2017 LIVE REPO 21th. After The Burial JPN TOUR | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。

 


Against The Current

One Thousand Miles Tour

結局どちらも行かなかったトトです。

な の で

BTB vol.28ぶりのライブとなります。

昨日は本家BLOODAXEに出演し、

今日からBAXEのEXTRA SHOW的なとはいえ、

バンド初のJAPAN TOURがスタートします。

 

 

 

After The Burial
JAPAN TOUR 2017

 


Sumerian Records の誇る

プログレッシブメタルコア・デスコアの古株

After The Burial のJAPAN TOUR初日です。

しかし、今年は2月に

Animals As Leaders
Veil Of Maya
Periphery


と来て、6月のSOFには

Born Of Osiris

そして今月BAXEにて

After The Burial

来月には

Chon

と、Sumerian の新旧Djentバンド揃い踏み。

ラウパにはMeshuggah も来るんだっけ?

今年は完全にDjent Yearですね。

こんな1年はもう2度と訪れないんじゃないかと。

ホント、バンドを呼んでくれる主催者さんには

感謝感謝ですね。


さて、肝心のATBのJAPAN TOUR初日は

渋谷CYCLONE

日にち的にも、メンツ的にも

火曜日のANTIKNOCKとホントに迷ったけど

やはり行きやすい日曜である、今日のCYCLONEを選択。

CYCLONEとかすげー久々いつぶりやろかね。

開場は過ぎたものの、開演までには会場へ。

着いてすぐに最初のバンドが始まりました。



ODE TO THE END
今回のメンツ最初のバンド。
ボーカルの叫び倒す様と、凶悪なブレイクダウンを要する
デスコア、で良いのかな?
ちょいちょいギターのどや感が少し面白かった笑
でも、なんか顔が……若くない感じ?←
調べたらメタルアーカイブに2017年結成とあったけど
メンバーの顔に若手感がないのは、
それぞれのメンバー自体はキャリア長いのかな?

ODE TO THE END
 - Pray For Your Dead Gods




GRAUPEL
見た目が一気にフレッシュに!w
みんな黒髪で幼い顔立ちしてますわ←
若手(若い)バンドってこうだよね!
尚更ODE TO THE ENDのメンバーさんの

年齢が気になったわ…
さて、打って変わったのは見た目年齢だけでなく
GRAUPELは疾走系アグレッシブ
メロディックメタルコアって感じがしました。
しかし、落とすとこはとことんブレイクして。
シンガロング系な曲もあったり、
ベースが結構前に出てきて引いてたけど、
指使いが気持ち悪かったな(良い意味で)←
GRAUPELを聴いてて思い出したのがSBTW
まんま、SBTWのフォロワーかなってくらい
サウンド面はSBTWっぽさがありました。
だからこそ良さもあったんだけど。
最後らへんはちょい息切れしたか、
ちょっとボーカルが聴こえ辛くなったけど
これからが楽しみなメタルコアバンドでした。

GRAUPEL
 - Horizon
 - Etherial




abstracts
ここから2バンド、名前を知ってはいたけど
ライブは初見のバンドが続きますよっと。
まずはabstracts
一気にグルーヴ感が高まりニューメタ色に。
え、abstractsってこーゆーバンドなの?!
Djent系で話題になってたし、
プログレ系メタルコアなんだとばかり…
オマケにボーカルさんはPRAISEのジャケット着てるじゃん。
abstractsじゃなくて、PRAISE出てきたかと思ったわ←
でも、やっぱギタープレイは見てて面白かったです。
ラストは疾走系な曲も。
なんか今年のSOFでのSylar を見てる感じでした笑

abstracts
 - Hologram
 - City Lights
 - Slow Dancer




A Ghost Of Flare
今の国内メタルコアシーンの注目株AGOF
こちらもライブは初見だったものの…
クソかっこいいじゃん!
とてもオレ好みのメタルコアでした。
そして、みんな笑顔がとても良いですよ( ´∀`)b
上手ギターさんが、何かストイックな職人っぽくて
coldrainのY.K.C.を彷彿とさせましたね。
日本語詞もあるみたいだけど、スクリームしてれば
英語だろうが日本語だろうがわかんねーしな←
残り曲数を間違えるというライブ感を披露しつつ
たった4曲だけどかっこよさは存分に伝わりました。
これは確かに注目されるのも大いに納得でした。

A Ghost Of Flare
 - Iris
 - Endless Demise
 - Post truth



 

VICTIM OF DECEPTION
こちらはSOFぶりとなるビデオ・オン・デマンド…
じゃない、VICTIM OF DECEPTION、略してVOD。
このバンドはもはや言うことないですね。
世界観、魅せ方とかほとんど完成してますもん。
個人的にデスコアってもの自体が苦手なので
そこまで良さはわからないけど←
でも、ライブ見ててすげーなぁ、とは毎回思ってます。
AGOF共々、2月のMHz FESTに出演決定してるけど
そのイベントこそがホームみたいなものでしょうし。
海外バンドに負けない活躍を期待したいですね。

VICTIM OF DECEPTION
 - The Uprising Desolation
 - Prostrate
 - Suffering




After The Burial
そしてオーディエンス待望のATBが満を持して。
静かなところから、高鳴るギターを先頭に
バンドサウンドが打ち鳴らされる1曲目は
昨年リリースした『Dig Deep』 から
"Lost In The Static"
1分ほどのインストを経て、vo.Anthony の咆哮!
Anthony がフロアへマイクを向けると、
Lost In The Static!!!
と、シンガロングがちょっと少なかったのは寂しかったね笑



