取り上げることこそ問題解決の第一歩。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 


ホントはGWのフェスで起きたことに対する記事

書き溜めてるレビュー記事を

上げようと思っていたんですが、

今、タイムリーな話題として、こちらを先に上げます。

 

 

 

 

集客10人以下のバンドはライブやめろ

※ツイート者とリンク先のブログ筆者は別人です



おっと、これは興味を引かれる事案だな!

と、思って色々と探したけど

なかなか当のブログに辿り着けず苦労しました。

まずね、影響力のある↑みたいな人らが

読む価値なんかねぇ!
共有も拡散もする必要はねぇ!


なんて言うからですよね。

情報遮断するようなことすんなや

と、まず思いましたけどね。

自分がどう思おうが、それは実際に見なきゃ

読まなきゃ判断つかねぇだろうがよ。

まずこんな人が言うから気になる人は増えるだろうし

ホントにそう思うなら、こんなツイートこそ

する必要が全くない。

しなきゃいいだけだったのにね。

Twitterのヘビーユーザーはこれだから…

バカッターなんて揶揄されるんだよ。


ま、そうして話題になって数日後

検索していちばん上に来たところでようやく辿り着きました。

まず、読んで思ったのは

いや、読めよ!

ってことでした。

確かにタイトルは攻撃的だけど、

内容は至極真っ当だろう。
 
集客できないならライブするな、は
 
さすがに極端すぎるだろうけど。
 
最初はみんなそんなもんでしょうしね。
 
そこからでもスタートしないと始まらないでしょうし。

とはいえ、これを読む価値なしとか言える意味がわからない。

で、いちばんの害悪は

こういった有名人・著名人のツイートを

RTしかしてないヤツ

絶対読んでねぇだろ。読めよ!

リツイートして読んだ気になるな!

ツイート元がお前の意見だと思うな!

ちゃんと自分で元ネタ読んで、

自分で考えて、自分で判断して、

自分の意見ちゃんと持て!
 
「拡散しなくていい」はあくまで、
 
あの人がちゃんと読んだ上で、辿り着いた答えだ。
 
ホントに読みもしないヤツがリツイートだけで終わらすな阿呆か。

ホント、イライラするわー…ツイカス民共が…


で、当のツイッターでは

集客10人以下のバンドはライブやめろ

という情報のみが一人歩きして、

また信者が読まずに脊髄反射でRT祭りになってます。

八王子RIPSの店長も



後の部分は良いけど、最初の部分

読んでませんが、タイトルの言葉にだけ反応させてもらうと

こんなこと言う始末。

しかし、実際のブログタイトルはこうです↓


動員の少ないバンドはライブするのを止めてもらえないだろうか


攻撃的なタイトルには違いないけど、

"10人"とかいう、限定的な数字も出していないし

止めてもらえないだろうか、と

内容はともかく、言い方はそこまで過激ではない。


10人も集められねぇバンドはライブすんなボケが


キツイ言い方ってこうでしょう。

"ボケが"はあってもなくてもいいけど

あった方が注目は集めるでしょうね。

そう考えたら、元記事のタイトルなんて

常識的なタイトル、常識的な言い方ですよ。

そして、RIPSの店長さんは



オレはどこぞの有名バンド()のメガネボーカルより

RIPSの店長さんの方が遥かに好感だわー。

で、当のメガネボーカルはこんなことを。



褒めることしかしない音楽業界で大成した?故なんでしょうかね。

この有名バンドのボーカルさんとRIPSの店長さん

どちらを支持しますか?


確かにこの方が建設的だし、楽しい。

それは間違いないです。

でも、あのブログが不必要だなんてことは微塵も思わない。

むしろこれがシェアしなきゃいけない問題だろ。

今やそんな小さい箱でやることが極端に少なくなったバンドが

""のそういった小さい箱の現場なんて

本当にわかってるかどうかも怪しいもんです。

そこに近いところにいる人の方が

現場の状況なんて、遥かにわかってるでしょう。

問題を取り上げることは

問題解決の第一歩だろう。

それを読む価値なしとか、本気で思ってるのかて。


そして、あまりに反響があった為に

記事の当事者さんも後に

 

 

 

 

 

 

 

