KNOTFEST JAPAN 2016 大反省会。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 

 

 

 


はー、今年もライブ以外は

全く無事に終わらなかったですね

KNOTFEST JAPAN

当日が近付いてくるにつれ

KNOTFEST JAPAN 2014 大反省会

の、アクセス数が伸びてきておりました。

こうして自分の意思で

ちゃんと調べようとしてる姿勢はとても良いです。

そこから自分の記事にたどり着いてくれた方には尚感謝。

このフェスがどんな感じだったのか

下手したらレポ以上に伝わる記事だったかもしれません。

レポはあくまで"ライブ"がメインなのでね。



さて、そんなこんなで

今年も反省会いきましょう。

まず昨年と同じテンプレを使って振り返ってみます。




【今年行った曜日】
土日2days

【都道府県】
東京

【目当てだったバンド】
-DAY 1-
Slipknot
Deftones
Disturbed
(A Day To Remember)
Hoobastank

coldrain
Issues
CRYSTAL LAKE

-DAY 2-
Slipknot
Marylin Manson
Lamb of God
CROSSFAITH
In Flames
Anthrax

HER NAME IN BLOOD
Butcher Babies
THE 冠


【ワーストアクト】
ワーストってほどのはいないかな。
強いて挙げるなら、客層の悪化と
ラスト曲間違えたCROSSFAITH

or

Tyler の調子悪く?声が掠れ気味&声量不足、
Stingray Affliction ハズし、新譜曲多めだったIssues


【ベスト アクト】
圧巻のDisturbed
新進気鋭のButcher Babies

【ワースト 客】
フロアにゴミ(ペットボトル、プラカップ)を撒き散らすカス共
ラインナップに付随する客層的にも
これは初日の方が遥かに多かった気がします。

【ベスト 客】
やっぱり全身Slipknot コス(つなぎ+マスク)してた人たち。
チケットの売上のせいか、昨年より少なかった気もする

【ベストフード】
豚トロ丼
…しか食べてないのは昨年と同じ

【来年観たいバンド】
Motionless In White
In This Moment
Volbeat
Sevendust
Five Finger Death Punch
Disturbed
Butcher Babies


【改善して欲しい点】
クソH.I.Pの運営もろもろ

【感想&エピソード】
前回よりも前線で楽しんだバンドは多い気がする。
Butcher Babies はめちゃくちゃ評判良かったし
自分もそう思う。
2日目なんて面子的にも、唯一と言っていいくらい
疾走系で攻め立てられるアクトだったとこもあるし、
フロアでメンバーを見かけたという客にも良対応だったと。
フェスじゃなくて単独で再来日してほしい。
やっぱり目線は洋楽寄りになってしまうけど、
H.I.P.フェスによる国内メンツのマンネリ感は否めないが
Corey に"友達"だと、名前を挙げられた国内バンドもいるし、
その点は素直に嬉しかった。
あと、やっぱり大きな会場だからこそできる
巨大サークルやWoDは楽しかった。


以下、疑問点・問題点
※見映えは良くないので、読み進めるかどうか自己責任でおなしゃす





















基本的には

前回の反省会で書いたことがそのまま今年も適応されますかね。

H.I.P.は"改善"という言葉を知らなそうですし。

唯一、改善されたのは

フードエリアに長椅子が出たこと。

テーブルはなかったけどな。

オマケに、今年は

少し厳しめに手荷物チェックをします

と、宣っていたにも関わらず

フロアにスケボー持ち込んでた外国人客いたけど?

フロアのペットボトルも相変わらずだし

口だけの杜撰すぎるチェックなんて

やらなくても一緒だわ。

それ以外の部分で、まずは……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Clown の身内の不幸による来日キャンセル


ファンはもちろんのこと、

Slipknot 自身にも大きな影響があるであろう事態。

彼のインスタを見る限り、

養父が亡くなったことを10/28には上げてる。

直接言及はしていなくとも、

ライブを離脱するのは明白で、当然の出来事。

しかし、運営であるH.I.P.が

Clown が身内の不幸で来日しないとアナウンスしたのは

11/4の21:00

ライブ当日である11/5に日付変更する3時間前です。

コイツらはこの1週間何してたの?って話じゃん。

人の不幸すらチケット捌く為に利用してんの?

