2016 LIVE REPO 27th. Rise Records Tour Japan'16 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 


今月頭から怒濤のように続いたライブも今日が最後。

ツアー初日】は散々な結果だったが

ツアーファイナルとなる今日は如何に。

 

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Rise Records Tour Japan 2016

 

 


2年前、Issues/Alive Like Me を招致して

初開催となったRise Records Tour Japan

名古屋、大阪はメンバーも満足するほど

良いライブだったとSNSで散見された。

その勢いを、ファイナルの今日にも是非…


物販は初日に済ませてしまったので今日はスルー。

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ツアーTと、CTEのTシャツ


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Light Up The Sky の先日リリースされた1st

サイン書いてあるけど、これは元から。

今回はLUTSもCTEも、物販で売ってるアルバムには

サインが書かれている。

ここまでしてくれるのは本当にありがたい。


会場はduo MUSIC EXCHANGE

整理番号 73

この規模の箱で整番2桁なんて取ったことないわ。

客入ってない中で早い番号取れても

全然嬉しくない。

とりあえずまだ開場したてだ。

問題はCTEの時にどれだけ客が入ってるか。

ドリンクカウンター前からトイレの方にかけて

柵つけて会場規模縮小させてるけど

チケットの売上考えたら当たり前だ。

2014はそんなことなかったが

もう今やそんなことはどうでもいい。



OP.Act PRAISE
東京ミクスチャーロック
最近、山嵐みたばっかだしなー
とか思ってたけど、どうしてなかなか。
直近の音源リリースとかも決まってないとは言ってたけど
演奏もカッチリしてたし、ラップも聴きやすかった。
今の業界や、生活や、国に対する不満や批判をぶちまけ
民衆の共感を得られるような歌詞は良かったです。
そういった反骨心的なのも音楽性と合ってて○。
ミクスチャーロック好きな人は要注目。

PRAISE
 - GOSTRAIGHT
 - ACID

 


Light Up The Sky
海外勢1組目のLUTS
マイクチェックがてら
Beautiful!! I love you! とフロアに向けてサービス笑

既にLUTSが始まる頃には
フロアにもそこそこの客が入ってきていて
ライブが始まるとvo.Ray
Jump! Jump! の煽りにフロアも応えるほどに。
Issues 好きにオススメする~】って記事書いた時に
相互読者登録している【たぴおかさん】から
IssuesMyka が好きなら、と薦めてもらったLUTS
それをこんなに早く見れたことも驚きだし
クリーン多めのポスコアで、
IssuesMyka 好きにも推せるグッドメロディ。
ライブもさすが海外勢だけあって申し分なし。
アルバム一聴して気に入った"I Will Never"もやってくれたのは満足。
ラストは"Breather"で、
自身のバンド名をシャウトする箇所がツボで
曲の最後の方ではRay がフロアの方に身を乗りだし
ラストの部分を歌い上げた。

何度も何度も"I love you japan"と言ってくれ
煽りも短く、わかりやすく
フロアもノリやすいライブを披露してくれた。
2014でいうALMと同じ新人枠で
今年Rise Records からデビューを果たしたLUTS
これからの活躍にも注目、期待です。

Light Up The Sky
 - Bring It On
 - I Will Never
 - Breather




Joy Opposites
初日の時もそうだったけど、
えっくんのドラムリハが聴き応えありすぎる…
ってことで始まりましたJO
何だかんだで今日で3回目になりました。
セトリはやっぱり【サマソニ】とほとんど一緒かな?
立て続けに2曲やった後にアダム

渋谷!元気してんの?
眠い?
オレらハイテンションでjump!!jump!!jump!!!
じゃないから不思議じゃないけどw
でも寝てるヤツいたらぶっ飛ばしていいよ


次、最近やってない曲やるから。
最近ってもオレら5回くらいしかライブやってないけどwww
(この曲やるのは)2回目くらいかなw

 

アダム

8/10に1st album『Swim
ってのを出したんだけど、買った人いる?

(けっこう手が上がる)
おぉー、けっこういるね!ありがとう!
(ドスの利いた『Yeah!!!』)
お前イイネ!w
でもオレらの音楽ってYeah!!!じゃなくて
Yeah~って感じだから笑


トモ今日MC調子いいね!w

アダム今日調子いいねw
アルバム出す前にTSUTAYA限定レンタルシングルで
"In My Bones"っての出したんだけど、それやっていい?


