第386話


こんばんは
菊水千鳳です


 今回は京都の《東寺》へ行く前に体験した、《弘法大師 空海》さんと《不動明王》との神秘的な運命の出会いをご紹介します。

京都参拝は、去年の9月(初参拝)と今年の2月にお伺いしました。


 去年の京都参拝での出来事です。
その日の朝、ホテルを出てバス停に向かい歩き始めたら、直ぐに空海さんがいらっしゃいました。
ニッコリされていたので、この時 俺は空海さんからのメッセージも聴かずに 、
『空海さんに呼ばれている!』と、俺は勝手に判断しちゃいました(笑)

この日のコースの中で空海さんにお会いできるとしたら《東寺》かな?と思いました。


しかし 、この日 結局はお伺いすることは叶わず…。

ホテルへと向かうバスの中で、朝方、空海さんがいらしてくださったのにお伺いできなかったので申し訳なく思っていると、
案の定 空海さんが来られました。



空海さん

【(今日の参拝で) 数々の
ㅤ学びを射止めた

一段落したな 足が痛いのに
よう頑張りましたな】


『空海さん….
みんなで一生懸命頑張りました。
せっかく朝、ご挨拶してくださったのに東寺は間に合わなかったのは申し訳ない』



空海さん

【 アハハ 気になさるな

(東寺までは) 時間に間に合わんだろうから 挨拶しに来ただけじゃよ

誰も今日 来なさいとは
言うとらんぞ
(ニッコリしながら
左肩を叩かれました)


(東寺に) 来るときは
慌てることのない時間を
用意致せよ

なにもこれで会えなくなるわけではなかろうに(笑)

ワシは呼べばすぐ隣に来るぞ

(今日は)本当によくやったなー
天も仕えてくれたぞ 
あちらもお喜びになられておる

明日は東京だな

困ったことがあったなら
いつでも呼ぶがいいぞ】

と、とても優しいお言葉をいただきました。


俺は前世で空海さんの側近の弟子でした。
(空海さんとは当時、20才くらいの年の差がありました)。


。゜⋆。゜⋆


話は20年前に遡ります。

まだ仏教(密教)を全く知らなかった頃でした。

たまたま図書館で本を探していたら、《空海》というタイトルの本が棚に収まっているのが目に入りました。


《空海》の文字を見た瞬間... 


【ワシのこと 分かるのかい?】

と、突然 空海さんの声が聴こえてきました。


『えっ!?』

と 次の瞬間、前世での記憶がフラッシュバックし、とぐろを巻いたような感情が目を覚まし、その場で感極まり、一人で涙をこぼしながら泣いてしまいました。


以下がその前世の記憶です。
ㅤ↓
《 恩師(=空海さん)が突然いなくなった……  別れを告げられ、そばから消えた(=入定された)…
胸が張り裂けるほどの悲しみ、
虚しさの中で目標を失い、
そのあと、短命で生涯を終えた…
またあの頃に戻りたい… 
恩師と共に過ごせるなら……》
と。


そして数年前、空海さんにお伺いを立てました。


『俺は当時、空海さんの直属の弟子の一人でしたか?』



空海さん

【 弟子もなにも
目に入れても痛くないほど
可愛がっておったわい

お主は宮廷の出で
弟子入りを果たしたんじゃ】

今生はこうした形で再会を果たせました。嬉しい限りです。
心が満たされます。


ㅤこの空海さんとの再会の数日後、俺の中に突然 不動明王が入り込んできました。


当時の体験を過去日記に書きましたが、少し手直しして再投稿します。
↓↓

「そんなある日、部屋でスピリチュアルな本を読んでいました。電気をつけたままいつの間にやら眠っていました。

夜中の3時半過ぎでした。
突然 目を覚ましました。目を開けているのがやっとの思いで目を開けたのですが、まさに目の前の光景は驚くべきものでした。
独り暮らしなので誰も俺の体を揺さぶるものはいませんでした。こんな深い眠りの時に夢を見たのでした。夢の中の存在、そしてその存在が語る声を聞いたのです。

