今回からは 

私が9年前(2003年)に受講した

ペアレントトレーニングで学んだことを

当時の資料を振り返りながら紹介します。 

 

 

ペアレントトレーニングとは 

ADHDを理解し  子供に対して

どのような対応がより効果的か

を親が学ぶ学習会です。 


 

まず ADHDについて。

 

 

ADHD

Attention Deficit Hyperactivity Disorder】

(注意欠陥多動性障害)

 

集中力・注意力・衝動性・多動性を

自分でコントロールできない

脳神経学的な障害

 

とされています。

 


脳神経学的とは

後天的に生まれた後にそうなったのではなく

そういった脳の状態で生まれてきた(先天的) 

という意味です。
 

 

 

個人差はありますが

ADHDの子どもの特徴

とされているのは次のようなことです。
 

 

 

注意欠陥(不注意)=集中力・注意力チェック

  1. 勉強中に不注意な間違いをする
  2. 活動中に注意を持続することが困難
  3. 話を聞いていないように見える
  4. 指示に従えず勉強をやり遂げられない
  5. 課題を順序立てることが困難
  6. 精神的努力が必要な課題を嫌う
  7. 必要なものをよくなくす 
  8. 外的な刺激によってすぐ気が散る
  9. 日々の活動で忘れっぽい

 

多動=多動性・衝動性チェック

  1. 手足をそわそわ動かす
  2. 席についていられない
  3. 不適切な状況で走り回る
  4. 静かに遊べない
  5. じっとしていない
  6. しゃべりすぎる
  7. 質問が終わる前に答え始める
  8. 順番を待つことが困難
  9. 他人を妨害し、邪魔する

 


 

ADHDと診断されたとしても 

1人1人行動は個々様々です。

 

 

さらには

アスペルガー症候群や自閉症など 

他の発達障害の症状を併せ持っている場合もあり

 

「ADHDとはこういう症状だ」

 

とは一概には言えません。

 

 

息子の行動実例と診断までの経緯は

育児日記のテーマで書きましたので

一例としてご覧ください。

 

ADHD(ボーダー)息子の育児日記

 

 

 

次に 

ペアレントトレーニングについて。

 

 

息子は児童精神科で検査を受けた結果 

数値的にはADHDとは断定されず

グレーゾーンとの診断だったのですが

担当医の先生に

「ADHDとして対応した方が良いこと」と

 

「お子さんは何も変わる必要がありません

 お母さんが変われば子供は自然と変わります」

 

と母の私が半年間 計10回の

ペアレントトレーニング受講を勧められました。

 

 

当時は息子が頭痛や腹痛の体調不良を訴え

学校に行けなくなっていたり

学校に行けても友達とのトラブル

忘れ物や片付けが出来ないなど

特に上記の注意欠陥(不注意)=集中力・注意力

の部分で様々な気がかりがありました。

 

 

自分で(これがいい)

と思う方法で対処してもうまくいかず

どうすればいいかわからなくなっていました。

 

なので 私は即答でペアトレを受講することに決め

2003年5月~10月にかけて

2週間に1回(月に2回)

国府台病院に併設されていた研究機関の施設に通い

同じような子供を持つお母さん4名と一緒に

ペアレントトレーニングを受講しました。 


 

 

当初はとにかく

 

息子の困った行動を何とかしたい

 

今の事態を変える対処法を教えてほしい

 

という気持ちで 

ペアレントトレーニングに参加しました。

 

 

ですが 

半年間の受講終了後に思ったのは

最初に担当医の先生が言われた通り

 

息子は何も変わる必要がなかった

変わるのは母の私の方だった

 

それまでの考え方や価値観を

私が変える必要があった

 

そして

 

特にADHDの子供に限らず 親が皆 

この学習会の内容を知っていたら

子どもの特性を存分に活かした

子育てが出来るのではないか


ということでした。 

 

 

ペアトレの最後に

そのように感想を書いて提出したら 

 

「では えりこさんが他の人にも伝えてください。」


とトレーナの方に言われました。

 

