私が9年前(2003年)に受講した
ペアレントトレーニングで学んだことを
当時を思い出しながら紹介しています。
ペアレントトレーニングとは
ADHDを理解し 子供に対して
どのような対応がより効果的か
を親が学ぶ学習会です。
今日のテーマは
25%ルール?
なんのこっちゃ??
って感じですよね。
初めて聞いた時
私もそう思いました(;^_^A
25%とは
子どもをほめる時のタイミング
子どもが好ましい行動を始めた
25%の時
つまり
完璧に100%できるのを待つのではなく
子どもが行動を始めたら
すぐに!
出来るだけ早く!
ほめる!!
という意味。
数字に深い意味はないと思われますが
ただ「早くほめる」と言われるより
確かにインパクトがありますよね。
では なぜ
すぐに!
出来るだけ早く!
ほめる
ことが効果的なのかと言うと
肯定的な注目
(ほめる 認める 感謝するなど)を与えると
1.子どもは指示に従いやすくなります
2.子どもは認められていると感じ
自信が持てるようになります
3.他のことでも協力的になるでしょう
すると
行動に良い循環が生まれ
結果として
好ましい行動が増える
からです。
また25%ルール(タイミング)の他
子どもをほめる時のコツ
は以下の通りです。
ここで注意したいのは
ほめる時に
批判や皮肉は絶対に入れないこと!
例)
「〇宿題終わったのね。
×言われなくてもやればもっといいのにね。」
批判や皮肉はほめたことの上塗りになって
せっかくのほめるチャンスを台無しにしてしまいます
大人だって
批判や皮肉を言われたら
嫌~な気分になりますよね。
純粋に
「ほめる」「認める」だけにしましょうね。
また 子どもによっては
大げさにほめられたいタイプの子
さりげなく そっと認められたいタイプの子など
どうほめられたら嬉しいかは個人差があるので
自分の子供がどんなタイプかの見極めも大切です。
(これまで子供を叱ってばかりだったな…)
と思ってしまったお母さんも
方法がわかったのだから大丈夫!
自分を責めること【否定的】に力を使うのではなく
子供に【肯定的】な注目を与えることに力を使い
挽回していきましょう。
日常のお子さんの行動に注目して
ぜひたくさん実行してみてくださいね。
「日時」
「ほめた行動」
「どのようにほめたか」
をメモしておくと 後で振り返れるし
ほめ言葉のバリエーションを増やしたり
と工夫も出来るので良いと思います。
そして お母さん
子供をほめることが出来たら
自分のこともほめましょう!!
きっと苦手でしょうけれど
人からほめられた時も
「いえいえ」なんて言わずに
「ありがとう」と受け取って。
自分を認め ほめるほど
子供のことも認め ほめる点に
気づきやすくなるので。
子供を認め ほめるのと同じで
小さなことも見逃さずに♡
次回はペアトレの内容はひと休みして
今言いたいひとり言を。
【追記】
成長を祝福しましょう
あなたはこれまで 地道に着実に
1段ずつ階段を上ってきましたね
振り返って
後悔や失敗と思うことがあっても
それも貴重で大切な経験
1つ1つが糧だったのです
今の自分を 成長した自分を
讃えましょう
そして また
新たな階段を上っていきましょう
同様に階段を上る人々を心から祝福しましょう
受け取る 自分を認める 基盤
今のあなたに必要なのは
これまでと今の自分を認め褒めることです
こんなんじゃ まだまだ
と向上心を駆り立てることが大事な時もありますが
今は歩んできた経過を労うことを忘れずに
他者からの褒め言葉や与えられるものも
遠慮せず 感謝の気持ちで受け取りましょう
自分を認めることは確かな基盤となって
これからのあなたをさらに支えるでしょう