いさみめがへるつpre. Walking Dead On Broadway来日を実現させよう! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 


本来、この件は


別記事の冒頭or末尾で、余談的に済ませようとも思ってました。


しかし、この件のことに関して


色々と考えていることを文章化しようとした時に


思いのほか、文字数が出てきてしまったので


ひとつの記事として書こうと思った次第です。


という、今回の本題であり大台はコチラ↓

 


日本でデスコア中心のフェスを開き、ドイツのバンドの来日を叶えたい!(CAMPFIRE)

デスコアのマーケットは海外と日本で大きな差があり、なかなかこのジャンルのバンドが来日する事は困難だろうという認識が各国のレーベルや関係者の中にはあります。しかしそんな中で、多くのバンドから『日本に行ってみたい…!』との相談を受けるようにもなってきました。デスコアバンドのメンバーは、人間的にもとても優しくフレンドリーな人達が実は多いです。実際に会って話をしてみると、日本に行きたいと話してくれるバンドが沢山います。


日本でデスコアバンドを集めたショーをやってみたい


ふと私が呟いた言葉に、世界中のデスコアバンドが反応をくれました。正直、驚きを隠せなかったです。小さな日本人のほんの希望に、こんなに乗ろうとしてくれる人達がいる…。中にはとんでもない大御所クラスもいましたが、さすがに私個人で呼べるような人達ではありません。


そこでまず初めに、特に仲が良く個人的に日本の人達に是非とも観てほしいと思っているWalking Dead On Broadwayと話をしてみる事にしました。これまで沢山のデスコアバンドを国内外で観てきましたが、ドイツで見てきたショーも本当に素晴らしく、彼らの実力はその数々のデスコアバンドの中でも正直トップクラスだと感じています。


この企画をきっかけに、今後も様々な世界中のバンドが日本へと目を向けてほしい。


そして今度は日本のバンドが海外へ…そんな道もできたらいい。


まだまだ世界中には、"素晴らしいけれどなかなかその音楽が日本に届かない" そんなバンドが沢山います。日本のファンの人達の力をどうか彼らの為にも貸してほしいです。


どうぞ皆様、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

ここのブログでも度々名前を出しているいさみめがへるつさん


日本のメディアには出回らない、


しかし実力は確かな海外バンドのインタビューを始め、


単身海外へ渡航し、現地でライブの写真を撮ったり


今年は既にWarped Tour でもカメラマンとして参加し、


来月にはドイツの世界的なメタルフェス


Wacken Open Air にも、撮影込みの取材クルーとして


参加が決定しています。


そんないさみさんが、遂に日本国内での


デスコアフェス開催に踏み出しました!

 

デスコアレジェンドWhitecapel


今年4月に来日した際に、カメラを構えていたいさみさんを

 

その時に知ったデスコアリスナーも多いかとは思いますが


そんなデスコア好きには、これ以上ないイベントではないでしょうか。


日本でのデスコアフェス……


貴重以外の何ものでもないと思います。


デスコア好きなら、Let's Support

 

 

 

 

と、

 

 

 

 

表向きな内容はこれでオシマイですが、


日本国内での音楽シーンとクラウドファンドについて少し。


頭にあることを文字にすると、間違いなく「少し」では


済まない気もしますが、まぁそこは長文記事が売りのワタシなので←


既にファンドで支援しましたよー


って人には、この先の内容はどうでもいいことなんですが


そうでなければ、時間が許す限りご一読。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ、昨年もこんなようなこと書いたなー


とは思いますし、該当するような記事は

 

最後にまとめてリンク貼りますが。


まず最初に言いたいことは、自分は


デスコアが得意じゃねぇ


Attila みたいな亜流や、UABBの新譜みたいなキャッチーさあるもの、


BoO やATB みたいな


(プログレッシブ)メタルコアに寄せたようなデスコアなら大丈夫ですが


そもそも今回の目玉であるWDOBのような


"ど"ストレートなデスコアは、まだまだ不得意です……


故に今年のSOFには行きましたが、


Whitechapel の来日公演には行っていません。

 

そして、驚いたことに


いさみさんがCAMPFIREでの自身のプロジェクトをシェアしたツイートは


Warped で撮ってきた写真のツイートより、


AttilaFronz の動画インタビューのツイートより、


伸びは凄まじく、現在までにRT/いいね共に


150以上されています。


もちろん、その中に自分も含まれていますが


これなら既に何人か支援してるでしょ、なんて思って


CAMPFIREのプロジェクトページをを除いてみると


まさかの自分が支援者第1号


えぇ……


と、冗談でもなく、マジでそんな声出ました。


何でデスコア不得手なオレが支援者第1号なん?


ツイートに反応してた150人はどこいったの?


その150人の大半は、自分よりも遥かに


デスコア好きな人が多いんじゃないのか……

 

今、まさに夏フェスシーズン真っ只中だけど


デスコアが好きであればあるほど、


日本の夏フェスなんて、まるで興味ないのでは?