 

9年も経ってしまいましたが

もう一度ペアトレの資料を振り返り

まとめながら書き加えた部分もありますが

ここに記録を残します。

 

 

 

ついイライラして

子どもに感情をぶつけてしまったり

 

そうした対応をしてしまい 

後で自己嫌悪に陥ってしまうお母さんにも 

(以前 私も思いっきりそうでしたあせる

 

「心を落ち着けた子育て」

「お母さんの心のゆとり」

 

の参考になるのではと思います。

 

 

 

詳しい内容は次回からご紹介しますね。

 

 

(2)注目 attentionのパワーは大きい

 

 


  

 

 

 

「困った子」

 

「手に負えない」

 

「厳しい罰」

 

「温かみのある関わりを失う」

 

「反抗 強情 言い争い」

 

「やっぱりこの子は!」

 

 

そう思ってしまう現実も

どこかで負のループを断ち切れば 

悪循環は終わります。

 

 

 

【追記】

 

 

私は2011年から

直感カードリーディングを始めました。

 

 

息子のADHDを通して経験したことと

カードから受け取ったことは共通点があり

 

・気持ちが楽になる考え方や解釈の仕方

・物事を違う視点から見る方法

・ゆとりや余裕を持つ大切さ

 

などそれまで習うことがなかった

気持ちを楽に 

笑顔で過ごすための大事なコツ

だと感じています。

 

 

たとえ困ったことが起きても

それらのコツを事前に知っていれば

気持ちを落ち着けて

安心して対処することが出来ます。

 

 

ペアトレでご一緒したお母さん方は私も含め 

幼少時代に同じような経験をしていたり

性格やタイプも似ていました。

 

わたしが思うADHD

 

 

同じような方が自分自身を振り返り

大切なことに気づくキッカケになれば

とも思います。

 

 

毎回テーマに当てはまるカードや関連記事を

一緒にご紹介していきますね。

 

 

 

(紫)タロットカード 12 THE HANGED MAN 吊られた男

 

忍耐 試練 修行 蓄力

 

逆さ吊りの苦しい状態のはずなのに

この男は顔に微笑みを浮かべています

 

この状態を辿る必要があることと覚悟し

そのまま受け容れているから

試練と感じるこの時が忍耐力を鍛え

自分の力を大きくすると信じるからです

 

あなたも今何か

困難な状況に直面しているとしたら 

この男と同じかもしれません

 

今の状態はきつく辛いでしょうが

良い方向へ向かっていると信じ

出来ることに意識を向けていきましょう

 

 

 

 

 

 

 

ソウルメイトカード 30 Learning  学習

 

知識や情報を取り入れましょう

 

「知識を得たい」「上を目指したい」

という向上心が高まっていますね

 

インプットにはとても良い時期です

 

ピンと来るお誘いや情報があったら 

諦めずに参加したり

情報収集すると良いでしょう

 

学びはらせん状に少しずつ向上することも

時間がかかることも覚えておいてくださいね

 

すぐに直接 結果に結びつかなくても

「あなたのゴール」に続いていると信じて!

 

 

 

 

 

 

サイキックタロットカード 黒5 WISDOM 知恵

 

教える 学ぶ 知識を実際に使う

 

あなたは人に分かち合える

知識や情報を持っている 

または現在学んでいる所です

 

時間はかかるかもしれませんが

あなたがこれまでにしてきた実体験と

得た知識や情報が合わさり 

それらは日常のしかるべき場所で使うことで

「知恵」として活きてきます

 

「これは良い」と思うことは

惜しみなく人に教え伝えましょう

 

同じく学びの時期には人の声に真摯に耳を傾け

将来の知恵を蓄えましょう

 

 

 

 

 

 

ADHDハートカルタ

 

 

 

(り)かいして これがぼくのいいところ

 



 

(ろ)ロマンチックな かがやくじんせい おくりたい

 

 

 

 

(ひ)かりのように かがやくばしょがきっとある

 

 

 

 

 

 

直感カードリーディング