謝罪と反論(動員がないならライブ止めろ記事について)

という記事も上げています。

是非、両方読んでくださいね。

リツイートするだけのツイカスのようにならないように。


この記事の書いた当人は、バンドもやっているようですが

 

自分はバンドマンでもないし、

ライブハウスのスタッフでもないし、

音楽ネタでブログを書く、ただの音楽リスナーです。

でも、この話題になった記事を読み

ブログを書く身としてわかること

ライブハウスに遊びにいく身としてわかること

どちらも共感することは多かったです。

ただね、こういう記事が話題になると

こういうまともな批判を勘違いして

何の意味もない批判やクレームするヤツも

昨今、大量に増加してるのは否めないでしょう。

それがいらん規制に繋がり、不要なルールが出来、

狭く、生き辛い世の中を助長しているのかもしれません。

「助長」は半分間違った使い方かもですが。

でも、それは批判をされた側も

まともな批判と、無意味なクレームをきちんと区別し

然るべき対応をすればいいと思うんですけどね。

 
これで無意味なクレームに対応するから阿呆なんですよねぇ…

日本は良くも悪くも、
 
周りの目や空気、周りの意見に
 
左右されすぎ、影響されすぎです。


しかし、こうして話題になったことが幸いし

あの記事を書いた方も、後の記事で



という結果になっていることを書いています。

これが大事なんじゃないかと。

あの記事が広く読まれ
 
肯定され、共感され、否定され、批判され

現状の問題を考え、議論し、自分で考えて

是非を問う

こういう場を設けることが、まず第一歩でしょう。

それを遮断するような真似こそ、無意味だと思う。

この方の代替案が書いてないとかも言われてるようですが

この結果を踏まえて、対策を練るのは

バンドでしょうし、ライブハウスだと思うので

筆者の考えはあってもなくても良いような気もします。

あればもちろん、参考例としての

判断材料にはなると思いますが。


何が正しいとか、何が間違ってるとか

そんなのは見る人、読む人が決めているだけで

何事に於いても、本来は正解も間違いもないと思います。

自分が感じたこと、思ったことが

自分にとっての正解であり、間違いであるだけで。

そこに共感はしても、他人に強要してはいけないし、

人それぞれの意見として捉えることが大事なのでは?と。


何はともあれ

今回のことが、今の国内音楽シーンに於いて

良い方向に向かうキッカケになると良いですね。



関連記事
腐ってるのは業界か、メジャーレーベルか
国内外ライブハウス閉鎖問題
バンドとファンの理想の形
影響力のある人物はいる。しかし、何故音楽が広がらないのか?
業界は本当に国内音楽のことを考えているのか?





































