こんばんは。
魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子です。
先月 母が入院してから
多くの時間を母と病院で過ごしました。
母の容態急変 悪化
その後劇的な回復を目の前で見ていて
今まで 医療 治療 薬に対して思っていた考えが
家族全員 大きく変わりました。
医療 治療 薬は必要なものです。
実際 一時は家族全員
敗血症となった母の死を覚悟しましたが
抗生剤の点滴が効いて母は回復に向かいました。
でも 認知症の薬（メマリーとイクセロンパッチ）は母には合わず
副作用の方が強く出て
病状悪化につながっていたことがわかったので
今後一切 認知症の治療は受けないことに家族で決めました。
イクセロンパッチは
貼る度に母の背中はシールの跡でただれて赤くなり
そのただれが痒くてひっかいたのが原因と思われる傷が
今回の入院でまたひどくなっていて
「合ってなかった」のは
母の身体をよーく見れば一目瞭然だったのよね。
今思えば の後述論だけど。
薬をやめて 確かに母は
トンチンカンなことや勘違いを発することが
以前より多くなっています。
前の病院では婦長さんがそんな母に対応してくださり
「今日はこんなことおっしゃってました」
と私に教えてくれて
その内容があまりにぶっ飛んでいたので
２人で顔を見合わせて笑っちゃったのね。
ある時は
「今日は私の一族がみんな来る。
この部屋に入りきれなかったら困るから別の部屋を用意してほしい。」
と大真面目に言ったとか。
またある時は
「この部屋は１泊いくらするのか？」と聞き
婦長さんが個室の室料を伝えると
「そんなに高いのはもったいない！
違う部屋に移る。そうじゃなければ帰る！」
とひと騒ぎしたそう。
この時も婦長さんはうまく取りなしてくださり
後で私に
「それだけ計算も出来るなんてハッキリしてきたということだから
とても喜ばしいことです。」
と。
入院最後の方は 母 至れり尽くせり状態に
今は旅行に来ていて高級旅館に泊まっている
と勘違い。
「こんなにいい～旅館に泊まらせてもらって」
と喜ぶ母に
婦長さんはじめ看護師さんの皆さん
仲居さんのように振舞ってくださったようで。
どんな時も笑顔で
母が安心できるよう
対処してくださっていたようです。
この日 婦長さんと話す前
母はやけにお金のことを口にしていて
私は「？」と思っていたのだけど…
母はなぜか今いる個室が自分のものだと思っていて
「ここは駅前だしすごく価値があるんだよ。
後でここを売っぱらってみんなで山分けすればいい。」
なーんて言って
妄想はさらにエスカレートしていてね。
子供や孫たちに財産を遺したつもりの母は
ドヤ顔でとーっても幸せそうでした
…にしても
妄想とはいえ
不動産を売買して財産を遺す
その考え方は合っているし
認知症でそんなこと考えられるのかな？
ヒジョーにハッキリしてる部分と
あいまいだったり忘れてしまう部分のギャップが激しくて
母は認知症なの？違うんじゃないの？
とよくわからなくなる時があります。
たぶん 私が病院に行ってなかった時間は
このギャップを看護師さんたちに
そのまんま出してたんでしょうね。
母が言うことをコロコロ変えても
突拍子もない妄想を突如口走っても
皆さん「あはは～」って笑ってたもんね。
転院する時には 母
すっかり人気者になっていて
看護師さんたちに
「これから寂しくなっちゃう」
「かわいいから きっと次の病院でも大丈夫！」
などと別れを惜しまれたり
太鼓判を押されての
笑顔いっぱいのお見送りでした。
なんだか
母と看護師さんたちのこれらの様子を見ていてね
「息子のADHD（注意欠陥多動性障害）の時に習った
ペアレントトレーニングの対応と同じだなぁ」
と思ったのです。
つづく
達成 受容 ゆるし
心に何のわだかまりもなく 穏やかな心で
ゆったりと今を感じ 満たされている
そんなイメージのカード
成功や達成があるから
穏やかに満たされるのではなく
穏やかに満たされた気持ちだからこそ
成功し達成できるのです
成し遂げたことももちろん素晴らしいですが
さらなる発展のためにも
この心持ちをキープすることをどうぞ大切に
キーワードは「受容」と「ゆるし」です
～ たまゆら占いより ～
