第532話

こんにちは
菊水千鳳です


東京国立博物館(東京・上野)にて
6月2日(日)まで開催中の
《国宝 東寺
空海と仏像曼荼羅》
360度、圧巻の空海ワールド‼ 

東寺展日記                    の続きです。



꙳★*゜꙳★*゜꙳★*゜

☆展示No.27 重要文化財
両界曼荼羅図 胎蔵界
(出品目録には伺った日はNo.26にあたるが、展示物のところにはNo.27とあったため年代等は書きません。)

後七日御修法(ごしちにちみしほ)大壇(だいだん/再現)の後ろに展示してある大きな曼荼羅図の正面に立ちました。
(東寺展日記  にもメッセージをご紹介しています)


曼荼羅図の中のどなたか 

【 度重なる訪問に感謝いたす

そもそも この機会は少ないのだから
見に来ていただけるのは
むしろ当然のことかもしれない】

続けて、
【人真似ではなく
お主たちの 己(おのれ)の道を掴むがよい

そこにこそ 我ら 諸仏尊
そなたらを道を開けていこう

そして願わくば
願いが叶ったあかつきには
我ら一体一体に 思いをはせて欲しい

そして気付いたことがあれば
仏とは何か 世に伝えてもらいたい】

 
さらに、
別のどなたか

【その押し出された流れを伝(つた)って
ワタシ達も動いていくのです

まるでこの世が
仏の聖地で溢れるように
流れを作り出していきましょう】

 
最初にお言葉を下さった方
【なぜこう申すかというと
仏たるものは
世に現(あらわ)すとき
人を媒体とするからだ

人 なくして 仏の道を掴むことはできない

教えるもの 諭(さと)すものなくして
これまた仏の道は無い

必ず媒体となる
人は存在しないとならない

さもなくば
せっかくの仏の宝が
人に伝わらなくなるからだ

人に伝わって 初めて宝が活かされていく

なにも僧侶になれと言っているのではない
もちろんその様な道であれば
有難いに越したことはない

だが
仏達が全てではない

天には他にも
相当な界があるからな

世界全体を
導いてほしい】


なるほど…  
仏たちが人間界に関与する理由の一つが、仏たち自身の存続、存在意義を保つためなのだと思いました。
人間がいなければ、仏たちが居る理由がないのかもしれません。
だから余計、人間界を良くしようとして日々奮闘しているのかも知れません。


♦️C君に届いたメッセージ

大壇前の、誰か
【こうやって供えてもらっているものは 当時の人々が汗水流して作った作物なのだ

(作物を作った) 自分一人で独占しても良いものだ

だが納めて供えているのだ

それだけでその人に
私の徳を与えるのに十分な行いである   そうであろう?】

꙳★*゜꙳★*゜꙳★*゜

☆別の場所にガラスケースの中に展示してあった
No.27 両界曼荼羅図 胎蔵界(元禄本)

【いずれ全ての仏達の姿を見ることになるだろう】


このメッセージを頂いたので、販売店で縮小版の両界曼荼羅図を買いました。

小さい絵でもいいですから、曼荼羅の絵はオススメします。
壮大な仏の宇宙を垣間見ることができます。 


東寺展日記、次回に続く
 

⭐もしこのブログを読んで行かれる方がいらしたら、会期も残りわずかとなって、とても混雑しているようです。
会場の外に並びます。
水分補給や日傘などの対策をなさってください。


東寺展日記は
                     
から

東寺参拝日記は
               からもご参照できます。