えっくん今井さん気を付けて!
(ん?)
メンバーん?
えっくんいや、今井さんって方、気を付けて。
In My Bones、インマイボーンズ、いまいぼーんず…
って、なんか自分の中でじわじわきてて…w


トモ
えっくん今日MC調子悪いねwww

えっくんごめんなさいw
今井さんとか言ってごめんなさいw


トモイムの顔見てみろよw
(微妙な顔してるImmy)
ダラダラしてる場合じゃねぇんだよw

グダグダえっくん久々に見たなぁ( ´∀`)w
そして今回のツアーがとても良かったものだったと語り
一緒に回ったバンド、呼んでくれた主催者、
そして見に来てくれたフロアの客にも
感謝の言葉を伝え、"Slip"で締めました。
日本にはホント、なかなか出てこなかった
本格的なオルタナロックを奏でるJoy Opposites
今後もcoldrainやCrossfaith、海外からはCitizen
ライブも決定している。
海外進出も視野に入っているバンドの
今後の活躍が楽しみです。



さぁ、次だよ。

客入りは少ない。確かに少ない。

普段よりもスペース減らしてるのに

それでも少ない。

しかし、初日よりも遥かに人は多い。

初日の惨状を見ちゃうと、今日くらいでも

なんか少し安心してしまう不思議。

ひとまずの安堵感を心に宿し、開始を待ちます。



Crown The Empire
初日と同じく、国内盤が先月リリースされた最新盤
Retrograde』の1曲目"SK-68"をSEに
メンバーがステージへ登場。
そしてアルバムの曲順通りに"Are You Coming With Me?"
シンガロング必須のサビに差し掛かると
今日はフロア中からシンガロングが!
レビュー】で書いたことがここで実現した(  ;∀;)

続けてアルバムのリードトラックと思しき"Zero"へ!
疾走パートでサークルしたかった。
疾走パートでサークルしたかった。
大事なことだから2回言ったが、もはや今回は
そんなことは頭の片隅に置いといた。
サビでAndy と一緒に
Zeィィィィroォゥ!!!!!
ってシンガロングできただけで満足だ。

そして過去曲"The Fallout"
CTEにまだシアトリカル要素があった初期の名曲。
コレを聴けた喜びと、
David激情スクリームに惚れた←
ラストはAndy が余韻のある歌い方で終わるのが
またたまりませんよねコンチクショウ。

新譜へ戻って"Hologram"
David もクリーンを披露する
ダブルクリーンで贈る至極のエモーショナルナンバー。
フロアにもクラップやジャンプを煽り
盛り上がりに拍車をかけていく。
今日の何が良いかって、メンバーが
初日の時より遥かに楽しそうにライブしてるのが良い
ホント、メンバーの笑顔が見れて良かったよ…

そして再び初期の名曲"Voices"
こちらもシアトリカルさが光る至極の曲。
以前、Set It Off The Used のライブレポにも書いたが
シアトリカル系のバンドのボーカルは
ライブパフォーマンスが秀逸すぎる

もはやエンターテイナーの域に達するほど。
CTEもその例に漏れず、AndyDavid は当然のこと、
メンバー全員にそんなことを感じた。
Hyden 寄りの位置だった為、Brandon はあまり見えなかったが
Hyden も"魅せるプレイ"感が半端なかった。

"Memories Of A Broken Heart"もやってくれたが
The Fallout』の曲が好きすぎるんだよな…
The Resistance ~』も『Retrograde』も
確かに良いアルバムなんだけど、
やっぱりアルバム曲全体で見たら『The Fallout』なんよ。

続く"Lucky Us"では曲のカオス感そのままに
Hayden がマイクスタンド倒すは、
近くにあるもん叩きつけるわ、
曲の雰囲気に合わせた役者でした完全に。
Lucky Us!!! のシンガロングパートほんと好き。
歌詞やタイトルの真逆な雰囲気の曲。

ラストは"Weight Of The World"
ここでもシンガロングパートが秀逸で
I'm so so sick!!
   I'm so so sick!!!!

