第388話



こんばんは

菊水千鳳です




 前回の日記(京都の東寺2 初参拝~境内各社 八嶋殿 及び鎮守八幡宮にて) の続きです。



さて「南大門」をくぐって直ぐの西側、鎮守八幡宮の傍に

「修行大師像」がありました。


スマホで撮影したのですが、写真を今 見ました。

この緑の筋… この濃い緑は、まさに俺の夢に現れた不動明王の体色(=深い緑色)と同じ色でした。


⭐夢に現れた不動明王体験は

第386話からもご参照できます。



今回のメインの一つである

《講堂》へと向かいました。


どこから入るのか入り口を探してしまいました(笑)。


講堂がフェンスに囲まれていたように見えたため、工事中で中に入れないかと一瞬、思ってしまいました(笑)💦


講堂の中に入ると、そこは仏像の世界でした。


有名な立体曼荼羅です。


並びはこんな感じです。 

(写真はお借りしました)


俺は真っ先に、あぐらをかいた不動明王座像の前へと向かいました。


真っ正面から見上げてみると、見上げた角度がちょうど夢の中で俺が不動明王を見上げた時の角度と同じなのに気づきました。

つまり、この見上げた角度の状態から不動明王は俺を見下ろして

目と目があった直後、スーッと急接近して不動明王が俺の体内に入り合体したのだと理解しました。



重い響きのある安心感の有る声が聴こえてきました。




不動明王


【 (20年ぶり) 待っていたぞ 


(私の持つものを)手にするがいい  剣(つるぎ)だ


お前は私に有るものを持っている


(お前のこれまでの険しい道のりを)固唾を呑んで見守ってきた


歯を食いしばってきたな


剣と羂索(けんさく)

使えるようになった】



なんと、この場で不動明王は、御自身が両手に持つ宝剣(ほうけん)と羂索(縄状の仏具)を俺に渡してくれました。


しっかりと受けとりました。


剣はメッチャ重たい(笑) 

ズッシリ!両刃の剣です。


冷静に考えるならば、確かに不動明王と合体したのだから、宝剣や羂索は使いこなせていないと真の意味での合体とは言えません。

身も心もパワーそのものまで合体していなければならないように思います。


突如、夢に不動明王が現れて

20年という長い年月が経ちました。

ようやく宝剣と羂索を頂けるまでに成長しました。

合体したからといって、直ぐに不動明王の力を発揮できるというわけではありませんでした。

今思えば、あの時が不動明王化するための始まりのゴングが鳴ったにすぎなかったのでした。


(しつこいようですが、俺と不動明王が合体した秘話は、第386話からご覧覧いただけます(笑))



不動明王の性質に近づいていくための、心穏やかならぬ険しい修行期間を、20年もの間、潜り抜けさせられました。

敵としての魔と対峙したり、その魔の力との戦いを経験しました。

また、霊界でいえば地獄に墜ちていたアイヌの祖先たちを救出すべく、俺自身、彼らと同じ境遇を体験させられ、同じ土俵に立ったこともありました。

彼らと同じ目線に立ち、同じ追体験をした上で、彼らを引き連れて成仏への道を案内する役目を担いました。

アイヌたちが没落し、差別され、根絶やしにされそうになった悲劇の民族の魂を、天界へと導いた体験は

そのうち、ぜひ日記にしたいと思います。

愛と感動、神々の慈悲深さを知ることができました。

そのとき不動明王は俺を通じて、地獄の業火に自ら飛び込んでいったのでした。

 

不動明王の背後にある

燃えるカルラ炎は、色んな意味がありますが、地獄の業火の意味もあります。


業火の中に自ら焼かれずに自身を保ちながら、魂を救済しようとする父親のような慈悲を感じます。

普通なら炎の中で焼かれてしまいます。


また、カルラ炎は

怒りの炎でもあり、

魔を灼き尽くす炎でもあり、

願望を成就させたい熱意の炎でもあり、、、

etc…。



この間、霊力のコントロールの仕方や、魔だけでなく、光の力を利用する方法など、様々なことを不動明王を始めとする神仏から教わりました。


今回、宝剣や羂索(けんさく)を使いこなしていく許可が、ようやく下りたのだと思いました。


こうした体験は、もはや個人としての体験ではなく、より多くの方々に神仏のことをお伝えするという使命を託されているからこそ、体験させられたのだと思っています。


だからこうして語るのです。



話を戻します。



立体曼荼羅の大日如来の前に立ちました。




大日如来


【 日々の鍛練 変わらず成してこられましたね 

あなたたちが今日 この日が来るを一同、待っておりました】


慈悲深い声が染み込んでいきました。


ㅤ◇ ◇ ◇ ◇ 


ㅤ俺が最近になって思うことは、神々は良く喋ってくるのに対し、仏さまは言葉数が少ないような…

要点をサクッて言うだけのような気がしてきました。


高位の仏さまになるほどチャラチャラしてない、大事な(重みのある)一言だけを言うというか、それがまた良さがある気がします。

仏さまの部類の中でも、大黒天や弁財天などの《天部》はよく喋る気がします(笑) 


天部のほうがより人間らしい印象を持ちます。



と、


ここ↑を書いていたら、ほどなくして、


【 おい  おい! ワシをお忘れのようだな ワシはよく喋るぞ


上のこと↑は

少し訂正した方がいいぞ 

枠にハメてはいかん


(仏は)語りが下手なのではない 

スムーズに語り出すものも中にはおる


心安きの時ならば

小さな声も逃さず聴けるであろう

 

ワシのように

気ままに話すものもいるからな】


と、声の主は 

《烏枢沙摩(うすさま)明王》でした! 

トイレの神さま(仏様)でご存知の方も多いかと思います。


なるほど… 俺のつたない経験で神仏の性格を決めつけないように、と注意を受けました (了解しました!)

ていうか、こうして間違いないように指摘してくださるとは…

下手な内容は投稿できません。

神仏に感謝です。

烏枢沙摩明王はよく喋るし、とても面白い仏さまです。(ご無沙汰してたので忘れてしまっていました。すみません(笑))




ㅤ◇ ◇ ◇ ◇


 立体曼荼羅を堪能したあと、次は

《金堂(こんどう)》へと向かいました。


東寺の本堂が金堂です。


御本尊は、あらゆる病から人々を護ってくれると言われる《薬師如来》《日光菩薩》《月光(がっこう)菩薩》です。

そして、薬師如来を囲うように守護する十二神将がおられました。


仏像からは穏やかな空気、衆生の救済に力を尽くそうとする、平和と民の安泰を願う思いが伝わってきました。空海さんの衆生への思いも感じられました。



ㅤ金堂を出たあと、

いよいよ今回のメインの二つ目、

《御影堂(みえいどう) 別名、大師堂(だいしどう)》へと向かいました。


が… なんということでしょう💦

工事中であったため、中には入れませんでした(泣)。

代わりに別の場所に安置されている空海さんの像を目の前にして、空海さんから直接メッセージを頂けました。




長くなるので、次回の日記に続く。



東寺参拝 

は、こちらからもご参照できます。