柿が色づいてきましたね
子供の頃
おばあちゃんが木登りしてもいでくれた
丸くて甘~い枝柿が大好きでした
前回の記事
という生き癖のもっと奥には自分でも
「見たくない 認めたくない」
と感じていた思いがありました。
それは 自分には価値がない という思い。
正確には そのままの自分には価値がない かな。
小さい頃から 両親や先生など
周囲の大人たちの思いを汲み取ったり
空気を読むのがわりと得意だった私は
その期待に応えるように生きていたので
褒められることが多い子供だったと思います。
でも 大人に褒められる時というのは
何かがうまく出来た とか
成し遂げた とかいう
「結果」があってのことでした。
例えば 小さなことだと
家の手伝いを進んでする
キレイに掃除をする
学校では班長 学級長など
「長」と名のつく役を全うする
そのような
大人が「いい子だね」
と言ってくれるような”良い行い”を
私は褒められたいがためにしていた気がします。
習い事で進級する
試験に合格する
などは賞状という目に見える証ももらえたので
兄妹より目立って褒めてもらうには
絶好の機会でした。
こうして 大人たちに褒められていたので
自分でも
「私は自信がある」
と思っていました。
けれど 実の所は
そのままの自分には自信がなく
人からの良い評価がないと
自分を保てなかったのです。
無意識に思い込んでいた
(私は満たされていない)
(欠乏している)
という部分を
人からの褒め言葉や評価で一生懸命
埋めようとしていたのだと思います。
なので
褒められるために 評価を得るために
「~しなければいけない」
「~しなくちゃ!」
と攻め立てるように自らに科す
そのパターンが出来上がったのだろうな
と思うのです。
”褒められるため”
” 評価を得るため”が目的で
本当は
(嫌だな~)
(やりたくないんだけどな~)
と思うことを自ら進んでするうちに
自分は何が好きで
何を嫌だと感じるのか
一体どう感じているのか
段々わからなくなりました。
褒められれば
もうそれだけで嬉しかったので
自分でも気づかないままに…。
夫との数々の衝突で
本当はすごく怒っていたのに
怒りを出せなかったり
悲しくてたまらなかったのに
涙が出なかったりしたのは
その証拠。
「平静を保たなければいけない」
「毅然としてなくちゃ!」
「そうしないと認めてもらえない」
そんな理想像を勝手に創りだして
独り相撲をとるようになってましたね
その時
「私はがんばってる」
と気合は入ってたけど
感情を感じ取ることは出来なくて
自分の気持ちって
わかっているようで
わかってない
わかっても
人目を気にしたり
我慢したりして
出せない
大人だから
親だから
男だから
女だから
弱みは見せられない
見られたくない
負けられない
自分に負けたくない
色々理由つけるけれど
自分の弱さを認めるのが
本当は1番怖いことで
1番勇気がいることなのでしょうね。
1つずつ自分の弱さを認めるたび
キューッと胸も詰まるけど
でもその後
見えていなかったものが見えたり
新たな気づきに納得できたり
ス~ッと気持ちが軽くなります
うまくいかない経験
怒や哀の感情の中に
その思いをしないと気づけないこと
ありますね。
状況をそのまま受け容れて
どんな自分でもそのままでいい
って認めていきましょ
「いつも そのまんま~」
のリラックす~ちゃんを見習って
力抜いて ね
エンジェリックウィスパーカード 22
矛盾 まるごと そのまま ○
自分の中で相反する気持ちがあり
葛藤しているところかもしれませんね
AかBか
今までのようにどちらか一方でなく
AもBもある
矛盾した気持ちでも良いのです
AもBも紛れもない
あなたの大切な思いなのですから
今まで自分や他者に×をつけたり ダメ出ししたり
責めたり 後悔していたのなら
もうそれは終わりにして ○つけをする時
ありのままのそのままをまるっと○しましょう
受け取る 自分を認める 基盤
今のあなたに必要なのは
これまでと今の自分を認め褒めることです
こんなんじゃ まだまだ と向上心を
駆り立てることが大事な時もありますが
今は歩んできた経過を労うことを忘れずに
他者からの褒め言葉や与えられるものも
遠慮せず感謝の気持ちで受け取りましょう
自分を認めることは確かな基盤となって
これからのあなたをさらに支えるでしょう
そのままのあなたを大切に
心のままに ありのままに在る時
あなたは光り輝いています
どんな感情でも 思いでも
自分自身を 自分の気持ちを
大切にしましょう
そのままのあなたを認めれば
自然と花が開くように
ハートもゆるむでしょう
ハートは輝くまま ここにあります
あなたの真性の光を見つめてみてくださいね