とはいえ、フェス以外にも夏は色々とお金が飛ぶ季節でもあるけど


最安値である\3,500のものすら、

 

何故1人もいなかったのだろうか…


日本でも格差が拡大してきているとは言っても


1日1円を考えるほどの貧困層は


Twitterなどやらんだろうし、ライブなんて行けないでしょう。

 

てか、そんな人日本にいるの?レベルです。


アルバム1枚買うのをやめて、こっちに回そうかなぁ


そんな程度の簡単で軽い感覚でいいと思うんだけどなぁ。

 


中には、いさみさんのツイートをRTしただけ


協力した気になって満足している人もいるのかもしれない。


現代において、そういったSNSを使った拡散力は確かに重要。

 

それだって立派なサポートです。


でも、RTやいいねをしただけでは


実際にお金が必要なプロジェクトにおいては


一銭の足しにもなってないことに気付いているだろうか?


RTしたら誰かが支援してくれる


そんな気持ちでRTしても、一向に資金は集まらないですよ。


気持ちでメシは食えませんし、腹は膨れません。


昨年からこういった他人任せとも思える


国内の音楽シーンを事ある毎に見ていますが


まるでぶどう酒が水になった話ですよね。

 

 

 

 

中には、


世界的な知名度にも欠けるWDOBじゃ


資金を出すまでもない小物すぎる


なんて思う人もいるのかもしれない。


そもそもデスコアなんてコアすぎるジャンルで


世界に名声轟かすバンドの方が少ないでしょうし


いさみさんも書いていましたが


ふと私が呟いた言葉に、世界中のデスコアバンドが反応をくれました。正直、驚きを隠せなかったです。小さな日本人のほんの希望に、こんなに乗ろうとしてくれる人達がいる…。中にはとんでもない大御所クラスもいましたが、さすがに私個人で呼べるような人達ではありません。


イチ個人が手に負えるレベルとそうじゃないレベルはあるでしょう。


フェスでも、ライブでも、


こういったメンツに文句だけ言って、

 

現地に行きもしない人もよく見かけますが


そういった人は誰が来るなら現地に行くんでしょうかね?


主催している企業やホストに金を出さないのに


どうして自分の希望通りのラインナップが来ると思ってるんでしょうか?


来たら行く、じゃなくて


来てくれるように行く、って方が大事なのでは?


自分が主催になったとして


こういうバンドが見たい!こういうバンド呼んで欲しい!


って言う人が、自分の主催するライブに来てくれている人


口だけは達者で、一度も自分が主催するライブに来てくれない人


どちらの言うことに耳を傾けるでしょうか?


見るより明らかだと思うんですがどうでしょう?


同じく文句を言うにしたって


ライブに来て最もなクレームを叩きつける人と、


ライブにも来ない口だけクレーマーと


どちらの方がクレームとして受理されやすいかと言ったら


間違いなく前者でしょう。後者が何を言っても


「だってお前来てないじゃん」

「おまえ金出してないじゃん」


で、終了ですからね。

 

RTするなら誰でもできる
口で言うだけなら誰でもできる

 

もし、その150人が


今回のプロジェクトでの最安値の支援


\3,500のものに、150人全員が支援していたら


\525,000


プロジェクト達成額の半分以上が集まるんですよ。

 

Whitechapel の公演のチケットがどれほど売れたかはわかりません。


しかし、東京会場である代官山UNITは約600人程のキャパです。


いさみさんがやろうとしてるフェスの会場は吉祥寺のclub SEATA


キャパ自体はUNITと大差ありません。


Whitechapel を見に来ていた人たちが

 

仮にキャパ半分の300だったとしても


その300人全てが\3,500のサポートをすれば


それだけで今回のプロジェクトは達成額を上回るんですよね。

 


大事なのは、そのRTした情報、口にしたことに


一歩踏み込んでみることなんじゃないでしょうか?

 

 

 

どうしてデスコア不得手な自分がプロジェクトへの支援をし


こんなことを言っているのか。


自分はこうして音楽ネタを元にブログを書いている為に、


言葉にすること、してきたことは大量にあります。


過去を遡れば、口だけな記事も書いてた時もあります。


しかし、それではダメだと思い、


口だけになるような記事は書くまいと努めてきました。


そうしてRTしただけの人のように、


文句を垂れるだけの人のように、


口だけの人間にはなりたくないと思ったからです。

 

 


加えて言うなら、


いさみさんのこれまでの頑張り苦労


SNS上だけででも、たくさん見てきているから。


リアルに知り合いでもあるし、


友人として良いお付き合いをさせていただいてる部分もあります。

(いさみさんが自分をどう思ってるかはわかりませんが←)


しかし仮に、いさみさんをリアルに知らずに


ネット越しの関係だけだったとしても


自分はこのプロジェクトに支援することを厭わなかったでしょう。


こうして日本に来たいと言ってくれているバンドの為に、


そんな自身の大好きなバンドの夢を叶える為に、


日本の人たちに、そういった素晴らしいバンドを知ってもらう為に、


常に全力で走り続けてるいさみさんの助けになるなら


少しでも力になれるなら、本当に微力ながらもサポートしたい


と、いう思いがあるからに他なりません。

 

もしかしたら、今後


自分の好きなバンドのインタビューをしてくれるかも…
自分の好きなバンドの来日に繋がることをしてくれるかも…


みたいな下心も、ほんの少しだけありますが←


まぁ、そんなGive & Takeの


Take(見返り)の方を強く求めたところで意味はないです。


そんな下心満載のヤツなんて、誰が相手にしますか。


そんなヤツは馬に蹴られて氏ねばいいんですよ


自分の要望なんて、「できたら…」くらいにしときゃいいんですよ。


しかし、クラウドファンディングの


支援額に対する見返りは、下心全開だっていいんですよ!