と、フロア中からシンガロング。
メンバーの楽しそうにライブしてる様と
シンガロングしてるだけで楽しいわ


メンバーが一度引っ込むも、巻き起こるアンコール。
早々にAndy が出てきてくれ…

ホントに楽しいよ
今日のことは絶対に忘れない
ありがとう


人が少なくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだけど
社交辞令でも嬉しいよ。
こちらこそありがとう。
クソみたいな初日、今日もsoldじゃないとか
CTEに対する日本の状況は本当に酷いけど
それでも日本に来てくれて、本ッ当にありがとう。

そんな中、始まった"Machines"
Andy のソロから始まり、バンドも入ってくるところは
David もマイクをフロアに向けシンガロング。
David の笑顔が眩しすぎんよ…
今日は本当に楽しそうにライブしてた。
フロアこんなだけど、それだけで初日の分は
取り返せたんじゃないかと思う。
名古屋、大阪もメンバーは良かったって言ってたし。
時間なんてあっという間だし、
聴きたかった曲なんてまだまだある。
そんな曲も10曲じゃ収まらない。
でも、それが今後
日本で聴けるかって言ったら可能性は皆無でしょう。
それでも今回、トータルで見た時にCTEが

日本来て良かった、日本のライブ楽しかった
って少しでも思ってくれればそれで良いです。

終演後にセトリは配らなかったし、
全曲把握できたような人もいないでしょう。
故に自分も曖昧なものは避け、
確実にやったものだけレポに記しました。
ご容赦ください。



そして、終演後

会場外に出るとLUTSのメンバーが!

何となくな列が出来てたので、一応並んで



写真撮ってもろた。

LUTSはライブも良かったし、人柄も良さげ。

こうしてファンサービスしてくれてるのが

何よりの証拠だわ。

そこにいた人たち、ほぼ全員の相手をしてくれ

会場内に戻っていったLUTSメンバー。

で、みんなが待ってるであろうCTEは…

出てきてくれませんでした。

名古屋と大阪は写真撮ってる人もいたのにー(´・ω・`)

伝えたいことがいっぱいあったんよ。

1stの時から来日を心待ちにしてたこと
今日のライブはすごく楽しかったこと
聴きたい曲、好きな曲があったこと
来てくれてとても感謝していること
また日本に来て欲しいってこと

そんな流暢に英会話出来ないし

結局テンパって1~2個くらいしか

伝えられないかもしれないけど…

それでもSNSとかじゃなくて、

面と向かって伝えたかったんだよ。

東京は初日が酷すぎた報いですかね…

むしろ、箱が小さいから

出てきてくれるかなって思って

初日に行く理由のひとつでもあったんだ。

出てきてくれたけど全員じゃなかった。

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Brandon のピック貰えたのだけ得した。

初日も、今日も

あわよくばサインをもらおうと思って

持参した国内盤とペンが泣いてるぜ…

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と、思ったら

どうやらワン○クメンバーと飲みに行った

とかいうツイートが流れてたんだけどホントかね?

仮にそれがホントだとしても

ファンは大切にしてくれ…

小雨霧雨レベルだけど、みんな雨の中

帰らず待ってたんだよ(´・ω・`)

ワン○ス共も空気読めよ阿呆が←




と、最後の最後に

こんな結果で終わってしまいましたが。

ホントにCTEが日本を楽しめたことを祈るばかりだし

ホントに、また是非来て欲しいと願うばかり。

それをする為には

まず国内の状況を何とかしなきゃいけないワケだが…

厳しいこと書くので、この先は自己責任で。

最近こんなんばっか書いてるなぁ…
気分良くライブ終わりたい…


















 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭にリンク貼った、初日のレポ

 

あれも読んでもらうとこの先の展開も

 

理解してもらいやすいと思いますが。

 

その記事をを書いた時に

通常時の3倍くらい、アクセス数が爆増しました。

あんなに情報量の少ないレポにも関わらず。

アクセス数が上がるのはブロガー冥利に尽きますが

逆に考えれば

そんなに気になるならライブ行けよ…

と、同時に思ってしまいました。

今回のことに限らず、SNSで

『行けば良かったー』

なんて言ってる連中をたまに見かけるが

おまえら口だけで最初から行く気なんてなかったろ

と思ってしまいます。

行く気があるなら何も言わずに行ってるでしょうしね。


行けば良かった
行けなかった


似てるようで、意味は全く違います。

仕事や体調、どうしようもない理由があったら"行けなかった"

行けば良かった、は"行けるけど行かなかった"ってことでしょう。


"名古屋飛ばし"なんて言葉をよく目にするほどに

海外勢のライブは名古屋がないってのもよくありますが

閑古鳥だった東京初日の翌日、名古屋公演では

メンバーもライブヤバかった!とSNSで発信していました。
(東京初日は特にコメントなし)

今やそういったライブに対する貪欲さ、みたいなものは

東京と地方でも、今は差があるように感じます。

『どーせまた近い内に来るでしょ』

東京にいるからこそ、そんな風に思ってる人いませんか?