続く2曲目は同じく『Dig Deep』 から"Collapse"
低く刻むTrent の多弦ギターのイントロが響くや
フロアからも歓声が沸き起こります。
MVにもなってるキラートラック故か、
フロアの盛り上がりもひとしお。
ラストのブレイクパートは、ステージ上のメンバーと同じく
フロアでもヘドバンが巻き起こってました。

そしてアルバムと同タイトルのタイトルトラック
"Anti-Pattern"
イントロから流れる明らかな2本のギターの内1本は
同期音から来る故Justine のリフですかね。



再び『Dig Deep』 に戻り"Deluge"
低く、テクニカルなフレーズと、
Anthony の叫び倒すスクリームが秀逸。
何気に『Dig Deep』 の中でも好きな曲で、
個人的にもコレ聴けて良かったなぁ( ´∀`)

静かに、叙情的なフレーズで弾き鳴らされる
"Pi (the Mercury God of Infinity)" へ。
心臓の鼓動音が鳴り終わると、一気にヘヴィなフレーズに。
こういうインスト曲とか、ちょっと長めのイントロだと
Anthony が後ろへはけて、TrentAdrian の2人が
フロントで弾く様は良いっすなぁ。



そしてそのまま"A Steady Decline"
こんな超!初期曲を日本で聴けるなんて思わないよね。
そういうの踏まえても奇跡の来日やろなぁ。

サークル作れ!
と、Anthony がフロアを煽った瞬間、
流れてきたのはキラーチューンの"Berzerker"
小箱ゆえに大きくはないものの、サークルが出来
曲の疾走と共に運動会←
この曲の中盤は、ATBらしからぬ
すげーリズミカルなパートがあるんですよね。
そんな意外なフレーズがとても面白い。
しかし、ラストは激走で終わるという
キラーチューンに相応しい感じで。



またもTrentAdrian が主導でイントロを掻き鳴らす
"Cursing Akhenaten" へ。
しかし、小箱ゆえにdr.Dan は残念ながら見えないけど
Anthony は鬼気迫るスクリームを終始披露し、
Adrian は良い顔でベースをつま弾き、
険しい顔でリフを刻むTrent も、たまに見せる笑顔に
萌えますね←

イントロこそ、どこか多幸感ある感じで始まるのに
すぐさまヘヴィなサウンドにかき消される"Aspiration"
そしてDjentならではの低音で、低く、テクニカルに
刻みに刻むリフがまたかっこいい。

日本のファンはみんなスゴいな!
ありがとう!
次で最後の曲だ!


そして始まったラストの曲は
"A Wolf Amongst Ravens"
バンドの代表曲にフロアも歓喜。
ひとしきり歌いきり、少し長めのアウトロ部分に入ると
Anthony がフロア前線のオーディエンスに
ハイタッチを始めた。
ライブを見てて思ったけど、Anthony を始め
メンバーみんな、良い人柄してるよね。
そして曲が終わるとTrent Adrian もタッチしたり
ピックを投げたりとサービスを。
残念ながらアンコールはなかったけど、
それでも、ATBのスゴさを実感するには
十分な時間でした。




01. Lost In The Static
02. Collapse
03. Anti-Pattern
04. Deluge
05. Pi (the Mercury God of Infinity)
06. A Steady Decline
07. Berzerker
08. Cursing Akhenaten
09. Aspiration
10. A Wolf Amongst Ravens





ライブが終わってから、ATB開始前に

フロアに入ってきたのを確認していた

いさみさんにちょっかいを出しに←

泣きました?笑 って聞くと

泣きましたよ!! と言ういさみさんの目は

少し充血し、やや腫れてましたね笑

日本で見れて良かったですね( ´∀`)b



マーチを買いにフロアを出ると、

物販のところで友だちがAdrian と写真撮ってた!

いたのかよ!(2つの意味で)と思いつつ、

自分も便乗して撮ってもらいました笑



抱きつくなよー照れるだろAdrian (//∀//)←

そしてAdrian に頼んで、Tシャツもゲット。




袖口にバンド名が入っているcool仕様。

ATBのマーチってかっこいいよね。

ってしてると、Anthony もやってきて



こちらともパシャリ。

友だちと話してて、

『やっぱトレントと撮りたいよね』

って話になり、英語が堪能(ここ重要←)な友だちに

AdrianTrent 呼びに行ってもらうという暴挙にw

しかし、マジでTrent を連れてきてくれたAdrian

あなたが神か!←

ってことで、



Trent とも写真を撮ってもらいました。

英語が堪能(重要←)な友だちがいたおかげで、

意外とすんなりと事が運びすぎて、

Trent にリフマスシリーズが好きなことを伝え忘れた←

でも、良いんだ!写真撮れたから!

でも、Dan と撮らなかったことに

後悔よりも少し罪悪感が…←



After The Burial

初来日にして、初JAPAN TOUR初日の模様をお届けしました。

いや、しかし

ライブはすげーわ、かっこいいわ、

マーチデザインも秀逸だわ、

メンバーの人柄も良いわ、

何かね?最高かね?←

昨日のBAXEがどうだったかはわからないけど

少なくとも今日は、

メンバーも楽しんでいるように見えました。

2度目の来日が実現するかしないかは

そういうところが非常に重要だと思います。

JAPAN TOURも残り2日、明日は大阪へ行って

明後日は再び東京に戻ってきます。

残り2日間、フロアも大いに盛り上げ、

バンドに、スタッフに、日本に良いイメージをもたせ

是非ぜひ、次の来日に希望が持てるようにしましょう。




Next Live Show
Awaken I Am JAPAN TOUR 2017@高円寺LINER

or
Simple Plan
『No Pads, No Helmets... Just Balls』
15th Anniversary Tour
@Zepp Tokyo