頭おかしいんじゃねーの。

この1週間、

何とかなるように(Clown が)頑張ってたのかもしれないけど

にしても状況をアナウンスして、

Clown は身内の不幸があり、
来日できない可能性があります。
ご了承ください


と、前もって情報出してれば

毎度毎度の批判なんて受けなかったと思うんだけど。

 

オマケに、キャンセル発表後のH.I.P.のアナウンスが

 

スリップノットのメンバー クラウンが、突然の身内の不幸により11/5(土)&6(日)に開催予定のノットフェス・ジャパンに参加できなくなりました。
その他のメンバーは既に来日しており、公演には影響はございません。
今回の来日キャンセルについて、クラウン自身も日本のファンの皆様に対して申し訳なく思っています。

 

影響あるだろ

 

いや、ぶっちゃけてしまえばないのかもしれない。

 

公演(自体はちゃんと行われるし)には影響ございません

 

ってことなのかもしれんし。

 

でも、公式ってことを考えたら言い方ってもんがあるじゃん?

 

日本語不自由かよまったく…


H.I.P.も大概だけど、この件に関しては

ファン(?)も一部頭おかしい連中がいた。

海外の人たちはほとんどが

Sorry for your loss (お悔やみ申し上げます)
R.I.P. (Rest in Peace = 安らかに眠れ)


と、Clown の心情を察するコメントをしてたのに

日本のファン(?)は

自分のことしか考えてないようなヤツだったり、

ClownSlipknot が好きとは思えない発言をしてたり…

本当にファンだとは思えないが故に

(?)を付けているのもそのせいです。

もちろん、大多数の人は

Clown のことを残念に思ったり、

それでもライブをしに来てくれるSlipknot に感謝したり

称賛されるまでもなく、

ただただ、当たり前なことを口に出していた。

でも、ホントにほんの一部の連中がね…

何だろうかね、このやるせない気持ちは。

このブログでも何度も書いてきたけど

やっぱ最近の音楽リスナーって、どこかおかしいよな…

もちろん、そんなのは昔から一定数いて

SNSという馬鹿発見器が大いに役立ち、

そういう連中を目にする機会も爆発的に増えた

だけなのかもしれないけど。

ただ、でも

そうやって"それでも来てくれてありがとう"と

感謝の気持ちを持つのは当然だけど

それが出来ない人もいる。

事態が事態なだけに罵る人もいるでしょう。

自分はむしろ普段は後者寄りの人間なので

当然、バンドに感謝こそすれ

やっぱりこれまでのこともあるし、

H.I.P.ふざけんなやアホか

と思ってしまう方が、気持ち的には強いです。

バンド側には全くそうは思わないけど、

やっぱ"H.I.P.だから"こう思ってしまう感が遥かに強い。

運営がクリマンとかならここまで思わないでしょう。

それもやはり、音楽シーン衰退に

一役買ってることにも繋がるだろうし。

そう思うと、キャンセル云々じゃなしに

そのやり方はどうなのよ?

と、疑問に思うことは少なくない。

そこはリスナー側が指摘して然るべきだろとも思うので。



そしてもう一方のキャンセルの問題

 

 

 

A Day To Rememver 来日キャンセル


キャンセル自体はまぁ仕方ないでしょう。

H.I.P.だけじゃなく、

少なからずバンドの都合もあったことでしょうし。

問題はキャンセル後の対応ですよ。

a crowd of rebellionが代役

だぁーれも納得しない対処の仕方が

さすがのH.I.P.クオリティですわ。

ADTRがキャンセルしたなら、最も良い方法は

①ADTR級の海外アクトを代役にする
②ADTRの持ち時間を他アクトに分配する
③代役も分配もなしで、タイムテーブルを詰める(縮める)


提示されてオーディエンスが納得するのは

この3つくらいじゃないでしょうか?

少なくとも自分なら、このどれかなら納得しますね。

でも、実際に取られた処置が

OP.Actがメインアクトに繰り上げ

おそらく最も反感を買うやり方じゃないでしょうか。

acorのファンも喜ばないし、

ましてそれでチケットの売上が上がるワケもない。

大体acorのメインファン層なんて、金ない若者キッズたちでしょ。

それがacorがメインアクトに格上げされただけで

\14,000もするフェスチケットを買うかね?

