第580話

こんにちは
菊水千鳳です


すっかり日も暮れてから、高千穂峡から高千穂神社へと向かいました。
ここでは、高千穂神社で20時から催される《高千穂神楽》を見に来ました。

御神楽に関して、高千穂町観光協会のホームページから引用
“高千穂神社境内の神楽殿で毎晩20時より1時間、三十三番の神楽の中から代表的な4番「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」を公開しています。

各集落の神楽の舞手が交代で奉納する本格的な舞が人気です。
国の重要無形民俗文化財に指定されている「高千穂の夜神楽」を体感できます。”

観光客のために、毎夜 伝統神楽を披露してくださるのは、とても有り難いです♪

開演30分くらい前に着いたので、席に座れました。
(席とはいっても畳敷きに あぐらを組んで座ります)

20時には超満員となっていました。

畳に座ったら、
【神の宮へようこそ】と御祭神のどなたかに言われました。

この先も何か言われたけれど、見物客が沢山いらしていて静かにしていたので、メッセージを口に出すことができずメモは無しです。
ですので、神々が何かを仰られたかメモが無いのでかなり忘れてしまいました(笑)

メッセージは俺達が勝手に創作するわけではないのと、頭の中を空っぽにして受信するので、大抵のメッセージは、よほど頭の中で反復しない限り記憶から消えてしまいます。
ですので、記憶に残ったメッセージのみをご紹介していきます。

席の後ろを振り返ってみたら超満員で、ギリギリで来られた方々は座るスペースを何とか確保しているようでした。皆さん座れたのかな…
(早めに来たおかげで、真ん中辺りの席が取れて良かった💦)

「手力雄の舞」「鈿女の舞」「戸取の舞」「御神体の舞」 を見させていただきました。 
衣装や踊りが凝っていて面白かったです。







イザナギさんやイザナミさんの物真似なども、面白おかしく披露してくれました。


実際の神々、特に境内に祀られている神々も舞をご覧になられていて、毎度の踊りではあったかもしれませんが、見物客の驚きや笑い声の度に、神々も一緒に笑ったりしていました。

イザナミさんを面白おかしく踊りで演じられていたことについて、

イザナミさん
【ワタシのことを面白く
楽しく表現することには問題ない
むしろ楽しいことぞ
愉快な舞だ

一般的にワタシが憤慨としていることは 
ワタシの物語 日本神話を勝手にでっち上げて創作し 本当のことであるかのようにウソぶる者にある】

だそうです。
恐らく仰ることの解釈は、古事記、日本書紀などの日本神話に書かれ、受け継がれている内容 (内容の真意はともかく) を演じる分には良いって意味のようです。
そう受け継がれ、解釈されているわけですし。
古きものを受け継ぐ日本人の精神を尊く重んじていらっしゃるようです。
しかし、意図的に利己的に
でっち上げて、あたかもそうであったといった創作として物語を作成するのを嫌うようです。

基本、神々も楽しいことは好きなようです。陽気になるからです。 
ですので、各神社で執り行われる行事の中の《音楽》や《舞》は重要であり、神々などに注目されています。

夜神楽はこれで終わりました。
時刻は夜9時を過ぎていました。
この後 高千穂を離れるため、スケジュール上、高千穂神社には立ち寄れなくなってしまうので、神々に断りを入れ、境内を軽く参拝させていただきました。

ところが…
どういうわけか、境内の様子が少し変でした。

夜だから?のせいも多少はあるかと思いましたが、それとはまた異なる様子をキャッチしました。 

基本、夜は参拝はしません。明るいうちがベストです。
夜は神様がおられないでどこかへお忍びに行っている場合もあります。
しかし、大抵は夜でも神様や眷属はおられます。

日中、参拝者が置いていった念などを浄化して朝を迎えるためもあります。
境内をクリアにリセットするためです。

この時の、高千穂の境内は
それとは異なる感じを覚えました。

次回、高千穂神社参拝をご紹介します。

高千穂神社の御神楽についての詳しい情報はホームページをご覧ください。

高千穂町観光協会

九州参拝体験      
はこちらからもご参照できます。 

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