第387話


こんばんは
菊水千鳳です


 先ずは《東寺》について、簡単にご紹介(ホームページから抜粋引用) してから、参拝体験を書いていきます。
 
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 遡ること794年、平安京が遷都された年です。 
桓武(かんむ)天皇が築いた平安京の正門、羅城門から北へまっすぐに朱雀大路が伸び、その先に壮麗な大内裏(だいだいり)がありました。
その羅城門を挟んで、両翼を広げたように建立されたのが、東寺西寺です。
東寺は国の東の王城鎮護、西寺は国の西の王城鎮護を担う、官寺でした。

桓武天皇のあとに即位した嵯峨(さが)天皇は、唐で密教を学んで帰国した弘法大師空海に、東寺を託します。
ここに真言密教の根本道場(こんぽんどうじょう)としての東寺が誕生します。
弘法大師空海は、まず 密教の中心伽藍となる講堂の建立に着手しました。

東寺を託された弘法大師空海は造営にあたって、御影堂(みえいどう)の場所に住房を構えました。
御影堂では現在も毎日、弘法大師空海がいらしたときと同じように、一の膳、二の膳、お茶をお出ししています。


寺院の建立は、東寺と西寺しか許されませんでした。 
西寺も羅城門も時の流れに消え、
現存する平安京の遺構は、唯一 東寺だけになりました。 

東寺は1994年に世界遺産として登録されました。 


⭐⭐⭐⭐⭐

 さて、本日(15日)、下書きを始めようとしたら、目の前 少し左寄りに空海さんが僧侶の姿で現れました。
五大明王他もいらっしゃいました。(あらま、お出ましです)             

何やら空海さんが話しかけてきました。ちょっと聴いてみます。  



空海さん

【 フハハ 最後まで上手く思い出して書けるか見に来たんじゃ 
結構な量だったろうにの

ワシが(こうして)いると
ワシのことが気になって
書きにくいか… 
スマンスマン(笑) 】 

(空海さんは両手で、スマホを持っている俺の手を握ってくれました。あったかーい)    


と、いきなり真面目な表情になり、


空海さん

【 気持ちじゃ…
真心から出てくる言霊こそが
幸を運んでいくんじゃ…

面白い言霊でも良いから
(これからも)真っ直ぐな心持ちで
(日記を)したためていくが良い

特に東寺に関してはな
ワシがおるしな(笑)】


『あはは…』

東寺にはご自身がいらっしゃるから特に真心を込めて書けよってことかいな(笑)

ウケました。

ちょっとお茶目な空海さん、

生真面目だけではないお人柄はナイスです。

       
⭐⭐⭐⭐⭐


それでは書いていきます。

ㅤ初参拝となる今回、空海さんがおられる場所が《御影堂》だってことだけ調べただけで、どんな出会いがあるのか楽しみでした。


 東寺の南大門から入りました。


前世の記憶を胸に…
引き締まる感覚…
門を潜った途端、一気に沢山の神仏がこちらに目を向けてこられました。上空からも注がれる目線…


どこから参拝しようか、と見渡すと、一番近くに《八嶋殿(やしまでん)》という社がありましたので、先ずはここから。



柏手を打つと男神が現れました。
立て看板を見ますと、御祭神は
《大己貴命》と書いてありました。大己貴命(オオナムチ)さんはオオクニヌシさんの別名でもあります。
ただ、雰囲気がいつもの大己貴命 
さんとは違う…



大己貴命さん

【 気負わずに参るが良いぞ】と。

大己貴命さんはシャキッ!としていて凛々しさに溢れていました。

沢山の視線に少々 気負ってしまっていたのがバレバレですね(笑)

『なんか、雰囲気がバリバリの軍隊みたいだな』と思いました。
護衛神のような雰囲気でした。
東寺や都(みやこ)を護っている感じです。
由緒書きがありましたので読んでみると、東寺建立以前にあった地主社でした。

東寺にお越しになる際は、是非こちらの地主神にご挨拶を。出来れば一番最初に参拝してみてはいかがでしょう。
その方が相応しいと思います。
良い流れが作られてきますから。
この土地に根付いている独特の御加護のエネルギーを身にまとえます。
(今回は地主神とは知らずに、たまたま一番最初に参拝していましたが、正解でした) 


境内地図を見ながら、次に
《鎮守八幡宮》に行ってみました。


凛々しい八幡神さん(=はっちゃんと呼ばせてもらっています)がいらしていました。
でも こちらは、はっちゃん本体ではなくて、身も心も引き締まった
応神天皇さまでした。

注)応神天皇=八幡神ともいえるのですが、八幡神は応神天皇さまとは別の神様としても存在しています。

ここに我  おるぞ! って
オーラ満載でした。
とても強そうです。
こちらも護衛のエネルギーを感じました。
両社とも、大きく言えば国家守護にまで至る力です。

この地にしっかりと根付いています。


応神天皇さま(=八幡神)

【 世の証となる

凛々しい心構えをゆーたまでだ
それだけで存在の証となるだろう】

と、この短い言葉だけでしたが、神様が存在している証となります。
鎮守八幡宮にしっかりと 御自身がいるということを、今回の日記を通じて世に証す機会になりました。


全く調べずにお伺いしましたので、後日 鎮守八幡宮を調べてみました。

⭐鎮守八幡宮には、日本最古の神像が鎮座するとのこと。

⭐東寺が創建されたとき、王城鎮護を願って祀った社。

⭐鎮座しているのは、僧の姿をした僧形八幡神(そうぎょうはちまんしん)と、二尊の女神(じょしん)で、弘法大師空海みずからが彫ったものと伝えられている。

⭐武内宿禰(たけのうちのすくね)さんの男神像が付属している。

⭐南北朝時代には、東寺の内外で戦闘が行われた際、東寺に陣を置いた足利尊氏が、鎮守八幡宮から飛んできた神矢によって勝利したと伝えられている。
 
⭐戦勝祈願の社として名高く、足利尊氏も祈願に訪れた。


なるほど…下書きを書いている今、神功皇后さんら女神たち(他に応神天皇さまの妃=中(津)姫命または中日売命(ナカツヒメノミコト))の気配も感じます。
武内宿禰さんもちょこっと。
メインはやはり応神天皇さまです。 


ここを後にし、いよいよ有名な立体曼荼羅がある《講堂》へ向かいました。

20年前に夢の中に現れた
不動明王、四大明王、四天王に
いよいよご対面します。



長くなるので、
次回に続く 

東寺参拝1はこちらからもご参照できます。