むしろ、

『ADTRが来ないなら行くのやめる』

って人も見かけたくらいだし、結果として

総合的にはマイナスのように思う。

こうして自分で自分の首を絞めるやり方もH.I.P.クオリティですね。

このやり方で納得できるアクトは

THE 冠さんくらいでしょう。

それ以外のOP.Actだったら、どれも批判されるように思う。


acorはアルバムも全部持ってるし、

個人的には応援してるバンドのひとつでもある。

けど、この代役は"代役"にはならないと思うし、

それはバンド自身も言っていたこと。

何なら可哀想だとすら思う。

H.I.P.に


『お前ら批判の的になれや』


って言われてるようなもんですしね。

『君たちならやれると信じてるから!』

なーんて、ていの良い言葉でもつけて

鼓舞してる(つもりの)ように振舞ってるんでしょうか?

まぁ、もちろん受けるバンド側にも問題はあるが

そこは大人の事情で、断れない部分もあるでしょうし、

それで、自分たち自身を鼓舞することにも繋がりますし。

しかし、Ozzfest 2013から脈々と続くH.I.P.の愚行の数々は、

もはやオーディエンスにも知れ渡ってる。

今回の代役発表時も、acorに対する批判はほとんどなく

自分と同じように哀れみの声を上げる人すらいた。

批判の矛先は、ほとんどH.I.P.に集中してました。

あとは一部ADTRにも。まぁ、それは

詳細を発表しないADTRにも責任はあるでしょうし妥当でしょう。

でも、この流れは昨年のOzzfest と同じものを感じる。



昨年のOzzfest では

Of Mice & Men がキャンセルになりました。

キャンセルの理由も、今回のADTRのように

詳細がわからないものではなく

 

 

vo.Austin のマルファン症候群

Of Mice & MenのフロントマンAustin Carlileが病気について語る】(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)


最早これこそ仕方のないキャンセルでした。

しかし、酷かったのがここでもH.I.P.の対応。

Ozzfest の何ヶ月も前に

バンドは公式に年内のライブは全てキャンセルの声明を出していた。

しかしH.I.P.は

『日本のOzzfestには来ます!』

と、言い続けていたが、結果は案の上のキャンセル。

今回のKNOTFESTもそうですが、

チケットの売行きが良くないと使用するH.I.P.のクソみたいな常套手段。

引き伸ばし

そしてH.I.P.が批判の的に白羽の矢を立てたのは

NOISEMAKERでしたね。

OMMに関しては

バンドの公式から年内はライブしないと言われていた為、

ファンもそれを信用すれば良いのですが

来る!と言われたら希望を捨てきれないのが人間でしょう。

そういった人の思いや心を利用し、

少しでも自分たちの"金"になる方法を取るのがH.I.P.という企業。

ここまで徹底したクズ企業もなかなかないでしょう。

 

ついでに、今年のサイン会のメンツも酷すぎ

 

2日目はまだしも、初日なんだあれ。

 

フツーにライブ行けばサインしてくれる規模のバンドばっかやんけ。

 

金銭ついでにもうひとつあるけど

 

どうやら多額の金を払っているVIPに対しても

 

なんか対応悪かったらしいですね。

 

ホント、何なんだろうここの企業…

 



今回はADTRも前日にキャンセルを発表したけど

果たして、いつから知っていた、確定していたんでしょうね?

その情報を、いつから隠していたんですかね? > H.I.Pさん

ラインナップの発表とかは

出演バンドや、果てはコンビニ如きに先出しされるのに

こういった時の情報統制力だけは大したもんですね。

と、そう思われても仕方のないことをしてきてるので。

最早H.I.P.に対する客の信用なんて、ゼロに等しいでしょう。

客商売なのに、客の信用や信頼を

自ら手放すような企業もなかなかいません。


とはいえ、この件に対してキレていいのは

ちゃんと初日のチケットを買っていて、

9月にリリースされたADTRの新譜もちゃんと買っていて、

当日のADTRのライブを楽しみにしていた人でしょう。

それ以外の人に、あまり批判する権利はないように思います。

ただH.I.P.を叩きたいだけの人は

ADTRキャンセルのことだけでなく、

叩ける材料は豊富に取り揃えている企業なので

そっちで叩いてくださいね^^



途中、

Ozzfest 2013から続く

と書きましたが、実はそれより前に

H.I.P.がやらかしたフェスがあるのをご存知でしょうか?

