生前の父が収集していた書軸、
雲臥元淳筆の墨跡「法然・一枚起請文」
を紹介させて頂きます。
雲臥元淳について、
・江戸前期の臨済宗の僧。
・尾張香積院四世。
・別院般若台を建て、丹羽嘉言等の風流人と交わった。
・自身も詩書を能くし、特に草書に巧みであった。
・天明8年(1788)寂、89才
「法然・一枚起請文」とは(文面はネットより転写、)
・建暦二年(1212)法然上人が、亡くなりになる直前に、
その弟 子の一人である源智上人の要請により、書かれたもの。
・浄土宗の教えの要であるお念仏(称名念仏)の意味、
心構え、態度について、とて も簡潔に説明されている。
・さらに、本文中に「両手印をもってす」とあるように、
両手の判を押し、上人自身 が証明している。
・ 法然上人のお誓いの文章であることから「御誓言の書」
とも呼ばれ、大本山金戒光明寺に大切に保存されている。
この箱に入れて保管しています。
左)
雲臥元淳筆の
墨跡「法然・一枚起請文」です。
・私「洋ちゃん」父の死後(昭和52年)から大切に
保管していました。
・お経文だと思っていましたが、
先日、ある記念館の学芸員の方から
文面は「法然・一枚起請文」である旨、教えて頂きました
ビックリしました~~!!
しかるべき機関に、寄贈すべき収集品の一つかなと思いました!!
表面の箱書きです。
箱の内麺面に識者???の記載があり
「法然・一枚起請文」の元文です(ネットより転写)
⇒26年7月28日に、
K市〇〇記念館へ寄贈しました。