その為のファンドであり、"リターン"なんですから!

 

 

 

 

なんか最後にちょっと脱線しましたが。


今回、プロジェクト支援時にFacebookTwitterにも共有しました。


Twitterの方には、もっと金があればなぁ…


的な内容も同時にツイートしましたが、友人からこんなリプが


Screenshot_2017-07-20-16-25-27-1.png


……うん、確かにその通りだ。


SNSを使って拡散すること自体がサポートにならない


なんて思ってるワケじゃないんだ。


でも、そうだけどそうじゃないんだ。


ちゃんと支援をした自分は、口だけ連中よりも


形として、正式なサポートをしたと言える。


でも、そのサポートをしたらしたで、その中には


金額


という、新たな問題が立ちはだかるんだ。


本音としては諭吉を出したかった。


しかし、諭吉を出すと本当に行きたい人に


優先的に配布されるチケットが行き渡らなくなる。


デスコア不得手な自分がコレにするワケにはいかん


と思っての支援でした。


金銭的に裕福なら、迷わず最高値の\50,000で支援したいとこです。


しかし、そこまで金に余裕のある生活はしていない。


買いたくても、保留にしている音源


行きたくても、即決できないライブ


が、どれだけあることか。

 

何なら、金があるなら海外にライブ見に行ってる


音楽じゃなくたって、そういう物的欲求が尽きたことはない。


しかし、そういったバランスを考えた上で日々生活し、


音楽の方にも必要な経費を割いている。


そうしていかないと、生きていけないからだ。


それは皆々様もそうであろうことは想像に難しくない。


富裕層なんて、音楽の現場からは程遠い連中ばかりでしょうし。

 

それでもね、デスコアならずとも


洋楽が好きな人で且つ、バンドシーンが好きな人なら

 

きっと肌で感じている人が多いと思います。


日本国内での洋楽低迷


洋楽シーンが復活の兆しを見せないほど


今の日本の音楽シーンは酷いものになっていると思います。


だからこそ、アングラシーンが盛り上がらないといけない。


アングラシーンすら死んでしまったら


それこそ日本の音楽シーン、洋楽シーンは


二度と復活できないような気がします。


だからこそ


いさみさんのような方は、シーンに絶対に必要だし


それをサポートするアングラリスナーたちの助けも


必要だと思うんです。


下から盛り上げないと、上が盛り上がるのは厳しいですよ。

 

アイドルや、ジャ○ーズや、マイルドヤンキー、


企画もののタレント…… そんな連中がメインを占める音楽シーン


のままで良い人は、それでも良いんでしょうけど。


ここはUSではなく、UKでもなく、


日本なんだから。


世界的に認められてる音楽、バンドに対し、


世界と同じ評価が、人気が、知名度が得られない国なんです。


だからこそ、そういった日本ではアングラなシーンや


アングラなバンドが好きな人たちだけででも、


そこから盛り上げていきましょう。


そこにバンドマン、リスナーも、イベンターも、ブッキングチームも


全くの無関係だと思います。


アングラシーンみんなで助け合っていきましょう。


Walking Dead On Broadway も、そういった

 

人との繋がりで、のし上がってきたバンド


だと、いさみさんは言っていました。


是非に。

 

Walking Dead On Broadway Interview(いさみめがへるつ)

 

 

 

 


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日本時間では今日の明け方


Linkin Parkvo. Chester Bennington の訃報が


世界中を駆け巡りました。


Twitter、Facebook、Instagram…


どのSNSを見ても、ファンも、バンドメンバーも


彼の死を悼むものばかり。


今日も変わらず朝から仕事だったけど


近年で最も仕事行きたくない日だった。


電車の中、昼休み、


仕事してないときはLPの新譜を聴いてたけど


やっぱり突然すぎて、今、この世界のどこにも


Chester がいないなんて信じられなかった。

 


何ならWDOBだって同じです。


この機会を逃せば、


次にいつ来日の可能性が出てくるかわからない。


海外のバンドが日本に来てくれるという


とても貴重な"1回"


絶対に後悔しない選択をするべきです。

 

 

Chester に関する情報は、これから


どんどん出てくるし、明らかになってくるでしょう。


彼に関する記事はその時に書きます。


バンドの今後の活動如何によっては、


解散シリーズ、推薦シリーズでも書くつもりでいます。


今は、気持ちと情報が落ち着くのを待ちます。


幸い、下書き処理を終えている記事は


今月を賄うくらいは書けているので


とりあえず今月はそれらの記事を


予定通りUPして、今回の件に関して記事にするのは


来月以降になると思います。


読者の皆々様も、コメント等はその時まで


取っておいてもらえたら幸いです。