第545話
こんばんは
菊水千鳳です
長らく東寺展を特集してきましたが、いよいよ本日で最終回となります。
(多分、何も無ければですが)
日記の後半には【女神坐像】からの一言もあり、少し長い日記になってしまいました😅 どうぞ最後までお付き合いください。
꙳★*゜꙳★*゜꙳★*゜
それでは最後の仏様、
大威徳明王からいただいたメッセージをご紹介します。
姿を見ると驚く程に不可解なお姿です。
6つの顔を持ち、腕と足が6本ずつあるんです。
明王ですので鬼の顔です。
お顔に似合ってゾクッとした内容のメッセージでした。
☆展示No.106 国宝
大威徳(だいいとく)明王騎牛像
平安時代・承和6年(839)
大威徳明王
【 我は大魔王である
それは至って簡単な理由がある
我は冥界の王である
姿かたちは見ての通り
凶悪 暴虐な姿の表れである
我が怒(いか)れば
大地を揺さぶり 地獄の業火(ごうか)で焼き尽くすだろう
人は死に絶え 国家は滅び失せる
それが本望か?
我が魔王といわれる由縁(ゆえん)は それである
禍々(まがまが)しいものに対しては決して負けない
救済に対しては
この六本の足と 六本の腕と 六つつの頭で
六道 (=天道、人間道、修羅、畜生道、餓鬼道、地獄道) を自由に往来する
だが忘れるな
我の姿はこればかりではない
元はチベットにある
ヤマーンタカ と呼ばれる仏である
顔は六つであるとは限らんぞ 】
すげー自信たっぷりに、強面で😅、大迫力のオーラ噴出で語ってくれました。
深い青と 黒と、黒みがかった赤のような色のオーラでした。
俺もSさんも同じくオーラ色を視ました。
大威徳明王の下にいる牛が、いい顔をしているので
『なぜ、牛に乗っているのか?』伺ってみました。
大威徳明王
【 よい質問だ 答えよう
牛とは冥界のシンボルでもある
そしてこの牛は水牛と呼ばれ
自由に疾走することができる優れた動物である】
♦️C君は4尊の明王達から
メッセージを受け取りました
↓
降三世明王・軍荼利明王・
大威徳明王・金剛夜叉明王
【 私どもは前回多くの時間を割いてたくさん話し込んだからな 特に言うことなどないが
私どもはいつも怒っているわけではない
振り上げた腕のおろし方も知っている
暴力での解決は
如来の目指すものには必要ないことだ
しかし 力(暴力)で来たものに説法など通じることなど決してない
私どもはそれらに抵抗するために生まれたのだ
抑止力といっても過言ではない
弱き者 信ずる者にこの力をふるうことはない
お主らの知らない世界、宝具、法具
お主らの ものさしでは計れない世界がまだまだ多くあるのだ
見聞を広めてまいれよ】
こうして、立体曼荼羅の部屋をあとにしました。
~❁ おまけ ❁~
展示No.69 国宝
女神坐像
平安時代・9世紀
女神
【 昔は私もこの様に皆さんと会っていることが普通のことでした
皆さんとお話しをするのが好きなんですよ
ほほほ(にっこり)】
~女神坐像について、以下の解説をお借りしました~
[モモモサーバー様より]
↓
“女性の神様の神像である「女神坐像」。東寺境内の鎮守八幡宮に伝えられた八幡三坐像のうち、主尊僧形八幡神に随侍する女神像二軀の左脇侍。日本の神様はもともと目に見える形をとって現れることはなかったのですが、仏教と融合することでこういった像が残されていきました。”
♦どこかの仏像からC君キャッチ
↓
【私たち1人1人(1尊1尊)に対して 階位の差別なく平等に1人1人役割を知って手を合わせてくれる人はそうはいない
念にきる=ありがとう】
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最後に、もうひと目会いたくて、 地蔵菩薩の前に立ちました。
展示No.85の地蔵菩薩立像
(東寺展日記4でも地蔵菩薩からのメッセージをご紹介しています)
地蔵菩薩
【 わたしは今 あなた達の未来を見ています
今回の展覧会で
かなりの(仏様達と俺達、仏様達と拝覧された方々との)ご縁を手にすることができました
(右手に持っていた錫杖(しゃくじょう)の上を、前方に傾けるとシャリーンって音が鳴って、金色のビームみたいなのが前方を照らしました。)
明るい未来へと繋げていきますから
わたしも一緒に
歩いていきますから】
だそうです。
金色のビームの先が末広がりに放たれていきました。
今回、展覧会や日記で仏様達に思いを馳せてくださった方々 個人個人にも、仏様達がついてくださり一緒に歩いていかれるようになっていくかもしれません。
※実は先日、不思議体験がありまして、それがきっかけでプロフィールを更新しました。
プロフィールの一部
↓
『つい先日、良い記事に〈いいね〉をしていたら、我が目を疑いました。
なんと、俺の指先の第1関節ほどの背丈のちっちゃい観音様が沢山、俺の指先からスマホの画面が切り替わるたびに吸い込まれていきました!
この時の観音さまのお心は、
【繋がるかな… 知ってもらえるかな…】でした。
本当に第1関節程の大きさの観音様が、スマホで〈いいね〉を押す度に画面の中に送り込まれていったのでした。』
꙳☆ ☆ ☆*゜
~終わりに~
今回の一連の仏像紹介、これにて終了致します。
たかが、これだけの日記ですが、 仏様達が より身近にいらっしゃるということ、親しみやすい存在であるということを知ることが出来ました。
今回の日記を通して、人と仏様達との距離が、今よりも少しでも縮まっていけたらなーと思いました。
京都(東寺)からはるばる東京にいらしてくださり、ご縁を結べる機会をくださったことに感謝します。
数か月ぶりに京都へ戻られて、大日如来を囲む立体曼荼羅も再び活気を取り戻すことでしょう。
〈 お詫びと訂正 〉
東寺展日記15で ご紹介した以下のメッセージ内容を、No.86の聖僧坐像が語ったと書きましたが、メッセージを語ったのは兜跋(とばつ)毘沙門天でした。失礼しました。
東寺展日記15の方も訂正しておきました。
꙳★*゜꙳★*゜꙳★*゜
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