自然と何度も目や耳に入ってくる言葉
(あれ！？ まただ…）
と しばらく心に引っかかる言葉
私はそういう言葉がとても気になります
そんな時は
「見聞きした文脈からわかることだけじゃなく
その言葉の中に
自分にとって 大切なことがあるはず」
として タロット・オラクル７種類の中からカードを引いて
カードの絵を見て感じることから整理してみます
今回 気になった言葉は
「支配」
文脈的にはどれもが
上から抑えつけるような場面で
「支配はよくないこと」
という印象でした。
同じ意味で
コントロールも見聞きしたのだけれど
支配の方が強い力に感じるなぁ。
では まず
辞書で言葉の意味を両方調べておきましょう。
支配２の文法上の意味は知らなかったな。
人間関係で言うと
支配は「上に立って」という言葉からも
明らかに上下関係があり
コントロールは同等関係でもありえる
という感じね。
私が使っているカードで
「支配者」という名前のカードがあります。
このカードの支配者は
地位的には確かに上の立場なのだけど
人との関係性は同等での接し方を心がけているイメージで
だからこそ
人々に慕われるリーダー
という理想的な人物像で示されることが多い。
上記の言葉の意味で言うと
行き過ぎのない（自分の思い通りに行動させる）ように
操作・調節する
「コントロール」の方の支配者ですね。
さて では
「支配」で今 何か大切なことがあるのか
カードの見解を見てみましょう。
まず １枚目
大きなピンクのハートを持っている女性を
上から守るように覆っているドラゴン。
このカードで「支配」しているのは
彼女の上にいるドラゴンと言える。
でも 彼女はドラゴンに上から抑えつけられている
ようには見えないし
ドラゴンも彼女を自分の思い通りにしようとしている
ようには全く見えません。
彼女はドラゴンの下にいて
ドラゴンにそれこそ全身で自分を守ってもらい
心から安心しているような表情だから。
ドラゴンも 彼女も
会話を交わしている様子はなく
たとえ会話しているとしても言葉は少なそう。
それは互いに信頼感があるからでしょう。
上の者も 下の者も
どちらもお互いを信じ合っている。
「上」か「下」かも
目に見える状態では確かにそう言えるし
表面的にもそう表すしかないわけだけれど
この２人は「上か下か」なんて
気にもしていないだろうな。
目に見えての
上下がある人間関係を考える時
自分が上の者の立場ならば
ドラゴンのような姿勢でいること
＝下の者を信じて守る 見守る
自分が下の者の立場ならば
彼女のような心持ちになれるか
＝上の者を信じて安心していられるか
お互いに黙っていても信じられるか
が大事なのでしょう。
では ２枚目
何かの賞を授けられ
壇上でメダルを受け取り
頭を下げている男性
最上段にいる ということで
「支配」で言うと上の立場の人になる
思い浮かぶ言葉は 謙虚 です。
彼はこの後 壇上から降りて
日常に戻っても
謙虚な姿勢のままなんだろうな。
裏表が無い人と言う印象です。
どんなに素晴らしいことをして
どんなに立派な賞を受け取っても
どれだけ脚光を浴びようとも
どれほど人々に称賛されても
決して謙虚さを失わず
いつも誰にでも同じ姿勢で
人間的に優れている人
そのような人が現実的にも
ずっと残り続け
第一線で活躍し続ける
そんな印象があります。
１枚目でも「信頼」という言葉が出たけれど
本当に自分を信頼している人（自信がある人）は
自分を強く見せようとしたり
「すごい」と思われようとはしない。
自分で自分を信じているので
他者や他の何かによって自信を補う必要はないから。
今 彼は下を向いているので
表情が見えないけれど
きっと自信に満ち溢れた顔つきでしょうね。
淡々としていて 物静かなイメージ。
これも１枚目にあったけれど
口数が少ない
という共通点。
１枚目のドラゴンも
２枚目の彼も
ペラペラしゃべるのではなく
動くべき時に黙々と行動するだけ。
ドラゴンは「君を守るよ」なんて
いちいち彼女に言わないで
危険が迫ればサッと身を挺して彼女を守り
２枚目の彼もしゃべるエネルギーを
出来る限り行動に費やしたから
賞を受け取るようなことを成し遂げられたのでしょうし。
不言実行タイプ。
その人が言っていることより
実際にしていること（行動）に注意する
ということ。
それから よく見ると
１枚目の彼女と２枚目の彼はとても似ています。
どちらも首飾り（ネックレス・メダル）をしていて
両手を身体の前に置いていて
顔は下向きで。
「支配」で言う下の立場とすると
浮かんでくるのは
「ありがとうございます」
という感謝の言葉。
／
いつも守ってくださり
ありがとうございます
＼
／
栄誉を与えてくださり
ありがとうございます
＼
「守ってもらって当然」
「栄誉を受けて当然」
という当り前ではなく
これも感謝の気持ち
謙虚さありきの姿勢。
そんな風に言ってもらえたら
上の立場の人＝与える立場の人たちも嬉しいものね。
いずれにしても
より良い人間関係につながるでしょう。
「支配」をテーマに
２枚のカードを通して色々読み解いてみましたが
上記で書いたことは
自分で出来ているかのチェック項目でもあり
相手の人を見極めるポイントでもある
と感じました。
「支配」の文法上の意味２にあった言葉も
他の語（人）に影響を与える
と考えると納得出来ます。
「支配」や「コントロール」
という言葉に出会った時は
文脈や言葉の意味だけに注目するのでなく
紫で書いたことを意識して
自分を顧みる機会にしてみようと思います。
以上 「支配」のリーディングでした。
以下も参考にどうぞ
以下はカードリーディング例です
「自分にとって大切なこと」を受け取る練習や
直感のお試しとしてご利用ください
タロット・オラクル７種類
オリジナルカードメッセージ
３枚の中でパッと見て
気になるカードはどれですか？
直感で選ぶ三択メッセージ
何度も見聞きした言葉を
２枚のカードでリーディング
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１枚のカードを直感で読んでみよう