普通は夢はレム睡眠時に見ます。浅い眠りの時にです。 
この時は夢を見ることはあり得ない最も深い眠りの時に見てしまい、その存在に起こされたのです。
一番深い眠りの時は脳も寝ており、脳の思考回路、つまり夢を見ている状態ではない脳の停止状態の時に、俺は突然 夢の中で意識を回復しました。
【あっ!夢を見ている!これは夢の中だ!】と認識していました。
夢の中の光景は、先ずは漆黒の闇の中にいました。そして漆黒の闇から男性の声が聴こえてきたのです。


謎の男の声

【 私はお前を守護する 緑の仏である 緑色の仏】と。 
ハッキリと脳裏に響く声…不思議なことに最初の言葉、
【私はお前を守護する 緑の仏である】まではこの男性の声色でしたが、最後の【緑色の仏】は俺自身の声色でした。 
よく視ると、漆黒の闇の中に緑色で胸板の厚い男の仏様があぐらをかいて宙に浮いてこちらを見ているではありませんか! 
顔まではハッキリ視えません。しかし、視えないのに何故か目の視線はハッキリと分かりました。不思議でした。普通は顔が見えないと視線は分かりませんよね?それが分かったのです。両腕まではハッキリとは視えませんでしたが、体色は緑色をしていました。

次の瞬間、この仏様がテレパシーで話かけてきました。

【さあ 入るよぉ 
ビックリするよ 行くよ】と。

すると、寝ている俺に漆黒の闇に浮かぶこの緑色の仏様が急接近してきて、俺の中に飛び込んで来たのです!
そして ハッ!と目が覚めました。

眠くて眠くてやっとの思いで目を開きました。ノンレム睡眠の真っ最中に起こされたらこんな感じなのでしょう(笑)

目を開いた瞬間、我が目を疑いました。たった今、緑色の姿をした仏様が飛び込んできて合体した瞬間に目を覚ました訳ですが、部屋の中がハッキリと見えるのですが(明かりをつけたまま寝てしまったので)
視界が全て緑色!!!壁も本も何もかも!
オシッコがしたかったのでトイレに入るも、トイレの中まで緑色でした。半ばパニクりました。目がおかしくなっちったかな?このまま一生、緑色をしていたらどうしよう!と焦りましたが、トイレから戻った時にはシュワーみたいな感じで、緑色の発光体が俺の体内にゆっくりと浸透していったのでした。ようやく緑色の視界から解放されました。

俺と不動明王が融合した瞬間でした。

『うわぁ!お告げだぁ!霊夢だぁ!』と感動しました。
ただ、この仏様の正体はその日は全く分からずでした。何故なら、仏教や密教なんて全く知らなかったから。

この仏様の正体を探るために近くの図書館に行きました。。。
直ぐに判明しました。不動明王でした。しかも特殊な不動明王で、京都の《東寺》の不動明王座像でした。この座像のままの姿が入り込んできたのでした。
(写真はお借りしました↑)
しかもこの不動明王は不可思議な奇々怪々な姿をした4体の他の明王に囲まれてるではありませんか!
4体の明王(=大威徳明王、軍荼利明王、降三世明王、金剛夜叉明王)の明王はあらあら、不動明王座像よりもよりかっこいい!と思いました。そうなんです、アマノジャクな俺は せっかく夢にまで現れ、合体までしてくれた不動明王よりも、横にいる軍荼利(グンダリ)明王の姿がカッコよく見え、浮気(笑)をして軍荼利明王だけをカラーコピーして部屋の壁に貼り付け、自己流の瞑想を始めました。
当時の俺はひねくれモノで、ワザと浮気をして不動明王にそっぽを向けて軍荼利明王を選んだのです。
 
するとある日、再び明け方夢を見ました。いきなり声が聴こえてきたのです。夢の中で各明王の名前を三回ずつ唱える声が響いてきました。順番に三回ずつ名前が聴こえてきましたが、軍荼利明王の名前が聴こえて来るはずなのに、軍荼利の名前そのものが思い出せないのです。当時は毎日のように軍荼利を前にして瞑想をしていたので名前を忘れるはずはないのに、名前が夢の中では思い出せないのです。『何としてでも思い出すぞ!』と夢の中で考えていたら やっとのこと軍荼利明王の名前を思い出せました。
軍荼利明王ばかり見ていてはいけないというメッセージだったのです。

このあと、他にも四天王までもが夢に現れました。」



これらの夢を境に神仏との独自の交流が開始されました。


そして、20年もの時が流れ、ようやく不動明王、並びに空海さんとのご対面が叶ったのでした。


続く