 

もちろんその話もしているんですが、

 

今と昔のシーンの話だったりだとか、

 

歯を食いしばりながらも一貫性と普遍性を持ち続け

 

20年活動してきた、ってことだったりとか。

 

何がどう作用して、自分に昨年の記事を上げようと

 

脳内が至ったのかは自分でもよくわかりません。

 

決して平坦ではなかったけど、中野さんの前向きな姿勢に

 

感化されたのかもしれないし。

 

これだけ前を向いて走り続けた人たちが

 

メンバーが亡くなった時くらいでしか

 

メディアに取り上げられるほどのアワードで賞を取れなかったのか?

 

そんなのおかしいだろ!

 

という思いに駆られて、記事を上げようと思ったのか。

 

先述した通り、自分でもよくわかっていません。

 

 

でも、国内外問わず

 

メジャーレーベルと契約しなくても、

 

決して世間には受け入れられにくい音楽をやっていても、

 

何年、何十年とやっていても、一向に陽の目を浴びずとも、

 

どれだけ世間から疎外されようと、認められまいと、

 

知ってる人が少なかろうと、好きな人が少なかろうと、

 

頑張っている人やバンドは本当にたくさんいる。

 

それを改めて実感すると共に、

 

どうしてそういう人たちが世間から認められないのか

 

という疑問も、改めて深まってしまいました。

 

 

いきなりCDが飛んだと思ったらぜんぜん違うタイプの音楽がかかりだしたんです。EDMっぽいんだけど、造りが素人臭くて、歌も英語風だけどちゃんと歌えてない。

(中略)

でも、盤がかかるってことはそういう音楽にわざわざお金払って買ったってことでしょう。"ああいうのも並列にある、こういう時代を生きているんだな〜"って焼酎飲みながらしみじみ思いましたね。昔はレコードを出すこと自体が大変で選ばれた人しか出せなかったけど、今は、誰もが発信者になれる。そういう状態は、僕はあまり好きじゃないです(笑)。

 

 

今回のインタビューの一部分を抜き出しましたが

 

最も共感したのはこの部分

 

今は、誰もが発信者になれる

 

これ、今に始まったことじゃなくて

 

大して音楽にのめり込んでいなかった時からずっと思ってて。

 

もちろん"音楽"を生業としてる、しようとする人たちにとっては

 

発信できるツールが増えることはとても良いことです。

 

しかし、"音楽"でメシを食っていこう、食っている人たちではなく

 

金の力コネの力テレビの企画……etc で

 

そこらのタレントが話題性だけでCDを出す

 

ってのが、子どもの頃から幼心にホントに疑問だったし

 

理由もわからないのに、何故か頭がスッキリしませんでした。

 

で、そういう企画モノ(物・者)が

 

またちょっと有名だったりするもんだから

 

本業で音楽をやってる人たちよりも売れちゃったりして

 

余計にタチが悪い

 

昔はそれも、出すヤツだけに敵意を向けていましたが

 

今となっては、そういうものを買う層もいて、企画するヤツがいて

 

ってのを考えると、やっぱ日本って

 

企画する方も、それに乗るヤツも、それを買うヤツも、

 

総じて音楽シーンのレベルはお察しなんだなと思ってしまいます。

 

音楽好き!

No Music No Life!

No Live No Life!

 

と声高に宣ってる人たちですら、今や高が知れてますしね。

 

 

どこぞの馬鹿アイドルのおかげで、今や

 

新譜には特典付けるのが常

 

みたいな状況になってるのもおかしい。

 

復帰作とはいえ、そんな特典などなしに

 

宇多田ヒカルの新譜はチャートを席巻するほど売れたというのに。

 

それが本来のリリースの在り方でしょうに。

 

大体、特典があるから買う


なんて思考してるヤツに、

 

まともに音楽が好きなヤツなんていないでしょう。


本当に好きなら、好きなバンド、好きなミュージシャンが


音源をリリースしてさえくれれば


特典なんてなくても対価を払うでしょうし。

 

 

 

 

オマケに変に顔のデカイ権利団体

 

日本からどんどん音楽を消していこうとしてる始末。

 

クリエーターに対する敬意を持ってもらいたい

 

とか、ホントどの口が言えるんだか。

 

こんなこと言って支持されるほど


世間からクリーンなイメージなどまるでないのに

 

その時点で、お前らが言えることじゃないよね、と。

 

そうして音楽教室の次は、

 

インコの鳴き声からも徴収する

 

ってんだから、アホの極みかと。

 

そんなことばっかりしてるから

 

音楽関係の200社以上から訴訟

 

されそうになるんだよ頭おかしいんじゃねーの。

 

自分たちの立場、見え方、在り方、

 

もっとクリーンにしてからでないと、何からも誰からも

 

理解も賛同も得られないよ。

 

 

 

 

 

と、書いていたら

 

結局いつも同じところに行き着いてしまいました。

 

中野さんのインタビューを読んで

 

心が綺麗になっていた気持ちはどこへやら←

 

それだけ、日本の音楽シーンがクソまみれ

 

だということなんでしょう。

 

 

もちろん、そもそもが""の属性にある音楽ジャンルや

 

そういったバンドがいるのも承知はしています。

 

しかし、そちら方面は自分も苦手ではありますが…

 

しかし、""の方面にいたとしても

 

メディアに取り上げられないだけで

 

本当に頑張っている人たち、本当に実力をもっている人たちが

 

今後、まっとうに陽の目を浴びることのできる

 

シーンになるんでしょうか?

 

陽の目を浴びなくても、

 

自分たちの好きな音楽が出来るならそれでいい

 

という、バンドやミュージシャンもいるかもしれません。

 

日本の音楽シーンの未来は……

 

あまり考えたくもない結果にならないで欲しいですね。

 

 

 

 

参考サイト

(Rolling Stone Japan)

BOOM BOOM SATELLITES:26年間の軌跡 [前編]

BOOM BOOM SATELLITES:26年間の軌跡 [後編]

BOOM BOOM SATELLITESの川島道行、脳腫瘍のため逝去、享年47歳

中野雅之が語る、BOOM BOOM SATELLITESの20年

 

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