韓国の検察が、尹錫悦前大統領に死刑を求刑した。
理由は、戒厳令を発動したことにある。
その是非はともかく、日本人にとってこのニュースは強烈だ。
大統領経験者に対して、死刑が現実に語られる。
それは、僕らの感覚から大きく外れている。
しかし、韓国の歴史を考えると、この出来事は異常ではなく、一貫した流れだと分かる。
韓国では、大統領を辞めたあと、名誉ある余生を送った人物はほとんどいない。
・朴槿恵
弾劾、逮捕、長期実刑。
・李明博
不正資金、汚職で有罪判決。
・盧武鉉
捜査の渦中で自死。

この国では、前政権を断罪することが、次の政権の正統性になる。
日本人には、極端で、どこか異常に映る。
一方、日本ではどうか。
日本は、誰か一人に全責任を負わせることを避ける。
徹底的に裁くよりも「この辺で終わりにしよう」という空気が働く。
正義より「これ以上揉めないこと」を重んじ、辞任で区切りをつける。
その結果、刑事責任まで踏み込むことは少ない。
良く言えば穏健、悪く言えば曖昧だ。
韓国は真逆だ。
政権交代は、前政権の断罪を意味する。
元大統領は、裁かれる存在になる。
支持するなら徹底的に支持し、裏切られたと感じた瞬間、徹底的に糾弾する。
「曖昧な終わり方」を許さない。
刑事責任を最後まで追及する。

隣国でありながら、なぜここまで違うのか。
答えは、両国が背負ってきた歴史にある。
ひと言でいえば、
他国に支配されたことがない日本と、
常に支配されてきた韓国の違いだ。
韓国社会には「権力は、放っておくと必ず奪う側に回る」という前提が染みついている。
朝鮮半島は地政学的に、中国、ロシア、日本という大国の狭間にある。
歴史を振り返れば、中国やモンゴルの支配、列強の勢力圏争い、日本の支配、戦後の米ソ分断。
主権国家として、自分たちで物事を決められた時間は、ほとんどない。
重要なのは、「誰に支配されたか」ではない。
「自分たちで決められなかった時間が、あまりにも長かった」ということだ。
植民地では、法律も警察も軍も、住民を守るためのものではない。
・法は、支配の道具
・警察は、監視装置
・官僚は、搾取の窓口
この経験が長すぎたため、民主化されても感覚は消えない。
だから韓国では、権力は信用しない。
監視し、縛り、裁いて初めて安全という意識が、生き続ける。
植民地支配の特徴は、加害者が裁かれず、責任が曖昧なまま、歴史が途中で切られることだ。
その結果、社会には次の恐怖が残る。
曖昧に終わる=また繰り返される。
だから韓国社会では、謝罪では足りず、責任は最後まで取らせる。
元大統領であっても、例外ではない。
憎悪という感情が表出するのは、怒りが政治的正当性を持つ文化だからだ。
一方、日本は外から支配され続けた経験はない。
しかし、国家が「強くなりすぎた」経験がある。
軍部が政治を支配し、国民は動員され、戦争によって国家は破滅した。
この経験から、日本は学んだ。
国家は、強くなりすぎてはいけない、と。
そのため、日本の制度は、権力を弱め、分散させる方向で設計された。
同じ近代を生きながら、日本と韓国では得た教訓は正反対だった。
韓国社会の厳しさ、感情の激しさ、断罪の徹底は、不安定に見える。
しかし、それは二度と奪われないための知恵でもある。
この歴史を知らずに韓国政治を見ると「なぜ、そこまでやるのか」と驚く。
でも、歴史を知れば、見え方は変わる。
ここまでやらなければ、安心できなかった国なのだ。
それが、韓国政治の苛烈さの正体なのである。
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