あ、どうも。僕です←

このスクロールした部分は

今までは自分の愚痴コーナーになってたことが多いですが

今回はちと趣向を変えまして、

自分のブログの書き方について

を綴ろうと思っています。

興味ない人はスルーしましょう。
 




件の記事は、ライブハウスの現状よりも、

ブログの書き手としての部分の方に強く共感しました。

ま、ご覧の通り

自分ももう何年とブログ書いてますしね。

mixi時代も含めれば、

こういったWebでまとまった文章を書くのは

10年以上やってることになりますし。

ライブ歴より、よっぽど長いです。

それに、アメーバに来てからは

mixiでいうマイミクとかがいない為、

文字通りゼロからのスタートだったので

読者やアクセス数を増やすことを考えて……

いないことは、今も昔も変わってませんね笑


アクセス数を稼ぎたいなら

目を引くタイトルや記事の内容は当然考えます。

何なら今回の記事タイトルだって

『ちゃんと見て、読んでほしい情報』

とでもすれば、本タイトルよりも多少は目を引くでしょう。

ダブルミーニングにもなりますし。

でも、自分はそんなのを主目的に書いてるワケじゃない。

ホントにアクセス数を稼ぎたいなら

今回だって、メガネボーカルの名前もバンド名も

記事に明記するし、普段書いてる記事のように

有名バンドも伏せ字なんて使いませんよ。

何なら、そのバンドに特化した記事でも書けばいい。

アクセス数上げる方法なんていくらでも思いつきます。

実際に上がるかどうかは

やってみないとわからないのは当然ながら、

その可能性すらも断っているのは

別にそこまでアクセス数に執着なんてしてないことと

伏せ字だろうが、別の表現だろうが

伝わればそれでいいと思っているからです。

まぁ、直接的な表現でなくても

伝わるような画像やらネタやら用意しますしね。


とはいえ、どうすればアクセス数が上がるか

ってのも全く考えないと言えば嘘になります。

少なくとも、この記事はこういう人に読んでほしい

って思いで書いてる記事もありますしね。

ライブレポ推薦シリーズとかはその典型です。


逆に伏せ字とかを使う場合は

アクセス数は上がるだろうけど、

面倒臭ぇヤツに来られても面倒だから

って理由で、伏せ字だったりします笑

あくまで正規ワードで特定されない表現をしてる時は

9割方、そう思っての配慮です(。-∀-)ノシ

あとは各SNSに記事UP情報を流さない

とかもね。




ただ、やっぱりね

批判するような記事の方が

アクセス数を稼ぎがちなのも事実なんですよねぇ。

そういうのを楽しみにしてるような人も

いるんでしょうしね。

むしろ、ウチのブログの支持者の多くは

そういう記事への支持層が多いような気もしてます。

自分みたいなひねくれ者が書いてるブログを

楽しみにしてるような人たちも、

きっとどこかひねくれてるんでしょう。

…嘘ですごめんなさい←

読みに来てくれる人は誰であろうと感謝です<(_ _)>



今回のあの方の記事にも共感したように

あぁいったことを、広く知ってもらうことってのも

必要なんだと思ってます。

ウチでも散々書いているように

日本の国内メディアは褒めること、絶賛すること

しか出来ない脳死メディアですしね。

そんな脳死メディアでも、批判しろとは言わないけど

悪いこと、良くないことが起きた時には

それも等しく取り上げろとは常々思ってます。

本文でも言いましたが

イメージを気にしすぎ

そんな抽象的なものに重きを置いてどうすんだと。

だからこそ、自分も批判するような記事も書くし

疑問に思ったことも、自分が思うままに書いています。

ただ、それだけではメガネボーカルが言うように

楽しくないし、生産性に欠けるってのも重々承知なので

推薦シリーズ解散シリーズみたいなものも書いてるし

レビューだって書いてます。

年末にはアルバムランキングまとめ記事も。

そもそも始まりはライブレポですしね。

別に自分は批判厨ではないのでw

むしろ最近は減ってるでしょ、批判記事←

何にでも噛み付くバカではなく

批判するようなことが起きなきゃ

そんな記事は書かないし、書けないのですよ。


ちなみに批判って言葉自体

今はマイナスイメージでしか使われていませんが



と、言葉本来の意味は

決して"否定"と同義ではないですからね。

さらに言うなら

肯定 / 否定 / 共感

の3つも、どれも違うものでしょう。

肯定 / 共感 / 賛成

この3つは似てますが、少し違うでしょうしね。

こういった言葉の使い方や意味も

ブログ書く上では大事にしていることのひとつです。




ただ、やはり内容に関しては

今回の本文でも言いましたが、基本的には

人それぞれ

という思いが最初から強い為に、

何かに依存するようなことって

そもそも少ないんですよね。単に、

自分はこう思った

ってだけだから。

そういう意識でしか書いていません。

レポも、レビューも、称賛記事も、批判記事も。

内容によっては感情的になって、

言葉悪くなることだってありますが。
 
そういった点でも、至って冷静に通常テンションな
 
件のブログ筆者さんには、見習わなければなりませんね。

でも、どんな内容の記事を書こうが

自分の意見は正しいとも間違ってるとも思わない。

自分の意見を他人に強要するつもりはサラサラないですし。

でも、書いたことに共感してくれることは

当然ながら嬉しいものです。
 
これは良い記事!良いレポ!
 
とか言ってもらえるなら天にも昇る気持ちです。
 
書いた甲斐があったと思えます。
 
基本的には、典型的な褒められて伸びるタイプですから←




……なんか書いてる内に

着地点がわからなくなってきた←

こんなハズじゃなかったのに( ノД`)

でも

自分が普段どういうことを考えながら

記事を書いているのか

ってのが、少しは伝われば幸いです。