そりゃ東京は日本の首都だし、中心都市

海外勢が来ても東京でライブしないことなんてないでしょう。

しかし、リリースなくして来日はないです。

リリースがなければ、その分来日だって遠退くでしょう。

リリースしなくてもフェスにもホイホイ呼ばれ

自主企画や自身のライブができる国内バンドじゃない。

リリースがなくても来日してくれることの方が

よっっっっっぽど稀です。

国内盤が出ると出ないとでも状況は異なります。

来日するバンドの多くは、国内盤を出してる。

国内盤を出さずに来日するのも、これまた稀です。

来日した何ヶ月も後で国内盤を出すという

仕事の鈍い大人の事情なんて知ったこっちゃない。

ガンズなんて今度の来日自体が25年ぶりだぞ?

何がキッカケで来日が遠退くかなんてわからないんだ。

震災や台風などの自然災害

来日はしたけど客が少ない、ノリが悪い

そういった客の態度でも来日が遠退く理由としては十分。

バンドだってボランティアでやってる人なんていないでしょう。

客商売なんだし、客の対応・反応が悪かったら

そこでのライブは考える…

当たり前の話だと思うんですがどうでしょう?


そういう人たちもいれば

CTEのことをそこまで知らずに

ライブを見た人もいたようで

初めて見た(知ったけど)めちゃくちゃ良かった

と言っていた人も、少ない人数ながら見かけました。

初日の連中みたいに、トリのCTEに興味なく

フロアをスッカスカにさせた元凶とは違う。

知らなくても見る、知ろうとする、聴こうとする

そういったことをする人、できる人が

近年、かなりの減少傾向にあるように思います。

ネットを見てても、ライブ会場に行っても。

まずそういった"リスナー"の状況を変えないことには

今後、さらに加速度的に酷くなっていく気もします。


Crown The Empire

世界的に見ても、今の現行シーンでは

かなり人気も知名度もある方です。

そういった状況が、日本じゃまるで通用しない。

昨今、いや

もっと前からずっと言われ続けてるかもしれません。

日本はガラパゴス国家だ、と。

自分たちのこと、自分の国のことしか知ろうとしない。

こと音楽に関しては、これが顕著すぎるほどに現れてます。

今回の客入りを見てもそれは明らかです。

日本だけ、世界の常識が通用しない。

だから洋楽主体の大型フェスも

いつまで経っても客寄せの為の国内バンドが減らないし

巷に出回る音楽も、バンドミュージックが日の目を見ず

アイドルだの、アニソンだの、見た目がDQNな連中だのに

覇権を取られてるんじゃないんですか?と。

いつまで経っても、良い音楽が世に出回らず

金や利権やコネでズブズブな連中ばかりが

世間に広がり続ける音楽業界になってるんじゃないですか?と。

それを変えるには

音楽を聴いてる人たち、

所謂"リスナー"のレベルが上がらないとダメなのでは?


と、常々思っている次第です。




日本でもストリーミングサービスが始まってますが

好きなバンドやミュージシャンの音源は

ちゃんとお金を出して"買い"ましょう。

そして、ライブに行ける時間とお金の余裕があるなら

是非、ライブ会場に足を運びましょう

最低限、これくらいはしないと

日本の音楽シーンなんてどんどん死滅していきます。

 

ネットで、無料で聴いて満足しているだけでは…

 

あなたの好きなミュージシャンやバンドが

 

休止解散しても知りませんよ?


と、今回のRise Tourの客入りを見て

改めて思いました。

音楽シーンを生かすも殺すも

結構リスナーの力は大きいと思います。

クソみたいな業界や

 

クソみたいな呼び屋やプロモーターに負けないよう

頑張ってるミュージシャンやバンドの為にも

頑張ってるライブの主催者さんの為にも

リスナーも頑張っていきましょう。




Next Live Show
FRENZAL RHOMB / USELESS ID JAPAN TOUR 2016

      or
カラスは真っ白
『バックトゥザフューチャー』レコ発ツアー