DIYだから… なんて言い訳は通じないとこまで来てる。 | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。




先週末に関東も梅雨明けし、

8月に入って本格的な本番の到来ですね。

嫌ですね←

ムカつきますね←

どうも、トトです。



今回は、そんな自分よりも憤慨してる人が多いであろう

あるブッキングチームのお話。



8月に予定されていたStray From The Pathの来日ツアーがキャンセルに、バンドがコメントを発表
(ALTERNATIVE PRESS JAPAN)

日本のファンに残念なお知らせがあります。8月の日本ツアーをキャンセルすることになりました。僕たちがツアーを発表するとすぐに、まず日本でSFTPを観たいと待っていたファンのみんなから素晴らしい反応がありました。ですが、業界の多くのバンドや人々から、プロモーターのトオルは良いプロモーターではなく、彼等に対して多額の借金を負っていることを聞いていました。トオルはツアーのプランを立てている時は良い対応をしていて、メールにもすぐ返事をくれました。それから僕たちは日本ツアーの後に東南アジアツアーをブッキングしました。そして、ツアーを確定、アナウンスするために彼にフライトチケットの予約をしてもらう必要がありました。

東南アジアのプロモーターも「トオルは信用できないから気を付けたほうが良いと聞いている」と僕たちに言っていました。僕たちは彼にツアーの1ヶ月前の7/1がをデッドラインとして、それまでに必要なフライトチケットを予約するか、もしくはツアーをキャンセルすることを伝えました。彼は7/1までに間違いなく予約すると言いました…そして7/1がやってきて、東南アジアのプロモーターは彼を理由にツアーをキャンセルし、彼はメールの返事もせず、その後数週間まだ連絡も取れていません僕たちは彼が現れて、ちゃんと契約を守ることを望んでいます。

この人物が複数のバンドをだまし、バンドを見に来たファンを騙していることは知られなければならないと私は思います。

日本に来ることはStray From The Pathにとって長年の目標でした。そしてこのプロモーターにそれを台無しにされただけでなく、現在1ヶ月まるまる仕事をする予定が無くなってしまったのです。僕たちはより評判のいいプロモーターと組んで、できるだけ早く戻って来れるように動いています。






とうとう日本の音楽メディアが

来日キャンセルした(させられた)バンドのコメントを取り上げた。

というのも



バンド側からの正式な要望らしい。


そして今月末の来日が予定されている

Veil of Maya も今まさに来日キャンセルの報が飛び交っている

今最も話題沸騰中のドタキャンブッキングチーム

CABOOSE


このAPの記事でもネットを中心に話題になり

今年のCABOOSEのブッキング状況をまとめた

ツイートも流れてきた↓


× The Acacia Stain
○ Kublai Khan
○ Sunquake
○ Our Theory
× Vanna
× Volumes
× Burning Down Alaska
× Legion to Kill
× Stray From The Path
× Veil of Maya



ひっでぇ…

招致成功率30%ってなんだよ。

確かVannaVolumes の時も

バンドのアカウントがフライトチケットがどうこう…とか

メールの返信がないのは言ってたな。

学習能力がないのか

SFTPにも対しても同じことを繰り返し、

来日をキャンセルさせた模様。

てか、SFTPのコメントを見るに

既に東南アジアにはCABOOSEの悪評が広まってるらしいじゃねーか。

悪評で世界に名が知れ渡るって大したもんだな。


VoMは、途中で主催をCABOOSEから

出演予定だった国内バンドEarthists.が引継ぎ

「絶対に来日させる!」


と、息巻いていたにも関わらず結局キャンセルになってしまった。

Earthists.の声明を見るに

CABOOSEのぶち開けた大穴

必死に埋めようとしてたことは伝わるが

やはりその尽力以上に、CABOOSEがやらかしたことのデカさ

大幅に上回っていた様子。

オフィシャルな通知より先に、本日昼間

大阪公演での出演が決まっていた

HOTOKEのBa.REIGAさんが



とのことで、VoM""来日キャンセルの可能性が

瞬く間に広まった。

彼を知る人は、嘘や先走りをする人ではないからと

この情報の信憑性を危惧していたが

その通りの結果になってしまいましたね。

しかし、VoM来日に向けて

既に代わりに動いているチームもいるようで、

これまでのキャンセルバンドはともかく

VoMはまだ希望が残っているみたいです。

バンドに非はないことは確実のようなので

とりあえず呼び屋のことは置いといて、

APの言うように、バンドのサポートだけは続けていきましょう

それがバンドにとっても、リスナーにとっても

最も大事であることは、間違いないことなのでね。




個人的には

Volumes やBDAの来日の際に

この来日キャンセラーのことを知ったくらいで

実際にここが主催するライブには行ったことない。

でも、そんな知らなかった人でさえ

ここまでキャンセルが続くと

嫌でも名前を覚えてしまうワケで。

個人?でDIYで動いている呼び屋らしいが

「しょうがないだろ!DIYなんだから!」

なんて言い訳は最早まったく通用しないところまで来ちゃってますよね。

大体、同じ"DIY"って条件下でなら

CABOOSEよりも遥かに年間招致回数多いにも関わらず

来日キャンセルなんて全くないRNR TOURSという

ブッキングチームだっているんだが?

