人の死を金に変えようとするクズ野郎共。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

 

梅雨明け宣言した後の、日が出ない続き。


今が梅雨なんじゃないの?って思ってしまいますね。


それで気温が低くなれど、湿度がクソ高。


冷夏とはいえ、夏がクソなことには変わりないです。


どうも、トトです。

 

 


Chester が亡くなって少し経ちましたが、

 

既に落ち着きを取り戻し、

 

日常生活に戻った人も少なくないんじゃないでしょうか。

 

7/29にはChester の葬儀が行われましたが、

 

そこにとんでもないクソ野郎が現れました。

 

ってのが、今回のネタです。

 

 

 

 

近親者のみで行われたChester Benningtonの葬儀で配られたメモリアル・アイテムがオークションサイトで出品される(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)


葬儀では葬儀プログラム、リストバンド、ラミネート・ストラップ、Chesterのサインが刻まれたピンなどが入った特別なメモリアル・パッケージが出席者に配られていました。


しかし出席者のみにしか配られていないそのメモリアル・パッケージがe-bayに2つも出品され、ひとつは$34,000、もうひとつは$51,000以上に値段が高騰していました。


それらが本物かどうかの確認は取れていませんが、現時点で2点ともe-bayから出品は取り下げられたようです。

 

 

 


という、胸糞な出来事でした。


このオークションに出品したクソ野郎は


本当に近親者かどうかも疑わしくなってきますね。


近親者を装った他人なんじゃねーの?


なんて邪推してしまいます。


この出来事が公になった時に思い出したことがあります。

 


 

 


Pay money To my Painのラストライブ


From here to somewhere』において


その時、会場にいた人しか手にすることの出来ない


このPTPのドル紙幣。


コレもオークションに出したクソがいたんですよね。

 


そもそも、何故オークションに出すんでしょうね?


って言っても、

 

出品者は単に金欲しさ以外の何ものでもないんでしょうけど。


それに金を出して買おうとしてる連中も、総じて阿呆ですよ。


そういうのって、ライブのチケットも同じだと思うんですよね。


オークションに出すヤツがいちばんクズなのは当然ですが


それに金を出す阿呆がいるから、いつまで経ってもなくならない。


本当にまともな物で、

 

まともなやりとりが行われるオークションなら良いですが


音楽関連でのオークションなんて、大概にしてクソな気がします。

 

 

 

問題の来日公演に関してもそうです。


主催はご存知、オーディエンスからの評判は


すこぶる悪いH.I.P.です。


ライブやフェスの運営がクソだと叩かれるのは通常運転、


何なら、ライブ当日までの対応も酷いと言われるところです。


今回の件でも同じようなことが言える気がします。


バンドとしての直近だった北米ツアーに関しては


Chester の死後、公式から早々にキャンセルの報せが出た。


そして3ヶ月以上先の来日公演は、未だに何の情報も出ていない。


今はまだ、メンバーや近親者にとっては


休息が必要なんだろうということはわかる。


それ故に、日本を含め


数ヶ月先のライブへの対応は手が付いていないだけかもしれない。


どうするのか、今まさに協議中なのかもしれない。


メンバーやスタッフの心身の休息により、

 

連絡が滞ってるだけかもしれない。


しかし今、LP公式にあるライブスケジュールで消えてないの

 

日本だけですよ。 → Linkin Park Official - EVENT


これから先、他国のスケジュールは全て無くなってるのに


日本だけやるなんてことはまずないでしょう。


そしたら、やっぱり日本の企業の方に原因があるのでは?

 

それを踏まえても


チケットの販売は一旦止めるべきではないのだろうか?


現状で、フツーにプレイガイドで販売してるのがやや疑問です。


チケットの販売、一時中断ってそんなに手間隙かかることなのかね?


過去の悪行から見ても、この主催元が


1枚でも多くチケットを"売上"として換算したいが為の行為


という思いが頭を掠めてしまいます。


こじつけかもしれません。偏った見方なのかもしれません。


しかし、過去


病に倒れたOf Mice & Men ex-Vo.Austin の時の対応や


身内が亡くなったSlipknotClown の時の対応を見てると


H.I.P.なら、人の死さえも平気で金にするような気がしてならない…


という部分が、頭から離れないんですよね…

 

 

同時に、それでも呼んで欲しい!来て欲しい!


というファンもいて、その気持ちもわからなくはないけど


個人的には、来なくても大丈夫だよと言いたい。


LPが来るにしろ、来ないにしろ、


仮にこのまま公演を執り行うというなら


希望者には返金対応をきちんととってもらいたい。


……というのも、ここの企業に求めるだけ無駄な気もしますが。

 

 


亡くなってしまった人が大きければ大きいほど


そういったメモリアルアイテムは価値のあるものになるでしょう。


しかし、そこは"価値"という言葉で片付けられないほど


大切なものだと思うんです。


PTPドルの写真は、間違いなく自分のものです。


お守り代わりというワケではないんですが、


あの日以来、ずっと財布に入れてあります。

 

 

Chester の場合も、PTP(K)の場合も、


来場してくれた人たちのことを思って、


主催が、バンドが、せめてものお返しにと、

 

厚意で作ってくれたものだと思うんです。


気持ちです。思いやりです。お礼です。


しかし、そういった行為を踏み躙るようなことをする


許し難いクズ野郎が、どちらの会場にいたということ。


こういう連中が死ねばよかったのに、とまでは言いませんが


こんなクズ共が会場にいたこと自体、憤りはもちろんですし、


何より悲しいですね。


海外にも、日本にも、どこにでもクズはいるものですが


こんな連中ですらも、自分たちと同じ人間だということが


残念すぎます。


人が亡くなってるんですよ。


どうしてこんなことが出来るのか、理解に苦しみます。

 

 

 

 

 

 

 


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