 

大型ロックイベント・デビロックナイトがひどいと話題に】(NAVER)


↑のまとめ、スタッフや公式と

客との温度差がホントに酷いですね。

OzzfestやKNOTFESTでやらかしている為、

洋楽リスナーにはH.I.P.の愚行は周知かもしれませんが

それよりも前、

邦楽リスナー御用達のラインナップでのフェス

Devilock Finalを取り仕切っていたのも

H.I.P.だったんデスヨ。

この日、苦汁を舐めさせられた人もいるんじゃないでしょうか?



加えて、来年のOzzfest に対する

ラジオでのH.I.P.スタッフの言動が

一部で少し波紋を呼んでいることも…


・洋楽は招致に費用がかかるが集客力はない。来年から減らすか邦楽フェスの方向を考えている
・Ozzy は高齢で厳しいが、監修は引き続きSharon にお願いする。Ozzy が出なくても名称はOzzfest になる
・Ozzfest は看板代(名前の使用料)が最も高い



自分も実際に聞いていたワケではないので

これを本当に言ったのかどうかの信憑性には欠けるが

火のないところに煙は立たんでしょう。

やっぱり"H.I.P.だったら"言っててもおかしくない

って思っちゃうからね。

逆にこうなってくれたらくれたで、

洋楽リスナー、メタラーは嬉しいんじゃないですかね。

自分の好きなバンドのライブが、H.I.P.の悪手から逃れられるワケですし。


洋楽だと集客できないって言うけど

もし自分たちのやってることを棚に上げて

こんなこと言ってるんだとしたら

H.I.P.が今後、洋楽で誰を呼んだとしても

まともな集客なんかできるワケない。

自分たちが何で批判されてるのか、

何で客が集まらないのか、

ホントに改善する気があるなら

ラインナップを変えるんじゃなくて

まずは自分たちのやり方を変えると思うんですがねぇ。






いつの間にかKNOTFEST反省会ってよりかは

H.I.P.の愚行まとめみたいになってしまいましたが。

今年はライブレポ以外の記事でも

リスナーが変わらないと改善されないことや

今の音楽シーンに疑問を抱いているという記事等

こういった海外勢が絡むフェスやライブでの

オーディエンスのサポートの大事さとか、

それこそ国内外のライブ問わず、

ライブにいるオーディエンスの質の低下とか…

今のシーンが悪いのは

もちろんH.I.P.や、8月のCABOOSEのような件が絡んでるのはもちろん、

必ずしもそれだけではなく、

リスナーとしてのこちら側にも

原因の一旦はあるという記事も数多く書いてきました。


CABOOSEやH.I.P.のように

バンドや客をないがしろにしてるようなところは言うまでもなく

じゃあリスナー側は正当なサポートをしてきたのか?と。

ADTRキャンセルは、詳細がわからない為に確証はないが

新譜の国内盤を出したけど売れなかった、とか

昨年のOzzfest の時に盛り上がりに欠けた、とか

実際、新譜の売上がどれほどなのか知らないし

Ozzfest だって行ってないからライブがどうだったかもわかりません。

でも、そんな些細なことが原因で来日が滞る可能性だって0じゃない。

だから新譜を買ってなかったり、チケットを買ってない人に

ADTRキャンセルをどうこう言う権利はないのでは?

と思ったのも事実です。




今やもう、主催者だけのワンマン運営で

フェスやライブが"ちゃんと"成り立つ時代じゃないような気もします。

インターネットやSNSの発達により

リスナーやオーディエンスの声も無視できないほど

大きなものとなっているのも確かでしょう。

それを無視し続けていれば

H.I.P.のように客の信頼や信用はガタ落ちになるだろうし、

悪評がどんどん広まっていけば、

近い将来、倒産の可能性だって出てくるでしょう。

そういったことを知らしめるのも

現代のリスナーができる数少ないことのひとつのようにも思います。

良いライブ

良いフェス

良いラインナップ

と思えるものを増やすには、リスナーの力は絶対に必要です。

そうなる為にも、

好きなバンドのサポートだけは怠らないようにしましょう。

まずはそこからだと思いますので。

そして、ライブが、来日が決まった際には必ず足を運ぶ。

たったこれだけ、必要最低限のサポートだけでも

バンドは大いに喜んでくれるハズだし、

日本の音楽シーン改善の足掛かりに、第一歩に

なるんじゃないかと思います。






過去からの参考記事
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