○ Main Line 10 (SPA)
○ Thousand Oaks (ITA)
○ Friends With The Enemy (AUS)
○ Local Resident Failure (AUS)
○ Illidiance (RUS)
○ Thanx 4 All The Shoes (ITA)
○ Dividers (AUS)
○ Stereo Age (ITA)
○ Desasterkids (GER)
○ X-State Ride (ITA)
○ Topsy Turvy's (FRA)
○ Get Dead (US)


既に今年だけで10組以上の招致に成功し、

以降も

・Lght Your Anchor(GER) × Skywalker(CZE)
・Melody Fall (ITA)
・Adrenalized (SPA)
・Darko (UK)
・Shoot The Girl First(FRA) × A Scent Like Wolves(US)


これだけの来日情報があるワケだが。

既に何回もここの主催するライブに足を運んでいるからこそわかるが

バンドとチームの信頼関係が本当に厚いと感じる。

来日する前、来日中のバンド、メンバーのSNSとか

ライブを見ててもそれは本当に伝わってくる。

ツアーの責任者の方とも実際に話したことがあるが

自分達のことは二の次三の次で

本当にバンドとファンのことを想って動いてくれている

日本にいる全ての海外バンド関連企業に見習わせたいくらいだ。



対してCABOOSE

SFTPのコメントでもわかる通り

別にこんな仕事してなくても

社会人として当たり前のように大事な

ホウレンソウ」が全くできてないばかりか

レスポンスがクソ遅い

CABOOSE公式はTwitter垢しかないっぽいが

公式なのに情報の遅さがホントに目立つ。

自身のアカウントすらまともに扱えないヤツが

実際に面識のない海外バンドと

果たして良質な関係なんて築けるのか?

ってのは甚だ疑問ではある。

面識のない中、確かな信頼を築く為のツールが

ホウレンソウ」であると思うんだが、

それすらまともに出来ていないのに

よくもまぁ海外バンドのブッキングなんてしようと思ったな。

REIGAさんのツイートにリプしていた

あるバンドマンさんが



ってことも言っていた。

今、こういったDjent やメタルコア、ポスコア、

POP PUNKとかも、国内で盛り上がってきてるシーンはいくつもある。

この人の言ってることも至極真っ当なことで、

そこから来日に繋がる。

そういったことを当事者であるバンドや

リスナーが地道に支え、作り上げてきたのに

業界人が土足で踏み込んだ挙げ句に潰していく

今回CABOOSEに限ったことじゃなく、

日本の音楽業界には呆れ返る事態も多々起きています。





国内バンドにしか興味がなく、

国内バンドのライブにしか興味がなく、

好きなバンドのメンバーがルーツや好きなバンドを語っても

まるで興味を示さない日本のTHE ガラパゴス!

な象徴みたいな人たちにはわからないかもしれないが

海外のバンドが来日してくれるってのは本当に貴重で。

ライブ1回のレア度や期待は

国内のそれを遥かに上回るよ。

だから洋楽が好きな人は

その貴重な1回を年単位で待ち望むなんて毎度のことだし

その貴重な1回が実現する時の喜びは計り知れない。

それがバンドの都合でキャンセルとなった場合は

泣く泣く受け入れるしかないが、

事もあろうに、その来日を仕切る日本の業者が、

企業が、チームが原因でキャンセルとなったら

やり場のない哀しみ怒りの矛先は

そっちに向いて当然だろう。

しかも今回の場合、SFTPが明かしてくれたように

ホンットにしょーもないことが原因なのは明らか。

ファンやバンドがキレて当然の案件だよ。


加えて言うなら

故に、その貴重な楽しみを

国内バンドの顔ファンだの、信者だのに

壊されたくないんだよ。

おたくら国内にいりゃいつでも見れる機会があるのに

こっちにも出張ってくれるな、と。

ちゃんと"音楽"が好きで、

色んな音楽を楽しめる気概をもった

まともな音楽好きで、その時の海外バンドにも

興味を持ってくれるような人なら、むしろ歓迎だろう。

そうじゃない連中が蔓延るから、

いつまで経っても国内外の壁が壊れない

信者や顔ファンのこと持ち出したら

国内だけでも問題視されてるけどな。



そういった点で

CreativemansmashH.I.P.

国内でも大型の洋楽フェスを主催する大手は

ラインナップや運営が原因で毎回のように叩かれてるが

主催が原因でキャンセルされた例なんて

ほとんどないんじゃないかな?

腐っても大手企業。

リスナーからの批判をいくら浴びようとも

海外のバンドから、一定の信用を得てるのは事実なんだろう。

でなきゃ洋楽主体の大型フェスなんて開けない。




そんなバンドやファン、共演する国内バンドのことを

考えてるなんて微塵も思えないCABOOSEが

今後どうなっていくかなんて知ったこっちゃないが

リスナーからも、バンドからも見放されたばかりか

海外からも警鐘を鳴らされるくらいだ、

廃業、かな。

そうしてくれた方が、バンドにとっても

リスナーにとっても良いんじゃないだろうか?

これから先も同じようなこと繰り返すくらいならな。

近年のシーンではレアケースな

呼び屋がクソだったという案件でした。






過去からの参考記事
(Our Hollow, Our Home - UK期待の新鋭メタルコア&)協力願い(注視は"協力願い"の方)
Romantic Nobita Records - 国内外の人と人とを繋ぐブッキングチーム

KNOTFEST JAPAN 2014 大反省会
2015年二度目の"おまいう"
腐ってるのは業界か、メジャーレーベルか
死んだ… のではなく、殺された
こんな10周年は誰も喜ばない
業界は本当に国内音楽のことを考えているのか?